Global Ethics


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朝日放送おはようコール 井上章一が降圧剤改竄を語る

 永岡です、朝日放送のおはようコールABCのナットク!ニュース塾、今朝は国際日本文化研究センターの井上章一さんのお話でした。今朝は政治のお話はなかったです。
 血圧の降圧剤の臨床データが改竄されていた件、これは大学が製薬メーカーから献金を受けているなどがあり、また実際には効果がなかったのにあったなどとなり、井上さん、これは大学で調査が出来ないなら第3者委員会を受けるべきで、大学がお金をもらっており、それでテータが変えられたのは大変で、また3000人の患者も協力している公共性の高いものであり、大学は会議などで忙しくて対応できないなら、第3者委員会などの外部機関でちゃんと調査しないといけないとの指摘がありました。
 この他は、いわゆるごみ屋敷で逮捕者が出ましたが、今までは家の人がゴミではないとしたら対処できなかったのに、今回行政で出来るようになったこと、これは地震で壊れた家もゴミに指定されるのかと井上さんの指摘がありました。
 さらに、ロイヤルベビーで賭けになっていること、井上さん18年前にイギリスに3週間住んで、イギリスでは王室が国民の娯楽になっており、そういうテレビ番組もあるそうで、これは以前はこういうことをしたら不謹慎と言われていたのに、ダイアナ妃の登場で一気に王室のことが国民の娯楽になっているそうなのです。


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夜はラジオと決めてます、近藤さんのしあわせの雑学&ニュース(2012/10/26)

 永岡です、今日の夜ラジ、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんのしあわせの雑学がありました。

 何をもって正しいのか、正しくないのかは難しい。歴史的に見ても、戦前と戦後の正しさは異なり、それぞれの状況により、100人が100人の意見、正義のある社会がいいと近藤さん言われて、「子供は正直」は正しいか?近藤さんよく嘘をついた(笑)。社会一般の常識の正しさにも問題があり、村上春樹氏の小説がよく読まれ、その展開で、自分は正しかったかと悩む場面がよく出てきて、村上春樹氏、こういうところで正しいと使う。1Q84でも10数回正しいと出てくる。正しいとは村上氏に意味が大きく、近藤さん、通信簿について、国語は得意で算数が苦手、しかし母親はどっちもよくなれと言うのに、苦手なものは苦手であり、それを止められない。父親にはそういうことは言われていない。協調性がないと近藤さん書かれて、しかし父親はこれを喜んでいたのです。母親の厳しさも父親の厳しさもあり、父親にいい加減なところがあったのがいい、両方とも正論を言うと子供に逃げ場がない。野球も近藤さん見られて、ここで1本打てと言うのは正しいが、打てるものならいいが、こういう正しさは一体何か、この問題は厄介で、国内的にも国際的にも正しいかどうかの論争があり、今の世の中でYESかNOか言うのが難しい。正義とか、自分はどう思うかを大切にしたらいいと言われました。

 そしてニュース、千葉猛さんのお話で、野田総理の所信表明演説を野党は許さず、衆院、運営委員長が29日に、所信表明は衆院あり、参院なしなのです。野田総理を格好悪くさせると言うことです。

 自民は幹部の会議を開き、野田総理が解散時期を明示しないと国会に出ない方向を変えています。

 政府は4000億円の緊急経済対策をして、トータル規模7500億円、防災に2300億円、臨床研究に300億、家庭用燃料電池に200億円です。財源は予備費で、国の負担は少ないのです。本格的な対策には補正予算が必要で、これの成立は見通せないのです。近藤さん、経済対策と言っても、中国との関係をどうするかが経済界の本音で、経済の世界2,3位の国の数字がマイナスになり、自動車産業の数字が悪くなり、日系メーカーが部品を作り、そこから中国の消費が冷えて日中共に悪くなる。経済大国の2国が冷えるのは経団連に深刻で、そこに石原氏が出てきて、経団連は日中関係を心配し、経済対策、大きな問題が手付かずの状態で、それが深刻なのです。

 近藤さん、尼崎の事件、戦後の殺人事件で最悪のものになった。事件の状況がようやく見えて、相談に乗るふりをして家を乗っ取り金を取るが、近藤さん、ここまで広がるまで手を打てなかったか?外で裸にしていた、近所で話題になっていないことはなく、近所の状況もあり、この流れを捜査当局が止めることが出来たのにやっておらず、ここまで拡大したことへの批判もありました。

