Global Ethics


身を切った共産党と野党連合の躍進 by limitlesslife
October 27, 2017, 12:46 pm
Filed under: 総選挙
知人友人みなさんへ
      杉浦公昭
 選挙ではいろいろとお世話になりました。
 「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(市民連合)は
9月26日、4野党に対して安部暴走政権を倒す為に、憲法九条改訂への反対、
安保法制、共謀罪などの廃止、原発の再稼働を認めないなど7項目の政策を提案し、
4野党側はこれを認めて、選挙区で統一候補擁立を追及する約束をしました。
 しかし、その3日後の冒頭解散の当日、突然、民進党は、市民と野党共闘の約束を
裏切り自ら解党してしまいました。
 その後の様子は報道されているので省略します。
 今回の激動選挙を如何に見るか、私の日本科学者会議の友人で、元気象研究所勤務
の増田善信さんが日本共産党を応援する立場からみた添附の所感を送って下さいました
ので、時間のある方は、一つの見方として参考にして頂ければ幸いです。

                            敬具。

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(社説)自民党 数におごることなかれ by limitlesslife
October 25, 2017, 11:10 am
Filed under: 総選挙, 自民党
  • 自民党 数におごることなかれ
     自民党が大勝した衆院選。だが、その勝利はそれほど分厚い民意に支えられて…
  • 核禁止条約 背を向けず参加模索を
     被爆国に対する国際社会の期待を裏切る行動だ。 日本政府が国連に提出した…[続きを読む]

社説

連載:社説

2017年10月25日05時00分

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 自民党が大勝した衆院選。だが、その勝利はそれほど分厚い民意に支えられていたとは言えない。選挙結果を分析すると、そんな実態が見えてくる。

政党名で投票する比例区では自民党の得票率は33%だった。一方、立憲民主党は20%、希望の党は17%。単純に足し合わせれば、票数にして自民党を220万票上回る。

全国289の小選挙区では、自民党の得票率は48%だが、議席数では75%を獲得。これが自民党の大勝を決定づけた。

後援会や地方議員らの組織力や公明党との選挙協力で、選挙区での自民党の地盤は強い。

同時に、1議席を争う小選挙区制度では、第1党の獲得議席の比率が得票率に比べて大きくなる傾向がある。これが自民党を後押ししたことも確かだ。

投票しなかった人を含む全有権者に占める自民党の絶対得票率は小選挙区で25%、比例区では17%にとどまる。つまり、自民党は有権者の4分の1から6分の1の支持で、全体の6割もの議席を得たことになる。

安倍首相は投票翌日の記者会見で「今まで以上に謙虚な姿勢で真摯(しんし)な政権運営に努める」と語ったが、当然だろう。

気になるのは、同じ会見で首相がこうも語ったことだ。

「同じ総裁のもとで3回続けて勝利を得たのは、立党以来60年余りの歴史で初めてだ」

党幹部からは、来秋の党総裁選での「安倍3選」を支持する声が早々に上がっている。

もう忘れたのか。そんな「1強」の慢心こそが、政権におごりとひずみを生んだことを。

首相の「謙虚」の本気度が試されるのは、早期に国会審議の場を設けるか否かだ。

8月の内閣改造から間もなく3カ月。閣僚の国会演説すら行われていない。憲法に基づく野党の臨時国会召集要求も無視して、である。

こうした国会軽視、憲法軽視の姿勢をまず正さなければ「謙虚」も「真摯」も口先だけ、と言われても仕方がない。

自民党の議員たちにも問う。

首相の政策や政治姿勢に何の異論もないのか。活発な議論を失ったまま、唯々諾々とついていくだけの与党でいいのか。

公明党の衆院選比例区の得票数は、05年の郵政選挙をピークに減少傾向にある。山口那津男代表が反対を明言していた集団的自衛権行使を認めたように、今度は憲法への自衛隊明記を受け入れるのか。

主張すべきは主張し、緊張感ある政治を実現する。その責任に野党も与党もない。

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TBSラジオ 荒川強啓デイ・キャッチ!(2017/10/24) 小西克哉 衆院選とリベラルの意味を語る by limitlesslife
October 25, 2017, 1:58 am
Filed under: 総選挙

 

永岡です、TBSラジオの、荒川強啓デイ・キャッチ! 火曜日のレギュラーは国際ジャーナリストの小西克哉さんでした。

デイキャッチャーズボイス、与党の圧勝に終わった衆院選、リベラルをどう考えるか、小西さん、野党が分裂せざるを得ず、これを利用したASS(abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん)による、解散権の濫用は国会で議論すべきだが、野党の乱立だけが野党の敗因ではなく、小池氏はゴルフの喩でASSは右に飛ばしていただけ、小池氏は第2の保守として中道を行くというもの、穏健の保守として見られたかったが、強啓さん、スライスする、フェアウエーしないと指摘されて、小西さん、左、左翼、リベラルと言われて、リベラルは保守でないという意味になるが、野党はこれを押し出さず、リベラルは何を主張するか、立憲民主党は準備で来ておらず、分厚さに欠けて、しかし自民党は幼児教育無償化、維新のやり方の剽窃で社会政策を謳い、しかしこれはリベラルの本当の意味で、イギリスでもそうであり、アメリカは異なり、オバマ氏は皆保険を目指し、リベラル=分厚い社会政策、教育、年金、介護であり、しかし日本で今回の選挙では憲法改悪と消費税、原発、モリカケ疑惑、テレビのワイドショーが争点を作り、ASSはドアホノミクスをいい、争点はASSとテレビに設定されて、リベラルは争点を設定せず、アメリカだとオバマ氏のようなこと、イギリスでは金融緩和、小林よしのり氏は、ASSは保守ではないといい、リベラルの経済政策を乗っ取られて、幼稚園の無償化、大学の無償化はサンダース氏が言い、財源はどこかとメディアが追及するが、教育国債を出せばいい、建設国債、復興国債があり、消費税を5%に戻すのがリベラルであり、しかし9条を争点にしたが、今の日本の一番の危機は少子高齢化、ASSに言わせるのではなく、リベラルが言うべきで、大きな政府と言いにくいが、配分を作るべきで、日本だと貧しい人、グローバリズムで落ちぶれた人は自分が悪かったと思い、欧米人は政府が悪いと思うので、日本だと保守が強いのだと締めくくられました。以上、小西さんのお話でした。



