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関西テレビニュースアンカー 須田慎一郎 空き家の問題 by limitlesslife
September 9, 2014, 1:17 am
Filed under: 空き家(問題、利用、・・・)

 永岡です、関西テレビのニュースアンカー、月曜レギュラーの経済ジャーナリスト、須田慎一郎さんに、京都大の藤井聡さんも出られました。

今日はどのニュースもテニスであり、その中、日朝協議、横田さん夫妻のお話がありました。
横田さん夫妻は再調査に期待され、そして孫のウンギョンさんと会い、めぐみさんは亡くなったというのです。再調査の結果、藤井さんは拉致の性質、誘拐ではなく、国家的な関与があるとテロ、戦争、侵略に値し、歴史の中で12年間何もなく、しかしこの問題で交渉を進めたら、一部の人しか帰らないので、この間慎重に進めてきたと言われました。
須田さん、拉致問題は犯罪で、謝罪、原状回復がいるが、外交交渉の一環で、北の外交カードの1枚で、北が提示するのにはメリットがいり、北朝鮮の情勢は、日本から援助を欲しいのか、中国と北朝鮮の関係が悪化したが、数ヶ月前に、中国と韓国が北朝鮮に国連を通して食糧支援をしており(これをマスコミが報じない)、そのため北は食料があり、日本に譲歩しない可能性があり、日本政府は慎重に進めて欲しいと言われました。
GDPが-7.1%減、藤井さんはエコノミストに寄れば本質的に日本経済がきりもみ式に不況に落ちており、GDPは35兆円減り、一人30万円!減り、それほど経済が小さくなり、所得、消費、雇用も減り、消費税増税による想定内ではないというエコノミストもあり、10%消費税増税はとんでもないと言われました。須田さん、4~6月が落ち込み、7~9月の数値が出ていないのに来年再増税という発言が出ているのはとんでもない、政治的に再増税が確定し、これもとんでもないと言われました。

今週の須田さんの裏話(ウラバナ)、日本を取り巻く状況が厳しくなり、ウラバナで須田さんの未来予想シリーズ、20XX年シリーズを取り上げ、今回は深刻化する空き家問題です。少子高齢化、人口減少、社会保障の破綻があり、その中での問題です。
住宅地の中に空き家がたくさんあり、放火、不法投棄の温床にあり、820万戸、7~8軒に1軒が空き家なのです。
この問題を放置したらえらいことで、20XX年、お隣が空き家になり、2040年には空家率が43%!半分で、両隣が空き家になるのです。治安でも問題で、そんな遠くない将来です。
高齢化、人口の減少もあるが、政策も問題で、国がどんどん家を作れとして、銀行にも働きかけ、住宅の経済波及効果は高く、家を建てたら家電製品も買うが、しかし人口が減っても住宅を作り続け、その結果空き家のラッシュです。
しかし、なぜ空き家が放置されるのか、警備会社のアルソックで、京都にて空き家のチェック、落書き、異臭の検査をして、月額4000円でやっています。全国で1000件の契約があります。
京都の辻さん、両親のいた家が、両親がいなくなり空き家になり、それをこのサービスで管理してもらっています。
しかし、空き家の7~8割は放置され、空き家を駐車場にしたものもあり、駐車場の2~3割は元空き家です。都心ではマンションが建ち、そのため駐車場のニーズもあります。
神戸市中央区、空き家が崩れかけ、いつ倒れるか分からない家があります。空き家は放置すると倒壊+犯罪、放火される事件もあり、アスベストの不法投棄などもあります。
神戸市は空き家の適正な管理を所有者に義務付けています。しかし、解体する必要がないのです。
また、土地の税制の問題があり、建物があると税金が減免され、それを解体するとなくなります。これは高度経済成長期、住宅の建設を促進するために作られ、また法的にも撤去はなかなかないのです。
須田さん、空き家ビジネスがあると指摘され、スタジオでも近くに空き家があるという声がありました。藤井さん、町が崩壊し、シャツター街が住宅に来て、都市のゴーストタウン化、これは国会でも審議され、空き家の除去、活用に税制の優遇他を検討しているが、今年秋の臨時国会で提出というのです。
活用は、空き家を保育所にする、シェアハウス、空き家を安い物件として売る方法もあります。
須田さん、保育所は待機児童を解消し、注目するのがリノベーションで、藤井さん、古い町屋に住まれて、京都では町屋は文化資産で、街づくりで保存している、町屋は大正時代のもので、使い捨て住宅ではなく、メンテもして次世代に使えると言われました。今、作れないものです。
須田さん、日本の住宅は中古物件の占める割合が低く、これには阻害要因もあり、中古住宅がなぜ活性化しないのか、大阪の中古住宅の会社では、新築より安い、立地もいいというのです。リノベーションで3000万円くらいで手に入ります。しかし、中古はわすが13%、しかしイギリスやアメリカでは8割です。
なぜ日本では中古が少ないのか、やはり新しいものが人気+木造だと20年で価値はゼロで、正当に評価されず、銀行も評価せず、中古住宅を買うのに融資もしてくれないのです。
この会社では、日本は古いものは評価しないといいます。
しかし、須田さん、中古住宅は評価すべきと言われ、スタジオでも地震対策などが取れるならいいとあり、藤井さん、日本市場に中古住宅を評価するシステムがなく、耐震補強、省エネがあれば、たくさんの人が買って市場が出来て活性化すると言われました。
本日の裏話の肝は、発想の転換で、国、自治体だけでなく、我々も新しいほうがいいという意識ではなく、あるものを活用すると環境負荷が減る(資源も少なくて済む)、消費者の発想の転換もいると言われました。以上、今週の須田さんのお話でした。

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