 日本脳炎、厚労省は別の子供が亡くなるまで調査をしていなかったのです。自治体は9月に把握したのに、その後の死者が出るまで厚労省が把握しておらず、当時他に死亡の事例がなく緊急の事例でなかったと言うのです。

 iPS細胞を使った研究、理化学研究所が実際の治療に使う方向に進出です。

 今日の政治関係のニュースは以上です。報道するラジオは、今日は官邸前のデモと、戦時中の学校のお話です。



消費税増税の行方(返照回向!) by limitlesslife
March 31, 2012, 3:56 am
Filed under: 真理(真利?), 税金 | Tags:

[uniting-peace][19965] たね蒔きジャーナル金曜版2012/3/30 消費税増税の行方 神崎さんのお話

 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員の近藤勝重さんの案内で放送されました。今日は野球中継延長で65分遅れでした。

原発のニュース、安全委員の斑目氏、辞めると言っていて4月以降も続投です。安全委、規制庁に統合なものの、発足できず、今のままです(泣)。

月間川柳大賞、3月の一句、近藤さんの選んだのは「維新塾 マナー講座も ぜひやって」、水野さんの選んだのは「政治判断 いい野田ろうか 再稼働」でした。

そして、水野晶子のどないなっとるねん、今日は国会の動向(消費税増税法案閣議決定)を、先週に続いて東京報道の神崎智大記者の報告でお話がありました。神崎さん、民主党のすったもんだの会議を取材されて、深夜まで取材して日付の変わるまで取材しているのです。

先週来続いて決まったのが今週の火曜日で、朝の4時までかかり、初めて来る人も多く、前原氏に近いグループが多く来て、賛成派が動員をかけていた模様です。押切たい側は無理やりやるしかなく、無理やり拍手する空気づくりのために動員で(泣)、水曜の明け方、午前2時に前原氏が立ち上がり、ここから私に一任してくれとなり、部屋から出ようとしたら、部屋に怒号が飛んで、前原氏は出て来れず、小沢グループの女性がバリケード!結局、形では前原氏に任せられ、しかし反対派は認めず、混乱なのです。

この法案、閣議決定され、当面野田氏は進めたいが、障害が2つ、国民新党+小沢グループで、国民新党は分裂、亀井氏は消費税上げに反対し、連立離脱なものの、誰もついて来ず(泣)、まだ収まっていない、国民新党が連立しているか不明なのです。下地氏、元自民で、頭の切れる人で、策士であり、亀井氏は反対と言っている一方で、下地氏、野田氏らと接触して根回しをしていた模様です。

小沢グループは、認めていないのが立場で、しかし盛り上がっているのか?4人辞表を出し、しかし小沢グループの政務官が10数人いて、これが一斉に辞めると言われていたのに、永田町では思ったより少なかったのです。小沢氏の側近が全員辞任を画策して拒否された(政権に残りたい)のです。

リスナーより、話し合い解散、大連立について質問があり、自民がOKしないと通らないが、この2つは通らない。理由は橋下氏のことであり、橋下氏が国政を狙っており、民主と自民が手を結ぶと次の総選挙で橋下氏にやられる、つまり、橋下氏のために、野田氏と谷垣氏が仲良く出来ないのです。

社会保障と税の改革と野田氏は言うものの、社会保障の中身がなく、今あるもののために増税させてくれと言っても通らないのです。

国会は6月までで、それまでには無理、国会が伸びる模様で、その後に民主、自民の代表選があり、国会が伸びて、中身がしっかりしてくれと言うのが神崎さんの結論でした。

最後に、近藤さんの、幸せの雑学、文章を書いていて、大事なのはものの見方、考え方、どう見るかであり、近藤さん30代の初めに大阪の劇場、小屋をルポして、2~3か月楽屋に入るにかかり、踊り子さんを見るのに時間がかかる。犬を飼っていると、犬に飼われている、川端康成氏、犬は人なり、育てた人のようになり、人と人の愛には偽りがあるが、犬には偽りなしとなる。明るい朝が来ると言うが、寝たきりの老人、朝がつらい、夜より朝が悲しいのは逆の解釈で、税、原発、谷川俊太郎さんの話で、嘘の中にウソを探すな、本当の中にウソを探せ、本当の中に本当を探すなとあり、嘘と本当、逆さになればどうだ。寺田虎彦氏、古いものと新しいものの話があり、人間は正義を持つと残虐になると司馬氏言っており、歴史の場面を言っており、一歩引くと、社会の通念を見るトレーニングが必要と言われました。自前の疑いを持つべきなのです。

これからもたね蒔き、お知らせいたします。



「『御用学者』批判ができない大学社会」 by limitlesslife

[uniting-peace][19682] 「日本の科学者」に拙文

佐賀大学の豊島です.
宣伝で恐縮ですが,日本科学者会議の月刊誌「日本の科学者」の4月号
に,「『御用学者』批判ができない大学社会」と題する7ページ
の論文を発表しました.公式には明日発売です.冒頭の「要約」を末尾
に添付します.国立大学「法人化」の問題にも触れています.