安倍首相、枝野氏台頭に顔面蒼白   by limitlesslife
October 25, 2017, 1:55 am
Filed under: 総選挙
安倍首相、枝野氏台頭に顔面蒼白
…自民党内の反安倍、立憲民主党と連携で「安倍下ろし」も

2017年10月24日 04時02分 ビジネスジャーナル

22日に投開票された衆院選では、自民党・公明党連立与党が全議席の3分の2を獲得し
たが、安倍晋三首相や山口那津男公明党代表の顔色はまったくさえない。「枝野幸男氏
が党首を務める立憲民主党が野党第一党になって、誰よりも脅威に感じているのが、ほ
かならぬ安倍首相」と解説するのが、政治ジャーナリストの朝霞唯夫氏だ。しかも、こ
れまでの「安倍一強」の時代が終わりを告げ、これからの政局や選挙民の世論は自民党
の派閥をも巻き込み、「親安倍vs.反安倍」に移っていくという。

安倍首相のシナリオは、希望の党が第一党になり、阿吽の呼吸で国会運営を進めてい
くというものだったが、現実主義者で反安倍の対抗軸を示した枝野代表により、そのシ
ナリオが狂ったのが安倍首相の笑顔が消えた理由だ。自民党の派閥も清和会、大宏池会
結成、旧木曜クラブの3派に収斂し、派閥活動も活発化していくという見立てだ。これ
からの政局は与野党問わず刺激的な政局になっていくだろう。そこで今回、衆院選後の
政局について、朝霞唯夫氏にインタビューを行った。

●憲法改正

――今回の衆院選の結果を見て、安倍首相はどのように動き、何を考えていると思いま
すか。

朝霞氏(以下、朝霞) 自公連立与党で3分の2の超安定議席を得たことで、政局は憲法
改正に動きます。そして実際、安倍首相もその方向に舵を切っていくでしょう。しかし
、簡単に憲法改正が進むかといえば、そこは不透明です。今回、立憲民主党が野党第一
党に躍り出た背景には、無党派層に加え、共産党票の一部だけではなく、公明党票の一
部も流入しているのです。

今回の選挙結果に危機感をもった山口公明党代表は、安倍首相に対してブレーキ役を
果たすでしょうし、安倍首相は現行憲法を活かしつつ、加憲という方向で落としどころ
を考えています。

選挙期間中、引退した高村正彦副総裁に続投要請し、憲法改正の責任者としての役割
を果たすとの説が浮上しました。とにかく、どのような手段を使っても安倍首相は憲法
改正をしたいという強い意欲です。

――憲法改正に向けての障害も多そうですが。

朝霞 安倍首相は前のめりになって憲法改正に動きますが、自身のアキレス腱があり、
それが「森友・加計学園問題(以下、モリカケ)」です。安倍首相は、重点公約に掲げ
ていた憲法改正や消費税増税2%分の用途も含めて国会で議論するため、「モリカケ」
について討議する時間はないというのがロジックでした。これが民進党や希望の党が野
党第一党であれば、安倍首相のロジックにはまっていましたが、野党第一党が立憲民主
党になったことが安倍首相の大きな誤算でした。

もし、希望の党が野党第一党になれば安倍首相のロジックに沿い、「モリカケ」より
も憲法改正が優先順位になっていました。それがそうではなくなり、安倍首相は今後は
イライラする日がでしょう。

――山口公明党代表はさっそく、憲法改正は野党第一党の理解が必要と牽制球を投げま
した。

朝霞 公明党の意思としては、「憲法改正はそんなに簡単に進みませんよ」と暗に言っ
ています。公明党も憲法改正にはそれほど積極的ではありませんし、そもそも自民党内
でまとまるかどうか。たとえば二階俊博自民党幹事長は、「期限を定めずしっかりやろ
う」と言っていますが、表向きはそうでも本心は積極的ではないのです。

――憲法改正よりも説明すべきこと、やるべきことが多いという声もあります。

朝霞 野党や世論は「モリカケをしっかり説明しろ」と言い、安倍首相は、これからも
しっかりと説明責任を果たします」と選挙期間中に演説してきましたが、これまで1回
も説明したことがないのです。日本経済新聞の世論調査では、安倍内閣支持率は37%、
不支持率は48%で、不支持率が支持率を上回っています。朝日新聞や毎日新聞ならわか
りますが、日経新聞の支持率がこれではかなり深刻です。NHKも同様な結果が出ていま
す。このままだと国民のフラストレーションは永久にたまっていく一方です。

与党議員からも「モリカケは、安倍夫婦とそのお友達の問題でしょう。そんなことに
われわれが巻き込まれるのは迷惑です」という声が上がっています。そもそも、「なん
でこんな時に選挙なの」という声もあります。候補者も、小泉進次郎氏が応援演説する
ときは別ですが、駅で選挙民に挨拶するときに、「あんたたち、しっかりしなさいよ」
という苦情の声も多く聞かれたのです。それがたまたま野党がまとまらず、台風襲来で
投票率が下がり、自民党は何もしなくて勝っただけであって、本来は現職議員が何人討
ち死にするかわからない選挙でした。

