Global Ethics


在日米軍再編:普天間移設 承認の瑕疵検証、第三者委初会合 辺野古埋め立て by limitlesslife

毎日新聞 2015年02月07日 東京朝刊

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設問題で、仲井真弘多(なかいまひろかず)前知事が判断した辺野古の埋め立て承認に法的瑕疵(かし)がなかったかどうか検証する沖縄県の第三者委員会が6日、県庁で初会合を開いた。第三者委は、7月に検証結果を翁長雄志(おながたけし)知事に報告することを確認した。委員会は非公開。【佐藤敬一】



今沖縄で何が起きているのか? 白井聡氏の意見 by limitlesslife
知人友人の皆さんへ
         杉浦公昭
平和こそ我が命

2014年12月26日

  今沖縄で何が起きているのか?       白井聡氏の意見

杉浦公昭

傾聴すべき白井聡氏の意見を見つけたので以下に引用させて頂きます。参考にして頂ければ幸いです。

沖縄県知事選――永続敗戦レジームに対する最初の勝利          白井聡文化学園大学 助教(政治学・社会思想)

 白井聡    2014年12月13日 1時30分

まさに保革入り乱れて当選を喜ぶ翁長陣営

 ※本稿は12月3日「琉球新報」文化面に寄せた文章です。

開票開始早々の翁長雄志氏当確の報に接しつつ、私は喜びを噛みしめていた。

周知のように、本土では「戦後レジームからの脱却」を絶叫するネトウヨ宰相が、そのスローガンとは真逆の政策(一層の対米隷従と東アジアでの孤立)をなりふり構わず追求している。アベノミクスから2020年東京オリンピックに至るまでことごとく見え透いた茶番が繰り広げられ、原発再稼働から集団的自衛権行使容認に至るまで醜い政治的狂態が演じられているにもかかわらず、社会の小さからぬ部分がそれらを直視せず、泥沼のような無関心のなかに眠り続けようとしている。主要なメディアと御用学者たちは、手練れの催眠術師の妙技によってそうした国民の反応を引き出す。その間にも、毎日新たに生み出されるロクでもないニュース(辺野古沖新基地建設強行もその一つだ)は、この国が戦後の価値観、すなわち「平和主義と民主主義」を――たとえ建前であったとしても――尊重しようという姿勢をかなぐり捨てようとしていることを告げている。なるほど、確かに「戦後レジームからの脱却」は実行されているに違いない。ただしそれは、戦後を曲がりなりにも支えてきたものを押し潰しながら、戦後がその始まりから持ち越してきてしまった腐った部分を全面的に押し出すことによってである。

このような気の滅入る光景が展開されるなかで、沖縄県知事選の結果という報せは、私にとって本当に数少ない、好き報せ=福音であった。なぜ私が、それほどまでに翁長氏勝利という結果を歓迎するのか。それは、今回の県知事選においてこそ、日本全体で成立している本当の政治的対立の構図が「正しいかたちで」現れたからである。

私の見るところ、沖縄米軍基地問題に現れる日米関係の在り方は、日米関係の真の姿であると同時に、本土の人間がその真実を見なくても済むようにさせる装置にほかならない。日本の保守支配層は、戦後の日米関係を世界でも類を見ない安定した友好的なものとして自賛するが、それが本当ならば、なぜ在日米軍の占領軍的性格が今日に至るまで持続している(その象徴が日米地位協定である)のか、彼らは絶対に説明できない。本気でこれを説明しようとすれば、彼らは、日本を統治することを米国によって(日本国民の民主的に表明された意思に基づいてではなく)許された傀儡にほかならないことを自ら告白することになるからである。普天間基地に関するエピソードこそ、彼らの正体を最も雄弁に語るものであろう。その危険性を最初に指摘した権力者は、日本政府関係者の誰でもなく、ラムズフェルド国防長官(2003年当時)だった。戦闘的ネオコンとして知られる人物でさえもが即座に認めた明白な危険性を、本土の保守支配層の誰も、「畏れ多くて」指摘できなかったのだった。

