核兵器禁止条約、核廃絶を語る、国連機能を広島に& 森オリンピック組織委員長女性差別発言の問題点

J-WAVE JAM THE WORLD(2021/2/4) 堀潤vs中山素秀 核兵器禁止条約、核廃絶を語る、国連機能を広島に置くべき&伊藤和子 森オリンピック組織委員長女性差別発言の問題点を語る

 永岡です、J-WAVEのJAMTHE WORLD、グローバーさんのナビゲート、木曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの堀潤さんでした。

 今日出た文春の、菅総理の長男のスキャンダル記事、J-CASTニュースでジャーナリスト元木昌彦さんが紹介されています、https://www.j-cast.com/tv/2021/02/04404439.html?p=all 長男のいる東北新社はケーブルテレビなどの企業です。このネタ、どうやらテレビのワイドショーはそれほど取り上げていませんが、菅氏、「お迎え」のカウントダウン開始です!

 森オリンピック組織委員長の女性差別発言の問題点、国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ(https://hrn.or.jp/ )事務局長の弁護士の伊藤和子さんのお話がありました。ちなみに、来週火曜日のこの番組、東京オリンピックのこと、東京医師会の尾崎さんも参加されての特集があります。森氏は記者会見してTBS澤田大樹さんに突っ込まれて逆ギレでしたが、伊藤さんの視点、森氏の暴言は文脈全部世界に報じられたものについてビックリ、21世紀にこんなことが公+国際的なオリパラの会合でトップが言うか、暴言王森氏でも許したらだめ、これはオフレコではなく、ロイターなど世界の通信社も報じて、世界のメディアによる視点は、オフレコでもダメ=差別意識爆発、森氏は性差別主義者、海外でもそう報じられて、女性差別、女性が意思決定に参加するのを嫌がる+女性を見下して問題ばかり、これを問題と思わない日本の人権意識の希薄さは問題。

 そして、会合で笑うものもいて、性差別をカルチャーとして日本は持ち、森氏に抗議する人なし=性差別が森氏だけでなく、組織委員会のカルチャー、しかしオリンピックは差別禁止、多様性を求めて、人間を大事にする祭典を日本がやる資格はあるのかと根幹から問われている。グローバーさん、森氏はオリンピック精神に反するとしても辞任しないのは問題と説かれて、伊藤さん、森氏は反省せずまた繰り返す、諸外国だとこんなことを言ったら首が飛ぶのに、日本だと表向き謝罪したら済む=ジェンダー平等指数120位のもの、森氏は辞任すべき、世界だけでなく若い世代も見ている、女性差別を許す日本文化の継続は社会の破綻を意味する。

 グローバーさん、組織委員会や東京都にも女性はいて、今後必要な対応を問われて、伊藤さん、森氏は腹切りすべき、辞任しないなら小池都知事やアスリートが森氏を許さないと切腹させるべき、森氏を辞任させないと日本は終わりだと説かれました。ちなみに、ツイッターでは逆ギレ会見、日本の恥がトレンド入りです。

 ちなみにくにまるジャパンで伊藤惇夫さん、案里まあ、銀座キャバクラ 菅接待と詠まれていました(笑)。菅総理の息子のスキャンダルはエライことになりそうです。

 堀さんの気になったニュース、堀さんの私は分断を許さないの再上映で舞台あいさつされて、10代の方も親に進められてJAMを聞くようになり、しかし周囲には社会問題に関心のある層は少ないとの声もあったとのことです。堀さんもネタは森氏の暴言、世界のメディアがオリパラのトップがレイシストと報じて、森氏は謝罪というものの、澤田さんの追求にブチギレしてSNSで批判されて、堀さんは本人がどういうものを思っているか、改心させるとは思わない、森氏は悪意あるなしにかわらず差別主義者であり、役職として森氏がオリパラのトップのことを放置していいのか、森氏は失言を謝罪するなら辞任すべきなのに逆ギレ。組織委員会で誰が森氏を解任できるかは定款により、31条の3に、理事会のメンバーがダイバーシティを謳うトップにふさわしくとしたら解任、会長はキャノン御手洗氏、その他いて、堀さん名前を読み上げられて、この人たちの判断を注目していると堀さん強調されました。

 UPCLOSE、核兵器禁止条約、核廃絶のこと、自民党、防衛副大臣の中山素秀氏がゲストでした。もしもアメリカの核の傘がなかったら日本の安全保障は成り立つかがテーマ、生放送で堀さんも意気込んでおられます。先週、古谷さんと伝えた核兵器禁止条約、52か国批准、しかし核保有国は無視、日本も参加しないもので、堀さんの周囲は参加すべきと言うものの、様々な背景を知りたい、そして核のない世界の安全保障はあるのか、リスナーの声とともに討論です。

 中山氏、ラジオ番組していて、リスナーとの対話は経験があり、神戸で生放送DJを12年している。堀さん、現職副大臣とDJとして招き、核兵器禁止条約発効、菅氏は核軍縮をするというものの、署名しないと答弁して、アメリカの核の傘に守られたというもの、中山氏、総理の答弁は日本の核軍縮の基本的なものは核兵器の非人道性、核保有国と核を持たない国の対話が必要で、核軍縮は世界で立場が異なり、各国の取り組める立場を探り、米ソ冷戦時代を経て、日本は3つできて、日本は94年以降核廃絶決議をして、昨年は採択、核軍縮進展のための賢人会議、軍縮不拡散会議、作業文書の提言もしている。今後もこういう取り組みで国際的に貢献する、今年夏のNPTを目指している。

