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ラジオ大阪 里見まさとのおおきに!サタデー 矢野宏 介護保険改悪?を語る by limitlesslife
June 15, 2014, 12:04 am
Filed under: 介護

 永岡です、ラジオ大阪の、里見まさとのおおきに!サタデー、名物コーナージャーナリスト矢野宏に聞く、新聞うずみ火代表の矢野さんのお話がありました。
今日のテーマは介護保険で、日本の介護を変える法案で、衆院でわずか40時間、自公が強行可決したものであり、集団的自衛権で議員はそればかりかとまさとさん指摘され、その影でこんな大事なことがやられているのです。
介護保険は、2000年に出来て、手厚い介護を要らない要支援、要介護の7つに区分して、今回は(1)手厚い介護の要らない人の介護が市町村に移される、(2)特養の入所者を厳しくする、(3)年金年収が280万以上の負担が倍になる。
(1)は、市町村に移ると言うものの、要介護者はもちろんケアが必要で、介護保険の事業でヘルパー、デイサービスのケアがあり、全国一律であったのに、市町村に行くと、国の介護から切り離されて、市町村により介護の差が出て、政府は地域のニーズに合ったというが、野党は市町村により格差が出来るとして反対し、矢野さんも認知症の家族の会、要支援者の介護外し、介護費用が膨らむと反対署名64万を集めて提出した。
大阪にも町の大小、予算規模も違い、全国一律のサービスが受け入れられず、負担が増える可能性もあり、大阪は借金も多く、小さい市町村ではしんどいとまさとさん指摘され、矢野さん、切捨ての可能性ありと言われました。介護を必要としないからいい=切捨て、しかし要支援者はケアが要りそれをしないと症状悪化、地域のニーズに合ったサービスではなく、切捨てなのです。
(2)は、特養の入居者を要介護3以上、全国に特養は7000箇所、50万人で、待っている人が6.7万、こういう人に入居してもらうと言うが、しかし比較的軽い人にも、認知症の重い人があり、要介護3以上は寝たきり、数字ではでてこない重傷者があり、単純に要介護1,2を外したらいいのではないのです。
(3)は、負担が2割と倍になり、来年8月からで、これは5人に1人と多く、年収300未満と億万長者を一緒にしてはいけない、サービスを手控える人が出たら症状が悪化し、介護の負担増になるのです。
まさとさん、これが重いと思う人が多いと言われて、矢野さんも、高校のクラス会、話題は親の介護であると言われました。
こうした法案を通す理由は、2025年、団塊の世代が75歳になり、3人に1人が高齢者、介護保険の利用者が増えて、2000年の3.2兆→8.2兆→2025年には20兆円になると言われ、田村大臣、このままでは介護保険がつぶれると逆切れし、しかし4月から消費税は上がり、社会保障のために上がったはずなのに、負担が増えるのは問題なのです。
だから、ちゃんと参院で審議すべきなのです。まさとさん、矢野さんにパチンと頭を叩かれたようなものと言われました。以上、今週の矢野さんのお話でした。



報道するラジオ2014/5/23 介護医療改革法案を強行採決、介護の実態 白澤正和さんのお話&上田さんの報告 by limitlesslife
May 24, 2014, 12:47 pm
Filed under: 介護

永岡です、報道するラジオ、今週も水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。今週も冥府魔道でした(泣)、しかし仏様バンザイ!(笑)。

今週、水曜に大飯差し止め判決があり、来週はこれについてリスナーの声を紹介するのです。平野さん、司法は生きていたという声が貴重であったと言われました。

今週のテーマは介護、3週間前に取り上げ、多くの反響があり、介護総合法案が衆院で強行採決されてしまいました、これに関して、上田崇順(たかゆき)さんの報告がありました。サービスカット+負担増で、リスナーより、介護の仕事をして、低賃金で大変との声もありました。離職率も高いのです。

まず、上田さんのお話で、介護保険の見直しに注目し、要介護認定も必要で、要支援の訪問介護を介護保険でやらず自治体にさせるものです。NPO、ボランティアにやってもらい、負担も倍になるのです(怒)。

