グローバリズムとツルツル社会(中央集権)ザラザラ社会(地方分権)」、大量生産消費と対極の里山資本主義・市民社会の可能性、菅総理長男の関わる贈収賄事件解説

J-WAVE JAM THE WORLD(2021/2/15) 津田大介&加藤秀樹 グローバリズムとツルツル社会、ザラザラ社会のことを語る、大量生産消費と対極の里山資本主義、市民社会の可能性を模索する、菅総理長男の関わる贈収賄事件解説

 永岡です、J-WAVEのJAMTHE WORLD、グローバーさんのナビゲート、月曜日のニューススーパーバイザーはジャーナリストの津田大介さんでした。

 オリンピックの森元会長、無報酬を謳いながら五輪の業者から年間6000万円の政治献金を受けていたことを週刊ポストがスクープです、https://news.yahoo.co.jp/articles/645a083c0f1a6fb99603fe833344b7a3734e13c6?page=1 このニュースはツイッターでトレンド入り、神戸学院大学の上脇博之さんは現役の国会議員以上の集金力を指摘されており、これらは五輪マフィアが東京オリンピック中止を言わない理由がここにあります。

 津田さんの気になったニュース、まずは国会、菅総理の長男・正剛氏(文春は実名報道しているのに後追いマスメディアはそれをしない)が東北新社の社員で許認可権を持つ総務省との賄賂問題、総務省幹部が菅総理の長男と会食12回+タクシーチケット=接待、今日の答弁で総務省幹部と菅総理の長男の不適切な関係は国家公務員法違反として問題になり、国会でのやり取り、総務省原氏は長男が倫理法の上で問題あり、倫理法上の利害関係者だと認めて、国会のやり取りで、菅総理の長男以外と同様の会食はない=菅氏の長男、東北新社を特別扱いしていたもので、菅氏は人事を通して官僚を把握して、菅氏の肝いりのふるさと納税に反対した官僚を飛ばして、菅氏が総務大臣時代に飛ばした官僚がある通信会社に入り出世して、菅氏に従わないものを排除したら、菅氏の長男に特別扱いしないと官僚は報復人事を恐れてのものであり、危ない橋を渡ったのは官僚が菅氏を恐れての忖度、そして贈収賄に発展する可能性もあり、身内への便宜供与、これが支持率にどう影響かはわからないが、国会の大きな火種になったと説かれました。

 UPCLOSE、コロナ禍でグローバリズムの弊害が判明して、格差、貧困が広がり、これを読み解くキーワードの「ツルツル世界」と「ザラザラ世界」について一般社団法人構想日本(www.kosonippon.org )の加藤秀樹さんとのお話がありました。本も出されています、https://news.yahoo.co.jp/articles/4a7cd9203ae478d9846076a3253915a7b2982ed1  貧困も問題になり、これを語られた加藤さん、構想日本は2009年の民主党政権の事業仕分けで注目されたもので、政策シンクタンク、大半は情報提供とコンサルで、政策提言と実現はあまりなく、政策提言、国の仕組み、法律に提言、学者、官僚と議論して開始、しかし20年経ち、基本から変えるべきと事業仕分けをして、庶民の声を行政に反映、住民協議会もして、政策、国の仕組み、政治への参加では選挙だけではなく、東海村でも原発のことを生活から考えるものもして、手応えはよく、議論がうまく行き、資本主義の限界、民主主義の危機と言われるが、庶民の声を生かして民主主義、資本主義はより良いものにできると思う。

 加藤さんは霞が関の官僚をして、そして日本にシンクタンクはなく、霞が関を出た最大の理由は、様々な官僚がいて、国を良くしたいと思う官僚もいるが、制度を壊すのはできず、それは政治の役割、大臣、総理の指示の元でやるので限界があり、国民の代表である政治家に従うのは民主主義。役人は勝手に制度を変えるのは許されない。加藤さんは住民参加、自治体の顔金の使われ方のチェックなど、投票以外の活動を模索されて、住民に参加してもらうものも、無作為に選び、政府、行政は国民の声を聞くのに審議会や公募をするが恣意的になり、関心の強い人が集まる=利害関係者が来て、しかしランダムに1000人選び、参加する40人の議論は価値がある。