しかも臨時国会冒頭解散という支持率をさらに下げる暴挙に出ましたが、安倍首相も
解散するか否かでぎりぎりの線まで悩み、解散会見当日に小池百合子氏が「希望の党」
結党会見を行なったときは、安倍首相は内心「困ったことになった」と思ったでしょう
。実は、この作戦の軍師は小沢一郎自由党代表と前原誠司民進党代表で、ここまではう
まくいっていました。それが小池代表と前原代表の暴走により野党は混乱し、選挙戦に
突入してしまったのです。

●公明党の歴史的大敗

――とりあえず特別国会の開催により、首班指名は安倍首相が引き続き選任されますが
、臨時国会は開かれるのでしょうか。

朝霞 臨時国会開催はわかりません。そもそも仮に臨時国会が開催されたとしても、非
常に短い期間ですので、重要法案を審議する時間がありません。ですから重要法案は、
来年の通常国会に先送りされます。

――今回の公明党は歴史的大敗です。これをどう見ますか

朝霞 創価学会の集票マシーンがフル回転して、小選挙区で公明党候補者が落選すると
いうことは通常ありえないことです。もともと自民党支持者は、公明党候補者に熱心に
票を入れないことはわかっていたのですが、F票(創価学会員のお友達の票)を発掘でき
なかったことも大きいです。東京に限っていえば、都議選で住民票を東京に移した創価
学会員が、住民票を本来ならば別の重点地区に移動する手はずでしたが、衆院選と都議
選の間隔が短かったため、東京都内での投票地になってしまったという話も聞いていま
す。

――支持母体である創価学会、とりわけ選挙で活躍する婦人部の動向が気になるところ
です。

朝霞 婦人部の怒りの矛先が自民党に向き、都知事選、都議選でそれが如実に現れまし
た。はじめは、婦人部からは小池代表の評価は、「悪い自民党に立ち向かうジャンヌダ
ルク」でした。ところが小池氏のミスで「ジャンヌダルクからマリーアントワネット」
に変化、今度は、婦人部の怒りが自民党だけではなく、希望の党にも向いたのです。そ
こで婦人部の一部は、独自の意向が働き立憲民主党の候補者に投票したのです。その理
由は、安倍首相のことはとことん嫌っているからです。

そもそも公明党は生活と平和の党で、基本的にお子さんを育てて苦労されているお母
さんたちであり、好戦的な安倍首相が嫌いなのです。「安倍首相も小池代表も嫌い」と
なったとき、選択肢は立憲民主党だったのでしょう。

――枝野氏が1人で立憲民主党結党会見した際、誰も野党第一党になるとは想像しませ
んでした。

朝霞 わたしたちメディアは、政治家を保守とリベラルに色分けをします。枝野代表は
リベラルと思われがちですが、現実主義者で政策を見ても旧社会党のような左翼的な政
策を掲げていません。それではなぜ、野党第一党に躍り出たかといえば、自民党に代わ
る受け皿をつくったことに尽きるのです。もっと言うと、反自民党というよりも反安倍
の受け皿をつくったことが大きいです。反安倍だからといって共産党を支持するわけに
いかない方は多くいます。反安倍でメニューを明確にして対抗軸になったことが、今回
の勝利に尽きます。

たとえば、小池代表の失策は、いわゆる「排除の論理」もあったかもしれませんが、
安倍首相に対しては「是々非々」「連携もある」という姿勢で望むとの対応でした。日
本維新の会も同じです。この「是々非々」という言葉は立ち位置が明確でなく、選挙民
からは、「数が取れれば、安倍に賛成するのでしょ」と思われました。だから、選挙で
勝てなかったのです。

――安倍首相は、立憲民主党が野党第一党になってどう考えているでしょう。

朝霞 政局はやりにくいこと極まりないでしょう。枝野代表は反安倍であり、しかも現
実路線ですから、与党から「対案を出せ」と言われれば、理屈の通った対案も提出しま
す。今の国会議員は60に満たないですが、あと1カ月もすれば70を超えてきます。

●自民党内の派閥に変化

――安倍一強といわれる自民党内ですが、派閥に変化がありますか。

朝霞 中長期的な政局で見ると、自民党は今後3つの派閥に収斂されていきます。麻生
派に山東派が加わり、これに岸田派を加えて大宏池会構想の実現を狙っています。今、
大島理森氏が衆議院議長ですが、次の議長を考えた場合、かっぷくやキャリアを考えれ
ば、額賀福志郎氏です。平成研究会という派閥を率いていますが、議長になると派閥の
長が代替わりするので、その際に平成研究会会長は竹下亘氏です。竹下氏と二階氏はよ
しみを通じ、二階派や石破派も合流し、旧田中派(木曜クラブ)の復活を狙います。清和
会、大宏池会、木曜クラブの3派の動向が次の自民党総裁選のポスト争いにも影響を及
ぼすでしょう。カラーでいえば、清和会は岸派の流れをくむ自民党傍流で、各派閥は自
民党本流としての力を戻すことになっていくのではないでしょうか。

しかも今回、清和会は選挙で人材を落としましたので、安倍首相の顔色は冴えません
。今まで以上に強引な国会運営は、もはやできないのです。さらに支持率が下がれば後
ろから寝首をかかれることがあるのです。

各党首インタビューでも、これまでの選挙戦では満面の笑みを隠せませんでしたが、
今回は笑っていませんでした。最初は恐れおののき、解散をし、風向きが代わりこれは
行けると思った結果、ふたを開ければ、現実主義者で反安倍の代表格である枝野代表が
台頭したというのは本当に脅威です。自民党政局が揺らげば、枝野代表と組むぞといつ
でも脅すことが清和会以外の派閥がカードとして持つことができたので、枝野代表の存
在は安倍首相にとっては極めて大きな脅威になっています。

