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高知)公害との闘い、資料出版へ 高知パルプ生コン事件 by limitlesslife
August 9, 2016, 12:41 pm
Filed under: 公害(水俣病、訴訟、・・・)
高知)公害との闘い、資料出版へ 高知パルプ生コン事件
広江俊輔 朝日新聞 2016年2月11日45年前、川に廃液を流していたパルプ工場の排水管に、怒った市民が生コンを流し
込んで操業を止めさせた。公害史上に残るこの「高知パルプ生コン事件」について、東
京の出版社が資料集の刊行準備を進めている。今月1日には大阪市立大名誉教授で公害
研究の第一人者・宮本憲一さん(85)が高知を訪れ、当事者らに話を聞いた。

廃液で汚染された高知市の江ノ口川。魚は死んで浮き上がり、住民は悪臭や健康被害
に悩まされた。そこへ立ち向かったのが工作機械会社の社長だった山崎圭次さん(故人
)。「浦戸湾を守る会」会長として会社に抗議、行政にも訴えたが事態は改善しなかっ
た。1971年5月31日には会社側が会談を拒否すると通告。「実力行使」に出たの
はその9日後のことだった。

東京の出版社「すいれん舎」は「高知パルプ事件資料」の今春発刊を予定。編集委員
を務める宮本さんと安田常雄・神奈川大特任教授(69)が高知を訪れ、生コン投入実
行者の一人だった吉村弘さん(68)や山崎さんの長男の広一郎さん(68)らに話を
聞いた。

吉村さんは「他にやるべきことはすべてやった上での行動だった」。あふれ出る廃液
が周囲の民家に流れ込んでしまわないよう、慎重に場所を選んだという。「山崎さんは
、市民に自分の問題として考えてほしかったのでは」と話した。

刑事裁判の過程では、宇井純さん(故人)ら全国の公害研究者が次々と証言台に立っ
て山崎さんらを擁護した。公判は計29回、4年余りに及んだ。山崎さんらは有罪とな
ったが、高知地裁は「会社側にも誘発した責任がある」「行政の傍観的で無策な態度に
も起因している」と指摘。「犯行の責任を被告人らのみに帰せしめることは到底できな
い」と結論づけた。

当時大阪市立大助教授だった宮本さんも証言台に立った。「本来ならすぐに終わるは
ずの刑事裁判を公害裁判にした。歴史に残る記録になった」と評価する。「高度成長期
の軽工業の先端を走ったのが製紙業で、大きな環境破壊も引き起こした。それを告発し
た側が罪人となり、企業が罪人にならないのは理屈に合わない。公害の原点がここにあ
る」と語った。

資料集は公立や大学の図書館向け。すいれん舎の高橋雅人・代表取締役は「3・11
以降、若い人たちが地域の問題や住民運動に関心を持つようになっている。ローカルな
住民運動をきちっと掘り下げることで日本の未来が見えてくるのではないか」と話す。
(広江俊輔)

〈高知パルプ生コン事件〉 高知市の江ノ口川に廃液をたれ流していた高知パルプ工
業(同市旭町3丁目)の排水管に、1971年6月9日早朝、市民ら4人が生コンと土
?(どのう)を投入した事件。工場は操業を停止、翌年には閉鎖された。4人のうち、
山崎圭次さんら2人が威力業務妨害罪で起訴された。高知地裁は判決でいずれも罰金5
万円を言い渡し、確定した。

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

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関西テレビニュースアンカー 水俣病、線引きで切り捨てられた患者たち by limitlesslife

 永岡です、関西テレビのニュースアンカー、6時台の特集では、まだ、水俣病に切り捨てられた患者さんのおられることが報じられました。
東大阪におられる小野さん、火傷しても感じないなど、感覚障害があり、新聞を見て、自分が水俣病と分かったのです。小野さんの実家は水俣市に隣接して、実家は魚屋さんで毎日魚を食べていました。
この水俣病、1968年に認定され、40年前から救済が始まりました。しかし、救済を受けるには、様々な症状が認定されないとダメであり、これで認定されていない患者さんもたくさんおられます。
そして、2004年に最高裁で国の責任が認められました。が、これは現地、不知火湾の限られた地域だけで、これにより救済されない人が出てくるのです、まさに、福島原発事故と同じです。
それで、小野さんたちは、救済を求めて、裁判を起こしました。もちろん、魚は回遊しているわけで、この地域には汚染された魚が来て、ここには来ないということはありません。
水俣病には、根本的な治療法はなく、対処療法を一生続けないといけないのです。
水俣病は、教科書に載っている過去のことではなく、今も苦しみ、そしてて救済されない患者さんたちがたくさんおられるのです。以上、アンカーの内容でした。

なお、毎日放送の取材で、維新で、来年統一地方選に出る公認候補者が、元在特会のメンバーであったことが判明しています。在特会の行動にも出た30代の男性で、今は辞めており、そのため橋下・松井氏は公認は取り消さないとしています。
日本の政界(中央、地方共に)レイシズム、極右が関係しており、世界から批判されています。まるで、75年前の再来です。