J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/6/25) 青木理&クォン・ヨンソク 日韓関係を語る、双方の市民が未来志向で対話せよ、官僚システムが安倍一強で破綻し日本崩壊を危惧する!
永岡です、J-WAVEのJAM・THE・WORLD、グローバーさんの司会、火曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの青木理さんでした。青木さん、年を取るほど時間のたつのは早い、グローバーさんは本厄でも気にすることない(笑)、迷信、青木さんも何も起こらず、とのことでした。
アメリカとイラン情勢について、アメリカに詳しい上智大学の前嶋和弘さんのお話がありました。トランプ氏のイラン制裁は、アメリカは譲らない、プレッシャーをかけてイランに核放棄させる、イランの攻撃を10分前にやめて、ボルトン氏は好戦的であり、中東はきな臭い、最大限の圧力でも、イランは乗れない。
最高指導者に制裁だとイランは反発するが、最大限の圧力をイランの指導者への嫌がらせ、怖いのはイランも納得できず、平行線の中で跳ね返りが出て戦争の危惧が偶発的に起きる可能性はあり、イランの後ろにロシアで、米ロの対立もある。
アメリカは中国と経済戦争で、これは合意もあるものの、最近の情勢は中国も様子見、安全保障、知的財産権では米中の妥協はあり得ず、関税について、両者避けたいのか、腹の探り合い、アメリカの消費者にもマイナスで、アメリカは妥協せざるを得ない、しかしトランプ政権ではこれで中国を叩きたい意図もあり、農産物の報復関税でトランプ氏の支持層を喜ばせる、シナリオは見えず、G20もあり、中国はDPRKともトップ会談、中国はDPRKへの影響力最大だが、G20の前で習近平氏と金正恩氏の会談を知り、トランプ氏は親書を送り、アメリカは中国の入るのを好まない、DPRKをカードにアメリカに譲歩を迫り、米韓関係は、日本に先月トランプ氏が来て大歓迎だが、ファーウェイについて韓国は排除せず、サードミサイルも中国に配慮して配備させず、トランプ氏は韓国に圧力+日韓関係を良くしろとするものもあり、グローバーさん、トランプ氏は日米安保条約は破棄と言ったことを問われて、前嶋さん、トランプ流の取引材料、日本に譲歩させる、参院選の後で貿易交渉の際に安全保障を人質に取り譲歩させる、思いやり予算をもっと出せ+日本に軍事物資をもっと買えと迫ると説かれました、以上、前嶋さんのお話でした。
青木さん、今日のニュースから、アメリカのイラン制裁、イランは中東の大国で、これで世界経済は大変、イージス・アショアでまたもや数値改竄、イージス・アショアは地上配備の迎撃ミサイルシステム、この番組に軍事評論家も場所がおかしいと語り、DPRK対策で秋田と山口はグァムとハワイを守るため、日米の軍事的な一体化+トランプ氏のご機嫌取りに武器爆買い、イージス・アショアはアメリカから買うことが最初にあり、配備場所は最初から決まり、住民を説得する理由付け、現地に行かずグーグルアースでやり、配備場所ありき、安倍政権不信任決議案は否決だが、安倍政権を支持する人も真剣に考えないといけない、イージス・アショアのように客観的なデータもなく、それを示すのが政治の専門家の官僚だが、データを出さず、安倍政権の決めたことに従って、安倍氏が辞めるというと改竄、客観的データを示すべき官僚システムが破綻、人事を握られる、政権にたてつくと飛ばされる、いじめられる、スキャンダルを流される、官僚も人間で安倍政権にすり寄り、安倍政権の求めるものだけ上がる=自分に都合のいいものだけ見たら、政策の土台破綻、年金の金融庁の報告の2000万円不足もそうで、こんなことを続けたら日本の社会システム破綻であり、おかしいことに声を出しておかしいというべきと説かれました。
UP CLOSE、日韓関係、文大統領の意向について一橋大学のクォン・ヨンソクさん解説です。青木さんクォンさんと初対面、韓国で文政権からではなく、日韓関係は65年以来最悪、クォンさんは1970年生まれ、78年に日本に来て、ソウルに戻り、一橋大学に入り、途中徴兵されて、東アジアと日韓の文化交流に詳しく、日本のアーティストを韓国に紹介、日本のラジオを韓国に伝えて、夜だと日本のラジオは韓国で聴けて、言葉はわからなくても理解できて、80年代は日本の文化は禁止されても、少女隊が日本でライヴして、韓国に青木さん数年いて、日本人に好意的、クォンさん「韓国は文化では世界一日本が好き」、ポップカルチャーだけでなく、日本を理解して、10代の日本のイメージは58%良好「韓国=反日ではない」。