昨年12月30日の田島さんの次の投稿から頂いたアイデアも
かなりの部分を占めます.
[uniting-peace][18684] 「被ばく受忍強制『科学僧官』独裁国家」の
プロトコール

この号には,仙台赤十字病院第2呼吸器内科部長,岡山博氏の「放射線
被曝問題と発言の仕方」という文章も掲載されています.その中には長
崎大学の山下俊一氏への公然たる批判もあります.山下批判が同業者の
発言として出てきた意義は大きいと思います.

発行元は「本の泉社」です.
http://honnoizumi.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=980003&csid=0&sort=n

以下,タイトルと要約,それに冒頭に置いたエピグラフです.
————-
「御用学者」批判ができない大学社会

(要約)
「原発安全神話」をめぐって,これに専門家として荷担した人たちが
「御用学者」と呼ばれ,責任が問われている.同時に,新しく流布され
始めた「放射線安全神話」はこれから多数の人びとの健康と生命に直接
関わるため,緊急に問題とされるべきである.現代社会は専門家による
独裁の危険が常にあり,これを防止するには,分野をまたぐ活発な相互
批判と,高い水準の「学問の自由」が求められる.

(エピグラフ)
「各文化はそれに属する人々に,地域固有の暴政を振るう.しかし,
あらゆる文化の中で自由な精神が手を組み,その暴政に反逆する.それ
が科学なのだ.」(フリーマン・ダイソン『反逆としての科学』
みすず書房)
————-

豊島耕一
http://blog.so-net.ne.jp/pegasus/
http://twitter.com/yamamoto2007
http://ad9.org/pegasus/Default.html
http://pegasus.phys.saga-u.ac.jp/
佐賀大学理工学部物理科学科
840-8507 佐賀市本庄町1
phone/fax: +81 952-28-8845



核燃料「無限」サイクルはムリと認めた原子力委員会 by limitlesslife

[abolition-japan][01766] 核燃料「無限」サイクルはムリと認めた原子力委員会

核情報
http://kakujoho.net/
の田窪です。

核燃料「無限」サイクルはムリと認めた原子力委員会

2月16日、再処理で分離されたプルトニウムを普通の原子炉で燃やすプルーマル計画で生じた使用済み燃料をまた再処理して分離されたプルトニウムをまた軽 水炉に戻し、これを延々と繰り返す「無限リサイクル」はムリだと原子力委員会の小委員会「原子力発電・核燃料サイクル技術等検討小委員会」が認めました。 そもそも、プルサーマル計画は、需要の当てもないまま、再処理を進めた結果蓄積されてしまったプルトニウムを無理矢理軽水炉で「消費」するという計画です から、これを無限に続けることを想定すると言うこと自体が論理的にムリな話でした。「無限サイクル」の代わりに新しく採用されたプルサーマル「多重サイク ル」が「現状のリサイクル」と説明されていますが、これもまやかしに過ぎません。

民主党内でバックエンド問題勉強会を組織した馬淵議員は、東京新聞とのインタビューで核燃料サイクルを「フィクション」(絵空事)と呼んでいます。

詳しくは核情報をご覧下さい。

_____________

コメント:永久機関が出来ない事は判っていて何故騙されたのか?このような理論を出した者・乗った者(起業・学者・政府)の責任を問うべし。皆、特に学者・知識人、は無知・怠慢であった!

 



中川保雄著『放射線被曝の歴史』目次&序文にかえて by limitlesslife
[2012(H24)年01月13日(金曜)AM02:35送信]
《パレスチナに平和を京都の会》諸留です

**転送/転載/拡散 歓迎**
————————————
昨年秋に出版されました
<増補>『放射線被曝の歴史』
中川保雄著
島薗進氏推薦
明石書店
ISBN: 9784750334820
2011年10月20日初版第一刷
本体2,300円+税
http://www.akashi.co.jp/