この極限的な卑屈さは度し難いものであるが、現在の保守支配層は、第二次大戦におけるあの出鱈目な戦争指導の責任を米国によって誤魔化してもらった連中の末裔なのだから、それは当然の行動様式でもあるのだ。私は、このようなものとしての保守支配層による戦後日本の統治体制を「永続敗戦レジーム」と呼んでいる。敗戦にもかかわらず維持された権力は、勝者に媚びへつらう、つまり負け続ける一方、一般国民に対しては敗戦の意味を曖昧化し最小限化することで自らを支えてきた。そして、平和・民主主義といった戦後の価値観(すなわち、敗戦によって導入された価値観)を後景に退けつつ歴史修正主義(敗戦の否認)に耽溺する安倍晋三の政治は、「戦後レジームからの脱却」どころか永続敗戦レジームとしての戦後レジームを純粋化したものにほかならない。

しかし、このような体制は、もう限界に達している。TPP問題や集団的自衛権行使の問題といった日本の今後に関わる死活的問題をめぐる保守支配層の行動様式の買弁的性格は、もはや隠す術もない。彼らには、自己保身のためにこの国の有形無形の富をその最後の一片に至るまで売り渡し犠牲にする用意があるとしても、私は少しも驚かない。彼らがかつて第二次大戦時沖縄に対してしたことは、まさにそれだったのだから。したがって、いま日本全土で現出している政治的対立の決定的焦点とは、このような統治構造をこれ以上許容するのか、それとも拒絶するのか、という問いとして提起されなければならないのである。

そして、沖縄の政治情勢こそ、この対立構造に全国のどこよりも早く到達した。すなわち、永続敗戦レジームの代理勢力(仲井眞陣営)と、従来の保革対立を越えて「オール沖縄」としてこのレジームを拒絶する勢力(翁長陣営)との戦いというかたちで、知事の座は争われたからである。戦後の事実上の割譲、そして占領軍の際限なき駐留というかたちで永続敗戦レジームの矛盾を集中的に引き受けさせられた沖縄が、戦後日本の統治構造が抱え続けてきた欺瞞の核心に逸早く行き当たり、それに対する根本的な異議申し立てを始めたのは、至極当然のことであるように私には見える。

翁長氏の勝利の意義を私なりに一言でまとめるなら、それは「永続敗戦レジームに対する最初の勝利」にほかならない。勝利の弁において、翁長氏は辺野古の問題に関して「日本の民主主義国家としての品格が問われている」と述べたが、まさに核心を衝いている。日本政府と国民とは、薄汚い傀儡政権とそのおこぼれを漁り回るだけの存在にすぎないのか、という問いが鋭く発せられたのである。

もはや後戻りはあり得ない。第二、第三、もっと多くの沖縄を。 

文化学園大学 助教(政治学・社会思想)
1977年、東京都生れ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士(社会学)。政治学者の立場から「いま何が起きているのか」を考え、分析します。私の専門は、政治哲学とか社会思想などと呼ばれる分野です。哲学・思想のプリズムを通して、現実の本質に迫りたいと思います。著書に、『未完のレーニン』(講談社選書メチエ)、『「物質」の蜂起をめざして――レーニン、〈力〉の思想』(作品社)、『永続敗戦論――戦後日本の核心』(太田出版)、共著に『日本人が知らないウィキリークス』(洋泉社新書)などがある。朝日新聞社「WEBRONZA」寄稿者。


在日米軍再編:普天間移設 仲井真・沖縄県知事「判断誤りない」 退任会見、市民怒号 by limitlesslife
December 9, 2014, 10:58 pm
Filed under: 辺野古, 基地, 沖縄, 仲井真弘多

毎日新聞 2014年12月09日 東京夕刊

 沖縄県の仲井真弘多(なかいまひろかず)知事は任期満了の9日、那覇市の県庁で退任の記者会見をした。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設問題について「次の知事への注文は控えたいが、道半ばの感が非常に強い。普天間飛行場の問題は早急に現実的に解を求めて実行する時期に入っている。そういう方向で事が進んでいくことを心から祈念する」と述べた。

