「一時的だ」「やはりGoTo停止」 菅内閣の支持率急落、自民内から首相批判

「一時的だ」「やはりGoTo停止」 菅内閣の支持率急落、自民内から首相批判

記者会見する菅義偉首相=首相官邸で2020年12月4日午後6時6分、竹内幹撮影

 毎日新聞の12日の世論調査での内閣支持率急落を受け、政府・与党内に動揺が広がっている。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことが要因との見方で一致しているが、菅義偉首相に対する不満も出始めており、今後、政権の求心力低下につながりかねない状況だ。

 菅内閣が9月に発足後、毎日新聞の調査では内閣支持率が下がり続けている。12月に入って報道各社の調査でも支持率下落が目立つ。首相に近い自民党幹部は今回の結果について「下落は一時的なものだ。右往左往してはいけない」と語り、公明党幹部は「感染拡大に対する国民の不安の反映ではないか」と指摘した。閣僚経験者の一人は「衆院を解散する時期の判断が一層難しくなる」と述べ、解散戦略に影響するとの認識を示した。

 首相は経済活動と感染拡大防止の両立を図るため、自身が主導して始めた旅行需要喚起策「GoToトラベル」事業は継続する考えを繰り返している。しかし、今回の調査でも「中止すべきだ」が7割近くあり、世論の批判は強い。自民党ベテランは支持率急落を踏まえ「やはりGoToは全国で一時停止せざるを得ないだろう」と語った。

 「首相は国民の不安に対して、うまく説明できていない」(政府関係者)、「感染者が増えているのにGoToをやめない『ちぐはぐ感』への不満が数字に表れた」(自民中堅)など、首相に向けた批判も出ている。

 政権側は「政策を着実にやっていくことに尽きる。ここが踏ん張りどころだ」として、感染拡大に歯止めをかけて支持率を好転させたい考えだが、収束は全く見通せていない。

 加えて、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」の前夜祭の問題や、自民党の吉川貴盛元農相に対する鶏卵生産大手「アキタフーズ」グループ元代表からの現金提供疑惑など、東京地検特捜部が捜査する案件が相次いで発覚したことも、政権の痛手となっている。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は12日、調査結果を受けて「政権の新型コロナ対応の迷走と無策ぶりが大きな不信感となり、早くも人心が離れてきている。(国民の)命と生活を守る意思が全く感じられない」と批判した。【野間口陽、宮原健太】

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