は、大変優れた著書です。
 地道な「実証史学的方法論」を縦横に駆使し、
本書巻末に掲載されているアメリカ側の膨大な公開情報(公文書資料等)を、
丹念に収集・分析することで、対象とする問題の根底を、
深く、鋭くえぐり出すことに成功した著者、中川保雄氏の手腕に深い敬意を表します。
 著者中川保雄氏の用いた「実証史学的分析方法」と同様の分析方法を用いた秀作として、私たち圧倒的多数の日本人、とくに京都人の「神話」を、完璧に打ち砕くことに成功した、日本史研究会の吉田守男氏著の『京都に原爆を投下せよ—原爆投下目標は京都だった』(角川書店)の著書と並ぶ、記念碑的な著書と言っても過言ではない。
 ジャーナリスト界のシンクスが2つある。
ひとつは【世間で言われている「秘密情報」の90%は
「公開情報」の中に既に隠されている】と言うもの。
もうひとつは【「うそ」は「真」の皮、「真」は「ウソ」の皮】というのです。
 決定的に重要な情報は、秘密にされ、市民大衆に知らされないから解らない・・・のではなく、既に今までに、一般市民大衆に流された、公開情報の中にこそ、決定的な情報が含まれているのだが、一般大衆はそれに気付かないだけ・・・という意味です!
 また、「あぁ・・これはウソだなぁ・・・」と世間の人から思われ、
棄て去られ無視されるような情報でも、
その「ウソ情報」の皮を、一皮めくれば、
実は意外な真実をそこに発見できる。
逆に、世間から「あぁ・・これだけは確かな情報だ」と、
「真実」と思われてる情報でも、
その「確かな情報」の皮を一皮めくれば、その情報が実は「ウソ」か、
あるいは「確かさを疑わせるだけの十分な情報がそこに含まれている」ということ。
 市民大衆は、そこまで、公開情報をコツコツ収集したり
分析まではしないから、気付かないだけ。
私(諸留)自身も、この「法則」がかなりの確率で正しいことを
半年費やして分析収集して、
この「実証史学的分析方法」の有効性を確認した経験があります。
 今回、本書の
「目次」と
「1 放射線被害の歴史から未来への教訓を —- 序にかえて」
の2箇所だけに限り、ウェブサイト掲載に伴う、
電子化や公衆送信権使用の許諾を、
出版者の「明石書店様」並びに、(2012年1月現在)の著作権者の
中川慶子様(著者中川保雄氏の奥様)から
私(諸留)が承諾を給わりましたので、
以下、公開掲示します。
拡散・拡大・複写・転送など大歓迎!
 「今回の福島第一原発事故の事態の重大性を鑑み、
著作権の保護より有益な情報の提供・公開を優先するべきと考えています」と
ご判断下さいました本書出版社の明石書店様と、
著作権者の中川慶子様のお二人に、
ここで、改めて厚く感謝の意を表します。
 福島第一原発事故による放射能汚染、
とりわけ低線量被曝の危険が日増しに増大・拡散する兆しが
強まりつつある現況下にあって、
一人でも多くの日本国民が、本書を読んで下さることを願います。
 東電や政府・官僚・自治体・保育教育現場管理者・地域住民の
圧倒的多数が「盲信している」ICRPの放射能安全値が、
核兵器と原発の核エネルギーの開発推進を画策する、
アメリカを中核とする、日本も含む欧米核独占超大国の
「政治的判断だけに基づいて恣意的に決定された我慢強制値」
でしかない値であることは
本著の随所で確認できる。
とりわけ低線量被曝量の人体への影響如何に関しては
放射線医学的、疫学的科学的検証や確認などは、
その出発当初からほとんど考慮されることなく
決定された値であったことは、本書以外にも
昨年暮れにも再放送された
NHK特集ドキュメント 追跡!真相ファイル「低線量被縛 揺らぐ国際基準」
(関西地方:011チャンネル)
2011年12月28日(水曜)PM22:55再放送(30分)
このTV番組は、以下のULRから見れます
http://matome.naver.jp/odai/2130135738661742901/2132514465921397203
の中で、国際放射線防護委員会(ICRP)名誉委員(複数)が
「低線量のリスクはどうせわからないのだから半分に減らしたところで問題はない」
「科学的根拠はなかった。我々の判断で決めたのだ」
言明していたり
更には国際放射線防護委員会(ICRP)科学事務局長の
クリストファー・クレメント氏も
「これまでICRPでは低線量の被曝のリスクは低いと見なし、半分に留めてきていることが、
本当に妥当なのか議論している」との
驚くべき無責任な発言を質問したNHK担当者に対し公言している!
しかもその事実は
1980年代後半から既に始まっており、
その頃から、ICRP基準値のデーターの基礎となっていた
広島・長崎の被爆者データーが、アメリカの核戦略の「政治的意図」によって
修正」されることになったという!
このことからも、著者の慧眼の正しさが傍証できる。
本著か広く読まれ、拡散することで、
原発廃止イコール核兵器廃絶であることが、
国民的規模で自覚され、拡大・深化していく
一助となって頂くことを切望する次第である。
※【註】
以下の「1 序にかえて」の本文は、
原著の段落表記とは異なって表記されています。
改行を頻繁に挿入しないで長文で送信すると、
