イージス・アショア、岩屋防衛相が他の候補地再調査の方針示す 秋田知事に謝罪

イージス・アショア、岩屋防衛相が他の候補地再調査の方針示す 秋田知事に謝罪

陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」配備計画に関する報告書に誤りがあった問題で、秋田県の佐竹敬久知事(右)に頭を下げる岩屋毅防衛相=秋田県庁で2019年6月17日午前10時29分、和田大典撮影

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備計画を巡る防衛省の調査報告書に複数の誤りが見つかるなどした問題で、岩屋毅防衛相は17日、秋田県庁を訪問した。岩屋氏は佐竹敬久知事に謝罪し、データに誤りがあった他の検討地を再調査する方針を示した。今月5日に報告書の誤りが発覚して以降、防衛相が同県を訪れたのは初めて。

 会談は報道陣に公開された。岩屋氏は「誠に申し訳なく思っている。改めて深くおわびする」と謝罪。誤りのあった他の検討地で実際に測量するなど再調査し、専門家の意見を聞くなどの検討内容を伝えた。その上で「イージス・アショアは必要不可欠だ」と述べ、秋田への配備に理解を改めて求めた。

 これに対し、佐竹氏は「残念というより悲しい。防衛省はマイナスのスタートと受け止めてほしい」と抗議し、現時点では配備に関する協議は受け入れられないと明言。「来年」としていた受け入れ可否の判断時期を事実上撤回した。

 配備計画を巡っては、防衛省が昨秋から新屋演習場などで行った現地調査の結果をまとめ、5月27日に佐竹知事や穂積志・秋田市長らに報告。その際、原田憲治副防衛相は「(同演習場で)安全に配備運用できる」としたが、6月に入りデータの誤りが発覚。比較検討した青森、秋田、山形県の国有地など19カ所のうち、レーダーの電波を遮る付近の山までの仰角を調べた9カ所全てで角度が過大だった。

 さらに、これらの誤りについて今月8日に秋田市内で開いた住民説明会で、東北防衛局の職員が居眠りしているのが参加者の指摘で発覚。佐竹知事は10日、「県民を愚弄(ぐろう)している。話は振り出しに戻った」と発言していた。【森口沙織】

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