昨年末に辺野古の埋め立てを承認した判断については「誤っていない」と断言した。

この日は仲井真氏による工法変更の承認に抗議する市民らが多数県庁に駆けつけた。会見後、県職員らが厳重にガードして作った花道を仲井真氏が歩いた。「裏切りを許さないぞ」という怒号と拍手が起こる中、県庁を後にした。【佐藤敬一】



沖縄知事選:自民中央と地元のねじれ深刻 by limitlesslife
July 19, 2014, 1:29 pm
Filed under: 選挙, 沖縄, 仲井真弘多

毎日新聞 2014年07月19日 00時31分(最終更新 07月19日 02時30分)

沖縄県知事選を巡る自公両党の構図
沖縄県知事選を巡る自公両党の構図

沖縄県知事選(11月16日投票)へ出馬する意向を表明した仲井真弘多(ひろかず)知事(74)に対し、自民、公明両党の中央と地元の「ねじれ」が深刻化している。米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県内移設容認に県民の反発は根強く、自民党本部は仲井真氏の3選を疑問視するが、自民県連は来週に仲井真氏の擁立を決める見通し。「県外移設」を掲げてきた公明党県本部は仲井真氏支援に難色を示し、公明党執行部は秋に判断を先送りする構えだ。【佐藤敬一、高本耕太、高橋恵子】

「(条件は)かなり整ってきた。もう天井まで来ているような気がする」。仲井真氏は18日、沖縄県庁で開いた記者会見で、独特の表現で3選出馬へ強い意欲を語った。また「自民党本部の選挙に関わる人たちの考えを直接確認してみたい」と述べ、石破茂幹事長らの意向をただす考えも示した。

自民党県連は18日の役員会で、26日に擁立を正式決定し、出馬を要請する方針を確認した。仲井真氏周辺は「知事は状況が厳しければ厳しいほど、自分がやらなければいけないという思いだ」と明かす。

安倍政権の意向を受けて県内移設容認に踏み切った仲井真氏への評価は、政府・自民党内でも高い。だが知事選で敗れれば移設が再び難航する可能性があるうえ、滋賀県知事選に続いて敗北すれば、政権へのダメージも大きい。

このため石破氏は今月4日、沖縄県連所属の国会議員との会談で「3選は難しい」と慎重な対応を促したが、仲井真氏擁立で固まりつつあった県連は反発。他に有力な候補が見当たらないのも事実で、党内からは「石破氏が直接仲井真氏と話すべきだった。やり方が下手だ」と苦言も漏れる。一方、県連が公明党との調整を党本部に委ねる考えを示したため、石破氏周辺は「地元で調整もせず、既成事実を作るのは無責任だ」と批判。両者の溝は埋まっていない。

 ◇公明は様子見

与党・公明党の対応が定まっていないことも事態をさらに複雑にしている。公明党県本部は、昨夏の参院選では普天間の県外移設を独自に公約。県内移設反対派が擁立を目指す翁長雄志(おながたけし)・那覇市長(63)とのつながりも深い。「見切り発車」で仲井真氏擁立に踏み切る自民党県連は「知事選も当然一緒にやっていく」(幹部)と、公明側に理解を求める姿勢を強調する。



仲井真氏を知事にした責任は誰にあるか? by limitlesslife
March 26, 2014, 10:17 pm
Filed under: 辺野古, 沖縄, 仲井真弘多
  知人友人の皆さんへ
           杉浦公昭
平和こそ我が命

2014年03月26日

Posted by kyutono9 at 15:47 Comments( 0 ) │ 米軍基地問題

辺野古の海の埋立てをめぐる沖縄情報その5

 仲井真弘多氏を知事にした責任は誰にあるか?