この法案が消費税の上がった4月1日に提出され、地方公聴会も開かれて、衆院厚生労働委員会で大阪にて公聴会があり、上田さんこれを取材され、7人の意見を聞いて、疑問の声もあり、ヘルパーのサービスは家事であるがマニュアルどうりでやれず、生活を支援するもので、日常会話に始まるコミュニケーションもあり、体調、悩みを聞くもので、見守るもの。様子から体調不良、病気も分かり、トラブルも分かるものと言われました。

ヘルパーさんは家事をしながら高齢者のコミュニケーションから、プロとしての観察する力が要り、ボランティアではダメというのです。

また、公聴会で、ボランティアはヘルパーに替われず、関わりに配慮を要する人もあり、簡単に代用できないという声もありました。プロでも難しいのです。

そして、5月14日、強行採決で、委員会で、重要法案で安倍総理も出席し、前回出た柚木氏とのやり取り、全国要支援160万人に禍根と言い、安倍氏は介護制度を次世代に引き継ぐためといい、答弁になっていません。消費税を上げてこの始末と柚木氏追求しましたが、安倍氏は見解が違うと言うのです。

上田さん、安倍氏は答えずボランティアはいいと言ったと報告され、地域の実情に合うサービスとして、共産党の高橋議員の質問に、サービスを維持して欲しいとあり、しかし安倍総理、これまた答えになっていません。

この後安倍氏はトンズラして審議打ち切り、維新の反対討論があり、国会で審議不十分と言ったのに強行採決、維新より国会軽視と批判されたのに強行採決です。

水野さん聞いて驚かれ、上田さん、地方公聴会は地域のことを審議の参考にするものなのに、その2日後の強行採決、巨大与党のやりたい放題と言われました。今国会で可決の模様なのです。以上、上田さんの報告でした。

 

スタジオに、介護の現場に詳しい桜美林大学大学院の白澤正和さんが来られて、お話をされました。

白澤さん、強行採決の経過を聞かれて、医療と介護の連携はいるが、今回の改正は重要で、一括して審議するのは前代未聞、19もの法案を束にしてやっているのです。おそらく、今の国会は集団的自衛権の論議があり、介護は審議されないのは問題と言われました。

今回、野党は一致して反対し、それでも強行採決で、与党の通そうとしている法案の中身、消費税をベースにして都道府県で基金を作り、介護職員の育成をするのですが、それも議論せず、消費税を上げて5兆円あるのに、社会保障には5000億だけ。

安倍氏も要支援の議論をしたが、日々の暮らしが継続できるのかということで、ヘルパー、デイサービスも、形を変えられる可能性もあり、もちろんコストを変えてで、暮らしの継続が保証されていないのです。

今の認定には、認知症の方もあり、白澤さん、認知症の人の要介護度が上がらないのも問題と言われました。適切なサポートがあれば暮せるのに、なくなれば暮らしがなくなる+要支援の人には訪問介護、要介護にならないものもあり、しかし見守って予防するものもあるのに、ボランティアには出来ない(ヘルパー、デイサービスにはやれる)。

平野さん、地域格差について問われて、白澤さん、街づくりと関係し、隣近所との支えあいで、それのできる市町村と出来ないもの、過疎地区ではそもそも出来ず、地域によっては財政の問題もあるのです。

平野さん、ボランティアの定義も問題と言われて、白澤さん、ボランティアは本来お金を出さず、市町村の独自性でお金を出すが、ヘルパー、デイサービスを今の介護報酬より低くする=働く人の給与が減る=人員配置も緩まり、これが地域支援の中身。

今回の改正、施設入所が要介護3以上になり、今は1からで、認知症の方、国は大丈夫というが、市町村でローカルルールになると、在宅生活の無理な人が入れなくなる可能性もあり、国がちゃんとしたガイドラインを出し、しかし、国がちゃんとできるかなのです。家族には認知症の介護、さらに大変になるのです。

リスナーより、低い給料で働き、しんどい、食べるのも一杯との声がいくつも来ており、白澤さん、給与は低く、今回の国の調査で、ボーナス込みで27万6000円、一般企業は34万だから低く、介護は新しい企業が多く、働く期間が短いものもあるが、生活が成り立つか、この額でも以前より良くなってのもので、去年より7100円増え、今は介護職員の待遇改善も15000円アップするとしたものですが、しかし正規の人は上がっても、契約の人は自給で前年10円増(泣)。