本来、安倍首相にとってのベストシナリオは、希望の党が100を超えず80あたりでと
どまり、野党第一党になることでした。これに日本維新の会も加われば国会運営も政局
も自由になると想定していたのです。その思惑が大きく外れました。

――その希望の党ですが、そもそも今後、党として維持できるのでしょうか。

朝霞 そもそも今もって党規約も幹事長も決まっていない政党は組織といえるのでしょ
うか。パリに行くことが決まり、旧日本新党からの友人である樽床伸二氏に代表代行を
任せるなど、小池氏には安倍首相の「お友達政治」を批判する資格はありません。

小池氏は党務経験が少ないので党運営などのマネージメント能力が欠如しています。
野球にたとえれば10年連続で3割バッターとして活躍するようなスター選手なのかもし
れませんが、監督としての能力はまったくありません。企業でいえば、企業経営者にも
向いていません。存続させるためには解党的な出直しをして、民主的なルールをつくる
。仮に次の代表を選ぶ局面になれば、お友達を後任に選ぶのでは、それはもはや小学校
の学級委員を選ぶのと同じです。

組織なのですから、党規約を定め、推薦人を集め、しかるべく時に代表戦を行ない、
選挙で決着をつける。政党のあり方はこのようことです。しかし、現実には代表を選任
する規約が存在しないというのは、どれだけ有権者を馬鹿にした政党なのかと憤慨して
います。

もし仮に組織として再生する可能性があれば、小池氏個人ですべて政策や基本理念な
どを決めるのではなく、規約にのっとり集団の力で決めていくことに尽きます。もしで
きなければ、引き潮のように希望の党から国会議員が去って行きます。ある人は、「立
憲民主党さん、面倒見てください」という方もいれば、「私は当分、選挙もないので無
所属でいいよ」という方もいるでしょう。

――同じく自民党の補完勢力である日本維新の会も退潮ムードでした。

朝霞 大阪圏内に限っていえば、自民党大阪府連が勢力の巻き返しに成功したことが大
きいです。もともと、大阪や京都は左派が強い地域なのです。辻元清美氏が選挙に強い
のは、その大阪ならではの土壌があります。

日本維新の会の退潮は、希望の党とも話がリンクしますが、安倍政治に対して「是々
非々」と言いつつも、与党なのか野党なのか軸足をはっきりしないと有権者は不安にな
ります。1976年に河野洋平氏らが自民党を離党し新自由クラブを結党しましたが、最初
は人気がありました。しかし結局、自民党と連立し、完全に補完勢力となり、党そのも
のが消滅しました。自民党の補完勢力は後の時代にも歴史的に存在しましたが、いずれ
も消滅しています。なぜ、自民党の補完勢力が消滅するかといえば、自民党が好きな人
は自民党に投票すれば済む話ですから、補完勢力に投票しません。よって補完勢力は消
滅する運命なのです。

――今後の政局をスバリ占うキーワードは。

朝霞 これまでのキーワードは「安倍一強」でした。それが「親安倍vs.反安倍」に代
わります。自民党各派閥、各政党は、軸足をどこに置くかで政局は変化します。もはや
、安倍政治に対して「是々非々」という文言は通用しません。「親安倍」か「反安倍」
かのどちらに旗を立てるかが、今後の政局を占う大きなキーワードになっていくでしょ
う。

――ありがとうございました。
(構成=長井雄一朗/ライター)

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



(2017衆院選)憲法・安保、この先は 野中尚人さん、植木千可子さん、南野森さん by limitlesslife
October 25, 2017, 1:54 am
Filed under: 総選挙

2017年10月24日05時00分

 安倍晋三首相の唐突な解散で始まった衆院選は、与党の大勝に終わり、野党の構図は激変した。この国は、どこへ向かっていくのか。選挙結果の背景と今後について、政治学者の野中尚人氏、安全保障を専門とする植木千可子氏、憲法学者の南野森氏の3人が語り合った。(司会は国分高史編集委員)

■変化夢見て安定選んだログイン前の続き国民 植木/首相が封じた国民の選択権 野中

――朝日新聞の出口調査では安倍政権の継続を望む人は46%でしたが、自公は3分の2の議席を確保しました。勝者は誰だったのでしょう。

野中 自民党が勝ったのは間違いないが、野党勢力が分断か分裂していたことが流れを決めた。当然、野党側に問題があり、民進党の対応に、責任の大半は帰着するだろう。

植木 小選挙区制では、野党が割れていれば、与党が勝つ。今回、安倍・自民党政権を継続させるのか、代えるのかを有権者は考えたと思う。自民党は「政権担当能力がある」「実績がある」という訴えをした。多くの国民は、変化を夢見ながらも、安定を選んだのだろう。政権の手法などに対して違和感を抱き、全面的に支持はできないなと感じていても、野党側のこの数カ月のゴタゴタや民進党の前原誠司代表の判断の甘さとミス、そして分裂という流れを見てそうなったのだろう。

野中 ただし、深刻な裏の補助線がある。解散権だ。野党の態勢が整わないタイミングを狙って解散するのは、国民の選択権を事実上奪う許し難い行為だ。世界的にも、先進国ではもうほとんどやっていない。参議院選挙では日程が決まっていて、野党はいろいろな話し合いを積み重ね、共闘ができた。今回のように、不意打ちをして選挙をすることが、いかに深刻な結果をもたらしているか。

