Global Ethics


米国のロシア敵視策は、ウクライナをだしにして行われている。同様に、、、中国敵視策は、日本をだしに by limitlesslife
May 12, 2015, 1:43 pm
Filed under: ウクライナ

「米国のロシア敵視策は、ウクライナをだしにして行われている。同様に、米国の中国
敵視策は、日本をだしにして行われている。ウクライナも日本も、米国の隠れ多極主義
の捨て駒として使われている」
「米国が金融崩壊するなら、その前に日銀がQEでドルを支えてきた日本の国債金利が
高騰し、財政破綻する。安倍訪米で日米同盟が強化されたと喜んでいる場合ではない」
10日『多極化への捨て駒にされる日本』
http://tanakanews.com/150510japan.htm

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



日本はその「空想」に付き合わされ、戦争という泥沼の悲劇に引きずり込まれようとしている by limitlesslife

2014/12/18
米国による「完全支配」という「空想」に引きずり込まれる日本 ウクライナ危機で
岐路に立つ安倍政権 ?岩上安身によるカレル・ヴァン・ウォルフレン氏インタビュー

http://iwj.co.jp/wj/open/archives/214711

ウクライナにおけるネオナチ勢力のクーデター、サウジアラビアの原油増産によるル
ーブル通貨の下落、マレーシア航空機撃墜事件??。今、ロシアをめぐる緊張が高まり
続けている。

米国や日本の権力構造を鋭く分析し、昨年末に『日本に巣喰う4つの“怪物”』
を上梓した ジャーナリスト、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏は、「すべては意図的
に、ロシアやロシア経済を弱体化させようとする米国のキャンペーンに関わっている」
と喝破する。

2014年12月18日に、岩上安身のインタビューに応えたウォルフレン氏は、「ウクライ
ナの危機もアメリカによって引き起こされた。ヨーロッパの多くの人々、日本の人々は
これを理解していない。ネオナチがウクライナにいる」と厳しい口調で指摘した。そす
て、「すべては米国の経済的帝国主義だ」と断言した。

米国は、サイバースペースや宇宙、陸、海、空のそのすべてを米国がコントロールす
る「フル・スペクトラム・ドミナンス(完全支配)」を目指しており、ウクライナ危機
も、安倍政権の集団的自衛権行使容認も、その一部なのだと言う。

ウォルフレン氏は「おそらく、非常に多くの死をもたらし、多くの戦争をして、多く
の恐怖を引き起こす」としながらも、「それでもフル・スペクトラム・ドミナンスは実
現しない。不可能だ。それは戦略というものではなく、空想だ」と語った。

しかし、現在の日本はその「空想」に付き合わされ、戦争という泥沼の悲劇に引きず
り込まれようとしている。そんななか、ロシアや中国、イランは米国に抗っている。ド
イツも、今回のウクライナ危機をめぐり、「プーチン=悪」という米欧が仕掛ける単純
なプロパガンダに与することなく、「第3次世界大戦」の幕が切って落とされないよう
、米国によるウクライナ軍への武器供与を封じつつ独自外交を進めている。

折しも、2015年3月9日、10日にはメルケル首相が訪日。安倍総理と会談し、両国はウ
クライナ問題で「積極的な役割を果たしていく」ことで合意した。米国の圧力に屈し、
ロシアへの対立姿勢に舵をきりつつある安倍政権だが、この機会にドイツと協調して対
ロシア独自外交を見出すことができるか、岐路に立たされている。

ウクライナ危機はもう、「対岸の火事」ではなくなった。

ウォルフレン氏はインタビューで、「ヨーロッパ人は大西洋の向こう側を見るのをや
めて、ユーラシア大陸を見るべきだ。日本人も太平洋の向こう側を見るのをやめて、反
対を見て、お互いに近寄るべきだ」と指摘した。

・石油価格の下落は市場要因ではない。政治的な結果だ

岩上「衆議院選が日曜日(2015年12月14日)に行われ、その翌日、東証の株価が下落し
ました。日本の株価下落は、アメリカの株価下落に引きずられたものです。そのアメリ
カの下落価格は、石油価格が暴落しているためです。さらに、ロシアのルーブルが叩き
売られる状態になっています。今、世界では何が起こっているのでしょうか。もしかし
たら金融恐慌が起きるのではないかとも言われています」

ウォルフレン氏「石油の価格はその一部ですし、また、金融業界で起こっている諸々の
ことも同じです。複雑なのでほとんどの人はついていけません。今起こっていることに
は全くついていっていません。ですが、それに気がつくことは非常に重要です」

岩上「2009年、北海ブレンド原油先物相場は価格が安かったのですが、これはリーマン
・ショックの影響です。景気が回復してから以降は、1バレルあたり100ドル~120ドル
で落ち着いていました。ところが、今年11月終わりに、70ドルまで下落しました。60ド
ルを切ると、サウジアラビアでさえ採算が悪くなると言われています。これが、今起こ
っていることです。結果、ルーブルが暴落しました。対ドル相場は、フリーフォールの
ように落ちています。これは通常の経済活動で起こっていることだとは思えません。ウ
ォルフレンさんは政治的な出来事だとおっしゃっています。これが、政治的な結果だと
おっしゃった意味をおしえていただけますか?」

ウォルフレン氏「これが市場要因の結果ではないことに気がつくことは非常に重要です
。それはナンセンスです。これらすべては意図的に、ロシアやロシア経済を弱体化させ
ようとするアメリカのキャンペーンに関わっています。ロシアでプーチンの破滅の状況
を作り出すためです。いくつかの理由から、アメリカはプーチンを排除したいのです。
ウクライナの危機もアメリカによって引き起こされました。ヨーロッパの多くの人々、
日本の人々はこれを理解していません。十分な背景知識もありません。ですが、これは
一部なのです

覚えておかなければならない重要なことは、ロシア国内で、プーチンの友達やプーチ
ン自身が、ネオリベラリズムの経済原則に対して多くのコミットメントをし過ぎてきた
ことです。理解されていないことは、ネオリベラリズムは、日本の安倍政権も実践して
いますが、アメリカのヘゲモニーの状況を作り出すということです。重要ですが、それ
はアメリカの経済的帝国主義です。

私はEUの観点からこれを研究しましたが、2年前に出した結論は、今明らかになって
います。中国人は何が起きうるのかを理解していたので賢く振るまい、中国の通貨を兌
換できないようにしました。ロシアでは、プーチン、そしてエリツィンも、市場要因と
呼ばれるものに屈してきました。大西洋の資本主義はロシアにひどい影響を与えました
。プーチンが理解しなければいけないことは、生き延びたいなら、このことから自由に
なることです」

・米国支配に抗うロシアと中国は孤立する

岩上「石油価格の下落によって、ロシアが大きなダメージを受けています。そのきっか
けを作ったのはサウジアラビアやカタールといった産油国です。彼らは価格が下がって
いても増産を続けています。これと同じことがかつてもありました。1980年代後半です
。ソ連が崩壊に向かっているとき、サウジはアメリカの依頼によって、石油の増産を行
い、石油や天然ガスの輸出によって経済を成り立たせていたソ連を弱体化させ、それに
よってソ連は崩壊へ」

ウォルフレン氏「思い出さなければならないのは、ソ連はそれまでと同じ原理では存在
できなくなったことで、それは、ゴルバチョフが共産主義の根本的なイデオロギーを支
配システムから取り除いたからです。だから多くの要因がありました」

岩上「今のアメリカのモチベーションというのは、どういうものだとお考えでしょうか
?」

ウォルフレン氏「今日のアメリカの状況は非常におかしなものです。アメリカに、戦略
、戦略という名に値するものを作り出すための中心的なコアがありません。アメリカの
力のある分子がそれぞれに存在しており、効果的な政治的コントロールを受けていませ
ん。もちろんアメリカ大統領でさえもこの状況をコントロールできていません。議会も
これをコントロールできていません。ネオコンがジョージ・W・ブッシュのときよりも
強くなっています。多くの人がこれを知りませんが。ホワイトハウスのRTP(Responsib
ility to Protect )と呼ばれる一派も強くなっています。ビジネス業界、金融業界もで
す。

今、こうした様々な要素が、ロシアを殺そうという考え、プーチンを排除しようとす
る考えに合致しているのです。彼らはプロパガンダ・キャンペーンを始めましたが、信
じられないことに効果を出しています。

さらにつけ加えなければいけないことは、これら全てのことが、アメリカ軍が随分前
に『フル・スペクトラム・ドミナンス』という呼び始めたものの観点から考えられうる
ということです。これは、世界全体を支配しなければならないということを意味してい
ます。ロシア、中国は、日本やヨーロッパの国々ようにアメリカ支配に従おうとはして
いません。だから、ロシアと中国は孤立して結びつきます。この二国は世界の貿易シス
テムに入ろうとするあらゆる努力をしていますが、妨害されています。明らかに分かる
ことは、ロシアとドイツが経済関係を発展させようとしましたが、それもアメリカ政府
によって妨害されているということです。

