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by limitlesslife

報道するラジオ2013/4/26 防げるのか新型鳥インフルエンザ 木村盛世さん&辻憲太郎さんのお話

 永岡です、報道するラジオ、今週も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。今日は大阪の北側に新施設ができて(グランフロント)、大変な賑わいで水野さんも平野さんもビックリです。が、GWに鳥インフルが懸念され、中国・台湾にあり、日本はどうなのか?今日は鳥インフルの最新情報です。

 今日は日本でも動きで、法律による指定感染症、患者の強制入院をできるように閣議で決められ、5月6日から(GW帰国から)で、感染の強い仕事をする人は休業を法律で決め、平野さんもその必要があるのかと言われました。

 まず、JNN上海支局の辻憲太郎記者が、中国内部のお話を報告されます。福建省で鳥インフル患者が初めて見つかり、2つの市、7つの省です。本当は中国はどうなのか、辻さんのお話です。

 中国の鳥インフルの報道は、辻さん地元の朝刊を見てもほとんどなく、テレビの報道も少なくなった。3月31日直後は大騒ぎなのに、このところはなく、福建省のことは新聞、テレビよりネットで報じられ、地元新聞のHPで報じられるのです。これに中国の思惑は、10年前のサーズで情報を隠して、今回は福建省、年齢、性別、接触した人、職業まで公表され、最近はペースが落ちたものの、中国政府が情報隠しと批判されるのを恐れてやっているのです。鳥と密接な仕事をしている人以外の模様は、7割の人は鳥と密接であり、市場で鳥をさばく、レストラン、鳥を運び人が7割以上で、しかしそうではない人が3割あり、こちらは感染ルートは不明なのです。人→人の感染は確認されず、鳥からなのに、ルート不明で不安なのです。 

 平野さん、市民の過剰反応、鳥の巣を壊すなど毎日に載ったと言われて、なら市場はナマの鳥の取引について聞かれると、辻さん、4月5日に市場で生きた鳥の取引を禁じており、辻さん市場を見たら完璧に撤去され、上海政府が手を打っている。福建省も2週間前に行かれて、その時点で感染者はなく、しかしひよこが売れず、生きたまま処分(蛇のえさ)で何十万羽が処分され、過剰な反応はあったものの、上海でパニックにはならず、漢方薬が聞くという噂でよく売れたものの、パニックにはならないのです。

 公園の鳩は、市民は関係ないが、上海当局で600羽生け捕り、小屋に入れて、ところがまた鳩が50,60羽また来ており、市民はえさをあげており、行政は手を打っても効果なしなのです。行政の情報、ネットで市民が見て、中国のこと、何か隠していると不安は市民が持ち、しかし今回は好意的で、細かく出て、隠しているのかと疑いつつも、中国のツイッターで情報が共有されるので、10年前と異なり、不安解消になっているのです。

 中国在住の日本人は、56000人いて(在留邦人最多)、鳥インフル対策の会議があり、240人来て、金曜の昼なのにたくさん来ており、中国人の情報は日本人も持っており、情報の不安はないのです。しかし12人亡くなり、日本人の反応は、7~8割は鳥と密接な人なので、大丈夫と思っている人が大半、しかし気持ち悪く、細かい情報が欲しい+上海に日本企業がたくさんあり、どうしたら日本に帰すのかとなっているのです。その目安が欲しく、しかし皆さん落ち着いて、中国でもパニックがないのは人→人の感染がないからで、これがあったら騒ぎは大きくなるのです。だから今は冷静なのです。

 続いて、特別措置法を問題だらけと指摘される厚生官僚・医師の木村盛世さんのお話がありました。本、ツイッターで主張を展開されています。木村さん、東京スタジオでのお話です。木村さんは毎日放送に初登場です。

 多くのリスナーが質問を寄せており、鳥インフルについて、今までのものとどう異なるかについて、どちらが性悪かについて、今までのH5N1と対比して、違いは致死率が違い、過去は50%以上(地域により異なる)、高い致死率で、通常のインフルエンザは0.5%+過去に大流行なし、H5N1は壮年層、若い人に多く、今回はそれと比べてマイルド、今死亡者が23人だが、感染者数は中国であり把握困難、感染者の把握は困難で、農村部だと、このような病気を知らず、20人の死者数が出ても、100人の感染者の中なら多いが、1000万の感染者の中なら致死率は小さくなり、木村さんもっと多くの人が感染していると感じ、症状も呼吸器に重いものの、亡くなる人は高齢者にシフトしているので、通常のインフルエンザも免疫弱者に重く、今回のインフルはそれほど重くないのです。

 人→人の感染については、「時間の問題」、「もう起きている報道もある」、インフルは変異しやすく、鳥のものから変異して、人へ伝播する仕組みもあり、顔を変えるのが上手く、移るのです。厚生省は水際作戦を展開しているが、見分けられないのです。空港で機械にかけて熱があるとチェックしても、サーモグラフィは表面の温度のみであり、設定温度が高いと見つからない。暑いところにいたら高くなり、酒を飲んでも体表面温度は高くなる、熱があっても、体表面温度の低いこともあり、感染症には潜伏期間があり、今回は1週間、その間症状なし=熱なし、しかしウイルスを持っているため感染の可能性があり、水際で引っ掛けるのは不可能。2009年の豚インフルで、成田で346万人の検査をして患者は10名、大型コンピューターで計算して、患者も100名通過して、ザルであり、意味なし。発生地から来た人に紙を配り、しかしみんな捨ててしまい(泣)、あれは税金でゴミを作っているのです。リスナーより、日本に来るかについて質問があり、確定的なことは分からないものの(ウイルスに聞かないと分からない)、空に国境はなく入らない方がおかしい。一般病院でもあり、病院ではインフルの簡易検査のみで、A型、B型しか分からず、インフルの詳しい遺伝子検査をしたら見つかるのです。そもそも水際作戦は軍事用語で、硫黄島でアウト、19世紀のペストでやってもアウト、それでも何かやろうとするが、1918年のスペイン風邪もやったけど、国境閉鎖をやっても有効な証拠はないのです。

