Global Ethics


報道するラジオ(2017/1/2)新春スペシャル トランプで世界を占う2017年、(2)木村正人さんのヨーロッパ報告、内藤正典さんの中東のお話 by limitlesslife

永岡です、報道するラジオ・新春スペシャル(第225回)、今週もMBSアナウンサーの水野晶子さんの司会、同志社大学でイスラムに詳しい内藤正典さんの案内で放送されました。

次はヨーロッパ、ロンドンの木村さんのお話、木村さんは大阪弁(笑)で、2016年の世界を揺るがしたのはトランプ氏とイギリスのEU離脱、イギリスでもヘンリー8世の離脱以来、その後のイギリスはどうなっているか、女性の首相のメイ氏が離脱を決めても、女王の権利で出来るのか、議会の承認がいるが裁判になって今月に判決で、シナリオはいろいろあり、複雑なEUと同交渉するか、シナリオを作っており、EUはイギリスに何をしてくれた、であり、中学校の不良グループから抜けるならリンチされるのと同じ、EUは見せしめしないと、後に続かれるとブリュッセルは見ており、しかし経済だと、泥沼の離婚劇となったら打撃が大きく、それをどうするか。

イギリスでも、EU離脱に48%が反対で、しかし賛成、反対共に、移民を拒否しており、EU離脱を後悔しておらず、それほど移民問題は深刻で、ウエストサイド物語で最後は殺し合いになり、移民が増えると人種間の緊張感が増す&イギリスは医療費が全額税金で、納税者の負担感が増えたのも大きいのです。

内藤さん、イギリスにはもともと移民も多く、今回はポーランド、ラトヴィアのEU内で、移民排斥はどうなったかと問われて、木村さん、彼らはパスポートを持って60年代にかつての植民地から来ており、パキスタンなどは自分を英国民と思い、元からいた移民は離脱派、バーミンガムではイスラムへの排斥のムードも高まっており、ロンドンでは、市長がパキスタン系で、そうはなっていない。

テロ対策で、イギリスはえげつない、イスラム系の移民社会に、通報ネットワークを作り上げており、イスラム系にそれで批判されて、スコットランドはEU離脱に反対であり、木村さん、スコットランドはEUとつながりイングランドの支配を弱めていたために、EUを離れるとイングランドに支配されて、しかし石油価格は昔より下がり、財政赤字が膨らみ、北海油田がしんどく、イギリスから離脱してEI入りを言う政党は支持されていない。

リスナーより、EUの崩壊はあり得るかと質問があり、木村さん3年前にEU崩壊の本を書かれて、景気の悪化→政府の下支えの仕組みがなく、金本位制で、1930年代に崩壊、為替を流動化して、ドイツは良くても、ギリシャやイタリアは大変で、ギリシャでは医療に税金が使えず、国民が医療を使えず、イタリアも近く、メルケル氏の対策がないと、EUは崩壊して、今年はヨーロッパで選挙ラッシュ、ポイントはフランス、サルコジ氏を破った候補が、極右のルペン氏より優勢であり、しかし極右政党がソフィステート(ソフィスティケート:思弁的に訓練?)されて、社会主義的な政策を打ち出して、ナチスもユダヤ排斥&国内は社会主義であり、移民は排斥しても、自国民は手厚くするのが、欧米の政治のトレンドで、これはトランプ氏では逆、自国優先&毒の政策で、ルペン氏と逆のことで勝利して、フランスの極右は、フランス人にはやさしく、移民を排斥したらフランスは良くなると言い、ルペン氏は決選投票には確実に進み、世論調査では、フランスだと、不満がアメリカより高く、オランド氏の支持率は4%!森総理の最低支持率より低く、フィヨンズ氏はフランスのサッチャー氏、移民規制はしても、構造改革派であり、しかし国民の不満が高くても、構造改革、週35時間の労働の規制がやられたらフランス人は不満もあり、それをルペン氏が取り込むと、ルペン氏の勝つのが恐ろしいシナリオ。

ルペン氏は、ロシアのプーチン大統領の最大の欧州戦略はEU解体、しかしルペン氏のところの銀行がロシアに融資して、テレビ、ネットを使って、移民が仕事を奪う、難民でテロが起こる、難民が強盗など、裏の取れない話が拡大すると、フランスで極右の政権もあり得る。

今年はヨーロッパに困難な年になり、ロシアとNATOの緊張が高まり、これがとんでもない事態=戦争もあり得て、欧州の結束は守らないといけない、最悪、軍事衝突もヨーロッパであり、トランプ政権にはロシアに親しく、ヨーロッパは危うく、プーチン氏はEUを解体して、領土を広げることを画策して、内藤さん、トルコはロシアに協力して、EU加盟国で亀裂が起きて、もしルペン氏が勝ったら、フランスのEU離脱=EU崩壊、さらに3月のオランダの総選挙、自由党の言うことはトランプ氏より過激で、イスラム排斥、訴えられるほど支持される危険な状態。

水野さん、排撃主義が支持を得る意味を問われて、木村さん、緊張が生じて、ウエストサイド物語で、しかし乗り越えており、いがみ合いは悲劇を呼ぶので、互いに協力するように、気づかせる指導者は出てくるのかと、木村さん締めくくられました。

 

