完全アウトな国家の私物化 安倍政権は桜を見る会で詰んだ

適菜収
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適菜収作家

1975年生まれ。作家。ニーチェの「アンチクリスト」を現代語訳した「キリスト教は邪教です!」、「ゲーテの警告 日本を滅ぼす『B層』の正体 」など著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

完全アウトな国家の私物化 安倍政権は桜を見る会で詰んだ

公開日: 更新日:
2015年の「桜を見る会」に招待されていたことをアピールするジャパンライフの宣伝チラシ(C)日刊ゲンダイ
2015年の「桜を見る会」に招待されていたことをアピールするジャパンライフの宣伝チラシ(C)日刊ゲンダイ
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 安倍一味が国のカネを支持者に横流ししていた件。すでに多数報道されているので簡単に説明しておく。「桜を見る会」が始まったのは1952年。各界で功績を上げた人や著名人を招待するもので、飲食費を含めた開催費用は公金(今年は5520万円)で賄われている。今年の参加者は1万8200人。例によって論点をずらそうとする連中の工作が始まったが、「桜を見る会」が問題なのではなく「桜を見る会」に後援会関係者を呼んだことが問題なのだ。

 安倍の地元山口県からは支持者850人が貸し切りバスに乗って参加。安倍は「招待者の取りまとめなどには関与していない」と答弁していたが、「桜を見る会」を日程に含んだ案内状が安倍の事務所から地元有権者に送付されていたことが発覚。会の前日には都内のホテルで安倍夫婦同席の夕食会が開かれていたが、このとき集めたカネは収支報告書に記載されていない。公職選挙法違反や公金横領、政治資金規正法違反が疑われているが、すでに証拠は山ほどある。

 安倍の後援会関係者は「早朝7時30分にホテルを出発し貸切りバスで新宿御苑に向かい、到着するとすぐに安倍首相夫妻との写真撮影会が満開の八重桜の下で行われました」「安倍首相には長く政権を続けてもらい、今後もずっと『桜を見る会』に下関の皆さんを招いていただきたいと思い新宿御苑をあとにしました」とブログに書いていた。

 自民党の稲田朋美、松本純、長尾敬、世耕弘成、萩生田光一らの後援会関連者も「桜を見る会」に参加。それらは文書に残されていた。

 要するに詰み。完全にアウト。後は事務的な手続きになるのだろう。

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■解明なければ法治国家を維持できない

 今回発覚した国家の私物化は氷山の一角に過ぎない。「桜を見る会」には安倍に近い統一教会の関連政治団体・世界戦略総合研究所の事務局次長や悪徳マルチ商法「ジャパンライフ」の会長も招待されていたが、今後は森友学園事件、加計学園事件を含めた一連の安倍事件の全容を解明しなければならない。これは、わが国が法治国家の体裁を維持できるかという問題にも関わってくる。

 安倍は今すぐ議員辞職し、これまで何をやってきたのか洗いざらい白状すべきだ。そして、こんなバカを7年間も総理の座につけ放置してきた日本社会は深く反省すべきである。

 

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