                            杉浦公昭  

私は沖縄の心ある友人から「このような仲井真弘多氏を知事にした責任は誰にあるか」と問いかけられました。そこで次の様に答えました。

 仲井真知事は元々自民党で、しかも安保容認論者です。彼は、翁長那覇市長に「『県外移設』を言いなさい、でなければ選対本部長は引き受けません」と言われ、県内移設容認の持論を曲げて「県外移設」をとなえ(実は詐称だった。県民は公約したと認識した)、伊波洋一候補の「県内移設反対」との争点をぼかした結果、1割差で勝ち、知事になれた人です。もし翁長那覇市長の提案を受け入れなかったら伊波洋一候補に勝つことはできなかったでしょう。

        

    伊波洋一元宜野湾市長さん    翁長雄志那覇市長さん

      (写真:公式サイトより)         (写真:沖縄タイムス社より)

このように『県外移設』は知事選に勝つための「選挙の争点ぼかしの方便に使った戦術的政策」なので、果たして最後まで守り切れるかどうか見守ってきました。しかし今日を迎えてみて、見た目は「公約」でも最初から守る意思は無かった「詐称」と見るべきでしょう。

 

その証拠に、元米国防総省日本部長サコダ氏は、最近渡米した糸数慶子参議院議員らに「県の知事公室職員らと2年ほど前に面談した際、辺野古移設を検討していたので驚いた。県外移設を望む県民の意思に反しており、知事は政治的勇気があると思った」と述べたと言います。

 

このような高等詐欺師を沖縄選挙民に短時間に見抜けと言っても無理があったと思われます。要は次の詐欺師を出さないように日頃から目を肥やして意識を高めるように皆で努力していく以外にないと考えます。「騙された責任」の追及は、騙されないように説得できなかった側の謙虚な反省と共に行われる必要があると思います。

 

例えば、仲井真弘多知事候補に「県外移設」を言いなさいと薦め、自民党県連幹事長を務めたことのある翁長那覇市長は、普天間飛行場の辺野古への移設反対の立場を見せており、オスプレイ配備反対を求める県民大会の共同代表も務め、次期知事候補とささやかれています。

 

私は翁長氏とは何らの直接関係を持っていませんが、翁長氏は最近表面化している普天間飛行場の辺野古への移設反対の立場と従来の「集団的自衛権を認める」安保容認との矛盾を抱えた方です。ご本人がこの矛盾を解消されない限り、自民党政府の暴圧によって県民総意の立場を守りきれない危険性があることを率直に指摘して置かねばならないと考えます。

 

ともあれ沖縄の歴史を作るのは一人の知事ではありません。県民の民意こそ歴史の前進を作ると考えます。今こそ我々国民は沖縄県民の統一された民意を尊重し、辺野古の海にも陸にも基地は作らせないと公約し再選を勝ち取った稲嶺ススム名護市長と共に日本の平和と民主主義を守り前進させる中にこそ、答えが見つかると思います。



辺野古の環境アセスと闘っている立場から by limitlesslife
March 26, 2014, 9:40 pm
Filed under: 辺野古, 仲井真弘多
知人友人の皆さんへ
        杉浦公昭
平和こそ我が命

2014年03月25日

Posted by kyutono9 at 19:23 Comments( 0 ) │ 米軍基地問題
    辺野古の海の埋立てをめぐる沖縄情報その4
辺野古の環境アセスと闘っている立場から 

 

   杉浦公昭

 

 

2007年以来、「米軍再編強化のための辺野古の環境アセスメントと闘って」を研究テーマとして、春秋沖縄を訪れ辺野古や沖縄北部の高江で米軍基地新設反対の座込み(非暴力直接行動)に参加してきた者とし、特に言わねばならない事を触れて置きます。

 

2007年4月3日、私が初めて辺野古の座り込みに参加し撮った写真。

左ビニールの向こう側が、座り込み中の仲間達の人影。

 

   2011年暮れ、防衛省は評価書を業者に託して、こっそり県庁へ提出しようとしましたが、警戒する県民に見破られ目的を果たせませんでした。

          評価書搬入阻止に集まった県民たち

そこで夜明け前の午前4時に受取人のいない県庁守衛所に評価書入りの段ボールを置き去りにして行きました。

           

沖縄県は、2012年の正月明け早々に評価書の書類を確認の上、沖縄県アセス審査会にその妥当性を諮問しました。

沖縄県の審査会は、2月8日「防衛省が示した方法では、辺野古周辺の生活・自然環境を保つことは不可能だ」とする答申を県に出しました。

宮城邦治審査会長(左)が、沖縄県環境生活部長に答申=2月8日、県庁

 

