比例区でも死票が発生する: 票の平等を否定:一票の格差も

比例区でも死票が発生する:2021年衆院選比例区:全国一括集計した得票数で比例配分した場合の議席数

 
 
 
[転送・転載歓迎。]

昨日のある市民団体の会合で、比例区の死票について疑問が出ました。

現行の衆院比例区は11ブロックごとに議席が配分され、小選挙区と同様に死票が発生するのです。

比例区における当選基数(1議席の獲得に要する票数)≒総得票数(57,465,969)÷ 総定数(176)= 326,511票という関係なので、小政党は全国で32万票以上を獲得していても、11ブロックに分かれることで、各ブロックで当選基数未満の得票しか得られないところが多数に上り、これらのブロックで獲得した票が死票となります。

これらの死票は今回、自民、立民、公明がかすめとり、議席数にして15議席に上りました。死票を本来獲得すべき政党に返す意味でも、立憲野党支持者は比例区において努めて立民以外に投票するのが適当なのです。

ただし、下記メールでもお示ししたように、野党の小政党に票がばらけることで、上記と同じ理屈により、野党全体の獲得議席数が減少します。例えば、逆に、3ないし4議席を獲得したれいわの票を立民と共産に按分するシミュレーションでは、自民が5議席を減らして、野党が8議席を獲得できます。

Subject: 2021年衆院選比例区:小政党の得票数をかすめ取る大政党(立憲民主党と日本共産党の議席減の一因)
Date: Fri, 5 Nov 2021 10:24:09 +0900

でも、比例区まで死票を気にしては制度の理念が死んでしまうので、比例区では小政党でも素直に支持政党に投票すべきと思います。これによる野党議席の目減り分は、小選挙区での野党統一候補で挽回すればよいのです。


太田光征
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