しばしば発生する「文字化現象」を回避する為、
原著には無い改行を適宜挿入させました。
 改行冒頭部で「一文字下げしてある」改行開始箇所が、
原著本来の段落(改行箇所)です。
改行冒頭部で「一文字下げしてない」改行箇所は、
原著では改行無しで、全段に直結しています。
 従ってこの「1 序にかえて」の、
原著の段落改行箇所数は、全部で20段落です。
===========以下原著からの転載=====================
もくじ
1 放射線被害の歴史から未来への教訓を —-序にかえて—
2 アメリカの原爆開発と放射線被曝問題
・全米放射線防護委員会の誕生
・マンハッタン計画の放射線科学者
・戦前の被曝基準と放射線被害
3 国際放射線防護委員会の誕生と許容線量の哲学
・ICRPの生みの親
・許容線量の誕生
・アメリカの核開発と許容線量
・ICRP一九五〇年勧告
4 放射線による遺伝的彰響への不安
・原爆傷害調査委員会(ABCC)の設立
・ABCCによる遺伝的影響研究
・倍加線量と公衆の許容線量
5 原子力発電の推進とビキニの死の灰の影響
・原子力発電でのアメリカの巻き返し
・ビキニの死の灰の影響
・BEAR委員会の登場
・許容線量の引き下げ
・ICRP一九五八年勧告
・国連科学委員会
6 放射線によるガソ・白血病の危険性をめぐって
・微量放射線の危険性への不安の広がり
・死の灰によるミルクの汚染
・ガン・白血病の「しきい線量」
・広島・長崎での放射線障害の過小評価
7 核実験反対運動の高まりとリスク — ベネフィット論
・核実験反対運動の高まり
・リスク – ベネフィット論の誕生
・一九六〇年の連邦審議会報告とBEAR報告
・ICRP一九六五年勧告
8 反原発運動の高まりと経済性優先のリスク論の “進化”
・反原発運動の高揚
・科学者による許容線量批判の高まり
・原発推進策の行きづまり
・放射線被曝の金勘定とコスト – ベネフィット論
・BEIR – 1報告
・ICRPによるコスト – ベネフィット論の導入
・生命の金勘定
・原子力産業は他産業よりも安全
・ICRP一九七七年勧告
9 広島・長崎の原爆線量見直しの秘密
・原爆線量見直しの真の発端
・マンキューソによるハンフォード核施設労働者の調査
・絶対的とされたT65D線量の再検討へ
・軍事機密漏らしの高等戦術
・BEIR – 3報告をめぐる争い
・日米合同ワークショップによるDS86の確定
10 チェルノブイリ事故とICRP新勧告
・ICRP勧告改訂の背景
・新勧告につながるパリ声明
・チェルノブイリ事故と一般人の被曝限度
・新勧告とりまとめまでの経過
・アメリカの放射線防護委員会と原子力産業の対応
・国連科学委員会報告
・BEIR – 5報告
・線量大幅引き下げのカラクリ
・新勧告の最大のまやかし
11 被曝の被害の歴史から学ぶべき教訓は何か
・時代の変化とともに広がる被曝の被害
・防護基準による被害への対応の歴史
・現在の被曝問題の特徴
・日本における被曝問題の最近の特微
・食品の放射能汚染
12 おわりに
増補 フクシマと放射線被曝
1 フクシマ事故の特徴と労働者・住民の大量被曝
2 一〇〇ミリシーベルト以下の被曝も危険
3 フクシマの汚染・被曝対策とICRP
4 放射線被曝との闘いから脱原発へ
5 フクシマが示すもの
旧版 あとがきにかえて
増補版 あとがき
文献
=====================================
1 放射線被害の歴史から未来への教訓を —- 序にかえて
=====================================
 人類が原子力の開発を始めてからおよそ半世紀たった。通常、その前半はもっぱら核兵器の開発の歴史として、そして後半はそれに加えて原子力発電の歴史として語られる。
 しかし原子力を、開発と技術的発展の側面からのみ語ることはできない。また許されない。なぜならこの半世紀は、原子力開発に必ずつきまとう放射線被曝の歴史でもあったからである。しかもその被曝は、人類を死滅させるかもしれない恐るべき危険性をもつのである。
 ところが人類の生存を左右する放射線のこの被曝の危険性について、歴史的にどのように認識され、どのように対処されてきたのかを体系的に扱った書物はいまだない。
わずかに、放射線被曝防護の歴史を表面的に扱った書物がいくつか存在するが、それらはすべて放射線被曝を管理する立場から書かれたものばかりである。
放射線防護の行政と実務に深くかかわる種々の組織や学会、協会の人たちの手になるそれらの放射線被曝問題の扱いは、原子力発電の推進あるいはその容認の立場から記述されている。
 したがってこれまでに出版されたそれらの書物から、原子力の推進をはかってきた政府や原子力産業の放射線被曝問題に対する政策への批判を見いだすことはほとんどできない。
また、国際的な科学的権威とされている「国際放射線防護委員会」(ICRP)」などが、核兵器開発策や原子力発電推進策とどのように結びついていたのかを知ることはできない。ましてや原爆被爆者や原発労働者など「ヒバクシャ」の真の被害や苦しみを見いだすことなどとうていできない。
