アメリカは、ペルシャ湾・ホルムズ海峡の自由航行確保の大義を掲げ、
有志連合の結成を目指し、同盟国などへの参加要請を始めました。
日本政府は、今の処、アメリカの要請に応じるか否か「答えを差し控え
ています」が、参院選が終わると、アメリカの言いなりになって、自衛隊
員を派遣する可能性が大きいと考えます。
我が国の自衛隊員を、血を流す戦場へ送ってはいけません!
自衛隊員は、日本国憲法には、入隊時に忠誠を誓っていますが、日米
安保安や安保法制には、忠誠を誓わされてはっていません。
災害救助では人命救助などで国民から歓迎され、自らも誇りをもって
活動している若き自衛隊員を、血を流す戦場へ送ってはいけません!
血を流すのは、命令する為政者でなく、命令される自衛隊員だからです。
国民の皆さん!
愛する我が子たちを戦場へ送らないよう、平和憲法を守り、よく考えて
行動して下さい、宜しく、お願い致します。
敬具。
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北海道新聞2019年7月11日朝刊より
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東京新聞2019年7月12日朝刊より
英「イランが航路妨害」 ホルムズ海峡付近 革命防衛隊は否定
【ロンドン=藤沢有哉、カイロ=奥田哲平】中東のホルムズ海峡付近で十日、イランの
船舶三隻が英国の石油タンカーの航路妨害を試み、護衛していた英海軍フリゲート艦の
警告で退去した。
英政府が発表した。米CNNテレビ(電子版)は米政府当局者の話として、イランの精鋭
軍事組織「革命防衛隊」が拿捕(だほ)を企てたと伝えており、英国によるイランの石油
タンカー拿捕に対する報復を狙った可能性がある。
欧米とイランの緊張がさらに高まるのは必至。米軍は、ホルムズ海峡などで海上交通路
(シーレーン)の安全、自由を確保するために、同盟国などとの有志連合の結成を目指して
おり、動きの加速につながる可能性がある。
一方、イラン革命防衛隊は十一日、「過去二十四時間に英国を含む外国船と出くわしては
いない」と否定した。
米CNNテレビによると、英タンカーはペルシャ湾からホルムズ海峡へ航行していたが、
革命防衛隊の小型船五隻に、針路を変えてイラン領海に停泊するよう命じられた。
タンカーを後方で護衛していた英海軍フリゲート艦が船に機銃を向けた上で警告を発したという。
十一日の英政府の発表では、イランの船舶三隻が航路妨害を試み、フリゲート艦が英タンカー
との間に割って入ったと説明。その上で「イランの行動は国際法に違反している。
引き続き、イラン政府に地域の緊張緩和を求める」と強調した。
欧米とイランは、米国の経済制裁やイランによる核合意の一部不履行で関係が悪化。
四日には、イベリア半島南端の英領ジブラルタル沖で、欧州連合(EU)の制裁に違反した
疑いがあるとして、イランの石油タンカーを英海兵隊などが拿捕。
イランは即時解放を繰り返し求め、ロウハニ大統領は十日に「危険な状況を招いたのは
英国。その結果を後で理解することになるだろう」とけん制していた。
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