挑発的な言い方をすれば、安倍首相が野党に勝った側面はあったが、首相が国民の選択権を封じ込めることに成功したのではないか。これが民主主義を破壊している。

南野 解散権は、全衆院議員の首を一斉に切る強大な権力なので、行使には正当な理由が求められるが、それは主観的にならざるを得ない。立憲的でないとか憲法の趣旨にそっていないといった言い方はできるが、はっきりと憲法違反だと言うのは難しい。

他方、今回は、4野党が憲法53条に基づき臨時国会召集要求をしたのに、3カ月たなざらしにし、開いたら100秒で解散という問題もある。憲法学の立場からは、憲法の規定に対する軽さ、非立憲的な政治運用は、指摘しておかねばならない。それは憲法的に良くないと声を上げることが大切だが、聞く耳のない人には届かない。そこが歯がゆく、憲法問題の悩ましいところだ。権力者を縛るのは本当に難しい。

植木 この間安倍首相はギリギリのことをずっとやっている。解散も正当な理由ではないとほとんどの国民は思っていたにもかかわらず、与党が勝利した。横暴でも、与党は解散のタイミングを選べるし、国民に実績を示しやすい。野党は「許せない」と言うだけで政権がとれるわけではない。いつ解散されても受けて立つような努力を、与党の倍以上やらないと勝てない。

――安倍政権は若い世代から強い支持を受けています。

植木 私が指導している学生でも、安倍首相の外交や政策に批判的で、主張としては野党に近いにもかかわらず選ぶ政党は自民党だという。実際、国会議員と話していると、やはり自民党の議員はよく勉強している。仕組みとして、政権の側は情報が入りやすく、官僚も説明にやって来る。野党は相当に努力しないと差がついてしまう。

南野 学生は、ものごころついたときから安倍首相民主党政権はみんなが失敗だったと悪口を言うので、ほかに選択肢を思いつかない。それなりに勉強している大人は、じゃあ野党にやらせてみようとか、冒険するという選択肢を思い浮かべられるが、若い人はなかなかそうならない。

野中 経済的な保守主義もあるだろう。自分たちの将来は基本的に就職できるかどうかにかかっている。今はいいらしいからこれは変えない方がいいという意識ではないか。

植木 若者は、私たちの頃よりは不安を感じていると思う。右肩上がりの時代は終わり、もう戻ってこない。余裕がないから、野党を選ぶ冒険はしない。

――野党はどう対抗すべきですか。

野中 野党が、政権の失敗を待つ「受け皿」ではなく、「本当の選択肢」として競合することが重要だろう。風を起こすことも含めて、自分たちでつくっていくという姿勢が必要だ。そのためには、総選挙後の1年間が重要になる。この期間は、よほどのことがなければ衆院は解散されない。その間に、きちんと組織をつくって、自公に対抗できるだけの政策を提示できるかどうかが鍵になる。

■賛否答えようない改憲議論 南野/対北朝鮮で具体策語られず 植木

――自民党は改憲4項目を公約に掲げましたが、改憲は争点になったといえるのでしょうか。

南野 自民党を支持した人が憲法を改正してほしいから投票した、とは思わない。自民党の候補者は選挙戦で改憲を強く訴えていなかった。憲法のどこをどう変えるのか、といった意味のある改憲議論はなされなかった。

そもそもゴリゴリの護憲論者でない限り、どういう内容の改正に賛成か、反対かを尋ねられないと答えようがない。立憲民主党も、首相の解散権を制約する憲法改正は考えるべきだと言っており、改憲派とも言える。

植木 9条が国際状況とあわなくなっている側面はある。専守防衛ならば国連平和維持活動(PKO)に自衛隊を出すのはおかしいが、国連加盟国としての責任もある。軍事力を使わないことを厳守するのか、あるいはもっと積極的に参加するのか。そういう議論は今回の選挙では、出てこなかった。

いま行われている改憲の議論は情緒的だ。自衛官が子供に「お父さんは憲法違反なの?」と聞かれたとか、災害派遣などで一生懸命やっている自衛隊を憲法に明記したいとか……。

野中 憲法は、本来の意味で選挙の争点になったとはとてもいえない。これだけ大事なことを選挙で問うのなら、半年か1年は国会で議論して、与野党間の考え方の違いを析出すべきだった。それを一切やらずに「みなさん選んでください」というのは、国民を馬鹿にしている。

番の問題は、安倍首相という憲法を順守する意識の低い人が、憲法を改正すると言っていることだろう。いま守っていない人間が、改正した憲法を守るといえるのか。

――自公で衆院の3分の2を超え、希望と維新を加えれば「改憲勢力」はこれまでになく増えました。

南野 安倍首相の改憲論は、とにかく変えられるなら何でもいいからどこか変えたいという感じだ。維新がのるなら教育無償化でもいい、あるいは最近なら参議院の選挙区の合区。とにかく口を開けば、改憲条項が変わる。

解散権や強すぎる参議院など、現行の条文で不合理な点があるなら、改憲を検討してもいいが、まずはそれが本当に必要な改憲なのかを見極めなくてはいけない。

植木 何が問題で改正が必要なのかを、各党がきちんと説明できることが大切だ。もし9条を改正するならば、同時にいくつかの制度改正や制度作りが不可欠になる。安保法制もそうだったが、政府が判断を誤らないための制度づくりは重要だ。ただ9条に自衛隊を明記すればよい、という話ではない。

南野 憲法改正ではなく、一般の法律ではできないのか、という点も考える必要がある。日本の憲法は、条文の数が少なくて短いのが特徴だ。簡潔に書かれていて、細かいことは法律で、となっている部分が多い。例えば教育の無償化や環境権は、憲法改正しなければできないわけではない。

