Global Ethics


発電施設勉強会後、警察が情報収集 監視受けた住職、「共謀罪」反対
April 28, 2017, 2:21 am
Filed under: 共謀罪(法案、市民運動弾圧?)

☆西日本新聞 2017年04月27日 06時00分
発電施設勉強会後、警察が情報収集 監視受けた住職、「共謀罪」反対
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近藤ゆり子 k-yuriko@octn.jp 090-8737-2372
〒503-0875 岐阜県大垣市田町1-20-1

「もの言う」自由を守る会
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徳山ダム建設中止を求める会事務局長ブログ
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毎日放送ちちんぷいぷい(2017/4/27) 武田一顕&奥田信幸 永田町、ASS政権の内情&森友学園問題報告
April 27, 2017, 7:30 pm
Filed under: アベノミス

 

永岡です、毎日放送のちちんぷいぷいにて、今村暴言他のことが取り上げられました。司会はヤマヒロ(山本浩之)さん、今村復興大臣暴言辞任→二階氏のマスコミ批判であり、松尾貴史さん、今村氏も二階氏も暴言をギャグにしている問題、自民党幹事長を長くやって、マスコミ全体への圧力と言われて、弁護士の森直也さん、報道の自由度は72位、OECDダントツ最下位と言われて、デスクの石田英司さんも、民主主義でなくなると指摘されて、この問題で国会王子の武田一顕さん、ひどいと思って、八つ当たり ふりまく目薬 二階から「マスコミへの二階氏の八つ当たり」、自民党の幹事長があんなことを言ってはいけないと指摘されて、二階氏の発言は、自分の息のかかったもののみ発言、言論の自由もないとスタジオで発言があり、武田さん、派閥の総会で、石破氏は言い訳にしかすぎず、ちゃんと考えろと、健全な批判があって民主主義は成り立つと、二階氏を批判して、ある人は、二階氏は中国に行くのが好きで中国共産党に体質が似たとも言い、復興大臣の後任問題、武田さん、二階氏は増長したい、数を取らないと予算が取れず、二階氏は国土強靭化の提唱者、そのために議員がいり、他の派閥はそこまで力がなく、二階氏は人事とお金を握り、自民党の中で逆らえず、であり、南光さん、責任をどう取るのかと、本来なら辞めるべき、今村氏も議員辞職が必要と言われて、武田さん、任命責任を、というと許す風潮が日本にあり、しがみつくと格好悪く、しかしASSも任命責任と言うのみ、替わりがいないためであり、今村氏も最初は撤回であり、しかし二階氏は中川不倫議員について、議員の資質の問題と言うものの、石田さんは親分として子分を教えろと言われて、松尾さん、選挙で美辞麗句を言って通ると言われて、南光さんは1年生でも最初から勉強しろと、勉強せずに政治家になるなと言われて、石田さん、報道の自由度ランキング、内閣支持率が高いとこれが低く、支持率が高いとメディアが気を使って批判しない、支持率が高いと言っても批判しないと、戦前の大本営発表と同じ、同じことになると指摘されて、武田さん、忖度報道は一杯いて、政権にくっついたら情報も入り、新聞によればASS寄り、テレビでもあり、そうなると批判する人がいなくなると言われて、石田さんもメディアが忖度すると言われて、松尾さん忖度は外国語だと先回りと指摘されて、ヤマヒロさん、新聞も複数読むべきと言われて、松尾さん、ネットでは力のあるものがそれで情報をばらまくとも言われました。

