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対米従属を生み出す構造はここにあった by limitlesslife

対米従属を生み出す構造はここにあった

・・・従属には原点というものがあります。
ドイツと異なり、アメリカに対して反抗できない人々が、
日本では政界の主流にならざるを得なかった原点です。

敗戦にともなう占領が終わっても、事実上、占領の継続が続くという
特有の問題もありました。
それを独立国として選択したようなかたちをとったので、
独立国なのに従属的な態度をとるということが前例として残ったのは、
その後にとって否定的な影響を与えました。

新安保条約下では、過去の前例を楯にして、アメリカのやることを
何でも支持する、悪いことも見逃すということが行われました。
そして、その新しい前例が、その次の前例を生み出すという悪循環に
陥ります。

時間が経ったから自主性が回復されるということはなく、
その時間の経過のなかで前例がくり返されるので、時間が経てば経つほど
従属度が深まっていったのです。

しかし、そういう前例があったとしても、本当に腹をくくって克服しよう
と思えば、何とかなったはずなのです。
それなのに、なぜ腹をくくれなかったかといえば、いちばん大事な問題で
アメリカ任せだったからです。

日本政府は1960年代末、アメリカの核の傘に入ることによって、
日本の平和を究極的に担保するのは、非常時にはアメリカに核兵器を使用して
もらうことだと覚悟を決めたのです。
日本の平和を担保するのは日本の決断ではなく、アメリカの気持ち一つだ
ということになると、アメリカがちゃんと日本のことを大事に考えてくれる
よう、すり寄るしかなくなってしまう。
たとえ核兵器の使用であれ、その判断に日本が加わるというなら、
その決断が日本のために必要かどうかを自分の頭で考えることができるのに、
アメリカ任せになっているので、本当に日本のために使ってくれるか不安に
なり、ただただアメリカに従属するしかなくなってくるのです。

「核抑止力依存」に替わる政策が提起されてこなかった

そういう日本の政策は、日本国民の強い反核世論を背景にして選択された
ものです。
というよりも、日本に核兵器が持ち込まれることが明らかになったり、
日本が核兵器の使用に関わることが表沙汰になると、自民党政権に対する
国民の支持が弱まるので、日本とアメリカの政府がいっしょになって
つくり出したものです。
自民党政権が倒れるくらいなら、NATOと異なり不便はあるけれど、
こんな程度にとどめておこうということだったのでしょう。
日本型核抑止力依存政策は、保守政権の永続化と一体のものだったわけです。

しかし、日本の国民も、うすうすはそういう事情があることを分かりながら、
その政策をとる自民党政権をずっと支持し続けてきました。
その点で、日本の対米従属が継続しているのには、責任の性質は
自民党とは異なりますが、国民の責任もないわけではありません。

大事なことは、日本型核抑止力依存政策が対米従属を生み出すのなら、
別の防衛政策がなければそこからは抜け出せないということです。
それなのにこれまで、核抑止力に替わる防衛政策の対案は提示されて
きませんでした。
ソ連や中国が核兵器を投下してきた時にはこうする、という答えが、
防衛政策の分野では、核抑止力以外には出てこなかったということです。

・・・この状態を打開しなければ、いつまで経っても対米従属は続きます。
「戦後70年以上経ってなぜ対米従属か」という本書の結論はここにあります。
それならば、対米従属から抜け出すために、
日本型核抑止力依存政策に替わる新しい政策が待ち望まれます。

・・・
核兵器の先制使用政策は見直さなければならない

こうした戦略協議が実現するとなれば、相手国が核兵器を使わない段階でも
こちらは使うという核兵器の先制使用(first-use)問題については、
徹底的に議論する必要があります。
日本は、アメリカに対し、少なくともアジアにおける先制使用はやめるべき
だと提言するべきでしょう。

オバマ政権当時のアメリカは、一時期、この方向を模索しました。
「核態勢の見直し」(2010年4月)では、核の先制使用を見直すことを
将来の課題としましたし、政権の最後の時期にも追求したようです。
この課題は空想的なものではなく、いつ何時、
現実になってもおかしくないのです。