野中 私がやった方がよいと思う改正は、国会の本会議の定足数の見直しだ。憲法に3分の1以上と書いてあるが、もっと少ない人数でも討論が行えるようにすべきだ。国会での議論を活発にするには、国会の運営の仕方を、抜本的に変えていくことが必要だ。

――安倍首相北朝鮮問題を「国難」として争点にしました。

植木 争点にはしたが、実は具体的には何も語っていない。「強い外交をめざします」といった抽象的なことに終始している。

例えば、こういう一線を越えたら、日本は米国と一緒にこういう行動を取る。あるいはこういう行動を取れば北朝鮮の体制を保障する。そういったことを明示したうえで選挙で信を問い、300を超える議席を得たなら、北朝鮮に対して強いシグナルになったが、あいまいな言い方では効果はない。シグナルとして選挙を使うことは、それをほごにすると政権にとってダメージになるので信憑性(しんぴょうせい)がある。しかし、今回はそういう使い方をしていない。

野中 ただ「国難」と言って危機感をあおるのは、ポピュリズムの典型例だ。「あそこに黒い雲があるから大変だ」と言うのと変わらない。北朝鮮情勢が厳しい状況にあるのは確かで、現実的に対応するしかない。しかし、具体的な論点について触れられないなら、こうした形で争点にすべきではない。

南野 安倍政権こそある意味で平和ボケしているのではないか。どれだけ怖いことになるのかというリアルな感覚がない。「(軍事力行使など)あらゆる選択肢がある」といっているトランプ大統領を無条件に支持すると公言するのは、普通だとできない。

植木 軍事力を語るときは、夜も眠れないほどに悩まなくてはいけない。それを、非常に軽いかたちで言ってしまう。覚悟もないのにただ言うのは無責任だ。北朝鮮が目指しているのは、体制維持だ。2003年の米国によるイラク攻撃のような体制変革を恐れている。安倍首相は圧力を増すと言う。圧力だけで核開発を放棄させるには、体制変革よりもっと恐ろしいことが起こり得るという認識を、北朝鮮に持たせないと効果がない。

■現実的でない保守二大政党 野中/有権者も野党育てる感覚を 南野

――小池百合子氏が立ち上げた希望の党をどう評価しますか。

植木 最初は、「しがらみのない政治」への期待は大きかったと思う。国会が官邸をチェックできず、霞が関も官邸の意向に逆らえない。そうした状態を変えたいと思う人も多かっただろう。ただ、対話を軽視し、排除を公言する小池氏の言動に、安倍政権の姿勢に通じるものを国民が見たのではないか。それが失速を招いたのだと思う。

南野 希望の党が失速したのは、あまりにも雑多な集団だったからだろう。自主憲法制定を主張する候補者と、憲法9条改正は反対だという候補者が、同じ希望の党という看板で出ている。これは何なんだと有権者が思うのは当然だ。

植木 本来、政党は、組織でまとまっているから力を発揮できる。希望の党も民進党も、組織の体をなしていないことが露呈してしまった。

野中 保守二大政党の並立が現実的ではないということが、如実に示されたといえるだろう。小選挙区の比重が大きい以上、野党は結集することを考えなければいけないのだが、希望の党はそうしなかった。多様な理念をまとめていくという方向性ではなかった。それがわかったから、国民は離れていったのだろう。一方、立憲民主党は、リベラルな考えを持つ人が集まり、その核になろうとした。たかだか数議席の差とはいえ、立憲民主党が野党第1党になったというのは、かなり象徴的な話だと思う。

――立憲民主党の今後をどう見ますか。

植木 政策をどれだけ具体的に国民に提示できるかにかかっている。上からのトップダウンの政治ではなく、下からの草の根民主主義というのであれば、それを実際の政策にどこまで落とし込めるのか。憲法の問題は必ずしも国民の最大の関心事ではない。老後への備えや、自分たちは子供が持てるのか、子供の将来はどうかということが一番の関心だろう。

南野 立憲民主党を一時のブームに終わらせないためには、有権者が長期的に野党を育てるという感覚が必要だろう。かつて3年間やらせたら失敗した、だからもう二度とやらせないという発想ではいけない。失敗から学んだはずだから、次は頑張れよ、という感覚でやっていかないと、いつまでも政権交代が起きない。より悪い政権が出てくる可能性がゼロでないとしても、政権交代はあったほうがいい。

野中 日本の戦後政治が特殊だったのは、政権交代がないのが普通だという意識を国民に植え付けていたことだ。それをやったのは自民党だ。自民党は典型的な包括政党で、お金を使って、右も左も、あらゆる人の支持を集めようとした。問題の本当の意味での把握とその解決への取り組みを先送りしてきた。その一番の典型的な例が少子化対策であり、女性の活用だ。

――今回の選挙で、小選挙区制の行き詰まりがあらわになったという見方もあります。

南野 野党分裂で自民党が漁夫の利を得たというのは、明らかに小選挙区制の産物だ。私自身は、小選挙区制と日本社会が不適合を起こしていると思う。一つの解決策は、中選挙区制に戻すことだろう。もう一つの解決策は、小選挙区制を前提としつつも、去年の参院選のように、野党共闘や戦略的投票によって、よりましな民主政治の運営をめざすことだろう。国民の側が、現在の選挙制度がどういう特性を持っているかを理解し、どうするのがよりましかという発想で投票するというやり方もあると思う。

野中 小選挙区制中選挙区制に戻せば、政権交代を封印することになってしまう。中選挙区制では、自民党公明党の牙城(がじょう)を崩すのは極めて難しいからだ。小選挙区だからこそ、野党が選挙協力をやれば、自公にも対抗できることがわかった。政権交代が重要と考えるなら、今の選挙制度は決して悪くない。問題は、野党が今の制度をうまく使いこなせていないことだ。

