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ネットワーク1・17 暑さ更新~日本一だった自治体の取り組み 小谷隆幸さんのお話(2013/8/19) by limitlesslife

 永岡です、第877回ネットワーク1・17、今回も千葉猛さんの司会で放送されました。 

 その前に、水野晶子さん司会の「弁護士の放課後 ほな行こか」で、大阪弁護士会の、福島原発の区域外避難者の取り組みが紹介されました。避難してくれとなった20km圏内と、それ以外があり、遠く離れた福島、郡山でも高い線量のところがあり、避難しなくていいとされた人はどうするのか、と言うことで、その人たちは逃げたくても支援なし。大阪にも、府内で2000人避難され、避難しろと言われたのではない地域(1ミリシーベルト/年以上のところには子供、妊婦はダメだったのに、これが挙句の果てに100ミリシーベルトでも問題なしと、権威のある医師が堂々といい、しかし被曝の恐れがあると懸念する人は避難したいのに支援なし)、お金がかかっても子供の安全のために逃げたいとしても、逃げられない人もいて、逃げたことが批難される状況にあると言うのです。水野さんも福島を取材され、放射能で分断されているのを見られて、夫婦間で分断され、夫は逃げたら働けない、そういう方のお話を聞けるのです。専門家の言葉が当事者を傷つけるのです。8月31日、区域外避難者は今というシンポジウムが行われます。午後1時、大阪弁護士会館(地下鉄御堂筋線淀屋橋駅か堺筋線北浜駅から徒歩10分)です。申し込みは、

http://www.osakaben.or.jp/web/event/2013/130831-3.php

 を見てください。

 で、ネットワーク1・17、この夏、日本列島で暑さが記録的になり、今回、高知の四万十市に暑さ日本一を明け渡した?ものの、埼玉県熊谷市の、暑さ対策の取り組みを、暑さ対策プロジェクトチームの小谷隆幸さんに聞きます。今日も228箇所で猛暑日(泣)、日本全体が猛暑であり、熱中症で搬送された人は4万人、去年より3割増。地域での熱中症対策をしているところです。

 小谷さん、お電話でのお話です。熊谷市の概要は埼玉の北、人口20万人、堺市より広いくらい、自然のある町で、2007年に40.9度があり、リスナーより、40度を超えた世界はどんなものかと質問があり、小谷さん、外に出たら立ち止まっても汗が出て、熊谷は快晴の日が多く、今年は13日連続猛暑日(泣)。なぜそんなに暑いかは、海風によるヒートアイランドの風がフェーン現象による熱風とともに上空に交差するからで、暑さ日本一であり、記録を抜かれた思いは、熊谷市、6月の最高気温、9月の最高気温の記録もあり、年間猛暑日日数も日本一、そういう記録は気温の高さを競っていたのではなく、暑さ対策が注目され、しかし、最高気温は更新されても、これからも暑さ対策日本一を目指すのです。

 対策は、2010年度より、暑さから市民を守る+暑さでの町おこし。街中で屋外にて気分の悪くなった人のために休息場所を作り、暑さに負けない中学生の対策、中学2年生に熱中症対策を教え、中学の先生の講義、AED使用講習、体験してよかったというのです。熱中症は学校活動により起こり、それについて、熊谷市は熱中症予防情報を出して、危険度をランク付けして、30ある小学校に熱中症の指標計を持ち、厳重警戒、危険となったら外でのスポーツを中止する。夏になると毎日数字を送って、学校は外での部活・体育を中止。効果は、他の市町村より熱中症になる人が少ない、早めの情報が役に立つ。熱中症予防グッズを渡し、クールスカーフ、鉢巻のようなもので冷却し、3時間首に巻くと冷却するもので、これを7月に配布するなど、対策をしているのです。今年度は保育所のひんやりぺたぺた授業、照り返しを抑える熱交換塗料を塗布して、真夏でも暑いところを歩けるようにする(12~18度も下がる、通常60度台が40度台になる)、多少裸足でも行けるのです。これを効果が出たら小中学校にもやるのです。この他、冷却ミスト授業、愛・地球博で出たミストを駅前に設置し、気温・湿度の条件で噴霧し、外に出ると汗をかくのを、待ち合わせには清涼感が出るのです。暑さを意識しており、対策をしている。熊谷市、熱中症の人は、救急出動が2011年に140件→2012年に106件と減り、今後は、現在も来年の対策の事業を考え、暑さ対策が振興政策の中の重点政策であるのです。プロジェクトチーム、議論は活発で、今年で4年目、少しずつメンバーも変えて、若い人を使いたいのです。関西の人へのメッセージは、関西も猛暑で、基本的なことは、熱中症になったら涼しい場所に行き、軽装にして冷やし、塩分を補給し、楽にするのが良いのです。以上、小谷さんのお話でした。

