医療事故調査制度、アウティング判決の教訓& 桜を見る会の問題点

J-WAVE JAM THE WORLD(2020/11/25) 安田菜津紀&木下正一郎 医療事故調査制度を語る、医療事故で命を落とさないために市民は全員考える必要がある、アウティング判決の教訓を語る&落合洋司 桜を見る会の問題点を語る

 永岡です、J-WAVEのJAMTHE WORLD、グローバーさんのナビゲート、水曜日のニューススーパーバイザーはフォトジャーナリストの安田菜津紀さんでした。グローバーさん、感染を防ぐのは休業補償をセットにすべきと群馬県知事が昨日語り、この件を国の政治家に語って欲しいと説かれました。

 安倍氏の桜を見る会の秘書事情聴取、元検事の弁護士、落合洋司さんのお話がありました。安倍事務所が916万円補填、落合さん、この問題は2019/10からはじけたものの、特捜部が思い切って踏み込んだもの、特捜部には多数の告訴告発が寄せられて捜査になるが、安倍氏が総理を辞めて捜査に拍車をかけたことになる。グローバーさん、トップが辞めたら辞任の意味を問われて、落合さん、世界的にも現職だと逮捕は困難、辞めて逮捕しやすくなる。法律のフェアさの問題もあり、安倍事務所が差額補填だと、公職選挙法の買収、河井夫妻と同様+選挙区への寄付禁止、ホテルで11000円のものを5000円で飲み食いさせたら公職選挙法違反になり、何をもって寄付、買収とするか、本来11000円のものを5000円でさせたこと、差額補填=参加者への寄付、買収になる可能性がある。

 安倍氏サイドは、ホテルの領収書がなく、廃棄していたとなると、証拠隠滅に当たり、犯罪成立の可能性があるが、廃棄した人が証拠隠滅にならず、誰が何をして、誰が何を言ったかが大事、安倍氏に事情聴取はあるか、捜査は上に責任追及の手を伸ばし、主催者の頂点は安倍氏で捜査のおよぶ可能性がある。

 政治資金規正法違反の可能性は、寄付が禁止、政治資金収支報告書を出さないとならず、後援会が出して、不記載も刑事責任になる。グローバーさん、法律があってない、検察は巨悪を追及しないと説かれて、注目ポイントは、落合さん、検察に政治、権力の腐敗に切り込むことを国民が期待して、どこまで国民の期待に検察が応えられるかと締めくくられました。

 安田さんの気になったニュース、この1週間、取り組みたいニュースは多数あり、桜の安倍氏の関与もあるが、桜をまだやるのかとネトウヨは言うが、安田さんは安倍氏からまともな説明がされていない、そして国民投票法が採決にツイッターで抗議、改悪されたら国民投票にCMの制限なし=お金のある政党の声が通り、安田さんは国民投票法を今なぜ、菅氏はGoToも答えず、記者会見なし、国民投票法は2018/7に憲法審査会で提案されて継続審議、コロナ禍で課題山積みの中でこんなゴリ押しを許してはいけない。

 一橋大学の大学生、同性愛をばらされて、アウティングについて訴訟、控訴審判決、男性のアウティングは許されないと、違法性は認められたが損害賠償は却下。同性愛をLINE勝手に暴露されて、そして自殺、大学の対応に問題ありとして両親が提訴、しかし両親の請求は棄却されて、それで大学は何らもしなくていいではない、自殺後、遺族に大学からショックなことを言う、男性は同性愛であったというのはLGBTをショックという不適切なもの、キャンパスのある国立市はアウティング禁止の条例、本人の許可なしにダメ、そして東京他でアウティング禁止条例ができて、県単位では三重県でできて、アウティングは様々な事例があり得て、自治体など研修すべきと説かれました。

 UPCLOSE、医療事故の再発防止を目的とした医療事故調査制度について、この問題に詳しい弁護士の木下正一郎さんが出られました。運用開始から5年、課題も多く、概略追跡します。私(永岡)も医療事故で一度命を落としかけて九死に一生を得たことがあります。

 医療安全週間であり、それを守る制度、医療事故調査制度、医療の質、事故再発防止になっているか、この制度の概要は、2015/10にスタート、医療法に基づき、医療事故の死亡事例を元に再発させないため、できた背景は1999年、大病院で死亡事故続出、刑事事件になった例もあり、真相究明と遺族への補償を求める遺族と、事件化したくない医療側との綱引きで、成立には時間もかかり、医療事故は日本での正確な件数は把握されていない、2006年に医療事故の調査があり、入院患者で18万~20万件!の医療事故があるとされて、そして報告されていないものを含めるとさらに大きくなり、正確な把握のされないのは大問題。