悲しいことで、悲劇的なことです。これは世界にとってよいことではありません。ア
メリカを含め、みんなにとって悪いことです。アメリカは、10年以上も、アメリカの利
益に反する多くのことをしています」

(箕島、佐々木隼也)

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace (Irohira)



朝日放送おはようコール 二木啓孝がパワハラ中原教育長辞任と鳩山氏クリミア訪問を語る by limitlesslife
March 12, 2015, 12:47 pm
Filed under: 99.9999% 対 0.0001% (金字塔文明:墓場、・・・), アベノミス, アメリカ合衆国(米国), イスラーム国(ISIS, イラク戦争, ウクライナ, エネルギー, オリンピック, ストロンチウム, テロ, ヒロシマ・ナガサキ・フクシマ, プルサーマル(高浜原発・・・), プルトニウム(祭猛毒・原爆材料), マスコミ(第四権力), マスゴミ(真実無し、良心無し、恥じも外聞も無し、倫理無し、共に飲み食い、金に屈し、力に屈し、大政翼賛、・・・), CIA:Corruption In America (from comment), 献金(賄賂、買収、, 真理=因縁生起=倫理, 福島原発事故, 秘密保護法, 税金(金字塔資金), 籾井勝人, 選挙(制度問題・改正、不正、・・・), 金(力、金融、資本、財閥、死の商人、・・・), 金字塔文明, 金権、, 錯誤・束縛・差別・搾取・殺戮(金字塔の五禍), 集団的自衛(共謀・先制・挑発・共殺・共死・・・), 鳩山由紀夫, 農業・食料・環境, 辺野古, I am not Abe (アベノミスに組しない、I am Kenji, NHK(日本放送協会), nuclear disaster, TPP, 原爆, 原発, 原発輸出, 命(対金), 安倍晋三, 差別(人種、民族、宗教、。。。), 強制(連行、労働、売春、・・・), 後藤健二(ジャーナリスト、イスラーム国人質、・・・), 従軍慰安婦, 憲法九条(発案、淵源、目的、誓願、和、全体健全、・・・), 戦争(責任、賠償、禁止), 格差(拡大・是正), 棄民(政策、政治、命より金、・・・), 武器(製造・使用・販売・輸出・・・), 歴史(歪曲、修正、無視、・・・), 沖縄
 永岡です、朝日放送のおはようコールABCのナットク!ニュース塾、今朝はジャーナリストの二木啓孝さんのお話でした。
今朝の朝刊は、全て東日本大震災4年です。二木さんも被災地に何度か行き、復興は地域により異なり、安倍総理はアンダーコントロールと言っても汚染水は処理できず、被災者は22万人避難し、被災者が耐えていることに行政がどう応えるのかと言われました。復興の遅れで被災者は追い詰められ、5年でやると言っても4年経ち、進んでいないと言われました。
そして、大阪府の中原教育長の辞任、パワハラが原因ではなく、迷惑をかけたと強弁しています。橋下氏は辞める必要はないと強弁し、しかしパワハラは認定されたのに、中原氏、第3者委員会への批判もしていますが、府民から辞職を求められ、41市町村の教育長も批判し、辞職勧告決議も出されました。
これについて二木さん、中原氏は橋下氏と似ており、アメリカの法律事務所持の橋下氏に感化されたが、パワハラの位置づけが異なり、パワハラやセクハラはやったほうではなくやられた側、言われた側の意見が重要で、第3者委員会を中原氏も橋下氏も批判しているものの、中原氏にパワハラされた方への配慮はなく、リーダーシップ=強権と中原氏は勘違いし、これで41市町村から批判されたもので、改革はこうして躓き、公職・教育長には普通の人権感覚を持った人が教育長になるべき、人間性がいるので、中原氏は失格と言われました。鳩山元総理が、クリミアを訪問したこと、政府は軽率と批判しており、2年前まで所属していた民主党も批判、日本の立場はクリミアはロシアのものではないというものですが、鳩山氏はロシアのビザで行き、二木さん、元首相の立場は、元大統領で、住民投票の有効性が問題になり、ロシアがクリミアに軍隊を送り、クリミアは6割強がロシア人で、住民投票でこうなったわけで、日本やEUはこれに異を唱え、住民投票で有効なら、横浜中華街も中国になるわけであり、しかし二木さん、鳩山氏の息子はロシアと関係が深く、日ソ友好を鳩山氏の祖父がやり、政府が行ってはいけないところに行くなというのは、政府のやることが全て正しいことになり、政府に従うことで、それならイスラム国取材も出来なくなり、一般論として、憲法で保障された移動の自由を侵害すると言われました。

淡路での5人殺害事件、サバイバルナイフで殺害され、しかし被害者が警察に相談したのに相手にしてもらえず、被害者は鍵をかけていなかったが、母親が警察に相談し、被害者も相談して警察も要注意と思っていたのに、凶悪な犯行を許したのは、警察は何をやっていたのかと言われました。

ちなみに、今日出る週刊文春で、下村文相、講演料を受け取っていたことを示す内部文書が載っています。

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4912
 日刊ゲンダイによると、安倍総理は下村氏に、辞めちゃだめだと、まるでエヴァンゲリオンのシンジ君のようなことを言っているのですが、その安倍総理も疑惑だらけです。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157919



米・NATOのロシアへの宣戦布告 by limitlesslife

戦争は0.0001%の為で99.9999%の為ではない!!!

衆生は勿論日本国民は戦争放棄をほぼ一世紀実現:

それを180度転換しようとするアベコベ・クーを止めよ!

 

 

 

This Is a Declaration of War

March 6, 2015

Exclusive to OpEdNews:
OpEdNews Op Eds 3/5/2015 at 14:54:42

By Bruce K. Gagnon (about the author)    Permalink       (Page 1 of 1 pages)
Related Topic(s): Conspiracy; Democracy;Fascist; Iran; Korea; Military;Obama;Pentagon; Third Party – Candidates; Third World, Add TagsAdd to My Group(s)


(image by
Nasim Int’l News Agency)
At times I feel completely overwhelmed by the current US-NATO military operations aimed at Russia. It’s growing rapidly – one can’t help but wonder if the recent ‘victory’ of the self-defensive forces in eastern Ukraine wasn’t allowed by Washington and Kiev as a way to get public opinion behind the already well established plans for even more NATO escalation.

It’s all just far to neat and tidy to be seen otherwise. This is not a conspiracy but a well designed military plan to take down Moscow. They are playing with fire. In some respects the ‘project’ is now impossible to stop. The question for the moment is how long will this attack on Russia go on and what level of conflict will result? Will it go nuclear? If so the world is fucked.

The Pentagon role now is to send legions of NATO trainers into Ukraine to “push Kiev’s reluctant troops forward” in order to “deter Russian aggression.” It’s a long term military operation that is going to be exceedingly expensive. It’s got to be sold to the American people and folks throughout Europe. In order to make this public relations campaign successful the perpetrators have to flip the switch – turn the story ass backwards – blame the other side for doing what US-NATO are in fact doing.

The source of the aggression is quite clear to me. US-NATO are all over Russia’s border. I learned today that the current right-wing Estonian President Toomas Hendrik Ilves grew up in New Jersey and went to Columbia University. It’s funny how the US is able to continually put their agents into office in key nations around the world.

Go back to post WW II and note how fascistSyngman Rhee lived in the US and was then put in power in South Korea to ensure Washington’s control. Recall the many fascist dictators that the US repeatedly put in place in Vietnam, Iran, Indonesia and throughout Latin America and the African continent. It’s called good corporate planning.

More recently in 2008 we saw Georgian President Mikheil Saakashvili (also trained in the US at George Washington University) launch an attack on Russian speaking republics South Ossetia and Abkhazia along Russia’s border. Russia responded to the Georgian military strike against the people there by counter-attacking Georgia. The fighting took place in the strategically importantTranscaucasia region which borders the Middle East.

I’ll never forget watchcing the first US politician to arrive in Georgia after the 2008 shooting war subsided. It was then Sen. Joe Biden who made that visit, just months before being selected as Obama’s running mate. Biden came back slinging much anti-Russian rhetoric and most importantly threatened Russia with dire consequences if it did not do as instructed by Washington and Brussels. Biden of course also led the effort in the Senate to send more weapons and US military ‘trainers’ to Georgia. So this is all a familiar story.

Just this morning NPR (National Public Radio) had an interview with a Russian woman who ‘fingered’ Putin as the one who called for the killing of Boris Nemtsov this past weekend in Moscow. It’s all so damn convenient – the pieces just keep tumbling into place as the case is made for war with Russia in order to contain the ‘evil Putin’. Can you see Manuel Noriega (Panama), Saddam Hussein (Iraq), and Muammar Qaddafi (Libya) all over again? It’s a tried and true twisting of the truth in order to set up supposed ‘obstacles’ for take down. It’s always sold though as the mighty super-moral US swooping in to protect ‘freedom and democracy’. Walt Disney couldn’t have done this any better.

