文化放送ラジオ くにまるジャパン極(2019/11/21) 伊藤惇夫 桜を見る会の問題を語る、安倍一強の潮目が変わってきたことを説く
永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、木曜日のコメンテイターは政治アナリスト、邦丸さん言うところの無敵の鉄人、伊藤惇夫さんでした。司会は野村邦丸さん、アシスタントは水谷加奈さんでした。
深読みジャパン、桜を見る会のこと、毎日新聞一面、安倍総理は参院で、公費でやっている桜を見る会、後援会の推薦に関わっていたと認めて、菅氏は内閣委員会で招待者総理推薦1000人(昭恵氏枠あり)、自民党推薦6000人、今までの証言は無理、「木枯らしに 一強揺るぎ 桜散る」と川柳を伊藤さん読まれて、菅原氏、河井氏で2アウト、3アウトは安倍氏と邦丸さん説かれて、伊藤さん、最近ビックリしたこと、伊藤さんの庭に山桜が咲いていて、どうでもいいが、桜まで季節を忘れて、暖かいからか?それはともかく、桜を見る会、ワイドショーは沢尻エリカに時間を割いていたが、こちらも報じて、沢尻エリカ事件で桜を見る会は反省して幕引きと思ったが、そうならず、見方はいろいろあるが、忘れたらダメ、安倍総理は最長政権の問題点、功罪でという罪が多い、権力者は暴走する象徴であり、この問題はロッキード、リクルート事件と比べて規模は小さいが、国の予算5500万円でも国の税金、庶民には大金。政治レベルでは自民党は小ネタと嘯いていたものの、政権にダメージを与える、庶民はなにずるいこと、せこいことをしている、庶民の劣情を刺激するもので、この問題は2つ、前夜祭と本番、前夜祭はホテルの価格、ホテルニューオータニ、立食パーティは最低11000円とHPに明記されて、しかし安倍総理は5000円でやっていて、疑問点は、ホテルから最初に領収書というものの、商売で400万円も先に領収書はない+明細書なしはおかしい、そこも不可解、安倍事務所が補填なら政治資金収支報告書に書かないとならず、政治資金規正法に抵触、ホテルはどうしてまけたか、安倍事務所がまけろと言ったか、まけていなかったか、3つともアウト、ホテルがまけたら利益供与、安倍事務所がまけろとしたらアウト、まけていなかったら補填、伊藤さん、かって太陽党を羽田孜氏でやり、ホテルニューオータニに事務所でも一銭もまけてくれず、最近ホテルニューオータニに5000円でやれと電話殺到でホテルは困っている。
参加者は18000人、15000人招待して、同伴者を連れてきたため、しかし15000人として、税金で賄われるパーティ、自民党、官邸が公費を私的に使用、安倍総理の枠は1000人ではなく、青天井、参加用紙はコピーして使われて、それは断れず、問題は安倍総理と周囲の感覚、安倍氏支持者は慣例、民主党政権でもやっていたというが、桁が違い、過去に青天井で枠をもっていた総理はない、露骨に地元の有権者を大量にどういんした総理はなく、安倍氏になり質は変わり、自民党枠6000人は唖然、枠は多くて10人、普通は4,5なのを、自民党=政府ではないものが6000人も枠を持つのは考えられず、問題は安倍総理と自民党の感覚、安倍一強で何をやっても許される、税金の私物化を公然とやり、私物化より感覚麻痺。
二階氏、お世話になった人を呼んで何が悪いだが、公費ではこれは通らず、安倍総理、選挙に向けた慈善活動を税金でやっていたことになり大問題。
ここからがテーマ、安倍一強にガタがきた、これまでの安倍政権は問題が起きても、官邸と霞が関が一丸とになり対応、ダメージコントロールにたけて、しかし今回は稚拙、当初否定していたことが覆されて、安倍総理本人が前言撤回するのが多く、国会で答弁、この会の趣旨は功労者を招待して、功労者と後援会がかぶると言っていたが、実質青天井、安倍氏は招待者選定していないというのも撤回、これはモリカケでもあり、新しいことを入れて前のものを撤回する、今回は自分が招待客に意見というものの、安倍総理が事務所に意見を言い、事務所はダメとは言えず、招待者の募集に安倍総理が関与していた、安倍事務所と安倍総理は一体であり、それで今回追い込まれている。
昨日の、衆院内閣委員会で面白いこと、昭恵氏の枠はあったかと問われて、菅氏が否定した直後に、役人があったといい、菅氏は霞が関の官僚を把握して、それでいて霞が関の官僚が前言撤回である。
霞が関の官僚たちは安倍政権と距離を置き始めた、霞が関の官僚は政権の強さに敏感で、政権が強いと忖度するが、弱くなる、先が見えてきたと見たら距離を置く、そういうものを伊藤さん感じて、政権は体力があり、体力の強い時期と、弱くなる時があり、今は安倍一強で野党が弱くすぐには安倍政権は潰れないが、安倍政権は揺らぎ始めて、体力が弱り、2閣僚の辞任、支持率はそれほど下がらないが、政権が弱くなると、野党ではなく自民党の中でざわつきが始まり、政権に木枯らしが吹き始めて、安倍一強の満開の桜が散り始める、それを桜を見る会にて潮目が変わり、後で検証して、この時を気に安倍政権は弱体化したと思われる、邦丸さん、昭恵氏のこと、森友でも関与、新宿御苑でのケータリング会社は昭恵氏の関係と問われて、昭恵氏を安倍総理はコントロールしていない、伊藤さん、コントロール不能と失笑されて、邦丸さん、世論調査ではポスト安倍、進次郎氏がトップから石破氏トップになったと説かれて、伊藤さん、党内の空気が変わってきたと締めくくられました。邦丸さん、霞が関は敏感だと追加されました、以上、伊藤さんのお話でした。