安倍氏の「事実と異なる国会答弁」33回、分析すると…三つのパターン

安倍氏の「事実と異なる国会答弁」33回、分析すると…三つのパターン

衆院本会議場を終え、記者団の質問に答える安倍晋三前首相(左)=国会内で2020年11月24日午後1時21分、竹内幹撮影

 安倍晋三前首相周辺が「桜を見る会」の前夜祭を巡る費用の一部を補塡(ほてん)したと認めた問題で、安倍氏は2019~20年の国会で、事実と異なる答弁を少なくとも33回していた。「安倍事務所側が補塡した事実は全くない」などとした答弁で、野党は「虚偽答弁を続けた前首相の責任は重い」と攻勢を強めている。

 衆院調査局が立憲民主など野党4党の調査要求に応じ、24日の野党会合で明らかにした。それによると、安倍氏は19年秋の臨時国会と20年の通常国会で、三つのパターンで「虚偽」とされかねない答弁を重ねていたことが浮き彫りとなった。

 最多のパターンは、会場のホテルとの契約を巡り、安倍事務所の関与を否定した答弁だ。安倍氏は前夜祭の参加者とホテルがそれぞれ契約していたと主張。2月5日の衆院予算委員会では「段取りの調整をしたに過ぎない安倍事務所職員は、契約上の主体にならない」と述べた。同じ趣旨の答弁は16回に達した。だが、安倍氏周辺などの証言から、安倍氏側が費用補塡などを通じ、契約に関わった可能性が高まっている。

 東京地検はホテルが発行した明細書を入手したとされる。だが、安倍氏は「明細書はない」との答弁も10回繰り返していた。昨年11月20日の参院本会議では「事務所に確認した結果、ホテル側から発行はなかった、とのことだ」と断じた。

 補塡を全否定する答弁も目立った。安倍氏は同日の参院本会議で「後援会としての収入、支出は一切ない」と述べ、20年3月4日の参院予算委では「事務所側が補塡した事実も全くない」と強調した。この趣旨の答弁は7回だった。

 当時官房長官だった菅義偉首相も、安倍氏に合わせる形で、3パターンに当てはまる答弁を計6回している。野党は菅首相にも打撃を与えたい考えで、立憲の福山哲郎幹事長は25日、記者団に「安倍前首相のもとで、菅長官がひょうそくを合わすためと言いながら虚偽答弁を続けたことは間違いない」と批判した。【宮原健太】

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