そして、ASSと二階氏の関係、この二人にすきま風があるのか?二階氏はASSに気分を害されて、ASSは早く謝罪して、共謀罪も何とかしたいというものであり、二階氏、ASSがわざわざ来て、と嫌味っぽく、であり、武田さん、これについて、現場にいた人に聞くと、ASSが謝ったら場が凍り付いて、今村氏のこともあり、総理が来ていきなり謝罪は前代未聞(派閥の総会で)→容易ならざるもので、二階氏の発言は失礼と言われて、二階氏はASSが守ってくれなかったという恨み節か?ASS政権発足から、問題を起こした大臣は多数あり、辞めた大臣・議員も8人いて、今村氏の議員辞職について、武田さん、そうしたら失業、またバッヂがあると会期中逮捕されず、議員辞職は大変な決断が必要で、ほとぼりの醒めるのを待つことになり、閣僚、役職を辞めて、しばらくしたら有権者は許す空気があり、次の選挙で焼け太りになり、有権者も忘れてはならず、しかし今村氏は比例で自民党と書いた人に問題ありと石田さん言われて、松尾さん甘利氏のことも忘れていると指摘されて、ヤマヒロさん、ASSは忘れるのを待っているのかと指摘されて、武田さん、ASSは幹事長に絶対の信頼を持っており、今村氏には内閣に打撃と恨み、ASSは今ロシアに行き、ASSと二階氏にすきま風はなく、二階氏は権力への忠誠心があり、どんな政党でも忠誠心を見せて、まだ安倍一強は続くと言われて、松尾さん、稲田氏や金田氏ら、5人くらい辞めてもおかしくないと言われました。

 

そして、森友学園問題、奥田信幸解説委員の紹介があり、また爆弾が出て、29ページの資料、森友学園が土地を買う際の契約書の雛形を財務省が作り、認可は大阪府、土地は国有地、大阪府は土地があったら認可、財務省は認可が先と言っていたのが、私学審議会の前、2014/10/18の前日に、近畿財務局が29ページの資料、定期借地から、どうやったら土地が買えるかの指南で、この時点ではゴミがあっても、9.9mは分からずであり、このような配慮を財務省が民間にするのか?丁寧にここまで指南しており、雛形と実際の契約書はほとんど同じ、財務省が最初から売ることを前提にしているとの指摘があり、コピーして書いたものであり、松尾さん、どういう力が働いてこうなったのかと指摘されて、さらに定期借地も要望書の雛形があり、国有地の定期借地の契約書も、近畿財務局が森友学園に買ってほしいと思い、しかし大阪音楽大学には売っていない、校舎の投資もあり、森友学園にあまりに露骨な便宜であり、忖度&斟酌、もちろん大阪音楽大学にはこんなことはせず、そして田村室長が対応、谷氏が介在したためであり、石田さん、早く売りたい土地であったと指摘されて、これは共産党の宮本氏が財務省の佐川氏に質問、近畿財務局が森友学園に渡した資料かと問い、当時の役人が森友学園に渡したと答えて、しかしこれは一般的にやっていると佐川氏は言い、宮本氏、雛形を作って、森友学園への便宜供与を問い、佐川氏は不自然ではないと言い、奥田さん、契約書の雛形については不自然と指摘されて、松尾さん、全国でこのようなことをしてもらった人は知らせてほしいと言われて、森友学園のみの便宜、他の売却のように、どこでも使える契約書ではなく、森友学園専用で、雛形と言い難く、ヤマヒロさん、国有地、国民の財産に関してはちゃんと知りたいと締めくくられました。以上、ちちんぷいぷいの内容でした。

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コメント:田村怪談録音浮上!



毎日放送ラジオ 上泉雄一のええなぁ(2017/4/27) 谷口真由美 今村復興大臣暴言辞任に見るASS政権世紀末惨状!
April 27, 2017, 7:23 pm
Filed under: アベノミス

永岡です、毎日放送ラジオの、上泉雄一のええなぁ、木曜日のレギュラーは大阪国際大の谷口真由美さんでした。

しゃべりたいんやぁトピックス、今週の谷口さんのお話、復興大臣の暴言、立腹でない人はいない、東日本大震災が東北でよかったというのがキーワード、逆説で、東北を紹介すると言うものの、今村氏が自民の二階派の会合で、東日本大震災について、今村氏はその前に自主避難者は自己責任と暴言して問題になり、避難せざるを得ない人たちを傷つけて、それだけでなく、今村氏は自分の失言をギャグに、東日本大震災の復興も進んでいる、膨大な人たちの命が失われて、25兆の損失が首都圏だったら、というもので「なにが東北でよかった」であり、甚大な被害は、まだ復興どころではなく、東北でよかった、首都圏だったら大変だと暴言で、記者に突っ込まれて、また首都圏だったらと暴言を繰り返して、被災者の反発について記者に突っ込まれて、防災をすると、また首都圏だったらと繰り返して、しぶしぶ取り消し、自分は間違ったことは言っていない、マスコミが突っ込むから取り消すと言って、秘書官のメモでやっと謝罪して、パーティーにいたASS(abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん)が謝罪しており、秘書官のメモはASS総理からの模様で、国会議員として、人間として失格、今村氏は本当に復興に取り組んでいたか?まじめにやっていたらこんなことは口に出ず、「これが許されたらだめ」、事実上の更迭で、復興大臣は東日本大震災の後にできたポストで、復興大臣とは何か?適材ではなく、民主党政権の初代の松本氏は、九州の人間だからわからない、知恵を出さないと助けないと、困っている人にこんなことを言われたら結構だと言うしかなく、今村氏の前の高木氏は、週刊誌で下着ドロボーと報じられて、復興大臣は何のためにいて「東北の皆さんは見捨てられている」、被災者の感情を逆なでして、大臣になりたい当選5回の人たちを当て部であり、しかし支持率も高くて内閣改造は、大臣を待っている人がいて、大臣を論功行賞で、復興大臣は初入閣の人のため?

