Global Ethics


報道するラジオ(2017/7/24) 加計学園問題、南スーダン日報隠蔽問題、安倍政権ゴタゴタ世紀末スキャンダルの国会速報 半田滋さんのお話、千葉さん、水野さんの報告 by limitlesslife

 

永岡です、第254回報道するラジオ、今週も毎日放送アナウンサーの水野晶子さんの司会で放送されました。

今週のテーマはもちろん加計学園問題、ASS(abe Shinzo Shusho(c)想田和弘さん)政権の閉会中審査、和泉氏の証言と、前川氏の証言が食い違い、さらに後半には南スーダンPKO日報隠蔽問題について、東京新聞の半田滋さんがお電話で出られました。

 

ニュースは千葉猛さんの担当でした。

加計学園問題の閉会中審査、ASSの友人が理事長で、ASSが閉会中審査に出て、前川氏にキーパーソンと言われていた和泉氏が公の場に出て、和泉氏は総理の代わりに前川氏に配慮しろとしたとされる人、民進党大串氏が和泉氏に追及して、総理が自分の口から言えないから自分で言うと9月9日にしたものについて、和泉氏はしなかったと思っていると答えて、大串氏、昨年の話を追及して、和泉氏は記録が残らず、記憶では言わなかったとして、前川氏の言い分と和泉氏の言い分は真っ向から食い違い、和泉氏は記録なしで記憶によると言い、大串氏は証人喚問に出ろとして、和泉氏は国会の決定に従うとして、ASSも国会に従うというものの、水野さん、与党が圧倒的な国会で与党の思うまま、閉会中審査はASSの決定で出来て、証人喚問もASSがやれとしても、ASSは証人喚問に否定的、証人喚問から逃げているのです。

今日の国会で驚き、大串氏がASSと加計氏の関係を糺して、ASSは加計氏と14回食事、ゴルフ、特に加計学園の申請の際に6回会っており、それで加計学園のことは話題にならなかったかと糺すと、何とASSは1+1=サルマタのあとに、加計学園の話はなかったと言い、大串氏、加計学園の申請を知ったのはいつかと糺すと、ASSは何と今年の1月20日の諮問会議の時と言い!国会騒然!大串氏、加計学園の申請をその際に知ったかと糺すと、具体的な説明はなかったというもので、水野さんもエ~であり、ASSは7月以降加計氏と6回食事、ゴルフ=加計学園のことが進んでいた時、昭恵氏も同席したこともあり、しかし獣医学部や今治市のことは知らなかったと言い、リスナーからもあれに納得した人はいるのかと意見があり、加計学園決定の日まで知らなかったと信じられないというものであり、そして加計氏との食事は加計氏が払ったこともあり、ASSが払う、割り勘もある、ゴルフはASSが払ったというものの、大串氏は国家戦略特区の議長が知らない&おごられたら国家公務員の法律に禁止、割り勘でも利害関係者とゴルフ、旅行はアウト、それくらい厳しく、しかしASSは加計理事長と友人であり、リスナーからこんなことを知らなかったのかと言い、大串氏は加計氏の証人喚問を求めています。

また、今治市の関係者が一昨年4月に総理官邸を訪問、そして今年1月に決定、秘書官から希望の方向で進んでいると言われたものではあり、これは今治市の文書があり、これについて民進党今井氏が柳瀬氏に質問して、課長クラスの官邸訪問は異例、経産省の柳瀬氏がこう答えて、今治市はついにやった、官邸に来て、秘書官とあえて、さすが加計氏、総理とも会えるというものについて、柳瀬氏は会った記憶なしと言い、記憶に本当にないと、記憶にない、覚えていないの連発で国会は紛糾して、一時止まるほど。

民進党玉木氏が午後改めて質問して、今治市の職員と柳瀬氏が糺すと、今治市の職員と会った記憶なしと嘯き、自分が答えられないとすると、ASSが出しゃばり、萩生田氏が答弁している通り記録なしと言い、玉木氏が入館記録はないのかと糺すと、玉木氏、セキュリティに問題と怒り、官邸に入ったかどうかも分からず、水野さんは官邸の取材時に入館記録を取られたと言われて、千葉さん、課長クラスが官邸に行くのは異例で、今治市には記録があるのに、官邸になしで、玉木氏が突っ込んでいたもの。