給与は上がってもこれで、来年の3月末で加算は止められるもので、今からこれが、介護職員の待遇は上がってもこれで、離職率の問題もあり、施設にも課題があり、老人ホームは社会福祉法人で、内部留保があり、交付金を組織のために残しており、企業なら株主に還元するが、社会福祉法人は出来ず、新しい建物にするとかなり、社会福祉法人の老人ホームに1.5億の内部留保があり、そのお金で給与を上げるべきなのに、老人ホームは良くても、ヘルパー、デイサービスは人件費率が7~8割で、内部留保もなく上げられない。

在宅施設では事情も異なり、どうやって改善するか、これを議論して、小さい事業所と大きいところで異なり、一つのルールではダメなのです。小さいところが潰れたら困る人もたくさんあり、離職率が高いのは、小さなところが高く、待遇の問題+有料老人ホームの離職率も高く、社会福祉法人でないと内部留保もない。

離職率にも差があり、二極化している。辞めまくるところと、あまり辞めないところがあり、ひどいところは1年で2回転=半年持たないものもあるのです。離職率だけで説明できないのです。

平野さん、働く人にお金を渡すシステムを、事業所の経営により変わるのはおかしいと言われて、白澤さん、ケアの質を見るなら離職率を見よとなり、職員を大事にする=介護者のためでもあり、介護の待遇は改善されたが、第一の離職理由は職場の人間関係、狭い世界で上手く行かず辞める、第二は経営者の理念と合わず、社会の役に立ちたいのに、介護は経営で、コスト至上主義、合わず辞めるのです。

安定しているのは、給与だけでなく、中間管理職が相談に乗るかであり、みんなで頑張れるかなのです。ケアマネージャーは在宅だと別で、サービス提供の責任者もいり、キャリアパスを持ってレベルを上げるべきなのです。

そこからどうするか、国会でちゃんと話し合わず、強行採決なのです。以上、白澤さんのお話でした。

 

ニュースは上田さんの担当でした。

タイのクーデター、インラック政権が出頭し、評議会から選ばれた方は、暫定政権の発足を急ぎます。バンコクでは学校の閉鎖、夜間外出禁止、学校閉校、ネットの軍に批判的な状況も排除されています。

長時間労働による過労死防止の法案が可決され、国の責務と明記した法案が初めて成立します。しかし、罰則は付けられていません。

厚労省は労働時間の規制を、金融機関など成果を図れる職種で排除、ホワイトカラーエクゼンプション、残業代なしの法案で、野党、労組は批判しています。与党にも慎重な審議を求める声もあります。成長戦略にこれを盛り込むのです。

難病医療法案、可決で、56種→300種になり、150万人が助成を受けられますが、医療費自己負担が3割→2割になるものの、広く薄く支援するもので、今まで全額負担の人も2割になり、重症の人の負担が増えるのです。600種ある難病の半分は対象外になり、患者より不公平との声があります。

沖縄・竹富町での教科書採択、下村大臣は裁判をしないと明言しています。東京書籍版を有志の寄付で使い、国は裁判を検討していたものの、町で独自に採択できるようになり、違法状態が解放されるからです。

中国のウイグル地区でのテロ、容疑者5人が自爆で死亡と報じられています。当局はテロと断定して捜査、アルカイダとの関係のあるものが関与していると当局は発表しています。

 

平野さん、社会福祉は全国一律のレベルであるべきで、地域間格差を作るのはおかしいといわれ、安倍氏の国会答弁、ヘルパーに失礼と批判されました。ヘルパーは、プロの集団なのです、以上、今週の報道するラジオでした。

 



91介護保険への不満を解消するアイデア by limitlesslife
December 26, 2013, 11:15 pm
Filed under: 介護

91 介護保険への不満を解消するアイデア

日経メディカル 2013年12月26日 色平哲郎

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/blog/irohira/201312/534274.html

「介護の社会化」を標榜して、介護保険制度が発足して13年になる。発足時に約4兆円
だった財政規模は2倍以上に膨らんだ。介護従事者も同様に倍増しているという。介護
保険は国民の間に定着しているようだ。