水野さん、世界が物騒になっていると言われて、日本では駆けつけ警護も始めており、それで今であり、そしてトランプ氏、プーチン氏であり、平和を望まれて、戦闘は中東が懸念されて、内藤さん、中東の専門家として、日々状況は悪化して、シリアは内戦ではなく戦争、アラビア半島のイエメンも、サウジ、イランの介入で国が崩壊、リビアも崩壊の危機、エジプトはクーデターで民主政権が崩壊して、観光客も来ず、何とか保ってきたトルコも大変であり、トルコ航空の観光客は破綻、しかし内藤さん、専門家としてトルコに行ってくれとは言えない、どこで何が起きるかわからず、元旦のテロはイスラム国が犯行声明、イスラム国は軍事拠点に有志連合が攻撃して、シリアの方は弱まっても、イラクのモスルはどうなっているかわからず、追い詰めても、彼らは砂漠にいて、アリの穴に石をぶつけても、散らばるのみ、隣国トルコがあり、トルコでテロ、ベルリンでクリスマスにテロもイスラム国が関与して、リスナーより、イスラム国は壊滅するのかとの質問もあり、トランプ氏は何でもする、トランプ氏はブルドーザーでやるようなもので、アリを壊滅させられず、シリアの中で様々な組織があり、今日イスラム国でなかったものが明日イスラム国に参加するので、イスラム国というのを空爆してもダメ、アメリカもロシアも空爆はしても、地上戦は現地の人たちを戦わせて、クルド人はイスラム国と戦うのが目的ではなく、自分たちの国を作りたく、しかし停戦合意はクルド人は関係なく、停戦和平と言っても、ブローカーのトルコとイランの間の取り引きで、アメリカがイスラム国と都合よく戦わせるのにこうして、クルド人は梯子を外されることになり、クルド人はえらい目、大国のダブルスタンダード、しかしアメリカは聞かず、トルコはNATOの加盟国なのに、アメリカと関係が悪化して、ロシアに接近=ロシアにはNATOの一角を切り崩したことになり、今度、トランプ大統領の中東政策はまだ見えないが、イスラエルとの関係は強化されて、アメリカにはユダヤ系の力は強く、イスラエルはパレスチナにはみ出して、国連がイスラエルを非難する決議、今までアメリカが拒否権を使って潰してきたのに、オバマ氏は棄権して、ネタニヤフ氏はアメリカを恨み、その決定の瞬間に、トランプ氏ははイスラエルを守るとして、トランプ氏はビジネスマン、イスラエルをビジネスとして結託しているためで、そうなったら、トランプ氏のアメリカがイスラエル寄りになり、イスラエルの周りはヨルダン以外は敵、アラブの皆さんをイスラエルはいじめて、イスラエルはどこかから攻撃される危惧があり、イスラエルがこの国が危ないと指摘するとアメリカは攻撃することになり、対象はイラン、核開発のことがあり、しかしオバマ政権はイランへの制裁を解除しても、イスラエルにとってイランは最大の脅威、イランが核を持ったら、核攻撃の恐怖があり、トランプ氏はイランとの合意を白紙にして、しかし制裁したら、イランは核開発を始めるので、せっかくIAEAの監視に置いたのに、また、であり根、イスラエルにとって攻撃が最大の防御として、イスラエルとイランの軍事衝突の危惧があり、すると、戦争準備法案で、自衛隊の派兵の危惧があり、2015年の想定はあり得ず、しかしトランプ政権で予期せぬ緊張が高まったら、ペルシャ湾通行は危険になり、サウジとイランは仲が悪く、それにイスラエルが絡むと、中東で不測の事態が起こり得て、機雷掃海で過ぎず、日本がドンパチする危惧すらある。

南スーダンの駆けつけ警護、南スーダンは政府側が一般人を傷つけており、PKOは誰に向けて銃口を向けるか、しかし9条で相手が国の政府だと武器の使用はできず、世界で、政府側が良くて反政府が悪いのではない、ところが、そこに介入したら、相手に発砲=宣戦布告、やらないと一方的にやられて、日本が戦争に巻き込まれるものであり、事態が悪化して、トランプ政権は日本に金を出せ、であるのです。

リスナーより、トランプ政権の米軍撤退は、沖縄から出ていくのではなく、もっと金を出せではないかとの質問があり、内藤さん、韓国の米軍と在日米軍は意味が異なり、トランプ政権で、日本がロシアと接近したら北方領土は返る、沖縄から米軍は出ていくが、非現実的、日本政府に処理は不可能で、水野さん、内藤さんのお話を、安倍総理に聞いてもらい、トランプ氏にレクチャーすべきと言われて、リスナーより、これから世界は利己主義になり、日本はどうなるかとあり、内藤さん、日本の自国中心主義=9条を守る、撃たれたくないならトラックに出ない=参戦しない、であり、トラックに誰も出ないと、犠牲者は出ず、トラックで犠牲者が出て、世界で軍事衝突、EUの崩壊の危機があり、その中でプリンシプル、原則を持っていると強く、日本の原則は軍事力なしで経済を進めるもので、今から軍事力を増やしても勝てない。

リスナーより、日本でテロは起きないかとの質問があり、内藤さん、あり得る、ヨーロッパはイスラム系をたくさんいて、しかし、日本だとインターネットの情報を知った人たちが、ジ・ハードをやったら天国に行けるとなったら、テロはあり得て、しかしテロは世界のどこでも起きる、「アリは殺すのではなく共存、噛まれない社会にすべき」、「武力行使で相手を全滅させるのは不可能」、宗教を消さないとだめで、我々が安心して暮らせる武器は憲法、ドイツのメルケル氏も窮地にあり、しかし難民を受け入れたら危機が来るのに、ドイツの戦後の原則を守っている、迫害されたらドイツの憲法で守れるからであり、EUは揺らいでも、メルケル氏は憲法を守ろうとしており、そして、日本は憲法を変えてどうするのか、メルケル氏は保守で憲法を守る、日本では戦前に帰る危惧があり、「憲法を守ることが日本の最大の安全保障」と内藤さん締めくくられました。次のコーナーに行きます。

 

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