さらに、文科省の、加計学園ありきの文書で、松野大臣に玉木氏が質問して、文書に加計学園への伝達とあるのに、文科省は存否を言えないとしており、特区の認められた前の日に、加計学園は今の交渉だと不十分と考えていると、大臣、局長に伝達の文書があり、タイトルも加計学園、メールにも加計学園であり、松野氏は1+1=サルマタで日本語にならず、文書の存在を6/15に相手が公開を望まないので公開せず、その後の情報公開で、相手から公開の拒否がなく、結局文書は存在すると松野氏は認めて、玉木氏、閣議決定の前に加計学園ありきの文書が認められたと追及して、松野氏は国家戦略特区のクリアの4条件に付いて、文科省の考え方を伝えて適切というもので、水野さん、加計学園へのアドバイスは、正式に加計学園に決まる昨年の11月の前の日であり、加計学園ありきと水野さんも驚かれて、ところが京都産業大学はどうかは不明。ASSは文科省は適切にやっていると言い、リスナーより、文科省の記録と、今治市の記録を官邸の都合で消せるのかと怒りの声があり、千葉さん、閉会中審査を見て、記憶にない、記録にないがあまりに多く、和泉氏も記憶なしで、前川氏の証言と平行線、他の関係者に参考人招致、証人喚問がいると言われました。

加計学園問題について、この番組の案内役であった平野幸夫さんが、加計理事長と昭恵氏なしの閉会中審査に批判をされています。

http://ameblo.jp/hirano-yukio/entry-12295137494.html?frm_id=v.mypage-checklist–article–blog—-hirano-yukio_12295137494

加計学園への伝達は、11/9に国家戦略特区の規制緩和の前日であり、正式決定は1/20=随分前から加計学園ありきと野党が問うと、当事者は記憶、記録がないと逃げて、参院は明日も予算委員会をするのです。水野さん、証人喚問が必要と言われました。

 

後半は稲田大臣の南スーダン日報隠蔽問題、半田さんがお電話で参加されて、今朝の毎日新聞にエエ!内閣の支持率が26%!であり、仙台市長選で野党が勝ち、自公は敗北、これについて半田さん、やはり都議選の際の、ASS内閣への国民の不信感が強まっていると指摘されて、要因の一つは稲田大臣のことがあり、半田さん防衛省の取材を25年されて、稲田氏の問題、南スーダン日報問題は、きっかけは当時南スーダンに派遣された自衛隊が首都ジュバで戦闘を見て、ジャーナリストの布施さんが情報公開請求→ないので回答できない→河野太郎氏、稲田氏も探せとしたら、昨年12月の陸自ではなく統幕に見つかり、2/6に布施さんに見せてばれて、これとは別に、今年1月にも陸自にあったこと判明、統幕幹部が捨てたことにしようとして、2月に黒江氏、岡部氏ら防衛省のトップが稲田氏も出席の緊急会議になり、そこでデータなし→あった→どないしょう、しかし情報公開されて、今回見つかったものが隊員の個人のもので情報公開しない(公文書でない)、しかし南スーダンでの戦闘の記録=戦闘地域に自衛隊は行ったらアカン。

隊員のメモではなく、オリジナルの日報=公文書、これの扱いに困り、首脳会議でなかったことにしようとして、陸自の複数のフォルダから消去、これは共同通信のスクープ、さらに3月にNHKのスクープ、陸自にあった→稲田氏は自分は聞いていないと、予算委員会で追及されて知らんと抜かし、さらに稲田氏のもとに、防衛監察本部、内部告発の調査を元検察官が調べて、稲田氏が命令→稲田氏が調査されて、漫才みたいな話で半田さん失笑されて、しかし陸自は稲田氏に伝えており、稲田氏は知らんと食い違い、この裏について半田さん、簡単なのはどちらかが嘘をついている、陸自が伝えたというものの、していなかった→稲田氏の虚偽答弁、しかしそれなら2月の首脳会議は何であったか、陸自のトップと国会対策を話したのか、しかし稲田氏は公開しろとしており、伏せろとは言っていないとはっきり言っていた。

