文化放送ラジオ くにまるジャパン極(2021/3/11) 伊藤惇夫 東日本大震災、福島原発事件10年を語る、脱原発をせず原子力マフィアに支配されて一億総玉砕、内閣人事局により縦割りは解消されず官僚が政権に出世のためにごまをすり平気で嘘をつき独裁国家よりひどい腐敗になったどこぞの島国のデタラメを語る
永岡です、文化放送ラジオの、くにまるジャパン極、本日のコメンテイターは政治アナリストの伊藤惇夫さんでした。タイムフリーで聞きました。野村邦丸さんの司会、水谷加奈さんがパートナーでした。邦丸さん10年前夜の放送のため仮眠中に大きな揺れであったそうです…で、伊藤さんのお話、タイムフリーで聴いて頭に来て、読むと心臓に悪いかも知れませんが、しかし安倍晋三氏や菅総理はもっと悪いのです!(そして追悼式、2時46分に“お相撲の歌”を聞いてゲーです!)
深読みジャパン、総務省汚職、野田聖子氏、高市早苗氏がNTT接待、接待は官僚から政治家に拡大、野田氏、高市氏もダーティーなもの、その他NTT接待は底なし沼、NTTはノーコメント「喉元を過ぎたら消える罪記憶」と伊藤さん詠まれて、文春によりNTTが総務大臣経験者=電波を支配するトップの野田氏、高市氏も接待、武田大臣も否定しない=グレー。
伊藤さん、東日本大震災10年、リスナーは全員震災のことを記憶していると思うが、伊藤さんの反省もあり、5年、10年という節目でないと思いださない問題、伊藤さんも何をして何ができたか、被災地も訪問、ほんのわずかの寄付はしたものの、帰還困難区域に5万人、福島原発事故避難者36000人、行方不明者2500人、伊藤さんは神奈川県の葉山、当時津波の恐怖にかられた方、別荘を持っていた人は逃げて、が3年ほどたち別荘ブーム、芸能人、超名人、超有名歌手、マスコミ経営者etcが別荘を建てて、震災の時に恐怖でも、すぐに風化。
喉元過ぎれば熱さを忘れるの典型は政府、福島第一原発吉田所長の証言を読み、放射性物質が出て、東日本壊滅だと証言して、たまたま助かったのは様々な人の証言だと偶然+奇跡、それらなしだと東日本壊滅、今のように東京、神奈川におられず、しかし政府はこの事態を深刻を受け止めず、最大は原発、再稼働の方針に変わりなく、昨日の朝日新聞に東電社長のインタビューがあり、原発を活用すると言った後で何も続かず、菅総理は2050年温室効果ガスゼロというものの、そのために原発、政府は原子力マフィアの根幹。伊藤さんは原発をすぐ止めろとは言わないものの、いずれ止めないとだめ、福島原発事故で東日本壊滅の寸前になったことを忘れたか、3・11を契機に脱原発をどうするか考えるべき、当面依存するとしても、しかし再生可能エネルギー普及に政府は何もせず、日本だと洋上風力発電は有効なのに、専門家がいいというのに進捗ゼロ、秋田沖、銚子沖をちょっとしたのみ、銚子沖は伊藤さん関わり、日本に洋上風力発電のメーカーなし=全部輸入!どうして日本のメーカーができない、経産省が率先して開発すべきなのにできていない。太陽光発電他再生可能エネルギー開発に国は何もせず、暗澹とするもの、科学の世界で危険ゼロはなく、10年前東日本壊滅寸前であったのに、この10年代替エネルギー、再生可能エネルギーには国は何もせず、結局原発推進=政治の貧困の象徴例!
邦丸さん、10年前からこの番組のコメンテイターは同じで、伊藤さんはこの国のあり方を政治家が与野党問わず考えるべきと言われていたと説かれて、伊藤さんも20~50年後の未来を政府は考えていない、邦丸さんも経産省は2050年も核を使うものはおかしいと説かれて、伊藤さん、ヨーロッパ、オランダは洋上風力発電さかん、原子力マフィアの存在。
喉元過ぎれば熱さを忘れる、総務省汚職、東北新社に続いてNTT、官僚だけでなく政治家、公務員倫理規程は98年のノーパンしゃぶしゃぶ事件が契機で、伊藤さんは金融機関担当でもノーパンしゃぶしゃぶは行けず(笑)もしかし官僚は利害関係者から接待受けたらダメ、当時は官僚が緊張して夜の会合皆無、どころかコーヒー1杯もダメ、伊藤さんも経産省の課長と割り勘で飲んだのみ、が今回の総務省はズブズブ、朝日の記事で、農水省はたくさんの接待を受けて、経産省は8回しか接待されていないと嘘をついて、伊藤さんは、4,5年前から官僚、飲み友達が連れてきて、平気でただ飯をもらうようになった。
そして、伊藤さんの気になったのは、官僚が国会の場で平然と嘘をついていること、いつからこうなったか、官僚は後でばれる嘘は国会で言わないもの、記憶にないとかあったものの、それだけ答弁能力があったが、谷脇氏、秋元氏ともに嘘ついてばれて、森友事件で佐川氏、嘘をついて栄転、近畿財務局の交渉記録なしとか139回も佐川氏は嘘をつく、政権と官僚の関係、以前は官僚が政治と一定の距離を置いて独立性を担保していて、政権と行政の間にいい意味で緊張感があったのに、内閣人事局でそれが崩壊、官邸が官僚の人事を支配して、どこぞの独裁国家みたいに政治と官僚は癒着しないと出世できず、政権を守るために平気で嘘をついて、98年の大蔵省接待問題かのり喉元過ぎるが常軌を逸している。
邦丸さん、官庁の縦割りの解消のはずがデメリットばかりと説かれて、伊藤さん、縦割りは全く変わらず、政権に覚えの愛でたいもののみ出世、制度はともかく運用はとんでもない、NHKの人事にも手を政権はいれて問題、後藤田正晴氏は決まる前には意見を言えとしていたのに、今は意見を行ったら左遷されるもの、後藤田正晴氏は中曽根氏に、中東への派兵は自分の首を切ってからにしろと言うもの、悪い話は最初に報告して、いい話は後でいいであり、総務省の官僚で自己申告したものは一人もおらず、官僚の自律心はない。
水谷さん、ノーパンしゃぶしゃぶで逮捕者が出て、今回はどうかと問われて、伊藤さん、金額がノーパンしゃぶしゃぶより少ないがそれで許されるものではないと締めくくられました、以上、伊藤さんのお話でした。