 主なケースは何か、多岐にわたり、医療事故報告の事案、エコノミークラス症候群、院内での転倒転落など原因は多く、さらに原因に医療従事者の多忙さが背景、患者さんと医療者で大事な、患者のリスク情報が共有されず、システムのためか、医療者の余裕なし、患者に一人一人向き合う余裕なし、患者も医師にお任せ→後で重大事故。不明なことは聞いていいと患者に啓発が必要、リスナーより、医師に責任を取らせるのに曖昧にされないかと質問があり、裁判にするとかないかというもの、木下さん、制度のできる前でも医療機関により説明されていたがそれは一部、裁判しか手はなかった。いい医師だったらラッキー、それでないとアンラッキー、裁判だと時間+費用が莫大なものになり、双方納得できない、納得という点では、裁判では患者側に立証責任があり、勝訴できても医療者が真実を語らない例もある。

 医療事故調査制度は5年、問題点は、医療機関が報告しないといけないのに、報告件数があまりに少なく、入口にも立てない。ミスを犯したものが自主的に報告に任されて、遺族は蚊帳の外、医療者が報告しないと、このシステムの対象にならない。遺族の声の窓口はない、形式的なもの。制度のできる時に、予想された件数はいくらで実態はいくらかと安田さん問われて、木下さん、1500件ほどと予想されたが実際は年400件ほど、安田さん、医療者、病院が消極的な理由を問われて、木下さん、調査が医療者の利益にならず、再発防止は現状を変えないとならず、日常診療で忙しく、後ろ向きになる。

 医療機関は刑事訴追されるのが怖く、調査ではどれくらいの報告書になるかは、きちんと調査した分量は、第3社機関だと何十ページの報告書になるが、院内の事故調査は2ページほど、再発防止はなく、おざなりな事故調査。安田さんも2ページはずさんと説かれて、ミスをした側の調査では限界と問われて、木下さん、自発的に再発防止をしないとならず、第3者で強権的にすべきではない、あくまで自発性が大事。

 ツイッターでもメッセージ、医療現場の方、自問自答しながらとの声があり、意義ある制度にするために必要なものは何か、木下さん、自発性が大事、強権的なものではダメ、第3者機関がどうするか運用のモデルが必要。

 遺族が病院に調査を希望してもなかなかされず、遺族の声を届けるための制度設計が必要、遺族が求めても何もされない例があり、第3者機関が調査、医療機関にこれを調査させることが必要。遺族と病院だけでなく、第3者の視点は必要。

 医療事故はそもそも何か、予期せぬ死亡であり、それが曖昧、何が対象になるか、救急で運ばれて、ダメかも知れないというものは予期された死だが、報告しない方向で拡大解釈されて、調べる方向で指針が必要。統一的な基準が必要なので、厚労省が指針を示すべき。そして、医療事故の調査だと、医師、患者の名前は匿名、しかし医療機関の名前は公表すべきか、匿名性について、木下さんは医療機関の名前を公表する必要はなく、どういう事案を調査すべきかであるから。

 制度から、一度も第3者機関に報告していない医療機関があった場合のことは、遺族とともに制度をよくする方向で、半分冗談で、そういう医療機関を表彰したら、名誉として受け取る医療機関はなく、事故調査をしない医療機関の実名公開は必要。調査に消極的なものの実名は明らかにすべき。 

 医療のもので、参考になるケースはあるか、産科医療補償制度、分娩で問題、脳性まひになったら再発防止をやって、ここでは2009年以来医療訴訟は半減、訴訟は損害保険会社がしている。医療事故というと、身近にない人は実感がないが、誰でも起きる例はあり、調査制度をより良くするために市民に何が求められているかについて、木下さん、制度のスタートから、制度を良くする運動で署名活動をして法律改正を目指し、街頭で署名を呼び掛けて、遺族だけでなく、皆さんが将来医療事故に会わないためであり、街頭だけでなく、ネット署名もあり、医療版事故調査のものです。制度は作って終わりではなく、より良いものにすべきなのです。こういうテーマ、テレビではほとんど取り上げられず、ラジオならではです、以上、安田さん、木下さんのお話でした。

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