陸自が伝えていなかった例は、半田さん、陸自を取材されて、統幕について、戦闘について野党に追及されたばかりで、防衛省、自衛官が大臣に無断で廃棄はせず、防衛省では大臣に上げるのが当然、少なくともお伺いを立てるものであり、そして、やっていたなら、会議で稲田氏は無言の意味は、イエスもノーも言わなかったアリバイ作り、認める→隠蔽、認めない→大臣が窮地になり、それでどちらもエライことで、稲田氏が無視した可能性を追及されました。

リスナーより、稲田氏は防衛のことを理解せず、お飾りではなかったかとの質問に、半田さん、前提がなければこんなことはあり得るが、戦闘、衝突で国会でひと悶着あり、それで稲田氏が知らなかったわけはなく、水野さん、エライことだと言うべきと指摘されて、半田さん、それが稲田氏にシビリアンコントロールとして求められて、自衛隊は国民の付託を受けた政治家がコントロール→部下の間違いを稲田氏が糺すべきであり、エライこっちゃ、情報開示しろとすべきであり、そして稲田氏が聞いていなかった(心神耗弱状態)としたら、今までの報道と異なり、次官、陸幕が勝手に決めて稲田氏を無視した可能性もあり、防衛監察の結果はまだではあるが、稲田氏の統制を受ける側が勝手に行動したら、シビリアンコントロール、国民が自衛隊からバカにされたことになる。

水野さん、自衛隊はどういう思いか、閉会中審査似て日報の問題について、共産党笠井氏が質問して、1/18の20分の会議で、黒江氏たちがASSを訪れたと追及して、ASSは1+1=サルマタで逃げて日本語になっておらず、笠井氏、3/17にも黒江氏がASSに会いに来ている→ASSは日報問題を1月から知っていたと追及して、ASSは日報があったら出せとしていたというものであり、笠井氏、総理の指示も防衛大臣も支持していないことを、防衛省が勝手にやったら大変と言い、日報問題をASSが知っていたか、半田さん、1/18に防衛次官が、日報のわかった翌日であり、統幕には12月に会っており、防衛省として認識すべき、そして3/17の件は、陸自にあった物を破棄したと報じられた後、戦闘と衝突のすったもんだ、3月にNHKが陸自の日報廃棄を報じ、ASSがいつ知ったかは大変なことであり、笠井氏の言うように総理、防衛大臣の関係ないところで制服組がやったらシビリアンコントロール否定=防衛省、こんなことなら、自衛隊のやることは何一つ信じられなくなるのです、以上、半田さんのお話でした。

 

その他のニュースも千葉さんの担当でした。

秋田県の豪雨災害、480棟に被害、避難指示は2万世帯に出て、断水も1700戸で続き、今日は新潟県佐渡で50年に1度の大雨、土砂崩れ、佐渡氏では車が川に転落して、村上市では避難指示、北陸、東北で雷を伴った大雨が懸念されます。

普天間→辺野古の差し止め請求で、沖縄県は裁判を起こして、前知事の決定を争い、翁長知事が最高裁で敗訴、しかし沖縄県の岩礁破壊許可の期限を巡るもので、漁業権のある海底の変更に知事の許可がいるとして、政府は漁協が権利放棄していて許可は要らんと却下を求めて、沖縄県は判決まで工事を止める仮処分を求めて、翁長知事は無許可の工事を批判、菅氏は移設を進めるというのです。

相模原市の知的障害者施設で19人殺された件から1年、追悼式典、家族会の代表は残忍な犯行を許せないと語っています。

九州北部豪雨災害で被災した小学校の仮設校舎、無事だった学校の校庭に建てて、被災前から小学校の統合が予定されて、新しい校舎建設も行われるのです。

 

