川越「九条の会」のニュース141号をお届けいたします。

知人友人の皆さんへ
   杉浦公昭
全国的豪雨のせいか、本日から少し気温が下がりホット一息しています。
仲間がニュースを編集してくれましたのでお送りします。
ニュースに出てくる岩田春樹さんが亡くなられました。
生前中、様々にお世話になりました。ご冥福を念じます。
埼玉知事選は、市民と野党共闘が応援する大野元裕さんが当選しました。
この流れを、更に進化・発展させ、総選挙勝利へつなぎ、安倍暴走政治をストッブさせましょう!
                                      敬具。

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賛同者のみなさんへ

 

先週、福島県の浜通りを走る国道6号線を南下した。帰還困難区域は二輪車、徒歩での通行は禁止されている。放射線量が高いためだ。

ある区域になると、薄黄緑色のフェンスが目に入る。中は車中からはほとんど見えない。でも所々黒いフレコンバッグが頭を出している。よく見ると緑色のシートにほぼ覆われているようだ。目立たなくしているのだろうか。

ある被災者は言った。「あの中には、日常のすべてが詰まっている。取り戻したいものすべてがそこにある。・・・放射能にまみれて。」

93()に武藤類子さんの講演会が川越である。福島原発告訴団の団長で「私たちは鬼になってしまった」と自分たちのどうしようもない変わり様を嘆く。でも、冷静に見つめることは忘れない。

事故後の国や東電の対応に「あまりにも納得の行かない、不思議なことが多すぎる」と。例えば、東電は、「原発事故で飛び散った放射性物質は、所有者のない“無主物”だから、自分たちに除染の責任はない」として拒否したという。また、事故後に、「関係企業や機関に対して、捜査機関がすぐに証拠押収のための強制捜査に入りますよね。それが東電に対しては行われない」ということも。

一方で、人々が原発事故という「人災」によって、生活を根こそぎ変えられてしまったこと、さらに無用な被曝をずっとさせられてきているという現実。

そして、「戦争責任の問題もそうだし、これまで多々起こってきた公害の問題もそう。一番責任があるはずの人たちの責任は問われないまま、いくつも放置されてきた」と。

さらにこのまま、「今回の事故の責任も問われないとしたら、この先もこの国は変わらない。十分な救済もされないまま、国民は黙らされていくだろう。そう思いました。それで、一緒に反原発の活動に取り組んできた仲間たちとともに、告訴に踏み切ることを決めた」のである。

93()14:00開演、場所は、ウェスタ川越・小ホール。

主催は、さようなら原発・川越の会。

是非とも、足を運んでいただければと思います。

919()には、裁判が結審となり、東京地裁で判決が出されます。注視していきたい日です。(事務局;勝俣)

 

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川越「九条の会」事務局
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