 ニュースは河本光正さんの担当でした。

 福知山での爆発事故、10歳の男児と35歳の男性も亡くなり、犠牲者が3人になりました。事故の状況は発電機にガソリンを継ぎ足そうとして引火・爆発で、警察は業机上過失致死で捜査です。

 大阪では36.7度、甲子園の選手一人が熱中症です。熱中症で脚がつり交代です。

 桜島の噴火、鹿児島市では市民が灰の除去作業に追われています。一時は近い距離も見えなくなり、市民は清掃に追われています。今後も同じ規模の噴火があるのです。

 福島原発、タンクの回りに線量の高い水溜りが見つかり、鉄筋コンクリートの弁から水が漏れ、1リットル7500万ベクレルの汚染水があるのです。

 7月の貿易収支は円安で過去最大の赤字です。貿易赤字は13ヶ月連続、1979年以降最大の赤字で、輸出はアベノミクスでアメリカ行きの自動車が増え、輸入は円安でLNGが上がり、これで1兆円の赤字です。

 エジプト、ムスリム同胞団のメンバーが護送の途中で死亡、警官を人質に取り逃走、催涙弾を投げられ窒息死、軍のトップも強硬姿勢です。

 リスナーのメール、熊谷市の対策が参考になる、熱中症教育が参考になった、教育の場で自治体が子供を守るのは関西もマネをしようとありました。明日も猛暑日が予想されます。今週のネットワーク1・17でした。

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ネットワーク1・17 熱中症から身を守る、気象予報士・村山貢司さんのお話

 永岡です、第871回ネットワーク1・17、今週も千葉猛さんの司会で放送されました。

 今週のテーマは熱中症、熱中症になる人は増えていて2044人、3人亡くなられ、大阪で195人、兵庫も120人です。去年は4万人熱中症で搬送されています。6月は気温が高く、1~16日の間に熱中症で救急搬送された人は昨年の2.5倍にもなるのです。熱中対策に関して、環境省の熱中症対策委員会の委員を務める気象予報士の村山貢司(こうじ)さんのお電話でのお話がありました。

 今月は暑く、熱中症になりやすい気象条件は28度を越えるとなり、32度を越えると急激になり、しかし天気予報の気温は気象庁の、日陰による数字で、しかし炎天下はそれより4,5度高く、28度なら皮膚の温度になり、気温が32度なら体温より高くなるのです。

 気温と、体温を下げるのに汗をかくが、湿度が高くと蒸発しにくくなりやすい。風があると、暑い空気が逃げるのですが、湿度が高い、風が弱いのが危険なのです。

 今年は5月より熱中症になり、暑さに慣れていないとなりやすく、急に暑くなると危険で、梅雨明けは危ない。昔は暑さに慣れたが、今はエアコンを入れるので慣れにくくなるのです。東北の方の方が熱中症に弱く、北海道で熱中症も多い。急に暑いところに出ると危ないのです。