しかし現場では、利用者、介護従事者の双方に不満がたまっている。まず、緊急事態で
すぐに介護者を派遣してほしいときに役に立たない。制度が複雑になりすぎて、利用し
にくい。要介護認定の仕組みが分かりにくく、介護度の判定に対する不満も多い。居宅
では、月々の給付の上限額である支給限度基準額に縛られて、十分な介護を受けられな
い。特に訪問看護や訪問リハビリテーションの利用に制限がかかりやすい。重介護者の
場合は、在宅では十分なサービスを受けられず、施設利用にも限界がある。介護保険料
が高い…などなど。

超高齢社会が目前の現在、介護保険はどのように生まれ変わらせればいいのか。

その切実な問いかけに、真正面から答えた本が『やりなおし介護保険』(増子忠道著、
筑摩書房)である。20の視点から介護保険の改革を訴えているが、いずれも的確にポイ
ントを突いている。いくつかを紹介しておこう。

◎急護120番通報システム

「急護」とは増子氏の造語で、緊急の介護が必要な状況を指す。夫の介護をしている妻
が急に体調を崩したような場合、妻は救急車を呼べば病院に搬送して治療してもらえる
が、夫を介護する人がいなくなる。このように緊急の介護力が必要になったとき、介護
保険には対応できる仕組みがない。そこで「在宅療養支援診療所」のシステムに似た「
24時間在宅ケアチーム」を地域ごとに創設する。介護保険の中に、急護状態の介護に対
する報酬制度をあらかじめつくる必要がある。

◎要介護度をA・B・Cの3段階に集約

7段階もの介護度はそもそも多すぎで、制度の複雑化を招いている。国民の誰もが分か
るように、ドイツ式にA(何らかの支援が必要な状態)、B(支援がないと家から出られ
ない状態)、C(支援がないとベッドから出られない状態)の3段階に集約。こうすれば
暫定認定は即日可能で、迅速な対応ができる。

◎支給限度基準額を廃止し「平均総額」の仕組みを導入

支給限度基準額の枠内で、個々の要介護者のサービス利用量を決める現行方式では、柔
軟に運用しにくいことがある。そこで、もっと柔軟に利用できるようにするため、「平
均総額」(規定支給額×利用者数)という考え方を採り入れる。例えばA~Eまで5人の
利用者がいて、その平均給付額が2万単位だったとしよう。この2万単位を5人のグルー
プの「規定支給額」とし、仮にAさんのサービス利用額が1万5000単位だったとすると、
差額の5000単位を、2万単位を超えて利用したいEさんの給付額に上乗せするという方法
。全体で平均してバランスを取り、一定の枠内でサービス利用を融通する考え方だ。

このほかにも訪問看護は医療保険に一本化、株式会社に代わる介護法人の法制化、訪問
介護の直行直帰の廃止、認知症の介護は身体介護と別建て…など、斬新なアイデアが満
載されている。



超高齢化社会が進行する中、無理ない介護モデルを by limitlesslife

佐久学園理事長に就任した医師 盛岡 正博さん(69)

信濃毎日新聞   ひと  2013年8月20日

無理ない介護モデルを

「超高齢化社会が進行する中で、
無理のない介護モデルを長野県でつくりたい」。
佐久市の佐久大学や同大信州短期大学部を運営する
「佐久学園」の理事長に7月に就任した。
同大を拠点に介護機器開発での企業との連携、介護機器を扱う
「介護工学」専門の介護福祉士の育成といった構想を描いている。

鹿児島県出身で、県厚生連の前理事長。
県厚生連佐久総合病院(佐久市)の副院長だった8年ほど前、
デンマークの介護施設を訪れた。
リフトを使って、利用者を運ぶ現場を見た。
「介護をする側とされる側の双方に優しい介護が必要だ」と痛感した。

帰国後に同病院小海分院(南佐久郡小海町)で、
職員が複数で入院患者を持ち上げるように取り組んだ。
4年前に県厚生連理事長に就任後、県厚生連の老人保健施設と
特別養護老人ホーム計14カ所で年2カ所ずつ同様に進めた。

「いくら人材を育てても、
腰痛などで仕事を続けられなければ意味がない」
として、ほかの介護現場へも改善を呼び掛ける。

介護機器を輸入に頼っている現状を改善しようと
県内企業と連携を模索する。
「気軽に立ち寄ってもらい情報交換したい」と、
理事長室のドアは原則開放している。
佐久市に母と妻と暮らす。

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