さらに、二階氏の、マスコミが首を取ったと言うものの、全部の文言から不適切なものを選ぶとマスコミ批判、しかし今村氏は前科があり「二階氏は逆恨み」、二階氏は和歌山のドンであり、二階氏は今村氏を擁護していると見られて、本来自分の派閥の子分をたしなめるべきであり、ところがマスコミを批判して今村氏をかばうと、二階氏には残念であり、上泉さん、大臣の言動は注目されるので神経を使うべきと言われて、谷口さん、多くの人が傷つくことを平気でいい、憲法で権力を与えられた人たちが勘違いして、もっと自制すべき、何のために国会議員、大臣がいるのか?内閣から批判する人が必要であり、ASS総理の一強、第1次安倍政権は閣僚ドミノ辞任で倒れて、それがあり、ASS総理の任命責任、辞任であり、罷免ではなく、他にも失言をする大臣がいて、緩んでいる、いい加減にすべきと締めくくられました。以上、谷口さんのお話でした。

 



◆『核兵器・核実験モニター』第519号を発行しました
April 27, 2017, 12:57 pm
Filed under: 核廃絶

ピースデポの荒井です。
以下、
「核兵器・核実
験モニター」最新号のご案内です。
今号はトップ記事で北朝鮮に関わる情勢を取り上げています。
___________________________________
                核兵器・核実験モニター519号(2017.5.1号)
___________________________________
◆【朝鮮半島危機】
 米国と北朝鮮は戦争挑発をやめよ
 外交交渉こそ解決の道 ――今こそ「非核兵器地帯」をテーブルに
 国連安保理決議に反して核実験と弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に、米国は
 「あらゆる選択肢」で対抗するとして、体制打倒までを想定した米韓合同演習を展開
 している。軍事圧力・制裁と挑発的言動の応酬には、たえず偶発的武力衝突の可能
 性が潜む。一方、日本政府とTVメディアは「核とミサイルの恐怖」を煽り、政府与党
 からは対北攻撃能力を含む軍拡提案がなされている。軍事圧力と挑発の迷宮から
 脱する道は外交交渉と信頼醸成以外にない。今こそ、市民の側から「北東アジア
 非核兵器地帯」という対案をテーブルにのせるときである。
 <コラム> 北朝鮮の核・ミサイルをめぐる動き(17年1月1日~4月23日)
 <資料> 自民党政務調査会「弾道ミサイル防衛の迅速かつ抜本的な強化に関する
      提言」(抜粋)
◆【核兵器禁止条約交渉】
 ●核保有国・依存国の「巻き込み」戦略も討議――国連会議3月会期の議論から
 ●日本の「交渉不参加」は被爆者と国際社会への背信
  ――「核の傘」から「非核兵器地帯」へ 政策転換こそ市民社会の課題
 <資料> 核兵器禁止条約交渉会議における高見澤将林軍縮大使の演説(抜粋訳)
◆【日誌】核・ミサイル/沖縄(17年4月6日~4月20日)
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      情報誌「核兵器・核実験モニター」は月2回・年間18回発行しています
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バックナンバーは http://www.peacedepot.org/nmtr_cat/cover/(3ヵ月経過後は内容公開)
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発行元: NPO法人ピースデポ
〒223-0062 横浜市港北区日吉本町1-30-27-4 日吉グリューネ1F
Tel. 045-563-5101 Fax. 045-563-9907

