米ハーバード・ビジネス・レビュー誌電子版に昨年4月に掲載された、ハーバード大教授らの「What Good Leadership Looks Like During This Pandemic(コロナ禍でのよきリーダーシップとはどんなものか)」という分析記事があります。「新型コロナ感染症は世界で猛威を振るい、いまだに先の見えない状況が続いている。事態悪化を防ぐために、リーダーには慎重かつ大胆な決断が求められるが、それを実践できる人とできない人は何が違うのか」。そんな問いに答えるべく、政治指導者のコロナ対応を分析し、危機下でのあしきリーダーの「本能的振る舞い」と、よきリーダーの「危機管理の素質」を、下記のように、それぞれ「四つの教訓」としてあげています。これを日本の政治指導者にあてはめるとどうでしょうか。