 動く時に体でエネルギーを燃やしても、20~30しか使われず残りは熱になり、皮膚の表面に熱が出るが、皮膚が37度、蒸発して気化熱を出すとなりにくいが、暑いと追いつかなくなり、体温を下げるために汗をかき、臓器がダメージを受け、水分がなくなるのです。汗は水だけでなく塩分も出て行き、1リットル汗をかくと、水を1リットルとると体の塩分がなくなり、たくさん汗をかいて水を飲むとナトリウム濃度が下がり、そのために水を尿、汗で出してしまい、また塩分がなくなり、いろいろな障害が起こる。イオン飲料、ナトリウム入りのものを飲むべきなのです。

 熱中症対策として、外に出るときは風通しのよい服装、帽子、日傘で日陰を作り、歩くのも日陰を歩き、うちわ、扇子、ぬれたタオルも要る(体を湿らせて、風で冷やせる)。冷たい飲み物、スポーツドリンク、塩分入りがいいのです。特に暑いときは、コンビニなどの店内に入り、体を冷やしてまた出るのを繰り返すと良いのです。今は、店内で休めるお店もあるのです。また、高齢者が家で熱中症になり、昔より暑く、外が35度で、エアコンが嫌いで窓を開けると35度以上、40度近い空気も入り、窓を開けても涼しい風は来ない。高齢者は暑さに気づかず、温度が30度を超えたらエアコンをつけるなどが要るのです。高齢者は体内の水分が少なく、水を取るべきなのです。

 最近、学校などでたくさんの人が熱中症になるのは、昔より暑く、朝朝礼をするときに30度を越えていて、長い時間朝礼を密集体系でやると良くない。イベント時は、30度を超えたら中止する、短くすべきなのです。朝は涼しいというのは昔のことで、イベントには涼しい環境、冷たい飲み物が要り、また熱中症は本人が気づきにくく、リスナーより、一緒に作業する人の熱中症対策について質問があり、暑いところでの不調は熱中症で、涼しいところに連れて行って体を冷やし、飲み物をその人が受け止められるか、ダメなら即医者に行く、自分で飲めないとかなり危険で、自分で飲めないなら医療機関に行くべきで、よろけるのも熱中症で、すぐに休息させる、一人にしない。熱中症は急激に悪化して、しばらくは誰かが見守らないと、症状が悪化したら即救急車を呼ぶべきなのです。他に人がいないなら、すぐに涼しいところに行き休息、暑い時は無理はダメなのです。

 熱中症になりやすいのは暑さに慣れていない人、高齢者と乳幼児、太っている人が要注意です。

 朝夕が涼しいと考えるのはダメなのです。大阪だと朝から30度で、必ず温度を測るべきなのです。調べてからやるべきで、周囲の人の体調を気遣うべきなのです。以上、村山さんのお話でした。

 ニュースは河本光正さんの担当でした。

 今日の政治、0増5減法が再可決され成立、格差は1.998倍になりました。区割り法案は参院で審議されず否決と見なされ、2008年以来5年振り3例目です。

 都議会議員選、明暗が分かれ、自公圧勝、民主は共産以下になりました。自公は参院選につなげる模様です。菅長官、都議選は安倍政権の評価を得たと言いました。民主は海江田氏の下で体制立て直しです。維新は34人を擁立して2人、橋下氏、惨敗といい、参院選で信を問うと辞任を否定、慰安婦発言で信用をなくしたと言いました、しかし発言は撤回せずです。

 大飯原発、規制委は9月までの稼動を容認です。直ちに安全上重大な問題はないとし、関電は対策を小出しにしていると批判です。大飯は定期検査まで動かせますが、その後の再稼動には活断層の結論も要ります。

 年金保険料は59%の納付率、7年ぶりの改善で、しかし目標の60%には届かず、所得の低さで猶予されている人を除外しないと39.9%、過去最低になり、保険料が納められないのです。

 

 リスナーより、東南海地震のことを考えるようになったとのハガキがありました。今週のネットワーク1・17でした。