 原子力の問題に関心を抱く多くの人びとにとって現在最も必要なことの一つは、原子力が人類の未来を約束するものかどうかを、ありとあらゆる原子力開発に共通し、その基礎に横たわる放射線被曝の問題から考えることであると私は思う。
 一九七九年のアメリカのスリーマイル島事故は、原発重大事故が現実に起こることを教え、一九七九年のソ連のチェルノブイリ原発事故は、原子力発電が地球的放射能汚染と分かちがたいものであることを示した。
原発と核燃料サイクルによる放射能汚染は、人類と地球上のすべての生物にとって、死活の脅威となっている地球環境問題の筆頭にあげなければならない。
 核戦争による人類の滅亡を避けうる可能性が現在大きく高まっている。逆に、たった一つの原発の重大事故でさえ核戦争に匹敵する深刻な被害を引き起こすことをわれわれは今、身をもって教えられている。
核戦争ではなく原発・核燃料サイクル施設の重大事故で、人類と地球上の生物が滅ぼされることはないと誰が断言できようか。
 しかし人類の将来の発展に原発は不可欠とする考えが依然として世界を支配している。いやむしろ最近は、主要な先進工業国は原発の新たな推進に未来を託そうとしている。
日本はその先頭を走っている。しかも、広島・長崎の惨害を経験して放射能の恐さを熟知していると思われているがゆえに、日本の原発推進策は世界のその動きを大いに鼓舞する役割を果たしている。
 われわれは放射線被曝の影響についてどれほど知っているのであろうか。いや、その危険性や被害について、核兵器や原発の開発を進めてきた人びととどれほど違った観点から考えてきたであろうか。放射能の恐さや放射線被曝の危険性に関する公的なあるいは国際的な評価は、核兵器を開発し、それを使用し、その技術を原発に拡張した人びとと、それらに協カしてきた人びとによって築きあげられてきたのである。
それらの「定説」とされている考えを批判的に受けとめることから始めなければ、被爆国のわれわれが世界の他の国の人びとよりも放射能の恐さについてよく知っているなどとはとても言えない。
 被害をどうみるかが問題とされる事柄を、加害した側が一方的に評価するようなことが、しかもそれが科学的とされるようなことが、まかり通ってよいものであろうか。そのような問題のある評価を基にして、現在の放射線被曝防護の基準と法令が定められている。
言い換えれば、一般には通用しないようなやり方で、放射線被曝の危険性とそれによる被害を隠し、あるいはそれらをきわめて過小に評価することによって、原子力開発は推し進められてきたのである。
 原子力の時代が始まってから、放射線被曝の危険性はどのように考えられてきたのであろうか。それは、どのような人びとによって、いかに過小評価されてきたのであろうか。
被害者たちはどのように扱われてきたのであろうか。これらの事柄を、従来の説明とは全く異なる視点と証拠から明らかにするのが本書の大きな目的である。
 秘密で覆われていることが、核・原子力問題の本質的な特徴ではある。しかし、公表されている資料と情報もまた膨大な量にのぼる。それらの入手可能な資料から、隠されているものを丹念に拾い、それらを結びつけることによって、本質的に重要なことがらを見いだすのがここでのやりかたである。
 時間の経過に従って述べるなら、私がまず試みたのは、アメリカの「マンハッタン計画」の下で行われた、放射線の人体への影響の研究を洗い直すことだった。原爆放射線の研究は広島・長崎から始まる、と言われる。たしかにその面がある。
しかし破壊を目的とするものが、破壊の程度をなんら予測することなく開発されるということはありえない。そう考えて、マンハッタン計画から放射線の被害について見直すことにしたが、調べてみて驚いた。放射線をあびせる人体実験まで行われていたことが解ったからである。
この事実は後に、アメリカの議会で一九八六年に秘密が暴露されて日本でも多くの人の知るところとなった。しかしそれまでは、マンハッタン計画での放射線被曝の問題など調べても秘密の壁に遮られて何も得られないと考えたのか、誰もそのことすら指摘しなかった。
この例をみても、マンハッタン計画に関する日本の研究に大きな問題点があると指摘することができよう。同時に、誰もがよく知っていると考えている広島・長崎の原爆災害の放射線被害に関する研究に、基本的な視点で欠けるものがあると教えられる。
 広島・長崎の放射線被害に関しては、これまで日本でも豊富な研究がある。そのうえ、アメリカ占領軍がプレスコードをしいて被害の実情が多くの人びとに知られることを阻んだという歴史的な経過もあったため、すでに日本やアメリカで公表されているものからは放射線の被害に関して本質的な点で新しい事実は見いだされないのではないか、と考えている人が多い。
最初は私もそのように考えていた一人である。しかし加害した側のアメリカ軍によって調査された事柄を、被害者の側に立つべき日本の研究者たちも大筋において受け入れているという事情は、なんとしても説明しがたいことではないか。
 原爆が投下された直後の広島・長崎を調査したのは、日本では「日米合同調査団」とされている。しかしアメリカの公式文書では、それは「アメリカ軍合同調査委員会」と称される。この一例が示すように、調査を行った主体についてすら日本で正しく理解されているとは言えないのである。