The US-NATO expansion of the conflict in Ukraine is indeed a declaration of war against Russia. And from what I can make out the Russian people see the writing on the wall – they can hear the train coming. Sadly the American people have no clue what is going on nor do most of those in Europe.

This project has been set up with criminal precision. After all the CIA and the Pentagon have had alot of practice over the years. This is what Washington does best.

Bruce Gagnon is the Coordinator of the Global Network Against Weapons & Nuclear Power in Space.more…)


CIAが育てたテロリスト、あるいは「自由戦士」?,, by limitlesslife

 

みなさまへ (BCCにて)松元

 

これはカナダ・ウィニペグ大学の地理学教授(退職)ジョン・ライアン博士が、今月7日に投稿した、今日のダーイシュ(ISIS、 イスラム国)にいたるテロリストの来歴と変転を跡づけたものです。拙訳ですが、紹介させていただきます。(2015年2月26日記)

 

なお、原文に小見出しはないが長文のため《 》で挿入した。アル=カーイダ、ビン・ラーディン、などの長音は読み易さを考慮して省略し、またUSA(アメ リカ合州国)やUSSR(ソビエト社会主義共和国連邦)は適宜の表記とした。

 

Terrorists or “Freedom Fighters”? Recruited by the CIA

CIA育てたテロリスト、あるいは「自由戦士」?

 

ジョン・ライアン教授(松元保昭訳)

2015年2月7日

グローバル・リサーチ誌

Url of this article:
http://www.globalresearch.ca/terrorists-or-freedom-fighters-recruited-by-the-cia/5429766

 

私たちが最近フランスで目撃した野蛮な現象は、アフ ガニスタンにムジャヒディーンが姿を現した少なくとも1979年にさかのぼる ルーツをもっている。当時の彼らの怒りは、1978年4月に権力をにぎって登場した左翼のタラキ政権に向けられていた。この政府の政権樹立 は、米国およびソ連の双方に等しく驚かれたもので突然でまったく現地固有の出来事であった。

 

《歴史を振り返ると―アフガニスタン》

1978年4月、 アフガニスタン軍はその抑圧的な政策のためその国の政府を引きずり降ろし、左翼のヌール・ムハンマド・タラキ率いる新政権をつくった。タ ラキは、作家、詩人でありカブール大学のジャーナリズムの教授であった。このあと短い期間、アフガニスタンは広範な大衆の支持によって進 歩的な世俗(非宗教的)政府をもった。私が以前の本で指摘したように、この政府は…女性にも平等な権利を与えて進歩的な改革を実行した。 それはこの国を20世紀に引きずり込むプロセスであった。英国の政治学者フレッ ド・ハリディが1979年5月 に述べたように(原注1)、おそらく国家が成立して以来この2世紀における以上に昨年からの地方ではさらに大きな変化をみせた。」

【原注1:Fred Halliday, “Revolution in Afghanistan,” New Left Review, No. 112, pp. 3-44, 1978. 】

 

タラキ政権の最初の行動方針は、外交問題で非同盟中立を 宣言すること、および世俗的(非宗教的)国家においてイスラームにたいする責任を果たすことだった。多くの改革が必要だったが、なかでも 女性は平等の権利を与えられ、女の子は男の子と同じクラスで学校に通うようになった。子どもの結婚と封建的な持参金払いは禁じられた。労 働組合が公認され、約10000人の人々が投獄から解放された。短い期間に何百と いう学校や診療所が各地に建設された。

 

封建時代から長いあいだ土地所有制度はほとんど変化がな かった。四分の三以上の土地が農村人口のわずか3パーセントの地主に所有されてい た。改革は1978年9月1日に、高利貸しが利息の45パー セントを負担し農業地主がもっている負債のすべてを撤廃することで始まった。重要な土地改革のプログラムが展開された。(地主を含む)す べての農業ファミリーが平等な土地の均等分を与えられることになっていた。(原注2)

【原注2: 私は、サバティカルの休暇を利用して農業調査プロジェクトに取り組むため1978年11月にはアフガニスタンにいた。これらの改革と政府の施策のすべては、農学部の学部長 が、またカブール大学で長いセッション期間中に幾人かの教授が、かなりの範囲を説明してくれた。(上記に引用した)ハリディも土地の再配 分プログラムについて報告した。】

 

この進歩的な政府に何が起きたのか?手短に言えば、 CIAとムジャヒディーンによって蝕まれてしまったのだ。彼らの存在は、国土を破壊した一連の出来事の引き金となり、また皮肉にも米国で の2001年9月11日の惨事を、またアフガニスタンの今日の混沌と悲劇を導くことになってしまった。

 

CIAが関与した前でさえ、予想されたように金持ちの地 主とムッラー(イスラム指導者)は土地改革だけでなくすべての改革に反対した。25万人のムッラーの大部分が豊かな地主だった。彼らは、ひとりアッラーだけが土地を与え ることができるし、またアッラーは女たちに権利を与えることや女の子が学校に行くことに反対するだろうと説教で人々に語ったものだ。しか し改革は大衆に人気があったので、これらの反動分子は難民としてパキスタンに向かった。パキスタンからの援助で彼らはアフガニスタンの地 方を襲撃し始めた。そこで彼らは診療所や学校を焼き討ちし女の子を教える教師を見つけては殺した。住民に恐怖とパニックを植え付けるた め、彼らはしばしば子どもたちの面前で教師たちの腸(はらわた)を抉り出して殺した。

 

他国の問題に干渉する権利はないとしても、アメリカ合州 国は新政権をマルクス主義者と見なしてその政権転覆を決意した。最初は非公式に、しかしカーター大統領の許可のもと1979年7月3日の後には公式に、CIAはパキスタンとサウジアラビアと協力してムジャヒディーンある いは「自由戦士」と知られるムスリム過激派に軍事援助と訓練を提供し始めた。

 

さらに付け加えると、CIAは米国で研究生活をしたアフ ガニスタンのPh.D.ハフィズッラー・アミンを誘い入れ、強硬派のマルクス主義 者として彼を振る舞わせた。そして彼はアフガニスタン政府の中で首尾よく(副議長にまで=訳者)出世した。1979年9月、彼はクーデターを実行しタラキを殺害した。このアミンの指揮のもとで何千人もの人々 が投獄され、また軍は弱体化され政府の評判を悪化させた。多くは外国人傭兵であるがよく武装された何千人ものムジャヒディーン侵略者をか わすということで、アミンは彼の政府によって強引に一部のソ連軍を招き入れた。(原注3)その後まもなく、アミンは殺害され、チェコスロバキアに亡命していたタラキ政権の以前のメ ンバー、バブラク・カールマルに大統領が交替した。まだ冷戦の対立と不確実な歴史が影を落としていたが、カールマルはムジャヒディーン勢 力に対処するため何千人もの部隊を送るようUSSR(ソ連)に依頼した。あまり知られていなことだが、少なくとも1年間はCIAをとおしてアフガニスタン問題にUSA(アメリカ合州国)が活発に関与して いた。これに対応してソ連軍が登場したのだった。

【原注3:Washington Post, December 23, 1979, p.A8.:1979年 12月8日、ソビエト軍がアフガニスタ ンに到着し始めた。記事が述べているように:その軍隊はどうやら招かれていたのでソビエトがアフガニスタンに侵入したという[国務省による]非難はまったくな かった。】

 

私が何年か前に述べたように:

「アフガニスタンの大地におけるソ連軍の出現は、結果と して国土の破壊をもたらす悲劇的なきっかけとなった。カーター大統領の国家安全保障担当補佐官ズビグネフ・ブレジンスキーは、ロシアの熊 に罠を仕掛けてソ連にベトナム戦争の失敗を舐めさせるためCIAに権限を与えるようカーターを説得していたと、彼はあとで自慢していた。(原注4)ブレジンスキーは、これをもっとも反動的なムスリムの狂信者の熱意を掻き立てるまたとない チャンスと考えた。つまり―アフガニスタンの大地を冒涜した無神論者の異教徒に対してジハード(聖戦=原注)を宣言させ―また彼らを国土から放逐するだけでなくソ連のムスリム多数派地域を 「解放する」ため彼らを追跡させ続けることであった。そしてつぎの10年間、アメ リカ合州国とサウジアラビアからの何十億ドルを浪費することで、また何千人もの非アフガニスタン・ムスリムを(ウサマ・ビン・ラディンを 含む)ジハードへリクルートすることで、この宗教的熱狂者たちの軍勢がやったことはアフガニスタンの人々とその大地を荒廃させることで あった。」