Website: http://www.peacedepot.org(2017年4月にリニューアルしました)
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【訃報】矢山有作先生が、約1か月前の3月27日に胃ガンのため逝去されていました。(対話)
April 27, 2017, 11:26 am
Filed under: 共同(体、社会、組合、・・・)

全国のみなさま
【重複失礼いたします】
岡山の片山です。

元衆議院議員の矢山有作先生が、約1か月前の3月27日に胃ガンのため逝去されていました。
心よりお悔やみを申し上げます。

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片山貴夫さん

お久しぶりです。

矢山有作さんといえば平和共同候補をめぐって東京で開催された会議で同席させていただいたことを記憶しています。なつかしいといえるほどの時間があれから経ちました。

2007年参院選へ向けて――七夕シンポジウム(上原公子さん、川田悦子さん、斎藤貴男さん、佐高信さん、湯川れい子さん、他)
http://kaze.fm/7_7symposium_call.html

イラク派兵に反対し憲法を生かす候補を共同で当選させる懇談会
http://kyoudoukouho.fc2web.com/320.html

安全保障関連法の成立という追い込まれた状況になってからしか選挙共同に踏み切れなかった政党には反省してもらいたいものですし、運動を成功させることができなかった市民も同様です。

私が「つながろう!ちば6区市民連合」の立ち上げ相談会で、市民はイラク戦争のころから選挙共同を追求してきたとの指摘を呼び掛け文の中に盛り込みたいと指摘したところ、否定的な反応をする方がいました。理由は容易に想像できますが。

皆さん、こちらのビデオはご覧になりましたか。

「つながろう!ちば6区市民連合」発足集会2/5(2017年4月15日、松戸市民会館)

https://youtu.be/rGqJeSFytSM?t=39m2s
https://youtu.be/rGqJeSFytSM?t=53m15s

金野奉晴さんの報告も貴重なのですが、民進党の生方幸生前衆議院議員に噛みついた参加市民の「不規則発言」と生方氏本人の発言、これらに対する周囲の反応を見聞きすると、「野党統一候補」の取り組みは本当に慎重を要するものだと感じずにはいられません。正直、民進党だけではない政党党員の対応に大きな懸念を感じています。市民の要求を強く反映させていくことを基盤にしなければなりません。

少なくとも当時はある意味、この運動が成功していないだけに、「平和共同候補」にはしっかりとした縛りがあったように思いますが、今日の「野党統一候補」は参入の敷居が低い。野党候補なら誰でも、になりかねない危うさがあり、野党間で「忖度」もありそう。私はこの間の選挙でも4野党の一部は大っぴらに批判をしてきました。

矢山有作さん逝去の報を聞いて、昨今の状況に思いが及びました。私からもお悔やみ申し上げます。

太田光征

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

Attachments area
Preview YouTube video 「つながろう!ちば6区市民連合」発足集会2/5(2017年4月15日、松戸市民会館)

