――この時期の解散をどう考えますか。

アベノミクスの失敗、政治とカネの問題、沖縄県知事選の敗北を隠すためのものだ。追い込まれる前の解散ではないか。

――どんな政策を訴えますか。

消費税は5%に戻すと強く主張したい。消費税が8%になり景気は低迷し、国民が景気回復を実感できない大きな原因になった。財源は、フラット化された所得税の累進性強化などで約6兆円、大企業の課税強化で約5兆円生み出せる。ほかに無駄遣いをやめるなどで十分財源はある。

――多様な形態の家族に民法上の権利を保障する制度の創設や、同性婚の実現を目指すと公約に盛り込みました。なぜですか。

社民党はマイノリティーの人権をしっかり守ることも重要な政策課題として掲げている。安倍政権は「女性の活躍」といっているが、人権対策はおろそかだ。比例東京ブロックでは同性愛者であることを公表している石川大我さんが立候補する。ぜひ一緒に国会で活動したい。国会の空気も変わるのではないか。

――社民党は党勢が縮小し続けています。

前回は日本維新の会日本未来の党に勢いがあり埋没した。衆院議員が2人になり発言の機会が著しく減少した。今回はマイナス要因が小さくなっている。課題や政策を、具体的な数字を盛り込んで訴えたい。理不尽な解散だが、社民党にとって議席増の機会が早まったと受け止めたい。

社会民主党

〈目標〉 7議席

〈解散時勢力〉 2

〈設立〉 1996年(前身の日本社会党は45年)

〈キャッチフレーズ〉 平和と福祉はやっぱり社民党