 加藤さんの、ツルツル世界とザラザラ世界、グローバリズムをテーマに説かれて、グローバリズムについて加藤さんは2つあり、人間のそもそもの性、人間は大きな脳を持ち、好奇心、大儲けのために行動範囲を広げる、コロンブス、シルクロードなど、人間の性としてのグローバル化と、第2次大戦後のグローバル化、関税をなくす、自由化の中でグローバル化が進み、後者の弊害が近年大きくなり、日本でもオレンジ、林業、牛肉と自由化、日本の国土の多くが山なのに輸入した木の方が安く、熱帯雨林を破壊、日本の山も荒廃、植林しないと生きていた動植物が絶滅、温暖化になり、自由化、グローバル化は労働力のもの、イギリスのEU離脱の背景、アメリカでもトランプ大統領を出したもので、グローバル化はマイナス面>>プラス面になった。

 そして、ツルツル世界とザラザラ世界の意味、ツルツル世界は今の世界、高速道路、ザラザラ世界は田舎の道、高速道路は経済成長の道具、周囲の光景など無視、自由化、グローバル化とツルツル化、他方日々の生活を大事にして、そちらの方が人間的、効率化の過程で捨ててきたものを見直すもの。そしてザラザラ世界に戻れるのではなく、ツルツルとの共存が試される。

 ザラザラ世界へのノスタルジーではない、昔は良かったではなく、ツルツルに合った人、ジョブズのような人もいるが、そういう人がお金、技術を持つと他方でついて行けない、合わない人も多く、格差、断絶が起きて、経済をツルツルだと環境問題、食糧問題、格差、分断、家庭内暴力もそこに原因があり、マイナスを減らして、誰でもゆったり暮らせる社会を模索する、夢、妄想ではなく実現は可能。

 今、ツルツルとザラザラの併存はあり得て、大量生産の反面職人の手作りもあり、金融でもメガバンクと小さい信用金庫もあり、ノーベル賞も得て、互いの否定ではない。併存のためには制度に工夫が必要。手段としては税金、補助金、ザラザラ世界の人がザラザラで作った野菜は高く、しかしザラザラ世界の人が買うなら安く、ツルツル世界の人が買うなら高く、所属する社会で値段、税金を変える。ザラザラはSDGsにもつながり、しかし今環境問題を言うのは余裕のある人が今、余裕のない人もザラザラで生きられる道が必要。

 大量生産、大量消費の企業には環境負荷税を課して、有機農業の場合に税制優遇と津田さんも説かれて、加藤さんその通り、価値、評価の仕方を変えるべき、GDPは大きければいいというのは昔からではなく、貨幣依存率を取り入れるべき、生活でお金に依存する比率が高いほどダメ、田舎だと、農家は野菜を地産地消で貨幣依存率は低く、他方東京は欧米より貨幣依存率は圧倒的に高く、GDP、持っているお金の量での評価は問題。

 津田さん、加藤さんの主張は里山資本主義と説かれて、津田さんも共感されるものの、大量生産のできないものを優遇は共産主義、社会主義とどう違うかと問われて、加藤さん、逆、共産主義は中央集権的で何をいくら作るかであり、こちらは地方分権+生活の分権によりザラザラの価値があり、様々なことを自分のこととしたらいい。津田さん、どこからどこまで徴税するか、政治家の判断が要るが今の日本はそうなっていないと説かれて、加藤さん、その点では日本も欧米も同じであり、保守か、リベラルかではなく、ツルツルとザラザラで選択肢になり、左右の対立ではない。津田さんAIを肯定的に捉えていると説かれて、AIはツルツルではなくざらざらの価値を上げるものと説かれて、加藤さん、AIは人間を超えない、AIは生き死にはなく、AIの制約は人間がつけて、その前提だとAIは道具であり、使える。

 津田さん、リスナーは政治に関心があるものの、投票に行っても、市民運動しても無駄と思うものがあると説かれて、加藤さん、残念、政治が良くないが、自分ごとの会議、原発に関心のない人も会議に参加して、政治に幻滅している人がいたら、レクチャーしたいと提言されて時間になりました。

 こういうテーマはラジオならでは、書き起こしの価値はあり、このラジオは日本の民主主義とジャーナリズムの砦です、以上、津田さん、加藤さんのお話でした。

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