ところが、日本政府はそれに反対し、変化は生まれませんでした。
抑止力は強大であればあるほどいいという信仰は、安倍内閣では
さらに強まっているようです。
しかし、相手が核兵器を使用せずともこちらは使う
という考え方は、対中国の防衛政策はどうあるべきかという見地からも、
根本的に見直さなければなりません。

そもそもアメリカが核兵器の先制使用という方針をとってきたのは、
この方針を適用する対象として、冷戦中のソ連を想定していたからです。
膨大な数を誇ったソ連の地上軍が、東欧諸国の軍隊とともにドイツに
迫ってくる時、欧州諸国の地上軍では太刀打ちできないと考えられたので、
ソ連が核兵器を使用しない段階でもNATOとしては核兵器を使うことにした
のです。

この点は、日本をめぐる状況とは大きく異なります。
中国や北朝鮮の核兵器を脅威だと位置づける場合でも、中国や北朝鮮が
日本を一気に占領できるだけの地上軍を日本海を越えて投入するという
シナリオは、非現実的なものです。
相手が核兵器を使わない段階では、日本防衛のためには通常戦力を使う
というのが現実的だし、
日本国民の多数もそれを支持するのではないでしょうか。

もちろん、この構想を進める上では、中国に対しても同じ対応を求める
必要があります。
NPT条約を改正し、非核国への核使用を禁じるという選択肢も
あり得ると思います。

冷戦時代とは戦うべき相手が違う

さらに進んで、抑止力という考え方それ自体にも、
転換をもたらすことが求められます。
抑止力ということばを使う場合も、その中身を抜本的に変えていくことが
大事です。
今、従来型の防衛戦略をそのまま継承するのが適切なのかが、
根底から問われているからです。

すでに述べたことですが、核抑止という軍事戦略は、核兵器がこの世に
あらわれた時から存在したものではありません。
戦後の世界で、ソ連がベルリン封鎖を強行し、西側諸国を軍事力で制圧する
姿勢をあらわにするなかで誕生したものです。

・・・一方、私たちが生きている今の時代において、日本も含めた
世界にとって、安全保障上の最大の問題とされているのはテロ問題です。
相手を上回る軍事力で威嚇すれば攻撃されることがないというのが
抑止力の前提であり、それはソ連に対しては有効だったのかもしれませんが、
テロに対してはこうした抑止が効かないことは、すでに常識だと言えます。

オバマ政権が成立当初、核兵器のない世界を構想したのも、
同じ考え方からでした。
キッシンジャーその他、アメリカの核抑止戦略を推進してきた人たちも、
テロには抑止は有効でないという考え方から、核兵器の廃絶を提唱しました。

ところが、その方向はいつの間にか頓挫し、テロに武力で立ち向かう従来型の
戦略が追求されています。
そして、テロリストに抑止戦略が通用しない現実を、いま私たちは日々、
体験しているのです。

もし私たちに多少の学習能力が残っているとするなら、世界の変化、
戦うべき相手の変化を冷静に見つめ、「抑止力を強化していれば安心」
という信仰から、できるだけ早く抜け出さなければなりません。
テロに反対する私たちの側が、住民の命を助け、暮らしを向上させている
という現実を見せていくーーーこれだけが、テロリストを孤立させ、
対テロ戦争に勝利する道です。
日本がやるべきことは明白でしょう。

(「対米従属の謎」どうしたら自立できるか 松竹伸幸、221p-、2017)

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コメント:長いものに巻かれるだけの政治家しかいなかったから、外交が無かったからである。憲法・正法にのっとって世界平和の為にする外交・政治が必要であり歴史の必然がある。アメリカ第一は俺第一の利己主義で一切相依の真理に反する幼児思考で真理世界に通用しない。それに追従する安倍・自民・公明政策は日本・世界・一切に反する。一人一人全体・人類・生類は一切真理・倫理に生きて我利我利亡者を駆逐しよう!

