萩生田文科相「身の丈」撤回も 識者は問題の矮小化と指摘

萩生田文科相「身の丈」撤回も 識者は問題の矮小化と指摘

公開日: 更新日:
同じことを言っただけ(萩生田文科相=28日)/(C)共同通信社
同じことを言っただけ(萩生田文科相=28日)/(C)共同通信社
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 ポンコツ英語民間試験をめぐる「身の丈」発言が大炎上している萩生田光一文科相。28日、謝罪と釈明をし、29日には発言を撤回したが、何にもわかっちゃいない。

 萩生田氏は24日のBSフジの番組で、民間試験の経済・地域格差問題について「自分の身の丈に合わせて、2回をきちんと選んで勝負して頑張ってもらえば」と言い放った。現職の文科相が入試の格差を容認していると猛反発が広がっている。

 萩生田氏はきのう、「どのような環境下にいる受験生においても、自分の力を最大限発揮できるよう、自分の都合に合わせて、適切な機会をとらえて2回の試験を全力でがんばってもらいたいとの思いで発言をした」と言い訳がましく語ったが、「身の丈」を「自分の都合」と言い換えただけ。本来なら、受験生自身ではどうしようもない経済環境や住んでいる場所といった「自分の都合」で、入試機会が左右されてはいけないのである。

 民間試験の利用中止を求めている京都工芸繊維大の羽藤由美教授が頭から湯気の立つような声で憤る。

「英語民間試験は、受験機会の均等さえ担保できない不公平な制度。それを放置して、言い繕おうとするから『身の丈』や『自分の都合』という言い方になってしまうのです。制度自体が問題なのだから、導入を中止しない限り、萩生田文科相は、繰り返し謝り続けることになります。国会では、大臣個人の問題に矮小化せず、制度の欠陥を議論してほしい」

 撤回や、上っ面の謝罪や釈明にごまかされてはならない。

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