J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/11/6) 安田菜津紀 シリア取材報告 罪もない子供たちが殺されている、現地で支援している団体をリスナーも支援してほしい、公権力による表現への介入と教育格差の広がりを懸念する

J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/11/6) 安田菜津紀 シリア取材報告 罪もない子供たちが殺されている、現地で支援している団体をリスナーも支援してほしい、公権力による表現への介入と教育格差の広がりを懸念する

 

 永岡です、J-WAVEのJAM・THE・WORLD、グローバーさんのナビゲート、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。先週シリア取材、シリア北部、イラク北部のクルド人のところを取材されたのです。

 報道するラジオの案内であったジャーナリストの平野幸夫さん、英語民間試験は教育利権だとブログで批判されています、https://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12542714948.html

 

 安田さんの気になったニュース、ウィーンでの作品展示に日本大使館が取り消し、半年間、政治家の介入で補助金取り消しなど公権力の介入、あいちトリエンナーレだけでなく、川崎市の映画祭で主戦場の上映で川崎市が懸念、結局上映されたものの、三重県で美術展で慰安婦のものがあり、主催者の意向で展示できず、表現の自由と言われて、しかしどれだけ掘り下げられたか、これは政治権力からの自由であり、これは権力者も、安田さんたちジャーナリストも言うべきで、是枝さんも懸念を示し、しかし公権力は人々の不安を払拭すべき。

 相次ぐ閣僚の辞任、安倍総理は陳謝というものの、リスナーより、具体的な行動は安倍総理になく、閣僚辞任は続き、責任を痛感すると安倍氏は言うものの、責任を取っておらず、相次ぐ閣僚辞任と、萩生田氏の発言、文科省のことも問題ではあり、民間試験だと地方では大変、裕福な家庭ほど有利=格差是認のものになり、萩生田氏の、身の丈にあったという意味は、身の程と同義になり、格差是認について、萩生田氏は予備校に行けてずるいと同じというものの、お金で予備校に行けないひともいて、過疎地で試験を受けられない生徒もいて、これは萩生田氏だけでなく、格差を放置してきた文科省の責任も大きいと説かれました。

 

 UP CLOSE、安田さん、トルコから侵攻を受けたシリアを取材されて、その報告です。グローバーさんが聞き手、今のシリアのこと、基礎的な知識、中東は複雑だが、大枠は、シリアの国の中で2011年から内戦、政府軍と反政府軍だけでなく、過激派、ISがあり、IS掃討のために、米軍が北部のクルド人部隊を支援して、クルド人に武器を供与するのに、国境北のトルコが反発、クルド人が力を付けたら、独立、対立と懸念であり、10月にトランプ氏は米軍撤退、同時にクルド人の支配するところにトルコ軍の侵攻、登場したのは、シリアの後ろ盾のロシア、トルコ国境から30km南に撤退させるとして合意、10/29、10/28に安田さんシリアに入り、そこで見たもの、取材の音声があり、難民キャンプ、シリアの方1万人以上、国難の避難民キャンプ、一時閉鎖からまた難民であふれて、シリア内戦、様々な勢力が入り、米軍撤退はシリアが安定したからではなく、目に見えた空爆がなくても、散発的なテロはあり、トルコがシリアに入り、ロシアと行動して、クルド人は安全ではなく、イラク側に避難して、シリアとイラクが接して、シリアにいられない人たちがイラクに避難。この難民キャンプはイラクの中でISのために避難している方のため、故郷に帰れたのは2年前、しかしシリア危機でまた難民キャンプになった。

 安田さん、難民キャンプに子供たちもいて、女性と子供たちが多く、男性たちは不安定でも、家を取られるので故郷に残り、女性、子供を避難させる、男性は遠出したら徴兵される危惧もあり、安田さんのインタビューで最年少は生後15日の赤ちゃん、イラクに避難したのは生後7日、水や電気はまったくのゼロではないが、子育てには水、電力は不足、暖を取れない、冷蔵庫なしなら食べるもの確保が困難。 

 ポイントは、難民キャンプに来ているのは、辛うじて資金、支援のある人、国境を超えるのは大変、シリア北部はクルド人自治区、そこで違う場所に逃れると自治が破綻して、クルド人だと避難は困難で、多くの方は密輸業者に一人数百ドル払いここにきて、ここにいるのは辛うじてお金のあった人。

 これから寒くなり、昼夜で寒暖の差が激しい、高地で、夜は氷点下、この一帯、冬=雨期、国連、UHNCRもいるが、支援はこれから大変。

 難民キャンプ以外のところ、シリア北部で安田さん、スレイマニアの町で母親と子供にインタビューして、要約は、母親によると、10/10に家族で避難しようと、夫と子供と逃げようとしたら、砲弾に直撃されて、上の子供は即死、下の子供は目に負傷、13歳で亡くなった息子のことは忘れられず、今の自分は死んでいるのと同様、娘はまだ生かせたい…悲惨な戦争の実態「同じことが絶対に他の家族に起きてほしくない」、長男の亡くなったところの動画があり、母親は強くならないと、で、子供たちは大変、支える大人も大変、個人を支援する必要性は大変。

 一家は砲撃を受けて、その被害は、近所でも高齢で逃げ遅れた人も、若い男性も巻き込まれて命を落とした。

 さらに、シリアの隣国、イラクに逃れた方で、シリアの国内、トルコ国境2kmの、シリアの学校のこと、録音があり、瓦礫、ガラス片を運ぶ音、学校は戦争の拠点になり無残に壊されたもの、他の学校も戦争に巻き込まれて、辛うじてお金のあった人は国外に逃れられても、学校は国内の避難民の避難所になり、生活困窮者、歩けない人たちが身を寄せて、学校の環境が変わり、授業は無理。

 そして、同じ地域にいる安田さんの友人(男性)の声、闇夜に紛れて戦車が来たことを語り、侵攻そのものを恐れず、大人は武器を持ち戦えるが、子供たちはどうか、テロリストの定義は何か、トルコがテロリストとの戦いというなら、なぜ市民を攻撃するのか?

 侵攻されたクルド人のところ、トルコの侵攻で傷つくのは罪もない市民で、彼らと我々はどう向き合うべきか、最後に、片足を失った子供のサラちゃんのメッセージがあり、サラちゃんは、私たち子供は何も悪いことをしていない、大きい人たちに戦争をやめてと伝えてほしい、大きい人とは、シリア、ロシアなどわからず、戦争をする権力者のことを大きい人と表現して、直接かかわっている国だけでなく、全世界の大人たちに責任がある。グローバーさん、小さな子供のSOSと受け取り、安田さん、今回の事態に日本は何も言わないのかと繰り返し問われて、今すぐの支援ではない、市民を攻撃するなとせめて発信してほしいと現地の人は語り、グローバーさん、事はシンプル、困っている人に手を差し伸べるべき、安田さん、現地に行き支援は困難だが、現地で支えている人たちを日本から支えられて、ピースウィンズジャパン(https://peace-winds.org/ )、JIM-NET(https://www.jim-net.org/ )などの支援団体があり、リスナーも即行動してほしいと締めくくられました、クルドの人々、豊かな文化があり安田さん通われて、文化を大切に、なのです、以上、安田さんのお話でした。

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