入国管理法改悪の問題、難民認定率が異常低く、人権蹂躙の制度の改悪を阻止を、難民人権蹂躙は日本国民も人権否定に、地元国会議員に人権蹂躙法案阻止の声で人権守れ‼

ポリタスTV(2021/4/7) 津田大介&高橋若木 入国管理法改悪の問題を語る、ただでさえ難民認定率が異常に低く、難民の人権蹂躙を許す制度の改悪を阻止すべき、難民への人権蹂躙を許したら日本国民も人権を否定される、選挙も近く、地元の国会議員にこんな人権蹂躙法案を通すなと声を上げることで人権は守られることを説く

 永岡です、ジャーナリスト津田大介さんのポリタスTV(https://www.youtube.com/channel/UCNYWtRrq3KKVKNp9iXxJwAA )、今日のテーマは入国管理局の問題点、FREEUSHIKU(https://freeushikuweb.jimdofree.com/ )の高橋若木さんがお話をされました。このテーマはジャム・ザ・ワールドで良く取り上げられて、しかしテレビ報道はほとんどなくこういう放送は貴重です。難民申請者が強制送還、入管法改悪、長期収容など問題点は無数あります。こういうテレビの取り上げないテーマを特集されて、市民のすべきことも示されて、津田さん他の尽力に敬意を表します。

 毎週水曜日お馴染みの文春オンライン、今週のネタは聖火リレーで事故など、https://bunshun.jp/articles/-/44632 どうせオリンピックなどできないのだから、夏に新国立競技場に安倍前総理、菅総理、橋本会長らが集まり誰のスキャンダルが一番ひどいか比べたら(金メダルは安倍氏でしょう)いい、テレビ中継したら視聴率も取れて、アメリカにも中継したらいい(笑)。また、コロナ感染、大阪で過去最多、兵庫も過去最多、吉村知事は今日もテレビに出て、しかし維新が大阪をコロナ地獄にした張本人、こうしててテレビ局が自分で自分の首を絞めているのです。

 津田さん、この内容は多くの人に見てほしく無料で明日以降も見られるようにしたと説かれて、難民、外国人労働者の関係の方が入管法改悪反対のチェンジオルグ署名も集められて、高橋さんは大学講師、レイシズムの市民運動に関わり、入管の長期収容問題に取り組み、2018年にインドの方が牛久で自殺されて、原因の長期収容をやめるようにフリー牛久の団体を立ち上げられて、入管法は国連の人権の専門家も問題と指摘、ヒューマンライツナウも批判するもので、入管法改悪について、高橋さんはロビイングなどされて、全員一致で改悪、現行制度に問題と、昨日もアムネスティが批判、人権侵害、ところが改悪でそれがさらに悪化。

 この問題はネットでは話題になるものの、マスメディアでは話題にならず、現状の問題点について、最大の問題点は端的に司法審査のない長期収容、日本におられる外国人は在留資格を得ているが、それが得られない、延長できないと全件収容+無期限収容ととんでもないもの、その上に改悪で難民の強制送還が可能になり、しんどい難民に刑事罰であり、在留資格なし=身柄拘束、これは国連から批判されても日本政府は改善せず、刑事罰ではないのに無期限拘束、子供の権利条約も無視(親子で一緒に住めない)、最大の問題点は難民認定率の異常な低さ。クルド人、シリアの方など国にいられず日本、ヨーロッパに難民として逃れても、日本は事実上難民を受け入れず、国際的にあり得ないほど認定しない。これらの問題は、関心ある人は知っていても、マスメディアが報じず庶民は知らない(永岡もジャム・ザ・ワールドで初めて知った)、どうして改善されないかについて、高橋さん、なぜこうなっているかについて、収容所での自殺、入管の面会支援をされた方、弁護士さんなどコラボしているが、日本社会で関心が高まらず改悪されて、原因は当事者の顔が知られず、顔を出して発信できる人はわずか、困っているマイノリティが可視化されで、高橋さんたちが代弁するしかなく、マジョリティは難民の実体を知らず世論が反応しない。

 フリー牛久で問題点を高橋さん発信されて、Q&Aも出しているが、改悪のこと、野党が対案を出しているのは高橋さん勇気づけられたもの、実行可能な対案、難民申請だと、閣議決定では難民申請でも強制送還になるが、野党案はそれを否定、難民申請者の強制送還は国際法で禁止、日本もその対象、ところが政府は入管の長期収容について、在留資格のないものが不適格な申請をしていると罵詈雑言、しかし野党案は難民認定の低さを問題視=難民を認めていないから増えている、野党案の通りだが、政府は難民申請を嘘だと決めつけて、それで強制送還、恐ろしい発想、難民条約違反を法的に宣言、この法案が通ったら、3度目以上の難民申請者は強制送還になり、しかし実際には難民申請3回以上でOKの例、人道配慮で日本にいられる人が多数いて、強制送還は人権蹂躙、2010~2018年に難民認定は0.4%、国際的に見ても異常に低く、そして今ミャンマーが問題、ミャンマー問題で難民認定率は年々低下、元々日本の難民認定率は低いのが、それで何度も申請しないと認められず、繰り返し申請したら不適格というのは冗談ではなく、このため長期収容になる。

 さらに、外国人が在留資格を失い身柄拘束された場合に、在留特別許可があるものの、許可率は2000年以降激減、99年に95%が2017年に52%、祖国に帰れない、日本に家族がいる人の排除を2000年以降進めて、それで長期収容になり、それで野党6党が対案を出して、野党は数値的に正しく、しかし改悪案を認めたら戦前の再来。

