J-WAVE JAM・THE・WORLD(2019/11/14) 堀潤 香港情勢報告、中国の経済覇権に飲み込まれようとしている香港を救うのは自由主義陣営の義務であることを語る
永岡です、JAM・THE・WORLD、グローバーさんのナビゲート、木曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの堀潤さんでした。
堀さんの気になったニュース、香港報告、パレスチナのガザも、一般人や子供のことが気になり、香港は重体のティーンエイジャーがいて心配、香港警察が直撃、幸い命は取り留めたものの、つらい現場、夜遅くに20歳前後の若者に取材、メディア関係者にここが現場、しかしメディア報道だと若者が暴徒、警察は正当防衛と思われる、香港のメディアは様々なものがあり、親中派も民主派もあるが、キャリー・ラム氏が公式発表だとデモ隊は悪役にされて、市民は丸腰でデモ、道路封鎖もメッセージ、車が通れないようにする、若者たちがして、警察官の入れないように、そこに交通警察官が来て、腹部に発砲されて、警察官は何も言わずに発砲、若者たちを振り払うというものの、腹部を狙うのはおかしい。
さらに、香港から電車で40分の中文大学、警察と若者たちの攻防戦の現場、戦場で野戦病院状態、学生たちが黒いシャツ、マスクで1000人単位、見た目は黒ずくめの異様なもので、何も知らない人が見たらテロ組織みたいだが、日本語でコミュニケーション、今年春まで同志社大学にいて京都にいた、しかし香港に帰り大変なことになり、大学が戦場になり、この方は後方支援、怖いと堀さんの取材に答えて、朝も両親と喧嘩、両親はメインランドと貿易の仕事で、デモ隊を敵視して、しかし両親に、表現の自由、普通選挙、人権が大事、商売とはいえ人権無視の中国の味方をしていいのかと主張して、若者たちは、民主主義の精神は一人一人が自由、それが今香港では失われて、選挙も制限されて、今の香港は民主化運動のさ中、中国から毎日100名の入植者が来て、経済の中心を北京にしようとして、香港でもメインランドでないと満足できる給料でない、そして住宅、香港のマンションはメインランドの資本が席巻して、香港のアイデンティティは、広東語も否定される。
逃亡犯条例はきっかけ、若者たちは国際世論に訴えている、自分たちだけでは対抗できない。グローバーさん、民主化運動なら天安門事件と説かれて、堀さん、7月以降、警察の使う武器がえげつないものになり、催涙弾もマグネシウムで250度、放水車のものも刺激物で浴びたら危険、「暴徒化しているのは国家権力」、若者たちは石を投げる、火炎瓶のレベル、グローバーさん、武力の差は歴然なのに、代表者が若者たちにいない、堀さん、若者たちは逮捕されたら最後、2014年の雨傘運動の参加者がセントラル、金融街に座り込み、アグネス・チョウさんたちがいても、逮捕されて、金融街=経済の邪魔をするな、が2014年、しかし香港の人権は後退、経済優先で民主主義は後退して、あっという間に権利は経済力の前に後退させられる、香港の若者たちは、その国も香港のようになるかもしれない、日本も74年前はそうであり、若者たちは5大要求、本質は表現の自由であり、それを侵害されるのは大変。今は香港の自治、独立を香港人はめざし、しかし台湾と異なり軍隊はないが、今は、リーダーがエイ、として方針の変わるものではない、中国を中心とした経済覇権に対抗するのは大変。
来年、習近平氏が国賓としてくるが、日本政府は国賓として、基本的人権を尊重しない国は先進国ではないも人権あってこそのものだと、中国こそ基本的人権を尊重しろ、共産主義の中国と日本は違うが、しかし友好関係を築くためには基本的人権は必須、人権を共有できないなら、習近平氏にはお帰りいただくべき。アメリカのトランプ氏も中国との関係に苦慮しているが、人権を認めない中国の経済覇権は認めてはいけないのです、この後音楽のことを語られたものの、堀さん香港のことが気になるというのです、以上、堀さんの報告でした。
なお、赤旗日曜版最新号(11/17、https://www.jcp.or.jp/akahata/web_weekly/ )は桜を見る会のスキャンダル追撃第2弾、この件はワイドショーもやり始めたものの、やはり赤旗日曜版はすごいです。他にも消費税問題など多数注目記事があり、ぜひお読みください。