和歌山放送ラジオ 伊藤宏の脳に聞くニュース(2019/10/5) ワールドカップからラグビーの魅力を説く、消費税増税と関電ダーティーマネー問題から日本の病理を説く!
永岡です、和歌山放送ラジオ、毎月第1土曜日はボックス金曜日レギュラーの和歌山信愛女子短期大学教授、新聞うずみ火編集委員の伊藤宏さんの企画がありました。司会は寺門秀介アナウンサーでした。
10月でも暑い日が続いて、台風からの低気圧が過ぎたら秋なものの、秋はスポーツ、すでにラグビーワールドカップ開幕、世間では来年のオリンピックばかりと思っていたら、これほどラグビーファンがいたのか、今はキックオフ直後、これに勝たないとベスト8はなく、伊藤さん現地で見たかった(笑)。その前のアイルランド戦、イングランド大会の奇跡の再来?しかし伊藤さん、日本代表には申し訳ないが勝つのは難しいと思いつつ、4年前は奇跡、誰も予想できず、南アフリカもあれと思い日本が勝ち、今回のアイルランドは日本をなめていたのではなく、格下の意識はあったかもしれないが、地力は日本を上回るものの、今回の出場チームで日本代表は最も練習して、80分間の緊張で持久力が要り、日本も伊藤さんが現役の頃は日本の選手は小さく、しかし今は体格でも世界に劣らず、伊藤さんの頃はフォワードとバックスは役割分担があり、今とは異なり、フォワードが走るのは今だと定番、今のラグビーは伊藤さんの時代と大きく異なり、伊藤さんの時代の顧問の先生は鬼と言われて、彼は、レフェリーの言うことは絶対であり、倒れたら終わり、蹴られても文句は言えず、倒れたら起き上がれであったが、スクラムの中で、みんな立つのは早く、長年見てきたものにはよくわかり、アイルランドのディフェンスを超えて、タックルの成功率も高く、アイルランドは不覚はあったものの、アイルランドは恥じる負け方ではなく、日本も格下として手を抜かなかったアイルランドをたたえて、ノーサイド、エキサイトし過ぎでノーサイドの後に乱闘の試合もあったが、ラグビーは紳士のスポーツであり、しかし伊藤さん聖人君主ではない(笑)、やられたらやり返せ、それでも一線を超えず、ノーサイドで互いをたたえ合うもので、伊藤さん観客の姿勢もうれしい、外国人観戦者もいて、基本的にアウエイ、しかし他の国の試合で空席の目立つこともなく、その国の国家を歌い、釜石では東日本大震災支援の横断幕もあり、海外から来た人は、日本のファンのことを高く評価していると説かれて、寺門さん、ラグビーに関心のなかった層にもいい効果と説かれて、伊藤さん、スポーツは全てそうであり、ラグビーに限らずみんなそうで、ワールドカップはまだ熱線が続き、知らない人も見てほしい。寺門さん、伊藤さんは青春をラグビーに捧げたものと説かれて、感動を様々なところで、小さな子供たちがラグビーに関心を持ってほしいと説かれました。
今月の1曲、以前スクールウォーズの主題歌をかけて、今年ノーサイド・ゲームがTBSのドラマとして大ヒット、米津玄師さんによる主題歌の馬と鹿です。これは動画がありました、https://www.youtube.com/watch?v=ptnYBctoexk
そして消費税増税、和歌山県でもスーパー、小売店は大変であり、様々な動きがあり、10月1日に取材して反応はまちまち、仕方ない、何とかペイに入りキャッシュレスの人もあるが、お店によりポイント還元、値段据え置きがあり、伊藤さん、一律でなく、消費者はどうしたら安いか分からず、寺門さん、イートインで持ち帰りと税金が違うものなどを取り上げられて、これだけ不可解な増税は初、伊藤さん、ラグビーの盛り上がりの影でメディアは問題点を問うべき、ワールドカップのために10/1の増税への国民の怒りが軽減されたと説かれて、静かに10月になったが、影響はこれから、寺門さん、インフラ整備、万博を取り上げられて、伊藤さん、何かあったらお金が動く、ワールドカップで裏の金もあるかも知れず、そして直前の関西電力高浜原発ダーティーマネー問題、記者会見と調査報道を見たら、時代劇の世界で、森山氏が悪代官、時代劇で金のお菓子みたい、今はまだ未定のものもあるが、森山氏はもう個人で死人に口なし、これまた時代劇、関電の記者会見を聞くと森山氏がとんでもない人で、森山氏が悪者、関電は被害者の模様だが、後で返して済むレベルではなく、それだけの大金の出所はどこか?森山氏のポケットマネーか、しかし組織的なものか、今回は、公金に準ずるものなら、受け取れず、森山氏より受け取った行為が問題、伊藤さん警察を取材して、おごってもらったことがあっても、そのことは上司、先輩に報告して、身に余るような、高級店なら遠慮して、そして後日お返しでフィフティフィフティになるべきなのに、関電はなぜ受け取ったのか、寺門さん、関電の高浜原発、原発は国策と説かれて、伊藤さん、原発は国の政策であり、前から当たり前だが、巨大事業には利権がつきもの、得する人と損する人が出てきて、今回関電が森山氏に金なら、悪いことだが分かりやすい構図だが、原発立地から関電のことは、関電は説明すべき、森山氏に死人に口なしとしたら、原発事業について、あまりに不透明なものがあり、福島原発事故を経て、電力会社はどうして再稼働するのか、止めたら大損する人がいるためで、さらに安全性、国民の安全の担保など、この事件を有耶無耶にしたらダメ、関電はけしからん、森山氏は怪しからんで済ませたらダメ、記者会見でメディアの追及も甘く、本来なら怒号の飛ぶべきものであり、原発のことであり、全容解明なしに前に進めてはならないと締めくくられました、以上、伊藤さんのお話でした。
(この関電ダーティーマネーの件、ネットでは同和利権が絡んでいるというデマが飛んでおり、このようなヘイトスピーチはあらゆる機会に飛ぶのは大問題です、付記しました)
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Preview YouTube video 米津玄師 MV「馬と鹿」Uma to Shika
米津玄師 MV「馬と鹿」Uma to Shika