桜を見る会で反社と撮影…闇営業より悪質も菅氏は開き直り

桜を見る会で反社と撮影…闇営業より悪質も菅氏は開き直り

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ネットで炎上中(ツイッターから)
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「桜を見る会」に反社会的勢力が招待されていた。2014年に悪徳マルチ商法で行政指導を受けたジャパンライフの元会長を、翌15年の会に“ご招待”。また、会場で撮られた菅官房長官と反社勢力と思われる人物とのツーショット写真がネットに出回っている。

「功労、功績」どころか、「反社」の招待に批判が殺到しているが、菅氏は26日、「出席は把握していなかったが、結果として入っていたのだろう」と開き直った。

 これに落語家の立川志らく(56)がかみついた。27日、MCを務めるTBS系朝の情報番組「グッとラック!」でこう激怒した。

「なぜこんな人呼んだのか。一番問題なのは反社会的勢力。菅さんは反社と写真撮っちゃったんでしょ。紛れ込んだみたいに、いろんなこと言ってるけど、反社と写真撮って芸能人は謹慎になって、なんで政治家は謹慎にならないの」

 今年6月、宮迫博之や田村亮らお笑い芸人が反社勢力の宴会で闇営業をしていたことが発覚。吉本興業やナベプロの芸人16人が契約解除や謹慎処分を受けた。年収5億円前後だった宮迫は、いまだ芸能界復帰はかなわず、現在はボランティア活動をしている。

 8年前には島田紳助が暴力団幹部との親密な交際を認め、引退に追い込まれた。芸能界では、反社との関わりが命取りになっているのだ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。

「問題になった芸能人が反社勢力に利用されたのに対し、『桜を見る会』の場合は、政府が反社勢力を招待し、税金で接待しているのですから、闇営業より悪質と言えます。菅官房長官は、反社の出席を知らなかったと言っていますが、反社の宴会との認識がなかった芸能人は厳しく処分されています。首相主催の宴会なら反社の参加は許されるのか。そんなことがまかり通れば、社会のモラルは崩壊してしまいます」

 西村明宏官房副長官は27日の会見で「反社会的勢力の皆さま」と敬称を使用。「タレントは謹慎で、総理や長官の責任が問われないのは不公平では」と問われると、「個人に関する情報だから回答は差し控える」と逃げた。野党は、菅氏の進退問題として追及する構えだ。臨時国会最終盤、「反社問題」が大炎上だ。

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