脱資本主義、地球救うコモンズ社会、若い世代が新社会主義提唱&有馬晴海 菅総理GoTo停止の背景

J-WAVE JAM THE WORLD(2020/12/15) 青木理&斎藤幸平 脱資本主義を語る、コモンによる社会が地球を救う、ソ連を知らない若い世代が新しい社会主義を提唱する&有馬晴海 菅総理のGoTo停止の背景を語る

 永岡です、J-WAVEのJAMTHE WORLD、グローバーさんのナビゲート、火曜日のニューススーパーバイザーはラジオジャーナリズム界の首位打者、ジャーナリストの青木理さんでした。昨日から大寒波、関西テレビの気象予報士の片平敦さんは災害級の大雪で、雪のところに車で行くならチェーンを必ずつけてと言われていました。

 菅総理のGoTo、急転直下の停止について、政治評論家の有馬晴海さんがお話をされました。関係各所すり合わせなしで菅総理がやったもの、しかし止めるのは2週間と短く、赤羽大臣はキャンセル料対策を発言というものの、旅行現場はエライことで、有馬さんは菅氏の初当選から24年取材されて、金曜日には停止しないというものの、昨日停止について、おそらく1日で変化は支持率40%でヤバいと国民の声を実感したと説かれて、グローバーさんそんなことで変えるのかと唖然、有馬さん、政治家にとって支持率は投票に関与して、国民は意思表示の必要性があり、菅氏はGoToと感染拡大の証拠なしと言うが、国民はそれを実感して、感染者数激増で菅氏の元におかしいということになった。グローバーさん、旅行はアカン、冬場は危険として、二階氏の配慮かと問われて、有馬さん、真実かは分からないものの、経済活性化には旅行と飲食でGoToをして、しかし感染収束の前提なのに、菅氏は観光、飲食のために必須でも、収束のめどなし+医療崩壊になったら元も子もない。グローバーさん、医師会、分科会もアカンと提言して、政府も分科会の声を納得して聞いたのか、しかし国交省もニュースで知ったなどのことを問われて、有馬さん、全情報はわからないものの、医師からはGoTo止めろと言われても菅氏の限界、国民の支持率激減に敏感に反応して一夜でひっくり返り、官僚も右往左往。

 グローバーさん、政治家のパワーバランスはともかく、国民の命と医療現場の配慮がないと説かれて、政権運営、菅氏と二階氏の舵取りでどうなるかと問われて、有馬さん、選挙が来年にあり、党は二階氏、政策は菅氏としても、景気対策が中心であるが、医療崩壊は過去に経験がないものの、医療の離職者が増えて、有事のための自衛隊を出すほど、医療現場はインパール作戦状態、パワーバランスでは菅氏と二階氏で景気対策としてきたものの、国民は命を守れ+もっと前にしていたらクリスマスと正月楽しめたのに、遅すぎる。

 そして、年末、来年の舵取りはどうなるか、有馬さんの上げるポイントは、勝負の3週間は形にならず、何とか正月を止めてどうなるか、アクセルとブレーキをどうするか、医療で死ぬのか、経済で死ぬのかと言われるが、ドクターストップがあり、医療現場を先にケアすべきだが、有馬さんでも先は読めないと締めくくられました。

 ちなみに、関西テレビのニュースだと、菅総理、昨夜GoTo中止を言った1時間後に銀座の高級ステーキ店で会食というのです。萩生田氏は先週の報道特集だと自粛しろと言う時期に芸者さんと遊んでいて、私も神戸製鋼にいたときに、現場は頑張っていたのに上層部は会社の金で遊んでいたのを見たこともあり、これは太平洋戦争末期と同じです!