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米軍基地は占領軍の継続: 対米従属を生み出す構造はここにあった

(情報掲載 石垣)
みなさんお世話様
>中国や北朝鮮の核兵器を脅威だと位置づける場合でも、中国や北朝鮮が
日本を一気に占領できるだけの地上軍を日本海を越えて投入するという
シナリオは、非現実的なものです。
 ここに述べてある通りだと思います。
日本の取るべき立場は
国連でまず、すべての核保有国に対して、「核不使用宣言」を出させることです。
ヨーロッパでは
イギリスとフランスが核を持っていますが、他の多くの国は持っていません。
核の保持は必要ない、という現実があります。
ヨーロッパの各国はドイツを含め、イギリス、フランスに核で守ってもらう、という
考え方は持っていないでしょう。
日本政府は米国に守ってもらう、と言っていますが、
米国はそもそも日本を守ると言う意識はないし、
自国の利益のために日本を利用する、ということだけです。
米政府は成功した「新植民地主義」を如何に永続させていくか、
ということしか考えていません。
                  石垣 敏夫
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keiko

本当に自立する努力をしていけるように。

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



文化放送ラジオ 大竹まことのゴールデンラジオ(2017/2/3) 金子勝 日本の産業は原発にのめりこんで破綻、ITにも乗り遅れて、このままだと地獄行き! by limitlesslife

 

永岡です、文化放送ラジオの、大竹まことのゴールデンラジオ、金曜のレギュラーは慶応義塾大学の金子勝さんでした。パートナーは室井佑月さんでした。

大竹紳士交遊録、今週の金子さんのお話、安倍氏は何一つうまく行かず(外交も、ドアホノミクスも破綻)、日米同盟でトランプ氏に土下座外交、アメリカに雇用創出と言い、日本の企業は競争力があり、アメリカで雇用は真っ赤な嘘、インフラ投資は、日本の重電機メーカーは原発で倒芝も三菱重工も破綻、アメリカは原発を止めて成長、アメリカに騙されて、東芝も三菱重工もアウトで、要するに今日本のうまく行っていないところでの協力、原発で日本経済アウト、ITに乗り遅れて日本のエレクトロニクス産業破滅、倒芝はウェスティンハウスを買収して破綻、7000億の破綻、アメリカの止めかけている原発を、日本に押し付けられてアウト、日立もGE、ニューシリアエナジーで700億の損失、三菱重工も7000億の損失&民間航空機の共同開発も、MRJは無理なジェット機、開発費は1600→5000億、三菱航空機は社長も辞任して、それならトランプ氏は拒否する可能性もある。

高速鉄道は可能性はあっても、どこまで行けるか不明、リニアは電気を使い過ぎてアウト、アメリカは失業率も低く完全雇用に近く、右肩下がりで失業率は落ちても非正規、しかし一時の失業率よりはマシで、大竹さん、ラストベルトのかつての雇用は回復せず、そして年金資産でアメリカに貢ぐと言う意味を問われて、室井さん、アメリカに差し出すと言われて、金子さん、まだ未知のものもあるが、中身は年金で、インフラ投資の資金を年金基金から貸してもらい、返ってくるとしても、株に投資するよりはマシで、しかしウォール街に任せる可能性もあり、投資は、年金の運用としては間違っていないが、日本企業が破綻して、核も民間企業も、原発に投資して日本の企業は破綻、ITも→遅れて、トヨタはITをスタンフォード大、MITと組んで、ホンダは遅れてグーグルと組み、日産はイスラエル系の会社と組んで、日本はITに乗り遅れて破綻。

室井さん、昨日のワイドショー(TBSのひるおび)で、日米首脳会談、すし友の田崎史郎氏は、イヴァンカ氏が安倍氏はクレバーだと持ち上げたと指摘されて、室井さん呆れて、金子さん、何もうまく行っていない、安倍総理を一刻も早く引きずりおろすべきと言われて、日本の原子力のボス、今井敬氏(元新日鉄の会長、日本経済界のドン)がいて、その甥が核を進めて、重電機メーカー破綻、エレクトロニクス産業もアウトで、アメリカには日本がデフレを脱するために手伝ってと言うべきであり、室井さん、今の利権をむさぼっている人たちがのそばっていると言われて、大竹さんも浮足立つていると言われて、金子さん、浮足立つもので、室井さん、テレビも安倍総理はうまく行っていると喧伝していると言われて、金子さん、これは実は国内対策と言われて、大竹さん、オーストラリアを見たらしっかりしている、室井さんも慌てていると言われて、国内の産業は原発に投資して危険と言われて、時間になりました、以上、今週の金子さんのお話でした。

 


 

コメント:真理・倫理を無視するものは滅びる:政治・経済・社会・文化いずれも:大小の誤りをしたからである!!!

