“外交のアベ”撃沈 プーチン「4島渡さない」で領土交渉終止

“外交のアベ”撃沈 プーチン「4島渡さない」で領土交渉終止

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シンゾーを食い物に(C)ロイター
シンゾーを食い物に(C)ロイター
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「われわれの世代で解決する」と安倍首相が息巻いた北方領土返還交渉が完全にピリオドだ。ロシアのプーチン大統領が国営テレビのインタビューで、日本への引き渡しをハッキリと拒否。大阪G20サミットで平和条約締結で大筋合意する青写真はとうに消え去っていたが、北方領土も遠ざかったことが鮮明になった。

 プーチン大統領が出演したのは22日放送のニュース番組「ベスチ・フ・スボーツ(土曜日のニュース)」。日曜放送の「ベスチ・ニェジェーリ(1週間のニュース)」と並ぶ国営テレビの看板番組だ。著名ジャーナリストで司会のセルゲイ・ブリリョフ氏によるインタビューで、プーチン大統領は「ロシア政府が策定した南クリル諸島(北方領土)を含む極東地域の大規模な開発計画を実現していく」と強調。ブリリョフ氏が「(北方領土で)ロシア国旗を降ろすことにはならないか」と質問すると、プーチン大統領は「そうした計画はない」とキッパリ断言。日本への引き渡しを拒否する考えを明確にした。

 放送後、ロシアメディアは「プーチン氏は領土問題を終わらせた」(ガゼータ・ルー)、「プーチン大統領が公約」(ブズグリャド紙)などと報じ、日ロ交渉ジ・エンドの認識が広がっている。

「領土交渉終止は急に出てきたわけではありません。3年前に安倍首相が北方領土問題で『新たなアプローチ』を持ち出した時点でクローズは両者の了解事項でした。プーチン大統領が対話は継続するとしているのは、共同経済活動による支援を得るための方便に過ぎません」(筑波大教授の中村逸郎氏=ロシア政治)

 26回目の首脳会談で“外交のアベ”はどんな成果を演出するハラなのか。

 

 北方領土では平和条約締結を前提に日本が3000億円規模を出資する共同経済活動の計画が着々と進行。ロシアに食い逃げされる恐れすらあるが、もっとも、ロシア側の「返還ノー」の意思はたびたび伝えられてきた。

 プーチン大統領は今年3月のロシア経済界との非公開会合で、日ロ交渉について「テンポが失われた」と発言。ロシア大手紙のイズベスチヤ(先月27日付)はロシア外務省高官の話として、日ロは交渉の打ち切りで合意済みだと報道。プーチン大統領は20日、G20に合わせた日ロ首脳会談での成果を「対話を継続すること」とし、「あと少しだと思った瞬間、最終的解決を先延ばしにする問題が起きる」とクサしていた。

 

 

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