Global Ethics


大学の軍事研究に反対するネット署名へのご協力のお願い by limitlesslife
November 11, 2015, 3:48 am
Filed under: 大学
岡山の野田隆三郎です。 重複お許しください。
先日、標記の署名運動を紹介させていただきました。
       http://dgunk.exblog.jp/
お蔭で、多くの方にご賛同いただき、ありがとうございました。
さらに浸透を図るためにchange orgでも同じ署名運動を始める
            http://urx.red/p4OK
ことにしましたので、拡散にご協力いただければ大変ありがたく
存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
Sent: Saturday, October 24, 2015 2:01 PM
Subject: 大学の軍事研究に反対するネット署名へのご協力のお願い
岡山の野田隆三郎です。
戦後70年、大学が公然と軍事研究に手を染めることになりました。
本年9月、防衛省の軍事に関する研究の初の公募に全国16の大学が
応募したのです。(共同通信調査)
戦後を画する重大事です。応募した大学(応募しなかった大学)の学長に
署名を添えて軍事研究反対の申し入れ書(要望書)を届けます。
いま大学はこの問題で揺れています。芽のうちに摘み取らなければなりません。
多数の反対署名を届けて国民の反対の意思を伝え軍事研究を断念させたい
と思います。詳細は下記のサイトをご覧ください。
            http://dgunk.exblog.jp/
数が大切です。ぜひご協力くださいますようお願いいたします。


大学が社会をつくっていくんですよ by limitlesslife
October 28, 2015, 11:43 pm
Filed under: 大学
山極壽一 京都大学総長の名言bot ?@yamagiwa_j_bot  10月24日
ゴリラは体が大きくて力も強い。でもその力をなかなか使いません。例えば、遊ぶとき
は力がある方がない方に合わせているんですね。だから長い間、楽しく遊ぶことができ
ます。猫をペットとして飼うゴリラもいました。ペットを飼えるのは人間とゴリラぐら
いですよ。

サルは自分の利益のために群れを作りますが、人間は自分の利益を捨てても集団のため
に尽くしたいと考える。この思いをうまく生かしてきたからこそ社会が発展し、人間社
会は地球の隅々まで広がって繁栄することができました。

人間の常識は、自然界の非常識かもしれない。

大学にも多様な学問分野があり、専門家が独自に研究をしている。それぞれに教育研究
費が与えられて、学際的なプロジェクトが展開し、成果が発表されて人材が育成される
。まるでジャングルの生態系のようなものだ。どの分野が欠けても、生態系は不調をき
たす。

Q.京大が欲しい学生像は。
A.多様な能力を持った学生を集めたい。京大で学ぶ利点は、さまざまな能力を持つ学生
と出会い、いろいろな分野の面白い発想を持つ人と話ができること。異能が出会うこと
で発火し、新しいことが生まれる。自信を持って自分の考えを発信できる学生を採用し
たい。

ゴリラもチンパンジーも二種いる(ので切磋琢磨、進化競争する)が、ヒトは世界で一
種、今は停滞期、今後変わるとするとバーと全体が変わるのでは・・・。今までのヒト
の中心価値観は『早いもの勝ち』じゃないですか。

個人主義の時代ゆえ、個人の資質が発揮しやすい社会が尊ばれてきましたが、個人の利
益さえ守られればいいなら、人は他人と何かを分かち合う必要がなくなり、他人を思い
やることもなくなってしまうでしょう。それでは社会がますます閉塞してしまうのでは
ないかと私は懸念しているんです。

研究科あるいは研究所・センター群に関しては、ある程度研究者交流がしやすくなる利
点を取り入れていくべきなのかもしれません。特に研究所やセンターというのは、それ
ぞれの研究者コミュニティからの要望で作られたものですから、外と非常につながりが
強いわけですよね。

新しい環境を支えるシステムの安全は最先端科学の粋によって幾重にも守られているは
ずだった。しかし、その装置の安全が脅かされたとき、少数の人間の判断によって大き
な危機が降りかかることを私たちは思い知らされたのである。

20年後の社会っていうのは、今の社会の要請によってでは分からない部分が多い。そ
ういうものを今の大学にいる自由人が構想し、つくっていくことができるっていうのが
大学の強みであるし、大学の存在価値だと思う。

私は「WINDOW」という標語を作りました。最初のWは,Wild and Wise,すなわち野生的
で賢い学生を育てようという目標です。

何をどれだけ教えなくてはならないということを誰がどういう要請に基づいて決めるの
か、そういうことがきちんと議論されてこなかった。その反省の上に立って今京都大学
が教えようとしているものは何なのか。その理念と内容ですよ。

人材育成は並大抵のことではない。小規模だが、私はこれまで20年余りの間、アフリ
カで人材育成に携わってきた。1980年代にゴリラの研究と保護活動には同じ目的を
共有する現地の人材育成が不可欠だと痛感したからだ。

外国人の教員や留学生にも協力してもらい、京都全体をキャンパスとして機能させたい
。これから市長、知事と具体的な話をしていく。

京都大学総長からのメッセージ「京大を目指す中高生・受験生へ」:
http://youtu.be/eqaUECU-u4s

ニホンザルの研究を始めたころ、屋久島で初めて純粋な野生の猿を見ました。餌付けさ
れたサルは人間にこびたり、体形も太めだったりする。でも野生のサルは本当に美しい
。人間になんか全く関心がない。野生のサルを見ないとだめだなと思いました。