 

 

 

 



不戦の象徴「平和の碑(少女像)を東京に建立せよ 」Fw: 2016.12.30産経 釜山市東区、日本総領事館前に慰安婦像設置を許可   by limitlesslife

                                  (情報記載 石垣)
みなさん 柴さん坪川さんお世話様
お知らせありがとうございます
韓国民衆の闘いは全世界の手本となっています。
安倍首相はハワイで、『不戦・和解』を口にしました。
安倍首相は米国だけでなく、
アジア・全世界に向けて述べることです。
その為に不戦の象徴「平和に碑(少女像)」を
率先して東京に建立することです
このことは元日本軍「慰安婦」被害者、
李容洙(イヨンス)ハルモニも提唱しています。
                       (石垣敏夫)
以下転載
] Fw: 2016.12.30産経 釜山市東区、日本総領事館前に慰安婦像設置を許可
みなさま、
   28日の釜山の平和の像設置、一転、明日、除幕式!というニュースです。
  市民の力はすごいですね。
                                   坪川宏子
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
【「慰安婦」日韓合意】
  釜山市東区、日本総領事館前に慰安婦像設置を許可 
  31日夜に除幕式を計画
          
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 【ソウル=名村隆寛】韓国南東部、釜山の日本総領事館前の路上に、地元の市民団体などが一時的に設置し、地元自治体が撤去した慰安婦像について、釜山市東区は30日、設置を許可することを決めた。聯合ニュースが報じた。
 同区の担当者は同日、記者会見で許可の意向を示すとともに、「多くの市民に謝罪する」と述べた。
 日本総領事館前では28日に市民団体が像を一時的に設置した。撤去した同区に対し、多くの市民らから抗議の電話やメールが殺到していた。市民団体は、31日夜に総領事館前で慰安婦像の除幕式を行う計画を表明している。
 ソウルの日本大使館前では違法設置された慰安婦像が現在も撤去されておらず、釜山で設置されれば在韓国日本公館前への慰安婦像設置は2例目となる。
Sincerely yours
Yoko SHIBA (柴 洋子) 
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コメント:日本第一・アメリカ第一などの我利我利亡者を駆逐しなければ人類・生類は生きのびれない!


天地の摂理 by limitlesslife
皆様
最近、天地の摂理(歴史の法則)の存在に改めて印象づけられております。
特に下記が想起されます。
*「一握りの人々を永遠に騙すこと、すべての人を短期間騙すことは可能である。
しかし全ての人を永遠に騙すことは不可能である」(アリストテレス)
*「不道徳の永続は許されない」
*「全ての独裁は終焉せしめられる」
*「驕れる者久しからず」
不道徳な原子力の全方位の破壊力に国も、組織も、個人も思い知らされつつあります。
原発を福島事故後も促進する動きは頓挫すると思われます。
福島を無視する東京五輪もついに全ての公約に違反した結果の甘受を強いられようとしております。
関係知事など10名の地方自治体代表の組織委員会への断固とした申し入れは画期的であり、
今後の東京五輪の帰趨に影響をおよぼすものと思われます。
国際社会は福島の現状を無視し、「under control」発言の再確認を拒み続けるIOCに対する批判を強めつつあります。
小池百合子都知事は経済重視か生命重視かの選択を迫られております。
既に始まっている力の父性文明から和の母性文明への転換に同知事が積極的にかかわって行かれることが
切望されます。
皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

村田光平

(元駐スイス大使)
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コメント:原発に手をのばして数千億円の損失を出した東芝、捜査の手が入り社長辞任の電通(オリンピック収賄疑惑も捜査必要)、憲法改悪・戦争法や核兵器禁止・武器輸出禁止に反対して世界からあるいは米国自身からも批判され賭博まで奨励してダメノミックス(アップ)を強行する安倍政権、身内・強権・金権・核で民衆・大衆から反対される朴・金・トランプ・プーチンなど、99%(他種・環境を考慮すれば99.9999%が金字塔文明:核・戦争・気候変動・種大量絶滅などに反対)が目覚め、立ち上がりつつあります。