――各政党の政策に大きな差が見られなくなっています。

南野 大きな違いがないのは確かだが、所得の再分配や税をめぐっては、自民党と立憲民主党共産党に政策の違いはあった。希望の党が、企業の内部留保への課税を唱えたことも注目していいだろう。そういう意味ではまだ政策論争の余地はあると思う。

野中 政策の選択肢が少ないことは、成熟した民主国家である以上、ある意味でやむを得ない。他方で、グローバル化がもたらす移民や難民の問題、格差拡大などをめぐる争点がこれからどんどん出てくるだろう。問題は、それをまとめ上げる構想力を野党が持つかどうかにある。

植木 日本はGDP国内総生産)の2倍以上という国際的に見ても類がないほどの借金をしている。今回、財政再建はまた棚上げにされた。与党も野党も国民に厳しい話を提示せず、先送りにするのは無責任ではないか。

のなかなおと 学習院大学教授 現代日本政治、比較政治が専門で、「さらばガラパゴス政治」「政策会議と討論なき国会」(共著)など著書多数。フランス、英国、イタリアでも研究を重ねた。

うえきちかこ 早稲田大学教授 専門は国際安全保障。北京大学客員研究員、防衛省防衛研究所主任研究官などを経て08年から現職。米マサチューセッツ工科大学博士。著書に「平和のための戦争論」。

みなみのしげる 九州大学教授 専門は憲法学。94年東京大学法学部卒業。九州大学准教授を経て、2014年から現職。編著に「憲法学の世界」、AKB48の内山奈月さん(当時)との共著「憲法主義」など。



党内から小池代表に怨嗟の声 希望の党“電撃解党”へ秒読み by limitlesslife
October 24, 2017, 9:20 pm
Filed under: 総選挙

小池代表がリセットされる?(C)日刊ゲンダイ
小池代表がリセットされる?(C)日刊ゲンダイ
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 大揺れは確実だ。公示前勢力の57議席を大きく下回り、大惨敗を喫した「希望の党」。代表の小池百合子都知事がパリ出張から帰国する25日に党両院議員懇談会を開き、執行部の人選や首相指名選挙の対応を協議する方針だが、それでオシマイとなるはずがない。小池代表の責任を問う声が続出するのは間違いなく、ブチ切れた小池代表が「解党」を言い出す可能性もある。

新党の設立を総務相に届けてから約1カ月。党内は「苦戦を招いた責任は小池代表」「代表解任決議を出す」と怨嗟の声であふれ返っているという。選挙目当てで新党に擦り寄り、小池代表に金タマを握られて言いなりになっていたクセに、負けた途端、グダグダ愚痴る姿は見るに堪えないが、ある民進党関係者は「理解できなくもない」と言い、こう続ける。

「『日本のこころ』を離党した中山恭子参院議員のダンナである中山成彬さんを比例九州ブロックの単独1位候補にしたのは論外ですが、小池さんの公認候補選びがデタラメ過ぎた。とりわけ酷かったのが近畿です。突然、代表代行に据えた仲良しの樽床伸二元総務相を比例近畿ブロックの単独1位で厚遇し、2位に元防衛官僚で小池さんの部下だった井上一徳さんをねじ込んだ。井上さんは選挙区で惨敗し、惜敗率は32%だったのに比例復活ですよ。一方、奈良1区の馬淵澄夫元国交相は惜敗率97%、兵庫1区の民進党政調副会長の井坂信彦さんは惜敗率82%なのに、それぞれ落選です。どう考えてもおかしいでしょう」

 小池代表は選挙期間中、「オトモダチ忖度政治が良いのか」「脱しがらみ政治」と声高に叫んでいたが、何のことはない。小池代表自身が安倍以上に“お友達大好き”の政治家だったわけだ。政治評論家の山口朝雄氏がこう言う。

「かつての民主党のように国民からの信頼を失った政党はあっという間に崩れる。希望はこの先も支持が広がるとは考えにくいため、解党の可能性も出てくるでしょう」

結党会見で「日本をリセットする」と息巻いていた小池代表だが、自分自身がリセットされる時が刻一刻と迫っている。

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コメント:大同団結で希望の党の筈が排除分解で絶望の党になり、安倍臍噛打倒が安倍抱腹絶倒で国民まで絶望の党になり果てた。自分ファーストだけの希望の党に擦り寄った他人には絶望の党は絶望の党になり、他の誰にももはや見放された絶望の党は解党の希望しかない。


野党一本化なら63選挙区で勝敗逆転 得票合算の試算 by limitlesslife

田嶋慶彦 石松恒

2017年10月23日21時07分

 今回の衆院選は、政権批判票の受け皿となる野党が分散したのが大きな特徴だ。複数の野党候補(野党系無所属を含む)が競合した「野党分裂型」226選挙区のうち、約8割の183選挙区で与党候補が勝利をおさめた。一方、朝日新聞が各野党候補の得票を単純合算して試算したところ、このうち3割超の63選挙区で勝敗が逆転する結果となり、野党の分散が与党側に有利に働いたことがうかがえる。

「野党分裂型」の226選挙区は全289選挙区の78%を占める。結果は与党183勝、野党43勝と与党側の大勝だった。これに対し、「与野党一騎打ち型」の57選挙区では、与党39勝、野党18勝。分裂型に比べて野党側が善戦した。

野党が分散した最大の原因は、民進党の分裂だ。民進の前原誠司代表が衆院選前に小池百合子東京都知事率いる希望の党への合流を表明。民進で立候補を予定していた人は希望、立憲民主党、無所属に3分裂した。