社会の要請によって大学はつくられるというのが文科省の今の考え方かもしれないけれ
ど、実はそうじゃなくて、大学が社会をつくっていくんですよ。20年後の社会ってい
うのは、今の社会の要請によってでは分からない部分が多い。

ゴリラを追いかけ回すものだから、ゴリラは『ストーカーか?』と思もったかもしれま
せん。

私は本を読みながら考えるタイプ。つまり、本に入り込んでしまう自分がいる一方で、
同時に冷静に別のことを考えている自分がいるんです。すると、読み進めるうちに、冷
静なほうの頭に突如、いろんなアイディアが閃いたり、発想が湧いてきたりする。それ
が楽しくて、本を読むのがやめられないんですよ。

重要なのは大学4年間で考える力をしっかり身につけることだ。それには日本語で考え
るのが一番だ。日本の大学はこれまで高度な高等教育をし、海外のあらゆる研究成果を
日本語に訳し、自国語で研究・教育を高める学術を確立した。だからノーベル賞も相次
いでいる。

絵本には書いてはいけないことがあるという。それは、子どもに食べ物を与えてくれる
人を決して死なせてはいけないというタブーだ。子どもにとって食べ物を与えてくれる
人は、世界を与えてくれる存在である。その人がいなくなったら子どもの世界は消失し
てしまう。

人間におけるセックスは、操作可能なコミュニケーションです。一方で、セックスは隠
されるべきものでもあります。だから人間同士のコミュニケーションにつきまとう特別
さとは、隠された性によって恣意的に築かれる関係を意味するようになりました。

食物があふれ、たやすく手に入る現代の私たちは、子どもたちを食べさせることをあま
りにも軽んじてはいないだろうか。

人間は約700万年前にチンパンジーとの共通祖先と分かれてから、最初に直立二足歩
行という人間独自の特徴を身につけた。これは、時速4キロぐらいの速度で長い距離を
歩くときにエネルギー効率がいい。つまり、人間は歩きながら、歩くことに意識を集中
させずに思考を解き放つことができるのだ。

専門領域に閉じこもるのではなく、新しい発想を生み出す土壌を持たないと、専門分野
も広がっていかない。文芸や職人の世界、ものづくり文化も必要で、京都が持つ強みを
生かしていきたい。

おもろい発想はだれでも知ってる。ここでいう『独創力』はおもろい発想だけじゃなく
て、それを世間の中で一般化する力なんだ。その意欲がないと『独創力』といえない。
それがあるかっていうと、今の京大にはなくなってきた。

たぶん人間の能力として、言葉を持ったからこうなったのか、言葉を持つ前にそうだっ
たのか、わかりませんが、記憶を外に出すという能力があるんですよ。記憶をいろんな
環境に置いておくんです。だから写真を見たり、昔の道具を見たりすると昔の自分を思
い出す。

正解をひたすら暗記する受験勉強をしてきた高校生の多くが大学に入って壁にぶつかっ
ている。高校の段階から、答えのない問題を考える力を身につけさせる教育に変えてい
かなければならない。

履修生が極端に少ないからこれは切りましょう、少ないものから順番に切っていきまし
ょうっていうのはしたくない。

私が現れても警戒することなく、まるで空気のように扱ってくるようになれば最適です
。ゴリラにとって最も親切な対応は「無視」。受け入れてくれている証(あかし)なん
です。

人間とは他者の中に自分を見いだそうとする動物だと思います。

東京大学は教養学部が学生を囲い込んでいる。京大は大学院や研究所も含め全学の研究
者が学生の教養教育に携わるのが強みだ。学生は約3000に及ぶ講義から科目を選べる。
10人以下の少人数教育を来年度から1年生全員に実施し、文理融合の答えのない問題の
解を考えさせる。

優しさとは、相手のために時間を割くこと。

やっぱり多様性も重要だと思います。つまり、役に立つ学問ばかり用意するんじゃなく
て、全く未知数な分野のものも置いておく必要があると思うんですよ。例えば、履修生
が一人しかいなくても必要な学問っていうのはあると思う。

記憶は決して言葉によって支えられているのではなく、ゴリラと人間に共通な五感によ
って形作られるものなのだ。

二つの街(京都とハイデルベルク)に共通するのは世界に名だたる観光都市だというこ
とだ。世界中から人々が集まり、これらの街の独特な風物に触れ、感動し、心に残るも
のを得て帰っていく。京都で何かを発信し、それが人々の心を捉えれば、世界中に伝え
られることになる。

常にスーパーやコンビニ、レストランなどから出る廃棄分も見込んで、多様な種類の食
物を一定量確保しておかないといけない。これは政治を取り仕切る人たちにとって非常
に重要な問題です。

勝とうと思ったら、相手を押しのけて支配しなくちゃいけないから、友達がどんどん離
れていきます。でも、負けないということは、友達と対等に同じ目線に立つことで、孤
独にならなくてすみます。もちろん、スポーツとかは勝っていいんだけれど、敗者をい
たわる心を忘れないでほしいですね。

うちは母親が本好きで、子供の頃は本をどんどん買ってくれましたし、近所に貸本屋が
あって、そこに行っては、『ガリバー旅行記』や『ロビンソン・クルーソー』など主に
探検物を借りていました。当時から、冒険談とか動物物が好きでしたね。そして、本で
学ぶだけでなく、そこで得た知識を実践していた。

全く同じ能力を持った個体が存在しない以上、遊びの場面では、能力のある者が、自分
の力を抑制して弱い者に合わせなければなりません。それができて初めて、遊びは成立
するんです。僕は、相手に合わせることができるその能力が、「共感」という力になっ
ていったと考えています。

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace