小泉悠プーチン侵攻語る、ロシア人は権力懐疑だが、どん底からロシア再生プーチンを高齢者評価、核使用危険性ゼロでなく、戦争ダラダラ続き、国際世論で解決すべき

文化放送ラジオ 大竹まことゴールデンラジオ(2022/11/7) 小泉悠 プーチン大統領のウクライナ侵攻を語る、ロシア人は権力に懐疑的だが、90年代のどん底からロシアを再生させたプーチン大統領を高齢者は評価、しかしプーチン大統領は核使用の危険性はゼロではなく、戦争はダラダラ続き、国際世論でロシアを何とかすべきことを指摘する

 永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことゴールデンラジオ、本日のメインディッシュは軍事評論家の小泉悠さんでした。パートナーは阿佐ヶ谷姉妹さん、アシスタントは砂山圭太郎さんでした。

ちなみに、あのネトウヨ番組、虎ノ門ニュースは18日で終了、ひょっとしたら、安倍氏関係が資金源でそれが尽きたか、と思います。そして私はブックオフで本を安く買うのが好き(笑)ですが、ネトウヨ本が発売即出てくるのを眺めて嘲笑する(2年前のガースー氏の政治家の覚悟は何と発売10日でブックオフに出た)のも好き、しかし最近安倍氏の追悼本など出ているのにブックオフに出ず(小川榮太郎氏の本のように、安倍氏らのまとめ買いのもので余ったものをブックオフ行き、いわゆるバッタ商売がなくなった)、どうやらそちらも「実弾」がなくなってきたかと察します、ご愁傷様です(笑)。

なお、明日ジャム・ザ・ワールド発信予定の沖縄タイムスの阿部岳さん、ネットではネトウヨたちの常軌を逸した誹謗中傷があり、しかし、これを見たら、本当にショッカーがあったら、戦闘員たちが、仮面ライダーは反日とネットに書き込むのかと考えました…毎日スクープ、安倍氏、第1次首相時に文鮮明氏、秘書室長と会うように指示(https://mainichi.jp/articles/20221107/k00/00m/010/003000c )、要するに安倍氏は祖父の代から統一協会と一心同体、それを許す自民もショッカーです! そして、文化放送で森永卓郎さん、統一協会と自民の内ゲバ、統一協会は洗いざらい全部喋ったらいい、そして山際氏も口封じにコロナ担当にケチ田総理はつけたと指摘されました。また、立憲民主党の岡田氏、所得税累進課税強化を主張(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/314020 )、全く無能なケチ田総理を見たら、太平洋戦争末期の軍部はこれと同様かと思われます。

小泉さんのお話はプーチン大統領のウクライナ侵攻、文春新書からウクライナ侵攻の200日(https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166613786 )を出されて、テレビで引っ張りだこ、そしてこの戦争はいつまで続くか最後に聞きたいと大竹さん説かれて、まず2・24の戦争開始、数週間で終わると思ったら、ロシア軍死者は7万人、ウクライナ軍の死者9000人、そしてロシアから多数の人が徴兵拒否のものを問われて、小泉さん、ロシアは情報は統制されても遮断されず、テレビはプーチン大統領の言い分のみ、しかしネットでは異なり、ロシアは西側のSNSは回避ソフトでアクセスできる、さらにロシア人は口コミ民族で、お上を信じず、身近な人を信じて、今回も戦争は良くない、無理に兵士を引っ張るとロシア人は知り、逃げたい、夫、息子を徴兵されたくない、つまり、ロシアでも大本営発表だけではない。さらにロシアは地方と都市の格差は異なり、モスクワは西側の情報アリ、しかし僻地はインターネット接続なく、国営テレビを見てプーチン大統領を信じるもの、そして日本でも首相がテレビでこういうと報じると国民は信じて、そして戦時中の大日本帝国と同じ。

大竹さん、戦争前のプーチン大統領支持率90%は本当か、フェイクかと問われて、小泉さん、戦争前の支持率は7割、そして戦争で今は8割、しかし国民はプーチン大統領がとんでもないと見ているが、90年代の無茶苦茶なロシア、インフレ、マフィア蔓延のどん底からプーチン大統領のおかげでロシアは復活だと高齢者は信じて、そしてプーチン大統領は大統領22年=若者にとってプーチン大統領=ロシア、プーチン大統領追放後のロシアは想像つかず、アメリカ、日本のように政権は変わらない。