【原注4:“How Jimmy Carter and I Started the Mujahideen”: Interview of Zbigniew Brzezinski Le Nouvel Observateur (France), Jan 15-21, 1998, p. 76 http://www.counterpunch.org/brzezinski.html

 

アフガニスタンに軍隊を送ったことは、ソ連側の致命的な 大失敗となった。ソ連がアフガニスタン政府に対するただの武器供与だけだったなら、「門で野蛮人」を切り抜け生き残っていたかもしれな い。なぜなら、アフガニスタンの人々は狂信的ではなかったし大部分は政府の進歩的な改革を支持していたのだから。

 

この戦争に必要なだけアフガニスタン人をおびき出すこと ができないので、CIAとサウジ、パキスタンは、アフガニスタン政府とソ連の軍隊との戦争を遂行するため40のイスラム諸国から約35000人 のムスリム過激派を補充した。CIAは隠密裏にこれらの外国人戦士を訓練し支援した。したがって、アフガニスタンで台頭した原理主義は、 CIAが構成したものである。自由戦士と呼ばれたムジャヒディーンにもかかわらず、彼らは恐るべき残虐行為を犯した最初期のテロリスト だった。

 

米国メディアで報道されたように、ムジャヒディーンの好 んだ戦法は、最初に犠牲者の鼻、耳、そして生殖器を切り落とし犠牲者(しばしばロシア人)を拷問することだった。次に一部の皮膚を切り落 とし、徐々に別の皮膚をスライスしゆっくりとひどい痛みを伴って死に至らしめるのだった。ロシアの囚人は動物のように檻に入れられ言語に 絶する恐怖を生き延びたと、その記事は記録している。(原注5)別の刊行物は、「Far Eastern Economic Review」から一人のジャーナリストを引きあいに出し、ある(ソ連の)グループは肉屋で宙づりにさ れ皮膚をはがされ殺害されたと報告している。(原注6)

【原注5:Washington Post, January 13, 1985.】

【原注6:John Fullerton, The Soviet Occupation of Afghanistan, (London), 1984.】

 

これらの生々しい報告にもかかわらず、レーガン大統領は 自由戦士をムジャヒディーン(ジハード戦士=訳者)と呼び続けた。1985年、大統領 はワシントンに彼らのひとつのグループを招いてホワイトハウスでもてなした。そのあとで彼らをメディアに紹介したとき大統領はこう述べ た。「これらのジェントルマンは、道徳的にアメリカ合州国建国の父祖たちに相当する」と。(原注7)

【原注7:Eqbal Ahmad, Terrorism: Theirs and Ours, (A Presentation at the University of Colorado, Boulder, October 12, 1993) http://www.sangam.org/ANALYSIS/Ahmad.htm; Cullen Murphy,  The Gold Standard: The quest for the Holy Grail of equivalence,” Atlantic Monthly, January 2002 http://www.theatlantic.com/doc/prem/200201/murphy

 

生きたまま皮をはがされたのがアメリカ兵だったと考えて みると、たしかにソビエト兵は同じくらいどの点から見ても人間的であった。レーガン大統領はこうした実例があってもなお自由戦士をムジャ ヒディーンと呼んだのか…あるいは大統領は、それをソ連がやったことなら彼らを正しくテロリストと呼んだのかもしれないが?じつに、これ らの行為が描写される仕方は、誰の牛が突き刺されたかによるのである。

 

ソ連は彼らのベトナムに屈服して1989年2月、その軍隊は撤退し た。しかしアメリカの継続的な軍事援助で戦争は激しく続き、アフガニスタンのマルクス主義政府が最終的に敗北する前の1992年4月までアメリカは占領 した。それから次の4年間、ムジャヒディーンはカブールの大部分を破壊した。彼ら は自分たち相互で争い合い略奪とレイプの戦闘を指揮して約50000人の人々を殺 害した。これはタリバーンが彼らを掃討し1996年9月にカブールを攻略するまで続いた。パキスタンで熱狂的なムスリムとして訓練されたタリ バーンは、ムジャヒディーンから国を「解放した」が、その後残虐で反動的な政権を樹立した。一度権力を握ったタリバーンは、とくに女性に 対してイスラーム主義の恐怖政治を持ち込んだ。彼らは、サウジアラビアで支配的な信条となっているワッハーブ主義に密接に関連するイス ラームの極端な宗派主義的解釈を強要した。

 

米国の「共産主義者恐怖症」とソビエト社会主義共和国連 邦を転覆するという方針は、世界中のもっとも反動的で狂信的な宗教的熱狂者たちをかき集め支援するようなものであった。アフガニスタンと その人民が破壊される只中で、共産主義とソ連と戦う代理戦争に彼らを利用した。しかしそれには終わりがなかった。ムジャヒディーンは、ム スリム世界のさまざまな地域に散らばって転移し彼ら自身の生き方をあらわにした。彼らは、米国の完全な理解と支援で、ボスニアとコソボで セルビア人に戦いを続けた。しかし、彼らがソビエト帝国主義と呼んだものを打倒したこれらの自由戦士たちは、皮肉なことに次にはとくに― イスラエルに対する支援とムスリム世界に対する攻撃で―アメリカ帝国主義であると気づいたことで、彼らのねらいを転換したのだった。

 

こうしてアメリカ自らが作り出したものが彼らに向きをか えさせて、レーガンの素晴らしき自由戦士の後継者たちは合州国を激しく非難し、そしてアメリカは2001年9月11日を経験することになっ た。しかし米国政府と大部分のアメリカ国民は、このことから何を学んだのか?世界の例外的かつ不可欠の国家という思い上がった自説に基づ いてオバマ大統領が横柄にも世界を注目させ続けているように、アメリカ政府もその国民もこれまで別々の事実から結論を導くことはなかっ た。彼らの最近の歴史でそれらの自由戦士たちに9・11の原因を説明しうるものなど何かあるのか?簡単に言えば、もしアメリカ合州国がア フガニスタンの進歩的なタラキ政権に干渉しなかったなら、彼ら自由戦士たちはけっして生じなかったであろう。ムジャヒディーンの軍勢も、 ソ連の介入も、アフガニスタンを破壊した戦争も、ウサマ・ビン・ラディンも、それゆえ合州国における9・11の悲劇も存在しなかったで あろう。

 

《アメリカは繰り返す―アフガニスタン》

起こったことの潜在的な原因を熟慮し反省するのでなく、 またこのことから学ぶのでもなく米国は追加された一連の戦争を追ってすぐにも戦争に訴えたものだが、歴史は自ら繰り返すというヘーゲルの 見方を正すなかでマルクスが加えた「最初は悲劇として二度目は喜劇(ファルス)として」という皮肉なコメントを思い出させる。

 

米国のウサマ・ビン・ラディンに対する要求に応じて、ア フガニスタンのタリバーン政府は国際法廷に彼を引き渡してもよいと申し出たが、9・11に彼が関係している証拠を見たいと要求した。(原注8)米国にはそのような証拠もなく、ビン・ラディン自身は9・11には何も関わってはいない と否定した。(原注9)FBIは、9・11にビン・ラディンが関わっていた確か な証拠は何ひとつないというビン・ラディンの否定を裏付けるその記録をもっていた。(原注10)現在に至るまでずっと、FBIはこれに対する立場を変えることはなかった。

【原注8: 「タリバーンは繰り返し話し合いを要求している。 CNN.com, October 2, 2001, コメント:「ア フガニスタンを支配しているタリバーンは、嫌疑をかけられたテロリスト指導者ウサマ・ビン・ラディンを引き渡す以前に証拠が必要だと何度 も繰り返した。」http://archives.cnn.com/2001/WORLD/asiapcf/central/10/02/ret.afghan.taliban/; Noam Chomsky, “The War on Afghanistan,” Znet, December 30, 2001 http://www.globalpolicy.org/wtc/targets/1230chomsky.htm

【原注9: 「ビン・ラディンは攻撃の背後にはいなかったと語った。」CNN.com, September 17, 2001. http://archives.cnn.com/2001/US/09/16/inv.binladen.denial/

【原注10:Ed Haas, 「FBIは、ビン・ラディンを9・11に結びつける確か な証拠は何ひとつない、と語っている。」 Muckraker Report, June 6, 2006. http://www.teamliberty.net/id267.html

 

あとで明らかとなったように、9・11の陰謀はドイツの ハンブルグでアル=カイダ細胞によって企てられていたのだから、9・11攻撃はア フガニスタンとは無関係だった。19人のハイジャッカーのうち15人がサウジアラビア出身であったし、また9・11攻撃にアフガニスタンやビン・ラディ ンが関わっている証拠を米国は何ひとつ持っていないにもかかわらず、アメリカ合州国はアフガニスタンに対する戦争を開始した。もちろん国 連の支持もなく、これは明らかに不正な戦争であった。

 

たとえ米国がタリバーン政権を退陣させたかったとして も、戦争は必要なかった。アフガニスタンのすべての反タリバーン・グループがめずらしく満場一致で、この国に爆撃や侵略をしないよう米国 政府に嘆願した。(原注11)そこで彼らは、タリバーン政権を交替させるために米国が為すべきすべては、サウジアラビア とパキスタンにタリバーンへの資金援助を止めさせるよう強要することで、やがて政権は自ら崩壊するだろうと指摘した。このようにアメリカ 合州国は、その国を破壊することもなく、何千人もの米国兵士だけでなくアフガニスタンの何十万人もの殺害もなく政権交代をすることができ たはずだ。2001年から2015年 へと続く戦争を抱え…アメリカの最も長い戦争となった。これが喜劇(ファルス)でなくて何であろう?