 津田さんも、在留特別許可率の激減に驚かされて、似たもので生活保護バッシングを想起されて、2012年に片山さつき氏らのバッシングがあったが、生活保護不正は1%未満、それで支援の必要な人が得られないことになったと説かれて、しかしテレビはそういうごくわずかの不正をブローアップと同じ、ごく一部のネガティブなものを拡大して全体をくるめていると説かれて、高橋さんも同感、難民=悪と見てバッシング、難民、外国人を悪人と決めつけるもの、日本政府は意固地になり、外国人追い出しを意図している。

 難民認定は、今は法務大臣が認定を与党案で、野党案は難民保護委員会の専門家の判定にするもので、国際的な慣行と一致、人権を守るものが要り、しかし法務大臣は治安を守るために人権擁護の専門家ではなく、野党はこれを指摘して対案。収容も、与党は行政の判断、野党は司法、裁判官が判断する法治主義を主張、認定も専門家がやり、長期間収容はダメと、ドイツだと期限にリミットがあり、そしてこれらは無茶ではなく、実行は容易、どうして野党案を採用しないか高橋さん理解できない。

 諸外国では難民認定はどうか、もちろん専門家がやっていて、高橋さんも外国を旅行したら外国人、属性は変えられず、それで事実上刑務所収容になるのは法治国家破綻。仮放免のものも、与党案のままだと裁判なしで刑務所行き=治安維持法。裁判は法律のルールに乗っ取り、司法が人権に配慮するから法治主義は維持されて、与党案は人権蹂躙、アムネスティ、ヒューマンライツが昨日記者会見して、日本には改善すべき点ばかりで、それをさらに改悪するのは理解できず、難民は大変、難民をどうしてそこまで人権蹂躙するのか、そして強制送還になったらほとんどは帰国を余儀なくされて、97%は日本にいられず、日本に資格のない人がたくさんいるのではない、命が危ない、家族がいるので帰れない人に大変。対案があり政府はそれを知るべき。

 津田さん、日本の入管は元々大問題なのを改悪で、それで野党が対案を出していて、社会的なコストは対してかからず、この件が社会的に認められて、日本社会を変えるチャンスだと説かれて、高橋さん、野党案は人権に配慮して、弁護士も野党案にすべきと発信している。津田さん、コロナ特措法では野党の案も通っていて、この件も世論が野党案を推すべきと説かれて、そして牛久に収容された人がなくなり、名古屋の入管も問題、若いスリランカ人がなくなり、対策は必須。

 これらの活動に参加したい人は、まず署名、フリー牛久も様々なロビー活動をしているが、「地元選出の国会議員に入管法を改悪するなと働きかけるべき」、日本は戦前植民地支配してアジアに迷惑をかけて、それを反省してちゃんとしろと、地元の政治家に働きかけてやってほしい。与党の公明党は人権が大事ではないのかと働きかけて、野党も6党頑張っていて、野党の対案を出した議員の応援をツイッター、フェイスブック、直接議員に働きかけてほしい。津田さん、議員事務所に電話はハードルが高いものの、メールも効果があると説かれて、そして与野党ともに議員の反応を問われて、高橋さん、対案を出している人は熱心で、与党案でも難民問題は解決せず、野党でもこの対案に関わっていない人は温度は下がり、それは気になり、しかし選挙が近く、ちゃんとした対案を出した議員を応援して、人権蹂躙法案を出した政治家の名前を覚えて指摘すべき。

 高橋さん、視聴者にメッセージとして、発言の場をもらえて感謝されて、この問題は様々な団体が活動して、当事者も声を上げて、日本は難民排斥に失敗して、人権侵害を法制度化させたら民主主義破綻、地元議員にホームページで打診は必要、家族とともに日本にいたい難民を拷問、長期収容の目にさせたら日本人の民主主義、人権も蹂躙される。津田さんは難民問題は重要で、菅政権は支持率も下がり、選挙前にこの問題がクローズアップされた意味があり、情報発信、議員に呼び掛けるべきと説かれました。 

 番組ではこの後、人権団体の記者会見も放送されて、日本は難民鎖国であると主張されています。

 難民、入国管理局の問題点、NHKのもので少し取り上げられる程度、ましてや朝昼のワイドショーはまったく取り上げず(どころかワイドショーはほとんどネトウヨ番組、韓国、中国への排外主義をあおり、下手したら戦争になるほど)、このような主張は貴重です、以上、津田さん、高橋さんのお話でした(明日は安田さんのラジオタイアログを聞きます)。

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永岡さん、いつもお疲れ様です。
 難民と入管の問題は本当に頭が痛いです。これ、いくらネットで話題になってもマスコミがほとんど取り上げず、多数派に伝わらないんですよ。というか多分、多数派の外国人への拒否反応を恐れて取り上げないのでしょう。あるいはデスクらが大した問題だと思っていないのか。要は視聴率が取れない問題なのです。
 しかし、本当に多数派は外国人を嫌っているのか。嫌うも何も、実際に多くの外国人がいますからね。大声で排他的言動をしている人間は、そんなに多くないはずです。でも声が大きいので、触れたくないのでしょうね。
 来たる16日から21日まで、早稲田奉仕園のスコットホールで、「日本社会と難民 クルド人のまなざしから」という写真展があります。次女が撮影した写真も展示されます。関心のある方は是非どうぞ。
詳細はこちら↓
川西
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