これを受けて仲井真知事は、2月20日には国に対して、3月27日には防衛省に対して評価書に示された環境保全措置では辺野古周辺地域の「生活および自然環境の保全を図ることは不可能」との意見を提出していました。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-189186-storytopic-3.html

 

それなのに何故、12月末に公有水面埋立てを承認したのか疑問が生じます。

一つの理由は埋め立て可否を最終判断する際に環境生活部の意見を聞かなかったからでした。その点に関して仲井真知事は「懸念を拭えないということは、だめだということではない。相手側(沖縄防衛局)は(環境影響評価の補正書の段階などを経て)改善、補正をしており、『不可能』ということが最後まで続いたのではない」と取り繕い、埋め立てを承認した判断の妥当性を主張したと言います。それならば仲井真知事は、2月~3月に環境生活部で指摘された404件にも及ぶ問題点がどのように改善され、修正・補正されたのかを、埋め立を承認する以前に、県民に詳しく明示していなければなりません。

沖縄タイムスは「公有水面埋立法では、環境保全が不十分な場合、知事は埋め立てを不承認にできると指摘しています。そこで、埋め立て申請をめぐる県と沖縄防衛局とのやりとりを見ると、環境保全の疑問点や懸念材料は承認後の議論に先送りしており、全てがクリアされたわけではない。」と記述しています。

防衛省に「生活および自然環境の保全を図ることは不可能」とまで指摘したことは、公有水面埋立法で言う環境保全が不十分な場合に相当し、それにも拘らず仲井真知事が埋め立てを承認したことは、沖縄県民の建白書に表された『県内移設断念』の民意を裏切ったとしか言いようが有りません。

仲井真知事は、沖縄防衛局が何年もかけて莫大な費用を使って調査した結果に沖縄県アセス審査会が科学的な慎重審議をし、仲井真知事自身が「生活および自然環境の保全を図ることは不可能」との結論づけたものを、沖縄防衛局の「補正書」で不可能が可能となったと言い張るのだから、「補正書」のどこが不可能を可能としたのか、その科学的証拠を県民に示すべきです。

そもそも日本の環境アセスメントは「環境アワセメント」と揶揄されてきましたが、辺野古のアセスで政府自身がアセスメント法を蔑にしたばかりか、今度は仲井真知事自身もアセスメント法を守らないのだから、法治国家は成り立たず、今やこの国は亡国と断ぜざるを得ません。一科学者としては、科学に基づかない政治は必ず破綻することを警告します。

県外移設を詐称して(県民に言わせると公約して)知事になった現仲井真弘多知事は、直ちに知事を辞任すべきと考えます。



安倍首相と仲井真知事の個人的政治的取引 by limitlesslife
March 24, 2014, 12:48 pm
Filed under: 基地, 安倍晋三, 沖縄, 仲井真弘多
知人友人の皆さんへ
 杉浦公昭
平和こそ我が命

2014年03月24日

Posted by kyutono9 at 11:46 Comments( 0 ) │ 米軍基地問題

辺野古の海の埋立てをめぐる沖縄情報その3

安倍首相と仲井真知事の個人的政治的取引

 杉浦公昭

12月25日午後、安倍晋三首相は仲井真弘多知事に、沖縄振興予算を2021年度まで毎年度3千億円台を確保する方針を説明し、仲井真知事が求めていた基地負担軽減策などの要望に対し、米軍基地内の環境保全や調査に関する新たな政府間協定の締結に向けた交渉を始めることで米側と合意したことなどを報告の上、移設予定地の埋め立てを承認するよう要請しました。

これに対して仲井真知事は県民や県議会に諮ることもなく「驚くべき立派な内容を提示して頂いた。140万県民を代表してお礼を申し上げる、埋め立て申請の可否判断は27日に正式表明する」と述べました(写真1参照)。http://img03.ti-da.net/usr/d/a/i/dai9jo/%E5%AE%89%E5%80%8D%E3%83%BB%E4%BB%B2%E4%BA%95%E7%9C%9F%E4%BC%9A%E8%AB%87.png

2013年12月12、首相官邸にて安倍首相と仲井真知事の会談

 