 青木さんの気になったニュースは当然ながらGoTo中止(青木さんのモーニングショー発言がスポーツ報知に、https://hochi.news/articles/20201215-OHT1T50051.html?fbclid=IwAR3wYw1Mz8gEFjXuGI4WjMLLucCuBSEYt9PcB3u_hLmmZAPb60JirQNG_dI )、と思いきや、今社会の直面している課題は、富の偏在、格差拡大、ヨーロッパでもアメリカでも大金持ちと貧困層に二分化、資本主義を支えていた中間層が没落、白人のそういう層がトランプ氏を生み、イギリスのEU離脱、右翼的ポピュリズムになり、日本だと少子高齢化で年金破綻の焦燥感があり、その中でヘイトスピーチ、不安定な雇用、その中で若い人たちが保守化しているもの、宮台さんとの対話で、没落する中でポジション取りになり、他方気候変動問題、産業革命から1度上がり、日本で豪雨災害ラッシュ、2050年には3~4度上がり人間は暮らせず、各国は気候変動対策にかかれず、無数の問題を抱えて、若い世代はどうしたらいいか分からない中でポピュリズム、トランプ氏、ヘイトスピーチになるのは人類の課題。

 今日は、斎藤さん、人類史上解決困難なテーマの答えの取っ掛かりになるかと青木さん期待されました。

 UPCLOSEは経済思想家、大阪市立大学の斎藤幸平さんでした。人新世の経済学を出されて、限界の来ている資本主義の先にある社会システムを語られました。2020年はコロナの暗いニュースの中で、物事の本質がわかったものもあり、2020年、脱資本主義の年、青木さんは大阪で会われて、斎藤さん、脱資本主義に意気込み、青木さん、この本は8万分のベストセラー、格差、気候変動は資本主義だと対処不能かと問われて、斎藤さん、資本主義では解決できない。人新世、人類の経済活動が地球を覆い、人類の人工物>自然界のもの、100年前は人工物3%、しかし道路、建物etcで手つかずのところなし、それがコロナや気候変動の原因。

 青木さん、気候変動を問われて、各国は電気自動車、再生可能エネルギー、レジ袋不使用とあるものの、不十分かと説かれて、斎藤さん、資本主義は利潤第一主義=経済成長第一、テレビ、車も1台から2つ、しかし地球の資源は有限であり、無限の経済成長は無理、CO2が増えすぎて温暖化、旱魃などになり、経済成長にブレーキをかけないとならず、コロナも経済成長にブレーキをかけた。青木さん、レジ袋をやめることは有害と説かれて意味を問われて、斎藤さん、SDGsは大衆のアヘン、気候変動対策、菅氏は脱炭酸と言うが、抜本的なシステム転換、農業、物流でそれであり、しかしファストファッションまでSGDsなら大量消費をしてしまい、環境対策をしている免罪符になり、物を買っても環境にいいものだと勘違いして、大胆な転換にならない。

 青木さん、企業は利益を求めて、エコバッグも企業を儲けさせると説かれて、斎藤さん、エコバッグは企業の利益になり、500円かったらもらえるとなったらSGDsの本質と乖離して、資本主義社会の利益の問題の中で環境問題はそう悪用される。青木さん、地球でCO2を出すのは自動車、電気自動車になりガソリン車になり、雇用、地球環境を維持できるかと問われて、斎藤さん、緑の資本主義は資本主義維持の最終手段、ガソリン車はやめないといけないが、電気自動車に買い替えても本質的な解決にならず、それで解決できず、今石油で走っている自動車を電気自動車にしたら電力の消費量は倍になり、石炭火力、ましてや核はダメ、しかし太陽光発電はレアアースを多用して、それは南米にたくさんあり、今まで石油など南米から収奪していたものを、レアアースで南米、アフリカを搾取することになり、環境問題解決にはならず、気候変動は地球はみんなものも、先進国だけでないのにも先進国のあまりの消費を何とかしないといけない、環境、気候正義から目をそらせるものがあると取り上げた。

 青木さん、脱成長を斎藤さん説かれて、青木さんは経済学の専門家ではないが、成長のない発展はあるか、先進国は成長を求めて、しかし成長にブレーキはかけられるかと問われて、斎藤さん、成長は生活を豊かにして、斎藤さんもIフォンでこれに参加、しかし今後100年は持たず、環境問題、気候変動を前に成長はダメ、今十分に生活に必要なものを作れて、しかしGAFA、世界の8人のトップ金持ちが下の37億人の富を持っていて、富はあるのにあまりに偏在して、多くの人が貧しい、日本にも困窮者は多く、スローダウン、富をシェア、コモンにすることで社会は豊かになる。