 堀さん、ニュースを丁寧に聞いている人は、日本が国連で核廃絶に努力していると知っているが、具体的に核兵器禁止条約は参加しないでどうするのかと問われて、中山氏、菅氏は核兵器禁止条約の目指す核廃絶は目指して、核の傘に日本はあり、冷戦時代のアメリカ、ソ連の思惑、アメリカを中心とした自由主義国、他方ロシア、中国の思惑、国家としての意思、イデオロギー闘争が核にはあった。その中で現実を見据えて、核保有国は日本の周りにあり、日米同盟があり、日本の国家としての目的に符合するのはアメリカ。

 堀さん、核なき世界の安全保障は何か、外交、経済でやるのかと問われて、中山氏、日本は広島、長崎の被爆国、中山氏も高校野球で8月6日と9日に黙祷、広島、長崎に修学旅行で行き、過ちを繰り返さないとして、核を抑止するためにはそれに勝るものが要り、朝鮮半島外交もパワーバランスが各国にあり、日本は非核三原則があり核を持たず、日本を守るのは、中山氏には夢があり、国連の本部機能を日本に誘致すること、アジア太平洋本部は国連にない、タイには国連の図書館があるのに、広島市民球場跡地に平和について議論するものに日本、広島、長崎で会議をしてみたい。日本は少子高齢化で人口減少、ノルウェーはお座敷で国際会議をして、広島で国際会議をしたらいい、広島をして、世界から見て日本が外せない国とすべき。堀さん、広島、長崎があり、日本に核保有国と持たない国の接点は必要で、そして主権国家としてアメリカとの対峙、国連改革もある。

 堀さん、アメリカの核の傘はいずれ決着をつけるべき、核の傘から抜けられるかと説かれて、中山氏、日本の周囲、核兵器があり、アメリカの拡大抑止は不可欠、信頼のためアメリカと協力すべき、アメリカの戦力で日本の安全は確保されて、先月も日米でこれは採択、日米安保条約に信頼を置いて、日本自身の防衛力を保ち、アメリカの抑止力に寄るのが現実的。中国とロシアが日本海で戦闘曲を飛ばして、中国は太平洋に滑走路を作り、海上保安庁に当たるものが海軍の役割をしている、その現実があり、いずれは核のない世界を実現したいが、短期的にはロシア、中国のことがある。堀さん、目の前の安全保障はあるものの、長期ビジョンとして核廃絶を掲げて、核の傘なしのシミュレーションはしているのかと問われて、中山氏、基本的には日米安全保障、シミュレーションは世界の国々がやり、ミラー氏の本で、太平洋戦争の150年前にオレンジ色に塗られた国が日本、対日戦争計画があった。日本については、現職として手の内はあかせないものの、日本の防衛は国民の生命、財産を守る必要があり、核なき世界の安全保障について、個人的な夢を語ったが、国連本部機能、アメリカとヨーロッパにあるが、人口はアジアが最多なのに、アジア太平洋の本部のないのは問題、日本の被爆国の位置を世界は理解して、平和の種をまくことをすべき。霞が関の官僚とプライベートで話し、組織としては否定的だが、個人的には賛同、大阪大学の星野さん、国連本部機能を誘致する議員連盟を作り民間人の座長になり、イデオロギー闘争で政治が絡むと問題だが、日本として広島、長崎、沖縄のために配慮すべきことがある。

 堀さん、オバマ氏がやっと広島に来たが、イギリス、フランス、ロシア、中国の首脳も広島に誘致すべきと説かれて、リスナーの声、アメリカの核の傘から抜けるべき、そのためには核武装すべきという声があり、西部邁さんは対米自立といい、政治家は理想を言うべきとの意見もあり、日本国の核保有について問われて、中山氏、個人として、非核三原則があり、万一日本が核保有という意見が出たが、中山氏はアメリカの核の傘、日米安保のもとでやり、次期戦闘機の話、パーツが外国製になり、100%国産の戦闘機を整備すべき、軍事予算は半分が自衛官の給与であり、これだけ安全保障が変化して、日本の軍事費はこれでいいのか、戦闘するより、戦争のリスクを回避すべき、陸海空をこえて、宇宙、サイバー空間があり、核保有を目指すDPRKのような国もあり、サリンのような安いBC兵器もあり、それで日本を攻撃する国もあり得るというので、核だけの議論ではない、オバマ氏が広島に来て、広島、長崎のタブーがなくなり、広島に国連のアジア太平洋機能を持つべき。

 堀さん、核保有国5大国の発言力の強いの国連の改革を問われて、中山氏、国連の安全保障理事会の改革は必須、世界が変化して、国連の改革が必要。中国は国連のトップを狙い、日本も国連の位置をしめるべきと締めくくられました。様々な視点があり、堀さんはこれを市民で議論したいと説かれました。こういうラジオは貴重です、以上、JAMTHE WORLDの内容でした(ちなみに来週木曜日はこの番組お休みで堀さんは次18日登場です)。

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