このことは、放射線被曝の危険性に関する調査内容の評価にもあてはまる。じつは、アメリカ軍による原爆被害の隠ぺいや過小評価に、日本の代表的研究者たちも同意を与え続けてきたのである。その結果、多くの被爆者たちが、その急性死や急性障害を放射線のせいではないとされたり、ガンや白血病などの晩発的な影響についての評価を歪められてきたのである。
 なぜそのようなことがまかり通ってきたのか。それを明らかにするのもこの書の目的の一つである。広島・長崎の原爆被害を調査した日本人の主だった研究者たちが、日本の侵略戦争に協力していたということが、そのことを説明してくれる。
あるいは、戦争中に日本の原爆開発に従事していたり、戦後に日本の原子力開発に関係していたことが絡んでいる。
 それらの原爆被爆者の調査が基になって、原子力発電における放射線被曝の防護基準が作られている。その防護基準に集約される放射線被曝の危険性の評価については、「アメリカ原子力委員会」とその関連組織が最も大きな役割を果たしてきた。
これらアメリカを中心とする放射線被曝問題の扱いについて、筆者は一九八七年から一九八八年にかけてニューヨーク市立大学に滞在したおりに、この問題の当事者にも直接あたって調査した。
たとえば、本書の中でしばしば登場するL・S・ティラー・アメリカ放射線防護委員会名誉委員長やK・Z・モーガン・国際放射線防護委員会委員などがその一、二の例である。またアメリカ原子力委員会関係の文書の中には、情報公開法によって機密扱いが解かれたり、その結果出版されたりしたものも少なくない。
それらを基に、これまでほとんど知られていなかった「アメリカ放射線防護委員会」の放射線被曝問題に対する対応や、「アメリカ原子力委員会」による国際的な体制づくりの秘密を明らかにすることができた。その実態を解明し、従来の「定説」と異なる歴史を示すことが本書の大きな目的である。
 もとより本書で明らかにされうる事柄は、隠されていた秘密のごく一部でしかないであろう。それにもかかわらず、核兵器と原子力発電の開発に伴う放射線被曝の被害者が、これまでいかにして無視されたり切り捨てられたりしてきたのか、その基本的な仕組みを明るみに引き出すことが可能である。
ここで明らかにしえたその仕組みは、原子力開発とそれによる放射線被害の問題にとどまらず、地球的問題を含む環境汚染問題とそれらによる被害の問題にも基本的にはあてはめることができるであろう。
 人類が築き上げてきた文明の度合いとその豊かさの程度は、最も弱い立場にある人たちをどのように遇してきたかによって判断されると私は思う。ここで扱う問題に即して言えば、放射線をあびせられたヒバクシャの被害や、将来の時代を担う赤ん坊や子どもたちへの放射線の影響をどのように考えてきたかで測られると思う。
その子どもたちの安全を守るという場合、放射線の人体への影響という科学的な判断とともに、安全をどのように考えるかという社会的な判断が絡むことになる。その判断は、情報と社会的な権力を握る人たちが、自分たちに都合のよいように行ってきた。
その結果、原子力産業と原発を推進する人びとは、子どもたちを放射線の被害から守るという問題においてすら、経済的な利益を至上とする原理や、人の生命すら貨幣的価他に換算する仕組みを作り上げたのである。
本書のめざすところは、この原理や仕組みが、いかにして「科学」とされていったのかを解き明かし、闇に消され、切り捨てられた被害を新しく見出された証拠とともに示すことにある。
 安全なものは「安全」でございますなどとことさら宣伝などしない。人びとが原発に抱く不安は、そのような「原子力広報」などでなくなりはしない。いや、大金を使ったうさん臭いその安全宣伝に、いっそうの不安を感じている。チェルノブイリ事故は、われわれ自らが不安を直視することを求めている。
われわれはその警鐘を受けとめて、この半世紀の放射能被害の歴史を直視することからまず始めよう。そして、放射能被害者を生み出す根源を見据え、新たな被害者を生み出さないためには何が必要か、を考えたいと思う。
=======以上 終わり========
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真の文明は
山を荒らさず
海を荒らさず
村を荒らさず
人を殺さざるべし (田中正造)
社会が激動している今この時
歴史に残る最大の悲劇は
「悪しき人々」の過激な言葉や暴力ではなく
「善良な人々」の沈黙と無関心である
我々の世代が後世に恥ずべきは
「暗闇の子」の言動ではなく
「光の子」が抱く恐怖と無関心である (M.L.キング牧師)
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《パレスチナに平和を京都の会》
“Peace for Palestine” in Kyoto Movement(PPKM)
代表:諸留(モロトメ)能興(ヨシオキ)
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※ 諸留宛への送信は本メールの送信人アドレス宛にメール下さい