 青木さん、グリーン資本主義、国が税金を取って再分配は間に合わないのかと問われて、斎藤さん、富の偏在はあまりに不合理ではあり、同時に教育、医療、水、電気を国ではなく、市民電力など管理・運営に参加して、市場に任せない、資本主義の前はコモンズでやっていたが、解体されて資本主義になり、コモンを取り戻す、コモニズム、共産主義、生活に誰も必要なもの、種も財産、自治体、市民団体で管理するもの。青木さん、教育、医療、農業でも、強欲な資本主義、荒くれものに委ねるものではなく、コモンとして、成長ではなく管理すべきと説かれて、斎藤さん、教育、文化は成長とは無縁、医療、美術館もそう、コロナで、エッセンシャルワークが注目されて、それを高く評価すべき。しかし介護、育児は賃金も低く、資本主義では生産性が低いためだが、エッセンシャルワークを評価する社会が必須。

 リスナーの質問も殺到して、斎藤さんの本を読んだ人も多く、コモンを広げるものにジェネレーションレフトが共感しても、高齢者では勝者がその恩恵という人はどうするかとあり、斎藤さん、頑張ったというものの、家族も自分の健康も犠牲にして、自分のやっていることは社会に意味なしと感じて、週40時間働いても会議など意味ない、生産力もあるのになぜ週40時間も働くか、資本主義は働かざるもの食うべからずで意味のない仕事があり、自分のやっていることに意味はあるか、コロナ、気候変動を機に変わるべき。

 青木さん、資本主義は競争でイノベーションという捉え方があり、しかしそれが無駄もあるものの、競争とコモンを問われて、斉藤さん、スローダウンの機会、競争のために広告がたくさん要り、しかし広告、マーケティングに膨大なエネルギーを浪費して、そして競争のためにでてこないイノベーションもある、携帯電話も新作を作り続けるもので、10年使える携帯電話ではダメ、消費を減らすものは資本主義だと生まれにくい。青木さん、日本のノーベル賞はお金のあった時代に研究があったと説かれて、斎藤さん、競争が発明をうまない。

 また、リスナーより、飲食、旅行は斎藤さんどう思うか、旅行はエネルギーの浪費かと質問があり、斎藤さん、今旅行できるのは富裕層で偏り、この間、斎藤さん大阪にいて、外国人観光客目当て、大阪も京都もそれで、住民にメリットなし、インバウンドによる経済成長は住民に迷惑+博打場=コロナで破綻、観光客について、地元のコミュニティ再生、節度を持った文化を取り戻す最後のチャンス。青木さん、旅行も文化だが、観光公害と違うものかと問われて、斎藤さん、休みが取れずマニュアル化した旅行は豊かではなく、文化としての旅行を作るべき、リニア、万博、博打場とは無縁。

 リスナーより、アメリカでもサンダース氏が評価、社会主義はソ連で崩壊したが、ソ連は独裁主義であり、マルクスの唱えた社会主義は可能性があるかと質問もあり、斎藤さん、若い人たちは奨学金ローンなど大変、サンダース氏の、もう一つの社会主義という若者は「ソ連を知らない若者」であり、脱成長、環境のためにシェアであり、彼らの運動から斎藤さんインスピレーションを受けた。青木さん、ソ連は斎藤さんの世代は知らず、社会主義=独裁+貧しいと昭和の人間は思うが、コミュニズムは抵抗があると説かれて、斎藤さん、様々な道があり、新しい解決策があり、マルクスもあり、若い人たちの動き。斎藤さんはミレニアム世代、その下はゼット世代、青木さん、若い世代は将来が見えないと説かれて、斎藤さん、前の世代のツケを若い人たちが払うことになると、時間になり、本の1/10も語れなかったと締めくくられました。いや、刹那的テレビでは全く分からない話、キーボードを叩くのに知的な満足感を大きく感じるものでした、ラジオは今、日本に残された民主主義とジャーナリズムの最後の砦です、以上、青木さん、斎藤さんのお話でした。

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