安倍―200点外交<本澤二郎の「日本の風景」(4001)

安倍マイナス200点外交<本澤二郎の「日本の風景」(4001)

<トランプのポチ=膨大な武器弾薬を買わされマイナス200点>

 「NHKが支えた安倍晋三内閣」の成果というと、幸福度だけでなく、内外政で日本を沈没させてしまったことであろう。日本会議という右翼・宗教カルトが災いをもたらしたものであろうが、亀井静香などは「アメリカのポチ」と分析した。「日本はアメリカの属国」と指摘する向きも少なくない。

 ポチは、ひたすら武器弾薬を買いこんで、ワシントンの死の商人に誉められた。国が疲弊した時は、真っ先に武器弾薬を放棄するしかないのだが、安倍・自公の宗教カルト政治は、その逆を貫いて、日本を地獄へ真っ逆さまに突き落とした。

 採点すると、マイナス200点が相当であろう。

<100歩後退したプーチンとのロシア外交もマイナス200点>

 安倍とプーチンとの会談は、27回にも及んだが、其の結果、一歩も前進しなかった。猫がじゃれついた姿を見せつけられた、北海道の元島民も泣くに泣けないだろう。それどころか200歩も後退してしまった。

 「さすがは安倍の小僧だ。プーチンに手玉に取られただけだった」となる。

 北方領土返還されるはずの島に、ロシア軍は軍事基地を建設した。日米軍を監視する任務を始めたし、ロシア憲法で領土の割譲禁止を明文化した。プーチン体制が続く限り、その後継者が政権を担当する限り、平和条約交渉は実現しない。共犯者は鈴木宗男や佐藤優か。

 これまたマイナス200点であろう。

<中国包囲網構築に60兆円の血税ばらまき=マイナス200点>

 安倍は、台湾の元総統・李登輝の弟子である。日本会議とも一体だ。安倍の実弟・岸信夫は、今の蔡英文と親しい。

 それかあらぬか、安倍の対中封じ込め外交は、中国の周辺国に金をバラまくという金銭外交を、かなり徹底的に敢行した。その額は総額60兆円である。社民党の福島瑞穂が、国会追及で明らかにさせた。

 いうなれば、それまでの自民党リベラルの、日中友好外交を封じ込めたことになる。ワシントンの反共勢力に、恭しく塩を贈ったものである。過去の冷戦構造下の手段を、大胆に貫徹したものだ。

 憲法の国際協調主義に反するもので、これまたマイナス200点だろう。お話にならない。追随した公明党創価学会も、北京の信頼を裏切ってしまった。

 安倍・国家主義のなれの果てか。ルーツはA級戦犯の岸信介である。戦前の価値観を、21世紀日本の政治に悪用したもので、到底納得することができない。これまた採点すると、マイナス200点であろう。 

<拉致・北朝鮮外交は改憲目当ての緊張づくりでマイナス200点>

 もういい加減にしてもらいたい。拉致被害者の会の無能無策ぶりについてだ。

 安倍・自公外交の拉致問題対策は、拉致被害者を日本に連れ戻すためと装いながら、実際はその反対だった。北朝鮮脅威論を内外に発信することで、東アジアに緊張をまき散らすことによる、無知な国民をナショナリズムの渦に巻き込むことだった。

 国内に改憲軍拡派を生み出すことだった。外交というよりも、謀略陰謀の類である。それに唯々諾々と従った家族会にも、責任が課されるだろう。マイナス200点である。

<歴史認識で寝た子を起こした日韓外交はマイナス200点>

 日韓関係は、村山・河野談話で決着を見ていたのだが、それを破壊して寝た子を起こした安倍・ナショナリスト外交だった。右翼の新聞やテレビ・雑誌を 

動員して、いまも攻勢をかけている。

 半島の人たちを傷つかせた深い傷口に塩を強く摺りこませてもので、戦後最悪の状態に追い込んでしまった。A級戦犯の孫の真骨頂であろう。半島におけるルーツの怨念闘争なのか。

 このことで匙を投げてしまったワシントンである。東アジアの同盟関係崩壊に怯えているが、元凶は安倍・日本会議の悪しき成果である。朝鮮半島に打ち込んだ深い毒矢を引き抜けるか?ほぼ絶望的である。

 本格的な護憲リベラル政権が誕生するまで、隣国との関係は正常化することはない。安倍は万死に値しよう。マイナス200点外交の極め付きだろう。

<台湾防衛でトランプと密約したインド太平洋戦略はマイナス500点>

 トランプを敗北させた元凶は、コロナである。バイデンはかろうじて勝利した。ワシントンの右翼とリベラルの戦いの熾烈化は、あたかも日本の戦前右翼と護憲リベラルの闘争に似ている。ただし、ワシントンの救いは、言論界にリベラルの風土が存在している。日本よりはましであろう。

 選挙敗北で、トランプは安倍との恐ろしい密約を暴露した。彼は武器弾薬を購入する安倍の、言いなりのアジア外交にのめり込んでいたのだ。安倍・トランプ密約は、軍事的に台湾防衛をするという、途方もない恐ろしい危険極まりない密約だった。

 安倍が、ことほど台湾にのめり込んでいたか、衝撃を受けるばかりだが、この危険極まりない密約について、議会も司法も沈黙している。トランプ失脚で救われたようなものだが、改めて安倍の国粋主義外交の、想定もできない危険度を証明したものである。国家主義政権は百害あって一利なしだ。

 なぜか野党まで及び腰だ。安倍の国会喚問は不可欠である。主権者である国民がまったく知らない、外交上の密約がいとも簡単に実現する!これほど恐ろしい外交が、21世紀の平和憲法下で行われたことに、日本の新聞テレビは全く報道していない。

 マイナス500点だ。安倍を島流しにすべきだ、との声もささやかれてきている。

<国家主義・日本会議の外交は世界の物笑い>

 ざっと安倍・日本会議・自公の外交を俯瞰すると、零点どころかマイナスである。成果は一つもない。

 日本に外交といえるものは、何一つないことが分かる。恐ろしい日本を露呈していることに、主権者は身構えなければなるまい。世界の物笑いで済ませる話ではない。

 安倍・日本会議を徹底分析する必要があろう。二度と繰り返さないために。日本の外務省を清和会OBなどは「御殿女中」と揶揄している。友人が秋葉事務次官をどやしつけた話も入ってきたが、彼は抗議に沈黙するだけだった。外務省に外交はない。高給で、酒浸りの日々を送っているだけなのだろうか。

2021年2月21日記(東京タイムズ元政治部長・政治評論家・日本記者クラブ会員)

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(寺田隆夫氏より)
コメント:公官庁公僕は政権の奴隷ではない、国民尊重と憲法遵守が義務であり、それに反する場合は色を賭して戦い、国民に訴え、共に奴隷化を返上すべきである。

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