青木さん、日本の一部のネトウヨはヘイトスピーチ、韓国に罵詈雑言、しかし若い世代は韓国の文化を愛して、これについてクォンさん、若者は文化が入り、高齢者に排外主義があっても若者たちは好きなものを好きと言えて、これに高齢者が介入すべきでない。
青木さん、それで政治の状況について、文化に日韓の国境はないが、文政権と安倍政権、徴用工問題を説かれて、クォンさん、問題があるなら対話して解決すべきだか、日韓ともに厳しい世論のみみて、文化を見ず、政治、外交で問題があり、G20でも日韓は対話せず、しかし安倍総理は一番誓い国に会わないのは大人げない、感情的なしこりでこれは日本の外交の問題。
青木さん、金大中氏はDPRKとシャトル外交と説かれて、クォンさん、朴槿恵氏の時代はDPRKへの排外主義で、文政権もしんどく、日本と接触して折り合いのキャッチボールをすべき。青木さん、原点を考えたい、日本が朝鮮半島を植民地支配、韓国と65年に国交正常化して、原点は、韓国が独裁政権、日本は佐藤栄作氏、純粋に仲良くするではない、共産主義対策+アメリカのご機嫌取りで、65年の原点について、クォンさん、65年の条約では日韓の過去の歴史に全く言及せず、日本の謝罪もなし、経済協力も具体的なものなし、韓国は民主化されて、今後の日韓関係の前に、65年体制は歴史問題の棚上げであり、国民に曖昧、当時のもので、日韓併合や歴史について65年は完結せず、両国の国民の合意なし、そして徴用工訴訟では日本は他人事ではない、両政府ともに困り、本来日韓政府が歩み寄るべき。
青木さん、あえて日本側の立場で、軍事政権→民主化としても、65年のものを蒸し返すなという日本の世論を問われて、クォンさん、韓国でも65年体制の破棄は言われず、求められるのは補完、金大中氏と小渕氏のもの、植民地支配を謝罪、韓国は向き合い、それで98年以降文化交流、しかし日本は河野談話破棄であり、98年のものを条約にすべき、両国は、文化交流も明文化して、条約締結は可能。
青木さん、事態で深刻なのは、65年は歴史問題を棚上げであり、98年にうまく行きかけて、そして韓国では軍事政権を見直し、日本では安倍氏のようなかつての日本は良かったであり、水と油、これが補完できるかと説かれて、クォンさん、日韓は多元化して、以前はクォンさんのようなものは日本におらず、韓国でも日本の人が活躍して、政府、首脳以外の日韓関係もあり、そうして多元的対話によりやるべき、政府だけではだめ、ドゴール氏は政治だけではダメというもの。
クォンさん、東京新聞で語られて、日韓関係は65年以来最悪というものの、65年を乗り越える陣痛と説かれて、クォンさん、韓国に厳しいものは、日本が本音で語れるものが出てきた、遠慮はダメ、韓国の本音もあり、対立もあっても互いを理解すべき、日本で植民地支配は合法との意見があったことは韓国は知らず、新しいものとどう付き合うか、謝罪を一方的に求めるのではない、日韓の真の正常化のために、対話すべき。
青木さん、韓国へのヘイトスピーチのような本もあり、膿を出すべきかと説かれて、クォンさん、アメリカ、中国へのフラストレーションは韓国に向いていて、日本の品格にはマイナス、人種偏見はダメだが、健全な批判は必要で、嫌う人が自分のマイナス面を知り、クォンさんは日本に長いが、いま日本の中で心配なのは、韓国のプラス面が報じられず、若者世代はYouTubeで接していて、韓国の文化的なものもあり、是枝さんも評価されて、日韓で一緒にやれる。
青木さん、新聞記者で、ヨーロッパを取材したら、韓国と助け合い、言語にも共通項があり、しかし面と向かうと対立と説かれて、クォンさん、日韓のスポーツ選手は称え合い、良きライバルになるべき、それを認めて共存すべき、良き隣人に、であり、青木さん、安倍氏も文氏も話すべき、クォンさん、安倍氏は父親や祖父が韓国と仲良く、それを思い出せと説かれました。グローバーさん、安倍氏はトランプ氏とよく電話会談する、文氏とやらないのとか説かれて、青木さん、ソウルでこの番組を聴く人もあり、日本の映画、アニメ、特撮は韓国で人気、未来志向で、としめくられました、以上、青木さん、クォンさんのお話でした。