安倍首相の演説全文 by limitlesslife

 安倍晋三首相は27日(日本時間28日)、ハワイ・ホノルルでオバマ米大統領と会談し、真珠湾のアリゾナ記念館を訪問後に現地で演説した。首相の演説は以下の通り。

 オバマ大統領、ハリス司令官、ご列席の皆さま、そして、すべての、アメリカ国民の皆さま。

 パールハーバー、真珠湾に、いま私は、日本国総理大臣として立っています。

 耳を澄ますと、寄せては返す、波の音が聞こえてきます。降り注ぐ陽の、やわらかな光に照らされた、青い、静かな入江。

 私のうしろ、海の上の、白い、アリゾナ・メモリアル。

 あの、慰霊の場を、オバマ大統領とともに訪れました。

 そこは、私に、沈黙をうながす場所でした。

 亡くなった、軍人たちの名が、しるされています。

 祖国を守る崇高な任務のため、カリフォルニア、ミシガン、ニューヨーク、テキサス、さまざまな地から来て、乗り組んでいた兵士たちが、あの日、爆撃が戦艦アリゾナを二つに切り裂いたとき、紅蓮(ぐれん)の炎(ほのお)の中で、死んでいった。

 75年が経ったいまも、海底に横たわるアリゾナには、数知れぬ兵士たちが眠っています。

 耳を澄まして心を研ぎ澄ますと、風と、波の音とともに、兵士たちの声が聞こえてきます。

 あの日、日曜の朝の、明るく寛(くつろ)いだ、弾む会話の声。

 自分の未来を、そして夢を語り合う、若い兵士たちの声。

 最後の瞬間、愛する人の名を叫ぶ声。

 生まれてくる子の、幸せを祈る声。

 一人、ひとりの兵士に、その身を案じる母がいて、父がいた。愛する妻や、恋人がいた。成長を楽しみにしている、子どもたちがいたでしょう。

 それら、すべての思いが断たれてしまった。

 その厳粛な事実を噛(か)みしめるとき、私は、言葉を失います。

 その御霊(みたま)よ、安らかなれ--。思いを込め、私は日本国民を代表して、兵士たちが眠る海に、花を投じました。

*   *   *

 オバマ大統領、アメリカ国民の皆さん、世界の、さまざまな国の皆さま。

 私は日本国総理大臣として、この地で命を落とした人々の御霊に、ここから始まった戦いが奪った、すべての勇者たちの命に、戦争の犠牲となった、数知れぬ、無辜(むこ)の民の魂に、永劫(えいごう)の、哀悼の誠を捧げます。

 戦争の惨禍は、二度と、繰り返してはならない。

 私たちは、そう誓いました。そして戦後、自由で民主的な国を創り上げ、法の支配を重んじ、ひたすら、不戦の誓いを貫いてまいりました。

 戦後70年間に及ぶ平和国家としての歩みに、私たち日本人は、静かな誇りを感じながら、この不動の方針を、これからも貫いてまいります。

 この場で、戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、アメリカ国民の皆さまに、世界の人々に、固い、その決意を、日本国総理大臣として、表明いたします。

*   *   *

 昨日、私は、カネオヘの海兵隊基地に、一人の、日本帝国海軍士官の碑(いしぶみ)を訪れました。

 その人物とは、真珠湾攻撃中に被弾し、母艦に帰るのをあきらめ、引き返し、戦死した、戦闘機パイロット、飯田房太中佐です。

 彼の墜落地点に碑を建てたのは、日本人ではありません。攻撃を受けた側にいた、米軍の人々です。死者の、勇気を称(たた)え、石碑を建ててくれた。

 碑には、祖国のため命を捧(ささ)げた軍人への敬意を込め、「日本帝国海軍大尉」と、当時の階級を刻んであります。

The brave respect the brave.

