J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/10/16) 安田菜津紀&是枝裕和 文化と政治の関係を語る、文化はパブリックパースンの意識で進めるべきことを説く!国益に反するからと助成金を出さない狭窄的な日本を撃つ!

J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/10/16) 安田菜津紀&是枝裕和 文化と政治の関係を語る、文化はパブリックパースンの意識で進めるべきことを説く!国益に反するからと助成金を出さない狭窄的な日本を撃つ!

 

 永岡です、J-WAVEのJAM・THE・WORLD、グローバーさんのナビゲート、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。東日本大震災の被災地がようやくここにきて被災、さらに台東区でのホームレスの方が避難所に入れず、外国人が避難所に入れないといううわさがあり、日ごろから脆弱な人たちが災害だと余計しんどくなると危惧されました。

 安田さんの気になったニュースは、トルコとシリアのこと、懸念が現実化、シリアで8年の内戦、IS対策、北部のクルド人、国境を接するトルコはクルド人が力をつけるのを快く思わない、国内のクルド人が独立する、そしてトランプ氏は米軍を引き上げて、しかし国境5kmに45万人いて、現地で逃げてほしいと伝えても、逃げるところなし、クルド勢力は自分たちが血を流してISと戦ってきたのに、アメリカに使い捨てにされて、シリアの国軍に要請して、アサド政権とクルド人が協力、シリア軍のスポンサーはロシア、シリア軍が北部に進駐したら、安田さんたち外国メディアはシリアのビザを持たず、ジャーナリストがシリアに拘束される危惧があり、国境なき医師団も退去させられて、国境なき医師団は危険地帯でも行くので、彼らの退去はエライことであり、そしてIS兵士が1万人以上拘束されていたが、ISを拘束するための人員が使えず、すでに数百人脱走、IS支配地域は空爆で奪還できても、思想は奪還できず、潜伏した共感する人が放棄、隣国のイラクに行くが、イラクは難民のところで、国際社会の支援が必要、クルドにはことわざがあり、山のほかに友はなし=国際社会に使い捨てにされてきた、彼らのことを日本はどう助けるのかと説かれました。

 

 UP CLOSE、映画監督の是枝裕和さんが出られました。映画「真実」(ヴェネチア国際映画祭に出た)の公開された是枝さん、昨年は万引き家族でパルムドールを取られたものです。

 是枝さん、この番組3度目、映画「真実」、母親と娘の関係性がストーリーの核であり、家族の問題を説かれて、母と娘のことを描いたのは、15年前に書いた戯曲が元で、老女優と、友人のことなどを描いたもので、それは形にならず眠らせて、2011年に企画を開始して、女優と女優になり損ねた娘の話にして、フランスだとカトリーヌ・ド・ヌーヴがいてできたもので、最初は女優の楽屋であり、限られた舞台でどう工夫したのか、大事件ではなく、娘が変わって終わりたい、娘は母を違う目で見られるか、スタッフ、キャストとディスカッションして、最終的に自伝に嘘のあるのを知った娘が、母との記述を書き直すものになる。

 安田さん、人の記憶はあいまいというものの、娘のパートナー、英語の話者、家族で共通の言語を話さないものを説かれて、是枝さんのポジションであり、言語は理解できなくても、悲しいと言語を超えた存在があり、母と娘の関係になる。是枝さん、初めて日本語以外の言語での映画作り、言語について、是枝さん、完璧な通訳が4年前に見つかり、映画祭で見つけて、メモを取らず、是枝さんフランス語は分からないが、完璧に伝わる、メモを取るとメモに頼り、天才的な通訳さん、フランス語の表現を完璧にやってくれて、それで今回の映画もOKになった。どういうものを求めているか、理解できた。安田さん、フランスでの撮影だと、日本のような長時間撮影はダメと説かれて、是枝さん、スタッフは10時集合、ド・ヌ-ヴさんの来るのを待ち、終わりは日本のように長くなく、働き方改革は完成されている。

 安田さん、日本だと仕事の上にプライベートだが、フランスだとプライベートの上に仕事と説かれて、是枝さん、それで質は落ちず、プロフェッショナル、長時間労働に耐える日本は労働に喜びでありおかしく、寝食を共にする、徹夜を自慢するのはおかしい。

 今回は子役もいて、長時間撮影だと翌日短い、学校を休むなら家庭教師をつける、子供の権利侵害は絶対にダメで、子役の方も多いが、撮影期間は2か月半で配慮した。安田さん、仕事以外にデモに行くキャスト、スタッフもいて、是枝さん、温暖化の番組にパネリストで出ている人もいて、社会、政治参加は積極的。

 安田さん、日本の芸能界だと政治的な発言はタブー視されていると説かれて、是枝さん、女優=パブリックパースン、政治的な姿勢は明確にすべき、しかし日本だとパブリックパースンの意識は希薄で、役者は役者をやれになるが、これはポリティカルではなくヒューマニティの問題。

 安田さん、韓国でも是枝さん参加されて、日韓関係に抵触するという感覚はない、こんなことを言うと日本でバッシングされるという質問が日本の記者からあったが、映画ではナショナリズムはあってはならない、映画の政治利用の意図はないが、政治のできないことを芸術で、安田さん、芸術と政治の距離感、あいちトリエンナーレで文化庁が補助金を交付せず、万引き家族も文化庁の補助金を拒否したもので、是枝さん、トリエンナーレは行けていないが、助成金を出す決定した人たちの議論なしに取り消しは暴挙、事前検閲より悪質、プロセスが明記されず、議事録なしは大問題、表現の不自由展、その後について河村氏、松井の発言+電凸で゛の脅迫で取りやめだが、安田さんは政治家の介入を問題視されて、是枝さん、文化と行政、なぜそんなものに税金を使うのかになり、敵対する人には営利行為に見えて、フランスが全ていいとは言わないが、日本の文化行政と全く違う。

 フランスと日本の違い、文化庁でなぜ通ったか通らなかったかは答えるとしても、フランスだとプレゼンテーションは是枝さん自らして、なぜフランスで撮るのか、フランス映画への思いを語り、脚本も読んでもらい、制作会社の過去の業績も考慮されて、助成金が出なくても理由は明確化されて、映画は仮に反フランスでも構わない、文化は政治的な価値観の奴隷ではない、政権に忖度したものだけ助成金をだすではない、50年100年後残るもの、国益ではない、文化をどう豊かにするかであり、国益なら日本人に出さないが、外国の監督への助成金もあり、映画製作を通して、日仏交流があれば数千万助成金は出て、文化としての映画であり、それくらいの視野をもって文化を語るべき、日本だとそういう文化的なインフラはなく、しかしこのままだといけない。

 安田さん、日本にとってどうかというから狭窄的なものになる、文化庁の決定、助成金は施しではない、「国益」に反することはするなという意味ではないかと問われて、是枝さん、文化の助成には国益や反日は相いれない。

 是枝さん、今後冷却期間というものの、どこまで休めるかは未定で、なぜ休むのか、5年毎年映画を作り、楽しかったが、常に2本並行して考えて、新作公開の時に次作の企画を作るのはややしんどく、映画と関係ないことも学びたいと説かれて、映画「真実」は家族の中での、それぞれの真実を見るものだと安田さん締めくくられました、以上、安田さん、是枝さんのお話でした。

 なお、ニュース、来年のオリンピックでマラソンは猛暑の東京ではなく札幌でとIOCの要請があり、安田さん、それだと東京オリンピックではなく日本オリンピックであり、オリンピックは楽しみでないという人たちの権利も確保すべきとも説かれました。

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