【原注11:Noam Chomsky, “The War on Afghanistan,” Znet, December 30, 2001 http://www.globalpolicy.org/wtc/targets/1230chomsky.htm; Barry Bearak, “Leaders of the Old Afghanistan Prepare for the New,” NYT,October 25, 2001; John Thornhill and Farhan Bokhari, “Traditional leaders call for peace jihad,” FT, October 25, 2001; “Afghan peace assembly call,” FT, October 26, 2001; John Burns, “Afghan Gathering in Pakistan Backs Future Role for King,” NYT, October 26, 2001; Indira Laskhmanan, “1,000 Afghan leaders discuss a new regime, BG, October 25, 26, 2001.】

 

そして道化芝居(ファルス)は続いた。かつての戦争気分 で、米国は2003年にもうひとつの不法な戦争を開始した。この時の対イラク戦争 は、あからさまな嘘とごまかしに基づく第一級の戦争犯罪であった。この戦争はさらに悲劇的だった。100万 人以上のイラク人を殺害し、国を土台から破壊し、世俗的(非宗教的)な社会を破壊し、現在も続く宗教的な兄弟殺しに取って代えた。戦争の 進行中、アフガニスタンのアル=カイダはイラクに移動しアメリカの侵略者と戦う若 いイラク人のモデルの役割を果たした。アメリカ軍はイラクを素早く征服したにもかかわらず、容赦ないゲリラ戦に直面させられ、ついには2011年の撤退につながった。これらの長年月に、アメリカは何千人もの若いイラクの男た ちを投獄し、軽率にも彼らの大部分を熱烈なジハード主義者に変えたのだった。こうしたアブ・グレイブやブッカのような監獄は、打ち続く暴 動に火を点ける効果をもった。しかし、いまこれらのジハード主義者は自由戦士とは呼ばれなくなった。かつてアフガニスタンでアメリカ兵が ソビエト兵の代理となったときのこの慕われた名称は失われてしまった。

 

《アメリカは繰り返す―シリア》

あたかもアフガニスタンやイラクにおける戦争がまだ十分 ではなかったかのように、2011年の春、米国は長期プランのもとで秘密裏にさら なる戦争の開始に着手した。このひとつが対シリア戦争であった。どういうわけか自発的に起こったような自由戦士の暴動だった。彼らの目標 は、米国を不快にさせていたシリアの世俗的(非宗教的)政府を転覆することだった。その開始からずっと米国が暴動の背後にいたことが疑わ れていたが、2007年の早い時期からウェスレイ・クラーク将軍がインタビューの 中で述べていた。彼は、2001年9・11の数週間後、アメリカの幹部司令官会議で、5年 以内に7か国を無力化(破壊)する計画について語っていた。イラクを手始めに、次 はシリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、仕上げはイランであると。また2007年 に、シーモア・ハーシュは非常によく引用された記事の中で、「シリアのバッシャール・アサド大統領の政府を弱体化するため、ワシントンの 承認でサウジ政府は資金と兵站援助を提供することになろう」と述べていた。

 

いわゆる自由シリア軍は、米国とNATOの創作であっ た。その目的はシリアの警察と軍を挑発することだった。一度でも戦車と装甲車両が展開されたなら、これはおそらく、リビアにしたことをシ リアにもする目的でNATOの保護責任の権限にしたがい境界を越える軍事介入が正当化されただろう。しかし、国連でのロシアの拒否権でこ れは計画されたようにはうまくいかなかった。

 

この妨害に決着をつけるため、CIAはサウジアラビアと カタールと共に、まさにアフガニスタンでやったことに取り掛かった。つまり、その世俗(非宗教的)政府を転覆するはっきりした目的のため に、外国人サラフィストのムスリム自由戦士の狼藉ものをシリアに導き入れたのだった。莫大な資金とアメリカの武器で、皮肉なことに最初の 傭兵は、イラクでアメリカ軍との戦闘最中にその存在を現わしたイラク・アル=カイ ダであった。ついで、シリアの多民族からなる世俗社会をスンニー派のイスラム国に変える計画で多数の他のアル=カイダ・グループ、とくにアル=ヌ スラが傭兵としてつぎつぎに現れた。

 

シリアで暴動が始まってからずっと、アサドは去るべき だ、シリア政権を転覆するために自由シリア軍の中の穏健派を援助するため介入したと米国は世界に語っていた。しかし驚くことはない。役に 立たない穏健な自由シリア軍は、まもなくシリアのいたる所で一連のテロ攻撃を開始し始めたサラフィストのムスリム・グループで満たされて しまった。シリア政府は、これらの攻撃をテロリストの仕業であると正しくも特定したのだが、これは(アサドの)プロパガンダであると主流 メディアからは打ち捨てられた。この国が、兵士、民間人、ジャーナリスト、援助ワーカー、公務員などへの自爆攻撃と首切り処刑にさらされ ていたという事実は単に無視された。

 

こうした報道にもかかわらず、自由シリア軍の一部である と自ら名乗った人々に援助を提供しているだけだとアメリカは強弁した。2012年6月にニューヨーク・タイムズで報道されたように、CIA高官が、シリアの反政府戦闘員が 国境を越えてシリア政府と戦う武器を受け取るという同盟諸国の決定を助けるためトルコ南部で秘密作戦の展開中であるとし、…自動小銃、対 戦車携帯ランチャー・グレナード、弾薬、何種類かの対戦車兵器を含む武器が、シリアのムスリム同胞団など実態のよくわからないネットワー ク中継を手段として大部分はトルコ国境を越えて流れ込んだ、そしてトルコ、サウジアラビア、カタールが支払った、と当局は語った。

 

付け加えれば、2011年8月にNATO爆撃に支援されたアル=カ イダによってリビアのカダフィ政権が退けられたあと、CIAはシリア反乱軍にリビア兵器の移送を手配した。英国タイムズとシーモア・ハー シュに報道されたように、リビア船は4基の地対空ミサイル発射装置SAM7、対戦 車携帯ランチャー・グレナード、その他の軍需物資を含む400トンの兵器をトルコ で荷揚げした。ついで2013年前半には、CIAが調整してクロアチア、英国、フ ランスからのいわゆる「クロアチア武器空輸大作戦」で軍用兵器類3000トンとい うさらに大規模な武器積載が含まれていた。これは“立派に”働いている傭兵に配備するためクロアチアのザグレブから75機の輸送機でトルコに空輸された。さらなる報道では、2013年3月24日のニューヨーク・タイムズは、これらの武器を支払ったのはサウジアラビアで、じつは160機の軍用貨物機だった、と述べた。

【ご参考:このあたりの米国とNATO諸国によるシリア反政府軍への武器空輸については、Patrick Henningsenが以下の記事で複数のメディアソースを紹介している。英 文ですが=訳者】http://21stcenturywire.com/2013/03/10/an-international-war-crime-us-and-british-backed-weapons-airlift-from-croatia-to-syria/

 

《ダーイシュ(ISIS、イスラム国)の登場》

自由シリア軍を形成した多様なグループを支援したアメリ カ合州国、NATO、サウジアラビア、カタールのすべての努力にもかかわらず、シリア政府軍は彼らを敗北させ総崩れにさせた。さらに言え ば、これらの穏健な部隊の多くは寝返って好戦的なジハード・グループに加わっていった。ついで、2014年 前半に明らかに未知の軍事集団が見たところどこからともなく降ってわいたように現場に登場し目を見張る軍事的優位を形成はじめた。それは いくつもの名前をもっていて、ひとつはイラクとシリアのイスラム国(ISIS)、ついで単にイスラム国(IS)、あるいはアラビア語の ダーイシュであったりした。それはほんの数日でイラク軍を遁走、崩壊させ第二の大都市モスルを含むイラクの四分の一を支配し、またバグ ダッドが攻撃される恐れさえもあって世界中の関心を引き付けた。まもなく起きた2人 のアメリカ人ジャーナリストの打ち首は、再度イラクに兵力を投入しイラクとシリアの双方でISIS勢力に対する爆撃の軍事行動を開始させ るよう米国をおびき寄せたのだった。