 「勇者は、勇者を敬う」

 アンブローズ・ビアスの、詩は言います。

 戦い合った敵であっても、敬意を表する。憎しみ合った敵であっても、理解しようとする。

 そこにあるのは、アメリカ国民の、寛容の心です。

 戦争が終わり、日本が、見渡す限りの焼け野原、貧しさのどん底の中で苦しんでいた時、食べるもの、着るものを惜しみなく送ってくれたのは、米国であり、アメリカ国民でありました。

 皆さんが送ってくれたセーターで、ミルクで、日本人は、未来へと、命をつなぐことができました。

 そして米国は、日本が、戦後再び、国際社会へと復帰する道を開いてくれた。米国のリーダーシップの下、自由世界の一員として、私たちは、平和と繁栄を享受することができました。

 敵として熾烈に戦った、私たち日本人に差しのべられた、こうした皆さんの善意と支援の手、その大いなる寛容の心は、祖父たち、母たちの胸に深く刻まれています。

 私たちも、覚えています。子や、孫たちも語り継ぎ、決して忘れることはないでしょう。

*   *   *

 オバマ大統領とともに訪れた、ワシントンのリンカーン・メモリアル。その壁に刻まれた言葉が、私の心に去来します。

 「誰に対しても、悪意を抱かず、慈悲の心で向き合う」。

 「永続する平和を、われわれすべてのあいだに打ち立て、大切に守る任務を、やりとげる」。

 エイブラハム・リンカーン大統領の、言葉です。

 私は日本国民を代表し、米国が、世界が、日本に示してくれた寛容に、改めて、ここに、心からの感謝を申し上げます。

*   *   *

 あの「パールハーバー」から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く、強く結ばれた同盟国となりました。

 それは、いままでにもまして、世界を覆う幾多の困難に、ともに立ち向かう同盟です。明日を拓(ひら)く、「希望の同盟」です。

 私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした、the power of reconciliation、「和解の力」です。

 私が、ここパールハーバーで、オバマ大統領とともに、世界の人々に対して訴えたいもの。それは、この、和解の力です。

 戦争の惨禍は、いまだに世界から消えない。憎悪が憎悪を招く連鎖は、なくなろうとしない。

 寛容の心、和解の力を、世界はいま、いまこそ、必要としています。

 憎悪を消し去り、共通の価値のもと、友情と、信頼を育てた日米は、いま、いまこそ、寛容の大切さと、和解の力を、世界に向かって訴え続けていく、任務を帯びています。

 日本と米国の同盟は、だからこそ「希望の同盟」なのです。

*   *   *

 私たちを見守ってくれている入り江は、どこまでも静かです。

 パールハーバー。

 真珠の輝きに満ちた、この美しい入り江こそ、寛容と、そして和解の象徴である。

 私たち日本人の子どもたち、そしてオバマ大統領、皆さんアメリカ人の子どもたちが、またその子どもたち、孫たちが、そして世界中の人々が、パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれる事を私は願います。

 そのための努力を、私たちはこれからも、惜しみなく続けていく。オバマ大統領とともに、ここに、固く、誓います。

 ありがとうございました。

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真珠湾での演説のポイント

 オバマ米大統領による米ハワイ真珠湾での演説のポイントは次の通り。

 ・安倍晋三首相の真珠湾訪問は日米両国の和解の力を示す「歴史的行動」だ

 ・戦争が残した傷は友情に変わった

 ・日米関係は過去の歴史を乗り越えて強くなった

 ・日米は友情と平和を選択した

 ・日米同盟はかつてなく強固だ

 ・日米同盟はアジア太平洋地域の平和と安定に貢献する要だ(共同)

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同盟強化の成果強調

首脳会談を前に握手を交わす安倍晋三首相(左)とオバマ米大統領=米ハワイ・オアフ島の米太平洋軍基地で2016年12月27日午前9時51分、徳野仁子撮影

 【ホノルル(米ハワイ州)西田進一郎】安倍晋三首相とオバマ米大統領の27日の首脳会談と真珠湾訪問は、両首脳が過去4年にわたって進めてきた日米同盟強化の成果を両国内と世界に示す機会となった。同時に、来月に就任するトランプ次期大統領に対し、日米同盟を基軸にアジア太平洋地域の平和と安定を図る現行路線の継続を促す狙いがにじんだ。

 「この4年間、日米同盟は経済、安全保障、人的交流を含む幅広い分野で協力が深化したことを心から感謝する」。首相は会談で、同盟強化を進めたオバマ氏への謝意を示した。さらに、オバマ氏の被爆地・広島訪問を日米同盟の強さを象徴したものとたたえ、真珠湾訪問で日米同盟の「かつてないほどの盤石さ」を示すと語った。