原子力安全委員長斑目デタラメ他に原子力企業献金 by limitlesslife

永岡です、毎日放送ラジオ「たね蒔きジャーナル」、水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。今日は小出先生のお話はお休みで、上田崇順アナウンサーの新春神社取材がありました。この前の年末スペシャルは大変な反響でした。平野さん、ジャーナリズムの使命は権力の監視と弱いものを守ることと言われました。

原発のニュース、原子力安全委員のうち、デタラメ氏こと斑目氏他二人が原子力企業から献金です。デタラメ氏、委員長就任の前に三菱重工から献金、城谷委員も310万円を受け取り、奨学寄附金で、企業に報告の必要のないお金で、デタラメ氏、審査に影響ないと言っています。デタラメ氏は中立性に問題ないと言っているのです。

これについて、平野さん、ある意味悲しい、真理ではなく利益の「利」を追及していると言われ、震災前に安全委員が審査する際に、先に相談するもので、平野さんは刑事事件に発展すべきと言われました。また使途が不明で、研究費なら明細の必要がなく、国の別の機関で調査すべき、また春に発足する新しい委員会にこういう人材を登用するなと言われました。学者が金に汚染された、深刻なことなのです。そして、デタラメ氏もまだ辞めていなかったのです(永岡注:私も学生時代、企業の資金援助を得て研究していましたが、研究成果は逐次報告する義務がありました。この他、国の資金援助を得ても、成果の報告義務があります。ですから、明細が不要と言うことは、これは利益供与の疑いがあると思われます)。

で、上田さん、奈良の橿原神宮に来て、岡寺→橿原神宮に行き、岡寺は通称で、龍蓋寺(りゅうがいじ)が本当の名前です。辰年のためで、参拝客の声、今年の漢字一字、答の多かったのは健康であり、「明」、去年より明るく、と言うものでした。また、震災被害者が厄払いに来られて、福島に単身赴任の人、支援が受けられなかったとのことでした。親子で来られた方、「努」努力を、と「耐」、世間に耐える(理容師で、客が減っている)と言うものでした。リスナーは「職」、三か所にてアルバイトで大変との声がありました。

若い世代の方、中学生と10歳の子供、テストの点数がいいようにと、サッカーで1位という声もありました。上田さんが聞いて、「明」、「楽」、「安」が漢字で2票ずつの結果でした。

リスナーの声で多いのが「笑」であり、また仙台のリスナー、「帰」(避難している)という声もありました。平野さんは、昨年は信頼がなく裏切られたので「察」、眼を光らせないと付いていけない、曇りなく隅々まで目を光らせる、という意見でした。水野さんは灯台の「灯」、道しるべ、ということでした。皆さん、日本全体がここから始めないとという意見であったのです。

今年もこの番組の追跡を続けます。