 

イラクに対するその攻撃の前、すでにISISはシリアに 強固な基地を確保しており、モスルでイラク軍から奪取した戦車や車両ミサイルも持って、ISISは現在ほぼシリアの三分の一を支配してい る。したがって目下のところ、約600万人の住民を擁してほぼ英国の大きさの地域 をカバーしている。ISISはシリアとイラクの国境を認めておらず、イスラームの好戦的なヴィジョンでその支配地域をカリフ制国家の辺境 であると見なしている。これは、サウジ・キャッシュの砂漠の嵐作戦の直接的な結果である。その現金は、正統なイスラーム世界とは何の関係 もない反動的な中世風の有毒な宗教に帰結するグローバルなワッハーブ主義に改宗を迫り教化させることに注がれた。

 

初期段階では、ダーイシュ(ISIS、イスラム国)はア ル=カイダの付属物以外の何物でもなかった。アル=カイダそれ自身が強力な米同盟諸国、サウジアラビア、カタールによって直接に武装され資 金供給され支援され、さらに完全なトルコの支持を受けていた。これらすべての背後に、シリアの世俗的(非宗教的)な政府を弱体化させ破壊 したいというアメリカ合州国とNATOの願望があった。パトリック・コックバーンが最近の鋭い論考で述べたように:

「イラクとシリアにおけるISISと他のスンニー派ジ ハード運動の育ての親は、サウジアラビア、湾岸君主国、そしてトルコである。彼(コックバーン)は、こうしたことは自然発生的に起こるも のではないと語るM16(英国諜報機関=訳 者)の元トップを引き合いに出している。コックバーンはさらに進んで、そのありそうもないイラク全体のスンニー派共同体は、サウジアラビ アの支援などなしにISISを結束して支援していただろう、と述べている。…トルコの役割は異なっていたが、ISISや他のジハード・グ ループの援助においてはサウジアラビアに劣らず重要である。そのもっとも重要な働きは、シリアに接するその510マイルの国境を開けておくことだった。これがISIS、アル=ヌスラと他の反政府グループに人と武器を運び込む安全な後方基地を与えた。…トルコの軍 事諜報機関は2011年に自身を再編成したときISIS援助に深く関与していたの かもしれない。」

 

世界の全領域で支配的な立場を確保しようとするその方針 に従って、米国は、たとえばアフガニスタンのムジャヒディーンやアル=カイダとい う創作物のように、それが彼らの利害であったならテロリスト・グループへの支援をためらうことはなかった。彼らがソ連と戦ったとき彼らは 自由戦士だったが、つぎに9・11の反動がきて…彼らはすぐにテロリストとなりアメリカ合州国の「対テロ戦争」に帰着した。イラクに対す る不法な侵略戦争と軍事占領は、アル=カイダの新たな変種のレジスタンスをつくり 出す結果となり、彼らはもちろんテロリストと見られた。つぎにシリアのアサド政権に対する攻撃が起きて、米国、NATO、サウジ、カター ル、そしてトルコの軍事行動が開始された。初めのうちは現地の自由戦士、つまり自由シリア軍を装っていたが、彼らがほとんど前進できな かったとき、さらなる自由戦士がアル=カイダの形で現れ、そのすべてのヴァリエー ションにおいて結果的にはISISに至っている。これらのかつてのテロリストたちは、現在シリアのアサド政権を追い出す軍事行動の同盟者 となっている。シリアが正しくも彼らを外国人テロリストと見ていたにもかかわらず、その主張はほとんど無視された…2人のアメリカ人ジャーナリストが首切り処刑されるまでは。

 

アメリカ人ジャーナリストが打ち首にされたほぼ同時期 に、シリアでは残忍な戦いが続いていた。シリアの兵士はどこであれ捕えられ多くは打ち首にされ即座に処刑された。このすべてが入念に撮影 されている。数多くのウェブサイトがこれを見せているが、とくにそのひとつには「シリア人の戦い:シリア戦争犯罪の証拠」というタイトル が付けられていた。2014年8月 のタブカ空軍基地の近くでは、220人のシリア兵の大量処刑を含むぞっとするよう な数多くの処刑シーンが見られる。ちょっと考えてみてほしい、もし220人のアメ リカ兵が打ち首になって処刑されていたら、どんな抗議が押し寄せただろう。その代わりに主流メディアはもっぱら2人のアメリカ人ジャーナリストの打ち首に集中した。それはじっさい憤激していたのだが、 何百人もの首を切られたシリア兵への憤激はどこへ行ったのだろう?基本的には、ISISがシリアでやっていることについては何も言われな かったのである。

 

アメリカの2人 の民間人に対してISISがやったことについてアメリカで激しい憤りがあったが、そこには、この宗教的過激主義の原因に関して、またこれ がまさに米国がアフガニスタン、イラク、リビア、そしてシリアに対してやったことからくる反動の別のケースだったという可能性に関して は、ほとんど何の自己分析もなかった。

 

それは当然のことで、米国のレスポンスはISISの戦闘 能力を削減するために一連の空爆を宣言することだった。しかし、そこには地上軍もなく、したがって実際にはISISの軍事的敗北はおそら く故意に決着がつけられないままにおかれた。現実には、ISISの即席の軍事力に手を焼いたまま、西洋とその地域同盟国のサウジ、カター ル、そしてトルコに託された。彼らの公式の方針はアサドを退陣させることであるが、ISISは現在、シリア内の事実上の軍事力だけであ る。もしシリア政府が退陣するなら、完全に孤立するのはISISであろう。果たして、2003年 のイラク侵略と2011年のシリア襲撃はイラク北部とシリアに広がる強力なジハー ド国家を作ることで終わろうとしていたのだろうか?こうした狂信的なワッハーブ体制によって、シリアの多文化・多宗教社会に何が起こるの だろう?

 

この荒涼とした現実に直面してパトリック・コックバーン が要約したように:

「…米国とその同盟国は、幻想の中に落ち込むことで ISISの上昇に答えた。欧米の外交官たちは非公式にこのグループが実際にはいくつかの包囲された孤立地域の見せかけには存在しないこと を認めているのだが、彼ら米国とその同盟国はアサドとISISの双方と戦うために穏健なシリア反乱軍の第三勢力を育てていると装っている のだ。」

 

そのうえ、こうした(穏健な)部隊が訓練され装備される やいなや彼らの大多数は、たとえばこの1月にはそのうち3000人がアル=ヌスラや ISISに参加し始めた。では、この明白な思い違いの中に筋道はあるのか?果たして、本当に米国とその同盟国はISISにシリア軍を挫折 させ敗北させるつもりなのか?そしてこの狂信的なスンニー派ワッハーブ体制がいったんシリアを支配したなら、次のステージは破壊されるべ きもう一つのムスリム国家シーア派イランを攻撃することになっているのか?こうした冒険の地上部隊が、ISISの連中なのかもしれない。

 

このマキャベリ的な可能性に対処するために、イスラーム の好戦的なヴィジョンをもつ狂信的なカリフ国の永続的な設立はおそらくそれほど良い考えではないという理解が最近あって、ことによるとい くつかのレベルでその形跡が見えていた。最近まで、可能性の範囲を超える問題であると思われていたことは、米国が実際にシリアのアサド大 統領に対応する用意があると思われる新たな証拠が現れていることだ。ニューヨーク・タイムズ(2015年1月15日、19日)で報道されたように、国連のシリア危機特使は、戦場地域の中でも近くでも何らかの 方法で地上戦を凍結させ戦争を終結するようシリア政府とISISの説得を試みている。アサド大統領はその案を受け入れたが、ISISから は何の返答もなかった。また、ロシアのイニシアチブによって、シリア危機を解決する会議を準備するためモスクワで会合が行われている。良 いニュースは双方の働き掛けで米国が協力的になったということである。

 

もうひとつの励みとなる兆候は、アサド大統領による大変 長い広範囲にわたるインタビューがフォーリン・アフェアーズ(2015年1月27日)に公表されたことだ。 これは米国政府の要人とアメリカの一般国民双方にとって重要なことだ。アサドは、カタール、サウジアラビアあるいは西洋の米国を含むどん な国でも、外部から雇われた操り人形でなければ誰とでも会う用意はできていると述べた。それはシリアでやるべきだ。また彼は、会議から発 生するいかなる決議もそれが運用される前に国民投票によって民衆に再考する機会をあたえなければならない、とも述べた。こうした手順より 民主的なことがあろうか?このような行動を通して、シリアはその世俗的な状態を維持することができ、また真の民主的な国家へと発展するこ とができるのであろう。

 

それゆえ、シリアで続く戦争の凶暴さにもかかわらず、こ れらの成り行きは、22万人を超える死者、100万 人の負傷者、そして100万人以上が追放されたこの外国の影響で生じた大災害を収 束させうるかすかな希望の光を差し出している。しかし、それがもしISISがその対シリア攻撃の収束を拒否することが分かった場合、米国 がするべき理性的なことはシリア政府を転覆させる軍事行動を止めこと、ついでISIS勢力を敗北させるためにシリアと協力することであろ う。米国とシリアの協調した空爆によって、この地域に送り込んだサウジアラビアのワッハーブ派を打倒するためならシリア軍は必要な地上軍 を提供するだろう。だがこれは単に可能性の域を越えていることなのか?