 オバマ氏にとって、この日の会談は最後の外国首脳との公式会談になる見通しだ。アジア太平洋地域を重視する「リバランス(再均衡)」政策を掲げたオバマ氏が、同盟国や友好国との連携強化を図るうえで、アジア地域で軸と考えたのが日本。2期目の4年間を通してアジア太平洋地域の安定に向け、安倍首相とは安全保障や経済分野で協力してきた。

 会談では、日米同盟が多くの分野で利益を共有していることを確認。両首脳は「日米同盟をさらなる高みに押し上げることの重要性」で一致した。日米同盟の価値を強調することは、同盟国への負担増の要求や環太平洋パートナーシップ協定(TPP)からの離脱を宣言しているトランプ次期大統領に対し、アジア太平洋地域を重視する政策の継続を促すことにもつながる。

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コメント:「平和の為の帰還兵」は広島・長崎への原爆投下を謝罪し核の脅威を強調し廃絶を望む「生命の為の帰還兵」を如何なく発揮した。日米の利益の為に人類生類を犠牲にするアベ・オバマは到底それに及ばない。核・戦争を廃絶する度胸・勇気のない彼らは人類生類の代表ではない。宇宙の命を生きる一人一人が宇宙の命のために目覚め行動する秋だ!!!彼も人なり、我も人なり。四十億寧の命を生きる各人が立ち上がる秋!!!!!



Kennedy現駐日大使への書簡、Roos前駐日大使書簡 by limitlesslife

皆様

 

キャロリン・ケネディ駐日米大使宛メッセージを邦訳とともにお届けいたします。

同メッセージで「福島は文明の危機であり、地球倫理への新たな取組みが求められております。

この危機の解決には最大規模の人類の叡智の動員が絶対に必要です」と訴えました。

福島事故の収束は日本のみでは解決出来ないことを思い知らされながらの福島隠しは罪深く、

国際社会が許す筈がありません。

マスコミが報じない小泉元総理の「トモダチ作戦被害者救援基金」の募金は1億500万円に達しました。

このほど8人目の死亡者が出たことが伝えられました。

東京五輪の先行きについては最早多言を控えます。

ご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

 村田光平

(元駐スイス大使)

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皆様
お届けしたケネディ大使宛メッセージの邦訳の冒頭にミスプリがありましたので
訂正して再送いたします。大変失礼いたしました。
なお、John V. Roos 前駐日大使から在任中に頂いた書簡をご参考までに改めて添付いたします。
村田光平


毎日放送VOICE 極右に揺れるヨーロッパの趨勢 by limitlesslife

 永岡です、昨日のイタリア、オーストリアの投票について、毎日放送のニュース「VOICE」で取り上げられました。

 イタリアでは、五つ星運動の元コメディアンの政党が勝ち、グリッロ氏、自分たちは平和的に助け合っていると言い、大統領選のオーストリア、難民排斥の自由党に、穏健派が競り勝って、しかし、元ドイツ大使の神余さんは、今までにこのようなポピュリズムはヨーロッパになかったと言われて、そして来年はドイツ、フランスも選挙であり、オランダも、反移民の政党が台風の目、ドイツも難民に寛容なメルケル氏が正念場であり、神余さんは、EUは分裂と言うより、孫ザクの危機と言われて、解説にデスクの三澤肇さん、オーストリアでは穏健派が勝っても、イタリアではトランプ旋風の勢いで、神戸学院大学の中野雅至さん、グローバリズムで最も傷ついたのは先進国の労働者と言われて、三澤さん、グリッロ氏はムチャクチャなことを言うものの、コメディアンで陽気な人物と3年前に取材されて、イタリアではベルルスコーニ氏もそうであり、グリッロ氏は移民排斥とは言わないものの、既存政党アウト、インターネットの多数決でやるというものであり、しかしヒットラーも国民投票でのし上がったと言われて、国民投票は二者択一を迫り危険なことがあると言われて、来年はヨーロッパの政治、特にドイツのメルケル氏に難民で逆風であり、EUの盟主、ドイツの動向は世界を左右すると言われました。

 世界で、寛容さが無くなり、他人を傷つけて(その当人もグローバリズムで傷ついている)構わない空気が蔓延して、この行きつく先は戦争で、阻止すべきです、以上、VOICEの内容でした。