小泉さんはロシア人の友人を多く失い、ただ徴兵されて殺された友人はないが、小泉さんはプーチン大統領の侵略だと見るが、ロシアの中でプーチン大統領支持、ウクライナが悪いと多くの国民は見て、西側の友人と乖離、あるいはFacebookで見るに堪えないウクライナ誹謗中傷のロシア人もいる。軍事専門家はロシアでも冷静、右翼、ナショナリストではなく、医師が病原体を語るように冷静、専門家は喧嘩にならず、ツイッターではロシアの軍事おたくはロシアは負けと見ているが、しかし急に熱につかれてプーチン大統領を信じる、トランプ氏信奉者に似て、戦争になると過激な模様になる。

小泉さん、2009年にマイナス20度のモスクワに行かれて、お連れ合いさんのエレーナさんとその時会い、しかしお連れ合いさんはロシア人で大変かと大竹さん説かれて、小泉さん、お連れ合いさんはロシア人だから嫌がらせはないが居心地なし、日本でロシア語のコミュニティは多くなく、ウクライナ人、ベラルーシ人が今はいがみ合い、これは問題。大竹さん、ロシア人を見てウクライナかとわかるかと問われて、小泉さん、それはなく、ロシア人とウクライナ人の結婚もあり、今までは旧ソ連で仲良かったものが気まずい。

しかし、ベラルーシを見ても強硬姿勢、キーウは戦場、いきなりロシアの巡航ミサイルが来る非日常、水力発電所を攻撃、400万人冬の電気なし、旧ソ連は発電所から電気と熱、都市全体のセントラルヒーティング、これが冬の生命線、夏にそこをメンテナンスして、冬に暖房がないと致命的、それをロシア軍は攻撃、マイナス20度のところで暖房なしだと、プーチン大統領はウクライナ人はそれで降伏と見て、プーチン大統領は過去それで戦争、チェチェン、シリアなどライフラインを破壊してきたが、これらはイスラム民族、しかし今回はウクライナ人が相手、国際社会も支援で、プーチン大統領のやり方は通じない。大竹さん、核攻撃しないかと危惧されて、威嚇で終わるのかというもの、小泉さん、ロシアはこういうときに核を使うと、90年代半ばに核により戦争を終わらせる、ロシアに有利な停戦を飲ませるというものはあり、限定核攻撃をするやり方は排除されず、しかしそれをやったらアメリカが何をするかわからず、それはアメリカ国民が決めて、プーチン大統領はアメリカを理解せず、容易に核は使えないが、プーチン大統領は何をするかわからない。

そして、この泥沼戦争の行方は、小泉さん断定できないが、エスカレーション、停止、ダラダラのものがあり、エスカレーションは核使用、何百万人動員、しかしこれはやったら終わりでプーチン大統領今までできたのにしていない。停戦、ゼレンスキー氏と交渉、アメリカはウクライナに交渉を提案して、しかしゼレンスキー氏はまた侵略されると却下、2014年のミンスク合意からロシアは戦力回復でまたせめて、そしてプーチン大統領は核を使用できず、一番可能性が高いのはダラダラ戦争、ロシアはそういう勝ちも負けもしないものをして、ウクライナは紛争でNATOに入れず、この戦争はダラダラ長く続くと、あまりうれしくないがそういう可能性がある。大竹さん、ドンバスのみロシアに入れてやめられないかと問われて、小泉さん、それはロシアが軍事力で奪い取ったことになり、ウクライナ人はそれを許さず、外野が仲介は困難。ウクライナがロシアから領土をある程度取り戻す(ラインはなかなか難しい)のを支援は日本の安全保障になると締めくくられました。こういうお話、貴重でした、小泉さんは12月、1月にも新著を出されます、これも拡散してください、以上、小泉悠さんのお話でした(なお、今夜の月イチジャーナルは黒井文太郎さんがプーチン大統領のウクライナ侵攻を語られます)。

Categories Uncategorized

Leave a comment