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関西テレビニュースアンカー 須田慎一郎 奨学金問題を語る by limitlesslife
 永岡です、関西テレビのニュースアンカー、月曜レギュラーは経済ジャーナリストの須田慎一郎さんと、元週刊ジャンプ編集長の堀江信彦さんでした。
 大阪都構想を巡って、維新と自民が対立し、双方解説するビデオを作っています。しかし、大阪都構想、自民の大阪は反対していますが、自民の中央は賛成しています。須田さん、ねじれが自民に生じており、橋下氏は安倍総理と3時間会食したが、安倍氏、菅長官が都構想に賛成するメリットは、集団的自衛権などのことで安倍政権は維新の協力が欲しく、しかし大阪の人のためにはどれがいいのかであり、大阪都構想と集団的自衛権がバーターというのはおかしいと言われました。
 そして、月曜のコーナー、須田慎一郎の裏話(ウラバナ)、今日は受験シーズン、大学でいい思い出を作るために、経済的な事情を抱えるための学生のための奨学金、98年に50万人→2013年に148万人、大学生の3人に一人が借りており、もちろん経済的な事情からであり、それの滞納が増えています。
 この奨学金、利息のあるものとないものがあり、奨学金制度は70年続いており、日本育英会は日本学生支援機構に名称を変え、奨学金は返すのであり、須田さんは奨学金といいつつ実際は借金と言われました。返済は卒業半年後から始まり、しかし滞納は98年に267億→2012年に925億円になり、経済的に窮地にある学生が、卒業後も払えないもので、踏み倒す人は本のわずかであり、奨学金返済に行き詰まり自己破産する人もいるのです。
 歴史学の研究職にある41歳のAさん、研究職がなくバイトと実家の支援でやっており、450万円借りて、利子で500万円の借金を背負い、返せないと、法的な措置を取るという話が来るのです。
 日本学生支援機構は民間のやり方で返済させ(2004年以降)、民間の債権回収機構のやり方を取り入れ、Aさんは安定した収入もなく、自己破産せざるを得なかったのです。Aさん、お金を借りている意識がなく、実家を連帯保証人にされてしまったのです。
 そして、弁護士は、奨学金事業が、貧困ビジネスになっていると指摘します。岩重佳治弁護士は、日本学生支援機構は信頼度がダブルAであり、厳しい取立てをやっているので信頼があり、返還免除は死亡他であり、厳しいと岩重さんは指摘します。
 日本学生支援機構は、自分たちは非営利組織というのですが、文科省、来年は無利子貸与人数の増加、利子の減免を言っているものの、それはこれまでの延滞金には適用されません。
 奨学金を借りている新山さん、900万円で、返還誓約書を書かされ、金利3%、利子で200万円増えるのです。将来の夢のため、大学進学をして、深夜までバイトしており、貯金はまったくなし、食事もバイト先のあまりもの、卒業後は1000万円近い借金返済が待っているのです。これで、まともな生活、結婚が出来るのかと言われました。
 須田さん、社会人になり、出たら即1000万円の借金について問われて、キャスターの岡安さんは最初から説明すべきと言われて、堀江さんも、自分のところの若い社員も借りており、自己責任と言っても借りてしまう。この制度はちゃんと就職できて賃金がもらえることが前提で、3%は住宅ローンより高く、これは金融商品と言われました。
 須田さん、これはサラ金と同じであり、将来低収入になるかもしれないのに、お金を貸すのがいいのか疑問を感じると言われました。スタジオでは、奨学金が必要な人に、利子だけで200万円も増やす仕組みはおかしいという声もあり、須田さん、昔はお金がないなら国立に行けと言われていたが、大学の授業料は年々上がり、特に国立の授業料が上がっていること(以前と比較して、国立と私立の差が少なくなるほど国立の授業料が上がっている)が指摘され、奨学金制度の始まった70年前と今は異なり、大学を出ても就職先のない時代に、若い人に不安を抱えたままやることに疑問を呈され、須田さん、「貸すも親切、貸さぬも親切」という信金業界の名人の言葉で、お金を貸すことは親切ではあるが、貸しても返済できないとなったら、回収して不幸にし、この人本当に貸せるのかとして貸しており、それを見極めて貸すべきで、奨学金、無担保の貸し出しであるが、OECDの中で日本は教育の公的負担が少なく、社会的に検証すべきで、奨学金の貸して責任を問うべきと言われました。日本学生支援機構はこの学生が将来返せるかを見て貸しているのではなく、ここも独立法人で、どんどん貸して、どんどん儲ける方向だと言われました。
 奨学金の厳しい実態、サラ金そのものとは驚きました。また、須田さん、安倍総理が集団的自衛権を憲法解釈を変えて容認するという発言について、それはおかしい、やるなら憲法改正、国民投票をへてやるべきで、政権が自分の都合で憲法を曲げてはいけないとも言われました。今週の須田さんのお話でした。
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コメント:税金は皆の為、戦争・軍備・金権でなく教育・文化・福祉に使え!
                 米国教育施策費で公立大学の授業料が払えるので学費無料にし、私立大学の授業料を下げさせろとの記事:
    http://limitlesslife.wordpress.com/2014/01/13/how-the-government-could-make-public-college-free-for-all-students/

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