「つながろう!ちば6区市民連合」発足集会2/5(2017年4月15日、松戸市民会館)
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片山さま、太田さま、皆さま
26日の中日新聞にも載っていました。
「身内でご葬儀を執り行った」という趣旨のことが書いてありました。
1ヶ月経って、ご遺族が発表されたということなのでしょうか。
最初に矢山有作さんと直接お目にかかったのは1996年の「水源連」の院内集会でした。
矢山さんは「水源連」の代表をされていました(丁度そのとき、国立市議を一期務めた後の上原公子さんが水源連の事務局として司会をされていた。「しっかりした方だなぁ」と思っていたら、ちょっと後に国立市長に当選された)。
2003年に水源連代表を辞められた直後から、矢山さんは、イラク派兵差し止め訴訟・岡山の立ち上げに奔走されました。
私はイラク派兵差し止め訴訟(名古屋)の原告スタッフとして、全国交流集会を企画・設定したり、全国弁護団会議に参加したりしていて、よく矢山さんとお会いする機会がありました。
その過程で、それまでかなり対立的だった組織(人間)が、「共に闘う」ことで互いに敬意を抱き、信頼関係を深めていくさまを見せて頂きました。
話をいわば「トリミング」して言えば、社会党左派で勇名を馳せた矢山有作さんと、共産党系(とあえて断じます)の平和委員会の重鎮である内藤功弁護士の和解と相互の尊敬に至る過程。
過去の詳しい経緯はわかりませんが(断片的には耳にしますが)、最初は「口も利きたくない」雰囲気でした。
しかし、憲法9条を真正面から無視して戦争に手を染める政府と、「裁判」という土俵で闘うという同じ土俵に載ったとき、真剣に闘い、真剣に勝とうとするお互いの姿を見、議論を重ねるうちに、まさに「いろいろあった」であろう過去の経緯を超えて、お互いに共鳴し、敬意を抱くようになっていったのでした。
(私が岡山訴訟の連帯傍聴に行ったとき、夜の懇親会で、岡山の平和委員会の古手の幹部が、「矢山先生と一緒にに闘うことになるとは夢にも思わなかった。こうしてを共に闘うことができて、本当に嬉しい」と涙を流しておられたのも印象的でした)
今の安倍政権の呆れる酷さを目の当たりにし。ときに空しささえ感じながらも、なお「闘いはいつか実を結ぶ」という楽観が私の中にあり続ける(絶望はしない)のは、矢山さんのような方がおられ、その姿を(比較的近いところで)拝見することができたからです。
矢山さんの足元にも及ばないながら、「真摯に闘う姿」を次世代に見せ続ける老兵でありたいと、改めて思っているところです。
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近藤ゆり子 k-yuriko@octn.jp
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金正恩、実は高度なPR戦略と交渉術を持つ男の真の狙い
April 27, 2017, 11:17 am
Filed under: Uncategorized
2017年4月27日 窪田順生 :ノンフィクションライター

ワガママ三昧な独裁者というイメージも強い金正恩氏だが、PR作戦的に見れば、極めて高度な戦略に基づいてミサイルを撃っている。そしてトランプ大統領と安倍首相の腹の内は? 写真:労働新聞(電子版)より

内政が行き詰まったとき、為政者たちは安全保障ネタに食いつく。これは古今東西、あらゆる国家で観察されてきた真実だ。今回勃発した朝鮮半島有事も、この視点に立って考えると、金正恩氏やトランプ大統領、そして安倍首相のホンネが見えてくる。(ノンフィクションライター 窪田順生)

安倍政権がピンチになる度に
北朝鮮はなぜかミサイルを発射する

日本国民にとって最大の脅威となっている「北朝鮮のミサイル」だが、ほんの1ヵ月半ほど前にはこんなダイナミックな「風説」がネットを賑わせていたのをご存じだろうか。

「北朝鮮のミサイル発射は安倍晋三首相の自作自演!? 作家やジャーナリストもツイートして話題に」(ライブドアニュース 2017年3月6日)

安倍政権最大のピンチといわれた森友学園問題のきっかけは、今年2月9日の「朝日新聞」のスクープなのだが、実はその4日後、北朝鮮は中距離弾道ミサイル「北極星2号」を発射。その後、「森友爆弾」は大騒ぎになったものの、「北朝鮮の危機」報道に徐々に追いやられて収束。そのあまりのタイミングの良さから、ネットや一部言論人から「マッチポンプ説」が出ているというのだ。

いくら安倍首相憎しとはいえ妄想が過ぎる、と思うかもしれないが、実はこの説は、そこまで荒唐無稽な話ではない。

森友以前に安倍政権にダメージを与えたスキャンダルといえば、甘利明・前経済再生相の金銭授受疑惑だが、これを「週刊文春」がスッパ抜いた16年1月28日の5日後、北朝鮮は「光明星」という衛星を打ち上げると通告し、実行に移している。

また、第二次安倍政権がはじめて支持率50%を割ったのは14年7月(NHK世論調査)。これは7月1日に憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使容認したことも大きいといわれるのだが、実はその2日前には、やはり北朝鮮が日本海に向けて複数のミサイルを発射しているのだ。

このように、起きた現象だけを見ると、「安倍政権が窮地に立たされると、北からミサイルが飛んでくる」という構図は確かに存在しているのだ。

ただ、だからといってこれを即座に「マッチポンプ」だというのはいささか乱暴な気がしている。なんてことを言うと、反安倍のみなさん方から「安倍信者が事実を必死に火消ししているぞ!」なんて叩かれてしまうかもしれないが、私はそういうイデオロギッシュなものはまったく持ち合わせていない。

あくまで金正恩氏を取り巻く環境と、目下のところ彼が血の流れない「情報戦」を仕掛けているという事実を客観的に分析すれば、「安倍政権の窮地にミサイルを飛ばす」というのが至極まっとうな政治判断だというのは明白だからだ。

「世界から一目置かれる」ことが狙い
情報戦に長けている金正恩

たとえば13年に「毎日新聞」(13年5月10日)が入手した朝鮮労働党高級幹部が内部向けの講演で話した音声データがわかりやすい。

この高級幹部は、12年12月12日に発射した長距離弾道ミサイルについて語っている。覚えている方も多いかもしれないが、この時の発射は完全に韓国、日本、アメリカは「不意打ち」を食らった形となった。

12月1日に発射予告をしてから「中国からの圧力で金正恩氏が迷っている」「技術的な欠陥が見つかった」などのさまざまな憶測が飛び交うなかで、11日に発射台が撤去されたという情報が流れた。日米韓は「やれやれ人騒がせだな」と胸をなでおろした直後、ドカンとミサイルが発射されたのである。

この「奇襲」が成功したことを受けて、先の高級幹部は、「(これまでとは)少し異なる報道戦を繰り広げた」として、「敵は我々の意図が分からず、時間だけが長くなって飽き飽きし、我々の思惑に引っ張られていくようになった」と完全に「勝利宣言」をしている。

日本のマスコミはよく「北朝鮮の暴走」という表現を好んで使うが、そういうアウトロー的なイメージとかけ離れた、かなり高度な戦略に基づいてミサイルを撃っていることがよく分かるが、それよりも個人的に衝撃を受けたのは、この高級幹部が同じ講演のなかで、金正恩氏が以下のように述べたと明かしたことだ。

「実は賛成の中で発射するより、反対の中で発射する方が、我々の威力を誇示できる」

自分たちがミサイルを発射すると宣言をしたら、「そちらの要求を聞きますので、まずは話し合いで解決しましょうよ」などという弱腰の国しかないような場合、実は北朝鮮的にはあまり美味しくない。「ひとりぼっちで暴れているだけなので、単に世界中に悪評が広まるだけだ。

一方、発射宣言に対して顔を真っ赤にして猛抗議をしてくれる国がいるなかで発射を強行すれば、世界が注目をする。特にアメリカや中国という大国の言葉に耳を貸さなければ、「あの国は何をやらかすかわからないぞ」と驚かれる。悪評に加えて、国際社会に恐怖と動揺を与えることができるのだ。

なにやらワガママ三昧の独裁者イメージが強いが、金正恩氏は単なる気まぐれではなく、最大限のPR効果を考えたうえでミサイルを飛ばしているのだ。

そう考えると、「安倍政権のピンチになるとミサイルを飛ばす」という問題の本質が見えてくる。金正恩氏としては、莫大な費用をかけたミサイルをわざわざ海のもくずにするわけだから、韓国はさておき、日米には最大限大騒ぎをしてもらいたい。

つまり、もっとストレートに言えば、日米の首脳から「北のミサイルは大きな脅威だ」という言葉を引き出したいわけだ。

内政がピンチになると
為政者は安全保障ネタを持ち出す

では、為政者がこういう「安全保障ネタ」を持ち出すのはどんな時かというと、往々にして経済政策など内政がうまくいっていない、支持率が下がっている時である。

今回、雇用復活を掲げながらも支持率が落ち込んできたトランプ大統領が、いきなりシリアだ、カールビンソンだと騒ぎ始めたことからもわかるように、これは民主主義だろうが社会主義だろうが変わることがない。というか、金正恩氏自身にもあてはまる。

それを象徴するのが、「金正日の料理人」として知られる藤本健二氏の証言だ。金ファミリーと親交がある藤本氏は、数日前に情報番組のインタビューに答え、昨年も金正恩氏と面会したと明かした。そこで核武装についてどう思うかと問われ、「日本は被爆国ですから反対です」と答えたところ、金氏は机を叩いて「核武装しなければ敵に攻め込まれる」と反論したという。

