Global Ethics


関西テレビニュースアンカー リアル ノーベル賞のIPS細胞と中小企業の活躍 by limitlesslife
October 10, 2014, 4:40 am
Filed under: 企業(大-、中小-、-支配、・・・)

 永岡です、関西テレビのニュースアンカー、木曜企画のリアルがありました。
その前に、読売テレビのTENで、アスベスト訴訟、最高裁で原告勝訴のことが報じられました。これは、局所排気装置が必要という判断で、原告団は判決時、静まり返り、一部の原告は救済されなかったものの、国の責任を認めたことで、8年半闘った原告の模様も報じられました。
また、一つ前のミヤネ屋で、元宮城県知事の浅野史郎さんが、国家救済が必要とコメントされていました。
原告団は報告会で、国に謝罪、原告への賠償、協議の場を設置することを求めています。
判決には3つの争点、強制排気装置の設置を早くする、防塵マスクの指導、粉塵濃度の規制強化が問題で、最高裁は強制排気装置の件で原告勝訴として、二つの裁判が、3つの争点が認められたもので、それと比べると原告に厳しい判決だとスタジオでのコメントもありました。
ちなみに、厚労省は国の責任が認められ重たいと言っているそうです。

そして、リアル、2年前のノーベル賞のIPS細胞の実用化、目の網膜移植が成功し、再生医療の実用化と、中小企業のことが報じられました。IPS細胞の実用化を目指すのは、大量の培養が難しく、ここに中小企業が活躍しています。
山中さんの意向により出来た企業が、IPS細胞の実用化に向けて、痛んだ組織の再生を行い、しかし移植には高品質の細胞がたくさんいり、培養にはかなり手間がかかり、通常の細胞培養では4,5日に1回培養液を交換ですが、IPSでは毎日必要で、IPSの市場規模は将来1兆円と言われるものの、日本は立ち遅れています。
これ、まず自動培養が目標で、中小企業がこの自動培養機械を開発。大阪の企業JTECが開発し、山中さんの受賞が転機になり、従来の細胞培養装置は6000万円、それをこの会社は600万円で開発し、中小企業が先陣を切り開発です。
さらに、京都のウミヒラという企業、整形外科の医療機器を開発してきた会社が、医師一人一人の要望にあわせたカスタムメイドの製品を作っていたノウハウを応用して、やっています。
大企業ではできないことを、中小企業ががんばっています。温度を維持して、培養する必要があり、90時間持たせる必要があります。
医療と企業のシンポジウムも9月に行われ、多数の参加者があり、新規開発の機器もあります。
網膜移植の成功で、科学者と、機器を作る現場のコーディネートが必要なのです。
これを見て、野球評論家の金村義明さん、日本の中小企業は素晴らしいとコメントされ、東大阪の中小企業が進化していると言われました。評論家の宮崎哲弥さん、周辺の特許などのことはアメリカに押さえられ、しかし日本の産業が進化して、心強いと言われました。以上、今週のリアルでした。

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関西テレビニュースアンカー 須田慎一郎 見捨てられてきた零細企業の苦境 by limitlesslife
October 6, 2014, 10:36 pm
Filed under: アベノミス, 企業(大-、中小-、-支配、・・・)

 永岡です、関西テレビのニュースアンカー、月曜レギュラーの経済ジャーナリスト、須田慎一郎さんと、弁護士の橋口玲さんでした。
まずは台風18号、気象予報士の片平敦さん、これから台風は日本から離れるものの、近畿に今朝未明に再接近、しかし今までたくさん雨も降り、風も強く、しかし日本から2000km南に台風19号があり、これが18号に似た進路を取る可能性もあり、今週末も警戒が必要と言われました。今週末は3連休で、台風に注意して欲しいと言われました。
橋口さん、京都から私鉄、利用客が少なかったと言われて、須田さん、新幹線で大変で、いつも午後3時に関西テレビに入り、今日は余裕で行ったら、新幹線が止まり、再開のめどがなく、ようやく12時過ぎに再開し、品川まで40分かかり、富士川の増水で徐行運転で、急遽飛行機に乗り換えて来られたそうです。これは通勤時間に台風が直撃し、そして東海道線を直撃したからです。
片平さん、台風は風、雨も強く、新幹線に大きな影響の出るコースを台風が取り、19号も気をつけて欲しいと言われました。
さらに、香港のデモ、橋口さん、香港は金融センターで自由が重要、学生が選挙の公正を求めるのは当然で、一般市民との兼ね合いと言われました。須田さん、中国政府が強攻策を取ると、97年の返還以来1国2制度、アジアの金融センターで、しかし香港も中国と同じにしたら、香港から金融も逃げ出し、また中国も97年から変わり、中国の上海が金融センターになり、中国当局は香港の金融センターの役割は終わったとして、この状態と言われました。
事態の収束、中国は強行策を取りたいが、世界の目もあり出来ず、しかし中国が学生に譲歩することはないと言われました。
神戸、長田事件について、橋口さん、物証がなく、黙秘され、捜査が困難で、物証はあるだけ良いということでした。