 

手短な要約が適切だ。第一に、米国とその同盟国は ISISおよびその共犯者アル=カイダ、同様に多様な波及グループを創り出したこ とにどの範囲で責任があるのか?一番初めは、アフガニスタンでソ連と戦うためにムジャヒディーンとアル=カイダを創り出したのはアメリカ合州国だったことを私たちは思い出すべきだ。あとで9・ 11の反動が来たが、それはレジスタンスとしてのアル=カイダを創り出した米国の イラク侵略であった。シリアの暴動を誘発したのはアメリカ合州国だった。彼らの自由シリア軍が敗北に直面したとき、米国の同盟国サウジと カタールの莫大な資金援助と指揮およびトルコの戦術的援助をともなって救出にイラク・アル=カ イダが駆け付けた。ISISに転移したのがこのアル=カイダである。また、米国は、とくにイエメンやパキスタンでその無人機の軍事作戦をとお して余分な敵をも発生させた。

 

《結語―不正に便乗し続ける欧米メディアの共犯》

だが、ここでの話はこれがすべてではない。その分枝に よって、編集者と突出した風刺画家など12人の人々を死なせたシャルリー・エブド 誌に対するパリの最近の攻撃がなされた。見たところ預言者ムハンマドにかんする週刊誌の侮蔑的な諷刺画に憤激したアル=カイダに関係する男たちによってなされたようだ。その襲撃は、「私はシャルリー」の叫び 声を呼び寄せて報道の自由を支持する街頭デモをくりひろげ、フランスと世界中で数百万人の大規模な抗議を引き起こした。

 

歴史的なコンテキストにこの問題をおくと教訓となる。ナ チス・ドイツでは、デァ・シュテュルメルという反ユダヤ新聞が病的なまでにユダヤ人のカリカチュアを強調していた。ニュールンベルグ裁判 で告発されたその編集者ユリウス・シュトライヒャーは、ユダヤ人にかんする彼の話題と諷刺画の理由で絞首刑にされた。セルビアに対するそ の爆撃作戦の期間中1999年には、NATOがベオグラードのラジオ/TV局を故意に爆撃して16人の ジャーナリストを殺害した。米国は、2001年にカブールのアル=ジャジーラ本部を爆撃した。また2003年 には、アル=ジャジーラがバグダッドで爆撃されジャーナリストが殺された。ガザ攻 撃でイスラエルは故意に多数のジャーナリストを殺害した。

 

上記の例では、確かに報道の自由の問題はほとんど話題に ならなかったし、大規模な街頭抗議運動も一切なかった。シャルリー・エブドの場合、上記の例は言論の自由のモデルではなかった。実際に は、シャルリー・エブドのムスリムにかんする政治的ポルノグラフィーはデァ・シュテュルメルでユダヤ人が描かれたやり方とほとんど違わな いのに。

 

米国とその多様な同盟国は、アフガニスタン、イラク、リ ビア、ガザ、イエメン、シリアと多くのムスリム諸国で死と破壊の戦争に乗り出した。これに対する援助のために、サウジアラビアはその狂信 的なワッハーブ主義を蔓延らせようとして1000億ドル以上を費やしてきたよう だ。ワッハーブ主義は比較的小さな宗派でムスリム世界全体では軽蔑されているが、それでもムスリムのイメージを傷つけてきた。こうしたこ とで、世界のイスラム教徒を堕落させ、品位を下げ、恥をかかせ、あざけり、辱めることが、どういうわけか西洋の一部の人々に許容されるよ うになった。表現の自由の見せかけのもとでムハンマドを嘲るほうを選んだのは、この精神においてであった。注目すべきは、かつてシャル リー・エブドはあるジャーナリストが書いたひとつの描画がシオニスト・ロビーに批判されたという理由で彼を解雇したことがある。しかし、 ムスリムに対して同じことが現われたとき、それらについては解禁されていた。アメリカ合州国最高裁判所判事オリバー・ウェンデル・ホーム ズによって出された判決では、言論の自由は「嘘なのに満員の劇場で火事だと叫ぶ」権利は人に与えられていないとある。また、暴力を呼ぶよ うな「挑発的な言辞を公表することは禁止するという条項が合州国憲法にある」。こうしたすべてが、シャルリー・エブドの編集者と発行者に よって無視された。処罰が死刑ではないとしても、起こっ たことに対して彼らは相応の責任を負っている。残念なことに、シャルリー・エブドのカリカチュアに対する欧米の無批判的な擁 護は、諷刺画がムスリムに直接向けられまたムスリムを嘲笑したからだった。今日、絶望的に軽蔑された人々はイスラム教徒であることは疑い ようがない。

 

ISISが2人 のアメリカ人ジャーナリストを打ち首にしたとき、憤激と非難が西洋を貫いた。しかし同じISISが 何百人ものシリア兵を打ち首にし、これらの戦争犯罪を入念にフィルムに収めたとき、これはほとんどどこにも報道されなかった。付け加える と、シリア悲劇のかなり初期の段階から、アル=カイダ・グループは兵士だけでな く、警官、政府職員、公務員、ジャーナリスト、キリスト教会の人々、援助ワーカー、女たちや子どもたちを殺害し拷問していた。同じく市場 での自爆も。これらすべてが主流メディアでは覆い隠されていた。そしてシリア政府が正しくこれをテロリズムと公然と非難したとき、これは 無視されるかアサドのプロパガンダだと非難された。

 

では、欧米のメディアではこれらの残虐行為がなぜ報道さ れなかったのか?もしこれが報道されたなら、アサドは去るべきだというワシントンが宣言したアジェンダに敵対することになっただろう。こ うして主流メディアは公式の方針に従った。ここに新しいものは何もない。欧米が開始した戦争、ベトナム、アフガニスタン、イラク、リビ ア、シリアに対する暴動と政権転覆戦争、さらにイラン、グアテマラ、インドネシア、チリに対する彼らのクーデター、そしてもっとも最近で はウクライナで、メディアはことごとくこれらを支持したことを歴史は示している。

 

テロリストの行為が私たちの敵に対して実行されるなら、 しばしば自由戦士の行動と見られる。しかし同じタイプの行為が私たちに向けられたとき、それらの行為はテロリズムと非難される。だからす べては誰の牛が突き刺されたか次第なのである。(結果の正しさはどちら側に立っているか次第だという警句だが、ことは主観性の問題ではな く、著者が世界を覆う不公正を指摘していることは言うまでもない。=訳者)

 

(以上、翻訳終わり)



【アムネスティ・インターナショナル日本】映画祭がいよいよ開催! 前売チケット締切間近 by limitlesslife

 永岡です、アムネスティの人権関係の情報をお送りいたします。
<以下、転送>
□■□ ━━━━━━━━━━━ 2015.01.15 通巻652号 ━━━━

アムネスティ・アップデート  http://www.amnesty.or.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□

1月24日、25日にいよいよ開催されるアムネスティ映画祭。前号ま
でに、今回上映する全8作品の紹介をしましたが、気になる作品は
見つかりましたか?見逃してしまった方はこちらをご覧ください。
http://www.amnesty.or.jp/aff/works_and_schedule/index.html

お得な前売りチケットの締切が迫っています。ぜひ、ご購入を!

□■□ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

[NEWS] ウクライナ:民間バスへのロケット砲攻撃を調査せよ
[FOCUS] アムネスティ映画祭 いよいよ1月24、25日に開催!
[ACTION] サウジアラビア:車の運転で逮捕された女性を救え!
[EVENT] 連続セミナー第1回「子どもと性暴力」(東京)
[FACEBOOK] 名張毒ぶどう酒事件の奥西さんへ、応援メッセージを!

□■□ アムネスティ発表ニュース ━━━━━━━━━━━━━

最新のアムネスティ発表ニュースをお届けします。

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ウクライナ:民間バスへのロケット砲攻撃を調査せよ
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ウクライナ東部で民間のバスが砲弾の攻撃を受け、10人が死亡、18
人が負傷した。この攻撃は国際人道法違反の疑いがあり、すぐにも
調査が必要だ。

◇ こちらのニュースリリースの全文は下記サイトでご覧ください。
http://www.amnesty.or.jp/news/2015/0115_5075.html

▽ フィリピン:議会審理を拷問撲滅への第一歩に
http://www.amnesty.or.jp/news/2015/0114_5073.html

▽ イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府:
パレスチナのICC加盟への報復はやめよ
http://www.amnesty.or.jp/news/2015/0114_5072.html

▽ エジプト:アルジャジーラ記者に再審決定
http://www.amnesty.or.jp/news/2015/0110_5070.html

▽ フランス:新聞社襲撃 表現の自由に影
http://www.amnesty.or.jp/news/2015/0108_5068.html

□■□ 今週のフォーカス ━━━━━━━━━━━━━━━━━

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アムネスティ映画祭、いよいよ1月24、25日に開催
心揺さぶる珠玉の8作品を、お見逃しなく!
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5回目を迎えるアムネスティ映画祭が、間近に迫ってきました!