歴史上で「独裁者」と呼ばれる人たちはほぼ全員、「強力な敵」と対峙するなかで現れている。敵から攻められる、恐ろしい脅威が差し迫っている、という国民の恐怖心が強いリーダーを求め、恐怖が現実のものとなることで、そのリーダーがさらに強い権力を握っていく、というのが独裁者の一般的なキャリアパスである。

金一族も然りだ。特に、国内の反乱分子から、いつ寝首をかかれるかわからない孤独な独裁者である金正恩氏にとって、北朝鮮に強硬な姿勢を見せる「安倍政権」や「トランプ政権」というのは、自らの地位を守ってくれるかけがえのない存在なのだ。

そんな馬鹿なと思うかもしれないが、プロレスでイメージするとわかりやすい。戦後の日本人は力道山の空手チョップに勇気をもらったが、なぜあんなに力道山に熱狂をしたのかというと、フレッド・ブラッシーやルー・テーズという、見るからに強いアメリカのレスラーをバッタバッタと倒していったからだ。「強い外敵」が国民的スターを生んだのである

これは中国共産党にも通じるが、「強い外敵」の存在は、強いリーダーの国内での地位をより揺るぎないものにして、内政を安定させるという極めてベーシックな政治手法である。

したたかなトランプ相手にも
金正恩流は通用するか?

そこで想像してほしい。こういう「為政者の常識」をわきまえている金正恩氏が、大金を注ぎ込んだミサイルのPR効果を最大限引き出そうと思ったら、どのタイミングで発射をするか。日米のリーダーたちを大騒ぎさせようと思ったらいつ撃つのか。

それぞれの政権がなにか問題を抱えている時に、「助け舟」のような感じで発射するのがベストであることは言うまでもない。そうすれば、安倍首相やトランプ大統領は、これ幸いと飛びつき、「北朝鮮の脅威」を喧伝してくれるということを、彼はわかっているのだ。

もちろん、それは金正恩氏にとってもメリットがある。

今回のミサイル発射後、安倍首相は「サリンを弾頭に付けて着弾させる能力をすでに保有している可能性がある」と発言、北朝鮮は猛烈に反発した。憎き安倍首相が北朝鮮の攻撃を意識した発言をしたとなれば、北朝鮮国内の反日意識もぐんと上がる。そうなると、金正恩体制転覆を狙う国内の不満分子も「仲間割れをしている場合ではない」と刃を引っ込めざるを得ない。

そのような意味では、金正恩氏のミサイルを用いた「PR戦略」は、日本相手にはうまく機能しているかのように見える。が、アメリカに対しては不透明だ。

世界最大のプロレス集団・WWEのリングにも上がった経験を持つトランプ大統領が一流のプロレスラーであることは、これまでの選挙戦や発言も見ても明らかだ。当然、金正恩氏が仕掛けている「アングル」にも気づいているはずだ。が、それにやすやすと乗るとも思えない。カールビンソンの「実は北朝鮮に向かっていなかった」というのも伝達ミスではなく、何かしらの狙いがあってのことかもしれない。

「マッチポンプ説」を支持する人たちは、安倍首相と金正恩氏がいがみ合いながらも、実はテーブルの下で手を握り合っているという、アントニオ猪木とタイガー・ジェット・シンのような関係をイメージしているのかもしれないが、彼らのような信頼関係があれば、逆にもっと派手なパフォーマンスに出ているはずだ。たとえば、安保法制やテロ等準備罪をスムーズに進めるため、日本で「テロ」を起こすことだって考えられる。

しかし、現実はミサイルを介した「地味な情報戦」が何年も続いている。これこそが、「マッチポンプ説」を支持できない最大の理由である。

敵の手を読んで、そこに隠れた狙いをわかったうえで、自分にも得があるということならば敢えて乗っかる――。国際社会は、こうした高度な「忖度」で回っているものなのだ。



・最新の社説は朝刊休刊日を除き午前5時半ごろ更新します。(編集の都合などで遅れる場合があります)

社説

今村復興相の辞任 おごる政権、見過ごせぬ

2017年4月27日(木)付

 「まだ東北で、あっちの方だったから良かった」。東日本大震災をめぐり、こう語った今村雅弘復興相が辞任した。

関連死を含め2万2千人近い犠牲者が出た現実が目に入っているとは思えない暴言である。辞任は当然だ。

今村氏の暴言は初めてではない。今月初めには原発事故の自主避難者が故郷に戻れないことを「本人の責任」とし、行政の対応に不服なら「裁判でも何でもやればいい」と述べた。