その須田さんの、ニュースな裏話(ウラバナ)、中小企業についてで、従業員も数名~100名のものがあり、その中で零細企業は日本を支えてきて、従業員20名以下の零細企業が日本の企業の86.5%!も占めており、しかし国に置き去りにされ、深刻化する零細企業の実態です。
身の回りに、町工場、家族でやっているケーキ屋、たこ焼き屋もそれで、大阪は中小企業の町で、そして零細企業の町、その零細企業が大きく減り、99年に432万→2012年に334万に減り、零細企業の環境が厳しく、アベノミクスも零細企業には無縁です。
今年、小規模企業振興法が出来て、中小企業を支援する法律はあっても、零細企業に手が回らず、ようやく零細企業にスポットが当たるようになった。今まで利益を出している企業しか支援せず、須田さんは零細企業を見捨ててきて、それで批判されてこの法律を作ったと言われました。
東大阪の町工場、9割が従業員20人以下で、研磨企業を運営される城谷さん、爪を砥石にかすりながらの仕事で、30社の取引先は城谷さんを頼り、城谷さんは孫受けの孫受け、部品一つ5~9円、単価は25年間上がらず、上げてもらえない、それで若い人も来ないのです。
アベノミクスで大企業は業績を上げても、城谷さんに恩恵はなく、メーカーの発注も減り苦境です。奥さんと工場を切り盛りして、跡継ぎはなく、自分の代で廃業なのです。日本の技術は継承しなければなりませんが、こういう零細企業は景気回復の実感はありません。
精密機械の加工をしている本山さん、最盛期の半分、リーマンショック+東日本大震災で落ちて、下降傾向です。さらに、海外との競争、材料費、電気代の値上げ、加工機械の更新もなりません。人件費の安いところへ仕事は流れ、どう生き残るか、見えてこないのです。
事業を断念する企業が相次ぎ、昨年の倒産は減っても、廃業は10年前の倍です。
廃業した零細企業、55年の歴史に幕を閉じた鋳造会社、何も残らず、恥ずかしい、寂しいのです。鉄を溶かす電気炉で創業以来ずっと黒字であったのに、一昨年職人が二人リタイアし、その補充が出来ず(職人の育成に10年かかる)、日当を出しても人は来ず、こういうしんどいところに来る人はないのです。
東大阪では、零細企業が200も減り、近くの食堂もしんどいのです。そして、工場の跡地に住宅ができると、住宅から、工場の騒音にも苦情が来て、さらにしんどいのです。工場の近くには二重窓を市では斡旋していますが、防音工事もするなど、大変です。
東大阪、民商では、産業集積のメリットが減るといいます。
須田さん、職人さんは大変なのに、単価は低く、しんどいと指摘され、橋口さん、後継者を育てにくく、さらに円滑化法も終わり、これで倒産が防がれたのに、これから人出の継承と、金融支援で大変と言われました。
須田さん、大阪経済の行方を危惧され、スタジオでも、政府は中小企業のことを聞けとの声がありました。
そして、須田さん、廃業できるだけマシ、借金のため辞めるに辞められないと言われました。スタジオでも、東大阪ではアベノミクスとは何かとの声もありました。
須田さんの肝は「いつものお題目ではダメ」であり、中小企業、地方支援は今まで全てお題目であり、これを放置したら日本は大変、地方創生も、零細企業を支えないと成り立たない、地域経済は零細企業、中小企業にあり、海外との価格競争、人材不足を、国はちゃんと解決して、法律を作っておしまいはおかしいと言われました。
以上、今週の須田さんのお話でした。