会談後、記者団に「結構早く取りかかってもらった。いい正月になると実感した」と語りました。

こうした事態に対して琉球新報は「仲井真弘多知事が『驚くべき立派な内容を提示して頂いた』と述べたが、いったいどこが『驚くべき』で『立派な内容』なのか」と批判した。会談で安倍晋三首相が知事に示した基地の『負担軽減策』は、どれも新味のない従来の方策か、実現の担保のない口約束に過ぎない。知事がなぜ高く持ち上げるのか理解できない。今回沖縄県が埋め立てを承認すると、沖縄は『自発的隷従』となってしまう。子や孫の命と尊厳を売り渡すような愚かな判断をしないよう求めたい。辺野古移設は、沖縄の民意も他県と等しく尊重するか否かの問題であり、差別の問題なのだ。ここで埋め立てを認めれば、沖縄はカネ目当てという印象を全国に刻み込む」と主張し警告しました。

それにも拘らず、知事は27日午後、正式に埋め立ての承認を表明しました。県民の怒りは頂点に達しました(写真2参照)。http://img03.ti-da.net/usr/d/a/i/dai9jo/%E6%94%BF%E5%BA%9C%E3%81%AB%E5%B1%88%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84sk640x381k.jpg

 

   27日県庁で、県民の総意はあの建白書に脈々と息づいている!

       我々は「屈しない」とガンバローを三唱する2000人の県民

 

県議会野党も26日、知事に説明を求めるため異例の臨時会を年明けの1月6日の週に開くことにしました。

27日、仲井真弘多知事は、県民の怒りに包まれる県庁では記者会見を開けず、那覇市の知事公舎で開き、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を正式に発表した。承認の理由について知事は「現段階で取り得ると考えられる環境保全措置などが講じられており、(公有水面埋立法の)基準に適合していると判断した」と説明しました。そして「安倍内閣の沖縄への思いはかつてのどの内閣にも増して強い」と称賛し、沖縄振興予算の増額や「基地負担軽減策」などを高く評価しました。

記者から「普天間飛行場の県外移設の公約」違反を追及されると、知事は「県外の既に飛行場のある場所へ移設する方が最も早いという私の考えは変わっていないので公約違反に当たらない」と詭弁を弄し「従って知事職を辞任する考えはない」こと強弁しました(写真3参照)。

       http://img03.ti-da.net/usr/d/a/i/dai9jo/%E8%A8%98%E8%80%85%E4%BC%9A%E8%A6%8B%E3%83%BB%E8%BE%BA%E9%87%8E%E5%8F%A4%E6%89%BF%E8%AA%8D%E3%81%A7sk640x466k.jpg

               県外移設の公約違反を追及される仲井真知事

 

(写真4参照) http://img03.ti-da.net/usr/d/a/i/dai9jo/28%E6%97%A5%E7%9C%8C%E5%BA%81%E5%89%8D%E3%83%BB%E6%8A%97%E8%AD%B0%E3%81%AE%E7%9C%8C%E6%B0%91%E9%81%94.jpg               28日、県庁前へ緊急に集まり怒りの拳を挙げる県民700人

 

 

 

12月27,28日、知事が「埋め立て承認」した直後の世論調査を琉球新報と沖縄テレビが行いました。その結果、「知事承認」不支持が61%「公約違反だ」が72%、なおも、「県外」「国外」「無条件閉鎖・撤去」を求める人が73.5%に上っていました。一方、安倍内閣の支持率は37・1%で、不支持率は54・8%で県内では不支持率が上回わり、安倍政権の強引な手法を批判する世論が浮き彫りになりました。

 

12月27日、新報編集局報道本部長・松元剛氏は<特別評論>の中で{県内移設ノー」の民意が一つに結ばれる過程で、私たちは、尊厳を懸けて、基地押し付けの不条理を差別と捉え、敢然と異議を申し立てることの正当性を深く認識した。その歴史的価値は全く減じない。沖縄の力を過小評価せず、沖縄の未来は沖縄が決める「自己決定権」を発揮しよう。局面を変える節目はこれからも到来する}と読者に呼びかけ、県民を激励しました。

 

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28日県庁前・抗議の県民達4.jpg
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