上映するのは日本初公開や劇場未公開を含むドキュメンタリー8本。
いずれの作品からも、国や社会、民族、宗教を超えて「尊厳をもっ
て生きたい」というメッセージが聞こえてきます。

『Call me Kuchu ウガンダで、生きる』のデイビッド・カトー、
『アイ・ウェイウェイは謝らない』のアイ・ウェイウェイなど、差
別や偏見に抗い、あるいは自由に声をあげられる社会を勝ち取るた
めに闘いながら、決して笑いや愛を忘れない人たちが、生き生きと
描かれています。

さらに、日本社会に潜む差別や偏見に光を当てた『SAYAMA みえな
い手錠をはずすまで』や『60万回のトライ』は、ヘイトスピーチが
社会問題化している今、まさに観たい作品です。

世界で、そして日本で何が起きているかを、この映画祭を通して覗
いてみませんか?

二日間映画漬けになるもよし、気になる一本をご覧になるもよし。
皆さんのご来場をお待ちしています!

▽ 詳細・チケットの購入はこちら
http://www.amnesty.or.jp/aff

□■□ ワン・クリック・アクション ━━━━━━━━━━━━

現在、アムネスティでは下記のウェブアクションを展開しています。
世界の国々の人権状況を改善するために、メールを送ってください。
ワン・クリックが集まれば救われる人たちがいます。

▽ サウジアラビア:車の運転で逮捕された女性を救え!
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/saudi_2014.html

▽ すべてのワン・クリック・アクションを見る
http://www.amnesty.or.jp/get-involved/action/

□■□ イベント案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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1/17 連続セミナー第1回「子どもと性暴力」
身近にある現実を知ろう:子どもと性暴力(東京)
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子どもへの暴力の中でも、とくに実態の把握がむずかしいとされる
性暴力。被害は打ちあけにくく、周りも気づきにくい傾向がありま
す。その実態が広く知られていないため、周りの人の何気ない言動
により、被害を受けた子どもをさらに傷つけてしまうことがありま
す。このたび3回にわたりセミナーを開催します。各回に専門家の
方をお招きし、さまざまな切り口からお話を伺います。

■ 日 時:1月17日(土) 14:00~16:00(13:30 受付)
■ 会 場:アムネスティ日本 東京事務所
■ 参加費:一般:800円/学生:500円

▽詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/0117_4986.html

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1/24,25 アムネスティ フィルム フェスティバル2015(東京)
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アムネスティ・フィルム・フェスティバル(アムネスティ映画祭)
は、日本や世界で起きていることを映画を通して知っていただき、
ともに考えていくことを目的にしています。日本初公開、劇場未公
開作を中心に珠玉のドキュメンタリー8作品を上映。

■ 日 時:1月24日(土)11:00~、25日(日) 10:30~
■ 会 場:ヤクルトホール(港区東新橋1-1-19 ヤクルト本社ビル)
■ 前売券 2日券:3,700円(学生3,200円)
1日券:2,500円(学生2,000円)
当日券 2,700円(学生2,200円)

▽詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/0124_4915.html

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1/25 ラテンパーティー2015~サルサ×人権×難民~(愛知)
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陽気な音楽の中、この地域で暮らす日本人も外国人も、みんなで手
を取り合い、人権や難民についても思いをめぐらせてみませんか?

■ 日 時:1月25日(日) 14:30~16:30(14:00 受付)
■ 会 場:名古屋YWCA 2階 ビッグスペース
■ 参加費:一般 予約 2,000 円 / 当日2,500 円
学生 予約 1,500 円 / 当日2,000 円 ※要学生証

▽詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/0125_5023.html

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2/7-8「ワン・ワールド・フェスティバル」にブース出展(大阪)
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毎年大阪で開かれる国際協力・交流のお祭り「ワン・ワールド・
フェスティバル」に、今年も出展します。活動紹介のほか、手紙書
きも行います。活動紹介ブースのボランティアも募集しています。

■ 日 時:2月7日(土)・8日(日)10:00~17:00
■ 会 場:関テレ扇町スクエア・北区民センター・扇町公園
■ 参加費:無料

▽ 詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/0207_5031.html

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2/8 ドキュメント映画『北朝鮮強制収容所に生まれて』上映会&
トーク(大阪)
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上記フェスティバルの一環で上映します。北朝鮮の政治囚を両親に
持ち、政治囚として育ったシン・ドンヒョクは、2005年、収容所か
ら脱出し、現在は韓国に暮らす。彼の壮絶な半生と強制収容所の実
態を、本人へのインタビューをもとにドイツ人監督が描きだす。

■ 日 時:2月8日(日)15:30~17:30
■ 場 所:関テレ扇町スクエア1F アリーナ
■ 参加費:無料

▽詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/0208_5052.html

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2/9 笠松刑務所参観(岐阜)※会員限定
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収容定員約520人、名古屋矯正管区内で唯一の、女子受刑者を収容
する刑務所です。ネイリストへの就職を目指す美容科、コールセン
ターオペレーターの就職を目指すコールセンター科など、女性の就
労先としてニーズのある職種の職業訓練が実施されています。

■ 日 時:2月9日(月)13:30~15:30
■ 会 場:岐阜県羽島郡笠松町中川町23(西笠松駅から徒歩11分)
■ 申 込:要事前申し込み。1月30日(金)締切。定員30名。

▽ 詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/0209_5058.html

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2/12 高松刑務所参観(香川)※会員限定
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男性受刑者を収容する刑務所です。日本語による意思疎通がある程
度可能な外国人、刑期が10年未満で犯罪傾向が進んだ受刑者を収容
しています。

■ 日 時:2月12日(木)13:30~15:30
■ 会 場:香川県高松市松福町(松島二丁目駅から徒歩約6分)

▽ 詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/0212_4912.html

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2/13 アムネスティ カフェ&バー
『世界のワイン祭り ~ワインで知る現地の裏事情~』(東京)
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普段なかなか飲めない、さまざまな国のワインを飲みながらその国
の歴史や人権問題を学ぶという、美味しくてためになる企画です。
イスラエル・ブルガリア・台湾など5ヵ国以上のレアなワインをご
用意!珍しいワインを飲み比べながら、原産国に思いを馳せよう!

■ 日 時:2月13日(金)19:30~21:45
■ 会 場:アムネスティ日本 東京事務所

▽ 詳細はこちら
https://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/2015/0213_5067.html

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1月以降の各種イベント・セミナー
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人権問題について学べるアムネスティ主催の入門セミナー、および
その他のイベントについては下記をご参照ください。

http://www.amnesty.or.jp/get-involved/event/

□■□ Facebookスペシャルコンテンツ ━━━━━━━━━━━

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名張毒ぶどう酒事件の奥西さんへ、誕生日のメッセージを!
※メッセージは、Facebookのコメント欄にて16日まで受付中。
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奥西さんは女性5名が毒殺された『名張毒ぶどう酒事件』で、容疑
者として長時間にわたって取り調べを受け、自白に追い込まれまし
た。1972年の死刑判決確定から、40年以上にわたり無実を主張し闘
っています。奥西勝さんは1月14日に89歳の誕生日を迎えました。
アムネスティは、奥西さんにあてた応援メッセージを募集中です。

http://on.fb.me/1x2YfjB

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発 行:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
連絡先:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-12-14
晴花ビル 7F
E-mail:info@amnesty.or.jp

■ アムネスティ日本のブログ
インターン&職員が毎週更新!事務所で起こる日々のできごとなど、
アムネスティ日本を身近に感じられる記事が満載です!
http://amnestyjapan.blogspot.jp/

■ 寄付にご協力ください
アムネスティは、人権侵害の被害者に寄り添うため、不偏不党の立
場をとっています。そのため政府からの助成は一切受けていません。
http://www.amnesty.or.jp/get-involved/donation/index.html

このメルマガは、メルマガボランティアチームが編集しています。

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日本支配 by limitlesslife

「消費税増税の真実 官僚による日本支配の実態
講師:高橋洋一氏」
http://realin.jp/kkw11487/3141
「TPP問題の真実 米国による日本支配の実態
講師:関岡英之氏」
http://realin.jp/kkw11487/2141

「ウクライナの真実 世界を陰で操る支配者の正体
講師:馬渕睦夫氏」
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