被災者に寄り添うべき復興担当相として、許されるはずのない発言だった。

■首相が「忖度して」

だが安倍首相は今村氏をこの時は続投させた。「安倍1強」の数の力をたのんだ、首相の明らかな判断ミスである。

そしてそれは、巨大与党のおごりと慢心が次々に噴き出す現状の一コマにすぎない。

「ボケ、土人が」と沖縄県で警察官が市民に言った問題で、鶴保庸介沖縄相は「『土人である』と言うことが差別であると断じることは到底できない」と繰り返し、取り消していない。

山本幸三地方創生相は観光振興をめぐり「一番のがんは文化学芸員。普通の観光マインドがまったくない。この連中を一掃しないと」と、学芸員の仕事を一方的に批判した。

「記憶に基づいた答弁であって、虚偽の答弁をしたという認識はない」と言ったのは稲田朋美防衛相だ。国会答弁がままならず、官僚に頼り切りの金田勝年法相も忘れてはならない。

一連の閣僚の発言に通底するのは、国民を上から見下ろすような視線である。

そして国民と同じ目の高さに立とうとしない閣僚の態度は、沖縄県や多くの県民の反対を押し切り、辺野古埋め立てを強行した政権の強権姿勢と重なる。

政権を率いる安倍首相の発言も問題が多い。

森友学園への国有地売却問題で、首相本人や妻昭恵氏に対する官僚の「忖度(そんたく)」がなかったか。そのことが焦点になるなか、首相は先週、「よく私が申し上げたことを忖度して頂きたい」と語り、笑いを取った。

東京・銀座の商業施設で全国の名産品を読み上げた原稿に、地元・山口県産品がなかったことを指摘しての軽口だ。

■「1強」が生む慢心

国会で野党議員から「(森友問題での)政府の説明に納得できないが8割」との世論調査結果を示されると、「その調査では内閣支持率は53%。自民、民進の支持率はご承知の通り」とはぐらかした。

閣僚たちの言動は、こうした首相の姿を反映しているように見える。

確かに内閣支持率は安定している。その理由を朝日新聞の世論調査でみると、「他よりよさそう」が最も多い。

「安倍1強」のもと、直ちに政権を担えそうな野党が見当たらない政治の現状を、有権者があきらめ交じりの目で眺めている。そんな姿が浮かぶ。

雇用が拡大して景気がそれなりに順調なことや、東アジアの緊張が高まっていることも、政治に変化を求めたがらない世論を形づくっているようだ。

1980年代後半からの政治改革で、首相への権力集中が進んだことも背景にある。

選挙の公認権や政党交付金の配布に加え、官僚の人事権も掌握した政権中枢には逆らえない雰囲気が自民党内に広がる。

反主流派が消えたいま、閣僚の暴言への批判も、ましてや首相への異議申し立ても小さくなるばかりだ。

■反省しない巨大与党

しかしここへ来て、政権の慢心は度を越している。

「数におごり、謙虚さを忘れれば、国民の支持は一瞬にして失われる」

2014年の衆院選に勝った時も、安保関連法をめぐって国会が混迷した時も、首相はそのように語った。だが昨年の参院選後の記者会見では口にしなかった。自民党が衆参両院で27年ぶりに単独過半数を獲得したからだろうか。

自民党は反省していない。今村氏が辞任したきのうも、そう思わせる発言があった。

二階俊博幹事長である。

「政治家の話をマスコミが余すところなく記録をとって、一行悪い所があったら『けしからん、すぐ首を取れ』と。何ちゅうことか。それの方(マスコミ)の首、取った方がいいぐらい」

悪いのは今村氏ではなく、メディアだと言いたいのか。

安倍氏が2度目に首相に就いてから、閣僚の引責辞任は5人目だ。安倍氏はそのつど「任命責任は内閣総理大臣たる私にある」と述べてきた。

だが首相は、国民へのおわびは口にしても、具体的な行動には出ようとしない。

どんな政権も長期化すれば、ネジが緩み傲慢(ごうまん)になる。それを正すには、主権者である国民が声を上げてゆくしかない。


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