 指定感染症にして、強制入院の制度もあり、これについて木村さん、効果はないどころか、検疫で防げないのにこんなことをしたら人権侵害、100害あって一利なし、国が強いと流行らないと、厚生省が出したものです。この国に危機管理、科学的根拠に基づく対策なし。「この国の危機管理は特攻隊と神風」、原発事故でもヘリで水をかけて海外の失笑を買い、「防げないものを国の力で防ごうとしてもダメ」。木村さん、子供たちに○○しないと買ってあげないとか親の権威を高めるのと同じと言われました。水野さん、感染者を野放しにするより入院と言われると、木村さん、「インフルは検疫では絶対に防げない」のです。入院しても、インフル対策は、収束するもので、重要なのは重症化を防ぐことで、重症化する人を減らすこと=乳幼児、高齢者、抗がん剤治療者などの免疫力の低い人で、このような人への感染を防がないといけない。インフルエンザは、熱が1週間続いて治り、ウイルスへの抵抗力が出来る+ウイルスが出て行かないと直らない、しかしそういう人が病院に押し寄せたら、ハイリスクな人に感染させる+健常人が外来に溢れたら病院パニック、ハイリスクの人が逆に被害に合うのです。

 今回の特別措置法、リスナーより、人の集まることが制限されるなら、政権批判集会の中止に悪用されないかについて質問があり、木村さん、インフルと長い間付き合い、集会中止、国境閉鎖も無意味。2009年の学校閉鎖でも、子供たちは他のところで集まり、人の交流を遮断しても空気感染、呼吸を止めないと遮断できない(泣)。経済リスクを考えて、それを上回る利益はなく、それを国は試算していないのです。

 平野さん、国の医療救急体制の問題を聞かれて、2009年のインフル、神戸でパニックを平野さん経験されたのに、木村さん、重症化を防ぐ方法なしと言われて、医療の現場は通常でも大変、休んで直すべき患者が病院に来たらパンク、現場のことを厚労省は知らずやっている=厚労省が重症化させている、国民の安全は厚労省にとってどうでもいい、医療機関に自分たちは偉いと示し、国の権威を示したいのが厚労省だと言われました。なら、リスナーより市民の防衛法について聞かれて、完璧な予防法はなく、風邪は完璧に予防できない、風邪の患者を出さないなんて無理、抵抗力をつけて、手洗いして、症状がでたら無理はしない。生の鳥は危険、生卵すら危険。予防ワクチンは日本で作るより、輸入した方が早いのです。以上、木村さんのインフルエンザのお話でした。

 ニュースは千葉猛さんの担当です。

 ボーイング787、日本が運行停止を解除です。バッテリーの熱膨張が原因は特定できていないのに、トラブルが致命的にならなければいいと承認なのです。6月以降に飛ぶのです。

 4月28日の主権回復の日の式典、仲居真氏の代理で来る沖縄の方、沖縄の思いを深めてくれと安倍氏のことを注目です。4・28屈辱の日の大会にも仲居真氏は来ず、副知事の代理出席で知事は抗議集会にでられないと言うのです。

 オバマ政権、安倍氏の歴史解釈に懸念で、東アジアの緊張に良くない、安倍氏、韓国、中国に自制しろと言うのです。安倍氏、歴史認識で、アジアに苦痛を与えたと答弁していますが、25日には村山談話を継承しないと言っていて、今日も村山談話の継承についてはっきり言っていないのです。

 北と南のケソン工業団地、北は団地閉鎖です。提案拒否、2004年に操業を開始した、南北の共同事業で、南北交易の全てを占めていたのに断絶です。

 政府は、消費税増税の際、上乗せしやすくするため、スーパーに増税を還元するセールの禁止を打ち出しています。しかし麻生氏、生活応援セールならいいと言うのです。セールの広告に消費税といれないといいのです(何か、今日は日本語にならない表現ばかりのです(笑))。

 橋下氏の前区長、経歴に偽りがあり罷免です。会社員時代の経歴を隠しており、市民からの情報提供で、ウソの経歴のため年金記録を改竄で、橋下氏、分限免職です。しかし任命責任は「人を見る目がなかった」といい、迷惑はかけていないのです。

 大阪市教育委、体罰の実態調査を発表して、325件の体罰があり、200件以上は今年の追加報告、桜宮以降報告が増え、しかし被害者は5000人いるのです。

 法務省は2人に死刑執行です。安倍政権で2回目、アムネスティは国際社会の要請に背を向けるといっています。

 チェルノブイリ事故から27年で、数千人が少なくとも死亡、今も7000人が働き、原発解体のめどは立っていないのです。放射能との戦いのめどは立っていないのです。千葉さんのニュースは以上です。

 木村さんのお話、リスナーより感想があり、切り口が斬新であったと、精神論が役に立たないと良く分かった、原発事故と同じく役人に危機意識なしと指摘し、平野さん、人の自由の制限は、有事を想定した下慣らしと指摘され、自衛隊のこともあり、インフルは個別対応で出来る+情報公開で対応できる、それをせず個人の権利制限はおかしい、水際作戦もダメで、日々のうがいで対応するのが一番で、弱い人が適切な医療を受けられるようにというのが一番と言われました。「この国の危機管理は特攻隊と神風」という木村さんの指摘を聞いて、原発事故の対応のお粗末さも理解できました。今週も報道するラジオでした。