ただ、民進は前原執行部の発足以前、共産党社民党などとの野党共闘を進めていた。昨年7月の参院選では、32の1人区で野党統一候補を擁立し、11勝という成果を上げていた。

そこで、「立憲、希望、共産、社民、野党系無所属による野党共闘」が成功していればという仮定のもと、朝日新聞は独自に、各選挙区でのこれらの候補の得票を単純に合算する試算を行った。その結果、「野党分裂型」226選挙区のうち、63選挙区で勝敗が入れ替わり、与党120勝、野党106勝となった。

ログイン前の続き63選挙区のうち、圧倒的に多いのが、希望と共産が競合するパターンで、49選挙区にのぼる。また、立憲と希望が競合したのは19選挙区あった。

東京では、「野党分裂型」のうち、与党勝利の19選挙区を試算すると、14選挙区で野党勝利に逆転。萩生田光一自民党幹事長代行、下村博文・元文部科学相、石原伸晃・前経済再生相はいずれも「立憲・希望・共産」候補の合計得票数を下回った。

また、野党統一候補が実現していれば、閣僚経験者も議席を脅かされる試算となった。野党候補の合計得票数は上川陽子法相、江崎鉄磨沖縄北方相の2閣僚の得票数を上回ったほか、金田勝年・前法相も「希望・共産」候補の合計得票数には届いていない。(田嶋慶彦)

■共闘崩壊で社共は「恨み節」

与野党で「1対1」の構図をつくる試みは失敗し、候補者の乱立で自民に「漁夫の利」を奪われた格好の野党からは、分断のきっかけをつくった民進党への「恨み節」が相次いだ。

「率直に民進党の行為には強い怒りを感じている。もし(民進、共産、自由、社民の)4野党の固まりとして総選挙を戦う形が取れたら、こんな自公の多数を許す結果にならなかった」

共産の志位和夫委員長は23日未明の記者会見で、解散直前に希望の党への合流方針を表明し、4党の野党共闘路線を壊した前原氏を強い言葉で批判した。比例得票の割合が33%だった自民が、小選挙区を含めた全議席(計465)の61%を得たことについて、同日発表した党常任幹部会声明で「虚構の多数に過ぎない」と指摘した。

社民党吉田忠智党首も23日、「接戦区は一本化したかった。前原代表の判断は疑念を持たざるを得ない」と同調した。

ただ、小選挙区での共産党の擁立方針が、野党分裂を招いた面も否めない。共産は、立憲、社民と無所属の一部との間で競合する67小選挙区で候補者を降ろしたが、「自民の補完勢力」と位置づけた希望が候補者を立てた選挙区のほとんどには擁立した。その結果、小選挙区で議席を得た沖縄1区を除き、選挙区あたり数万程度ある共産票は事実上「死票」となり、立憲幹部は「共産党が降ろしていたら勝てる希望候補はたくさんいた」と悔やんだ。

ただ、批判を浴びる前原氏の受け止めは違う。23日未明の会見で、9月の代表就任直後に相次いだ離党騒動について、「最大の理由は共産党との共闘に対する反対だった。民進党のまま野党共闘で突っ込んでいたら空中分解するほどの離党者が出た」と主張。政権選択の衆院選では、安全保障など基本政策が異なる共産との共闘は不可能との立場を取る前原氏は、希望との合流について「何らかの局面展開に賭けた。結果責任は重く受け止める」と振り返った。(石松恒)


コメント:前原の乱で野党競合の結果自公に「漁夫の利」を得させ、ここに指摘されたように63選挙区で逆転されて自公が三分の二以上とれたことは拳法改悪の発議可能にしたことは惜しんでも惜しみきれない。「結果責任は重く受け止める」というなら憲法改悪発議阻止を現実にすべきだ(創価学会から公明党に働きかけ発議反対・希望は勿論反対させる・希望に鞍替えした元民進党員を復党させるなど)。それが出来ないなら腹を切る(民進党代表を辞め・議員も辞める)。

以下憲法改悪について:

1.国民多数が誰の目にも明らかに憲法を変えることを要求する場合を除いて、公務員は憲法遵守の義務のある首相が期限を切って憲法を変えるなどと言うのは違法である。

2.憲法の根本三原則を変えることは憲法を否定することであり国家反逆罪に当たる。平和主義を変えようとすることはクーデターである。

3.憲法第九条に第三項として自衛隊を追加することは、「特殊規定優先」「(訂正)追加規定優先」の原則により前二項(戦争放棄・戦力不保持)を否定することになり、憲法の根本原則否定にあたり、国家反逆在に当たる。

4.第二次大戦の惨禍(日本のみならず関係諸国に多大の死者・負傷者・損害を出し、世界唯一の原爆被災国になるなど今に至る・永遠に償うことのできない罪悪・大罪をなした)を経験して決意し、憲法前文及び第九条に規定した憲法の根本規定・平和主義は、世界最初の(根本の人間性理解・精神態度決定まで規定した)十七条憲法(第一条:和を以って貴しとなす・第三条:篤く三宝を敬う・第六条:凡夫の故に)と大和と自らを規定する如く日本の伝統・歴史を一貫し特徴付けるものは「和」である。それを一時の一部の政権が否定することは長久・全体の伝統・歴史を否定するものであり、すべきではないし、そうする事は長久全体の国家に対する反逆罪である。

5.戦争放棄・戦力不保持の平和思想は仏教(十戒)などの東洋思想の根本であり、キリスト教(他の頬を出せ・十戒)などの西洋思想の根本でもあり、戦争の惨禍を経験して人類・生類ぜんたいの悲願・理想である(戦争と国家の密接な関係より不戦条約・国連創設など)。それを否定することは人類・生類に対する反逆であり、一切に対する罪業・罪過である。