今週の特集、閉会中審査の加計学園問題と南スーダン日誌隠蔽問題、リスナーの怒りが殺到して、加計学園問題のASSの答弁に唖然、丁寧な説明ではない、なぜ政府が閉会中審査を避けたのか、疑惑が深まったとあり、記憶、記録がないに水野さんも怒られて、和泉氏の文言は水野さんもメモされて、記憶がないので言っていないというのかと言われて、残っていないとおかしいデータがないのはおかしい、ムニャムニャ逃れるのか、自衛隊の命がけの仕事を何と思うのか、証人喚問は森友学園で100万円で起きたぞと、水野さん怒りの締めくくりでした。

…私も書き起こしをやって、こんなムチャクチャなものはなく、ましてやシビリアンコントロール、民主主義が問われています、この内容、いくらでも拡散してください、こんなデタラメを放置したら下手したら日本がまた戦争に巻き込まれて、破滅です!

 

 

 

 

Advertisements


Nスペ動画・南スーダンでの自衛隊現地状況:自衛隊員の遺書等 by limitlesslife

みなさん
お世話様
既にご覧になった方が多いと思いますが、Nスペ動画を再送します。
南スーダンから帰ってきた兵士が憲法9条の大切さを語っています。
また先日、高見利勝(北大・上智大)名誉教授は
「もし、自衛隊が安倍政権によって加憲されたら、
日本国憲法は、平和憲法と言えなくなって しまう」と述べています。
NHKスペシャルのスタッフは素晴らしいです。
前川喜平前文科省事務次官も超素晴らしい方です。
良心を持ち勇気ある、日本人、市民、勤労者は少なくありません。
         
         安保法制違憲訴訟埼玉・原告 石垣敏夫
以下転送
皆さまへ
 南スーダンでの自衛隊PKO派遣部隊の現地状況について
 以下のサイトで見ることができます。
NHKスペシャル「変貌するPKO 現場からの報告」 2017年5月28日


1999年時点で自衛隊の部隊派遣は違憲 by limitlesslife
January 16, 2017, 12:58 am
Filed under: 自衛隊(戦争参加、文民統制、・・・)
伊勢崎賢治 ?@isezakikenji 11時間11時間前
交戦権はもはや「権利」ではなく戦時国際法/国際人道法に統制されながら自衛もしく
は集団安全保障に起因した打撃力を行使する「資格」と考えるべき。その資格を9条が
否定してると考えるならば、国連事務総長告知でPKOはそれを保有すると宣言した19
99年時点で自衛隊の部隊派遣は違憲である。

ひとつの敵対行為の現場(”空”を除く)で、警察権の行使から自衛権の行使への移行
は瞬時に起こる。しかし、そこは”シームレス”ではない。戦時国際法・国際人道法の
薄いが強靭なカーテンが存在する。

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



南スーダンの自衛隊撤退には与野党の“手打ち”が必要…つまり「お金」で解決するしかない by limitlesslife
南スーダンの自衛隊撤退には与野党の“手打ち”が必要…つまり「お金」で解決するし
かない
[2017年01月04日]アフリカやインドネシア、アフガニスタンなどで国連の平和維持ミッションや武装解除
に関わってきた伊勢崎賢治教授

http://wpb.shueisha.co.jp/2017/01/04/77758/

昨年成立した「安保関連法制」に基づく新任務「駆けつけ警護」を付与された、陸上自
衛隊PKO(国連平和維持活動)派遣部隊が南スーダンの首都・ジュバへと派遣され、
現地での活動を開始した。

停戦合意が崩壊し、事実上の内戦状態にあるとも言われる南スーダンで「新任務」を課
された自衛隊が今後、なんらかの形で戦闘に巻き込まれる可能性はゼロではない。

このまま「何も起きないこと」を祈り続けるしかないのか? 今後、日本はこの問題に
ついてどのように対処していくべきなのか? 過去に国連の平和維持ミッションや武装
解除に関わってきた東京外語大の伊勢崎賢治教授(平和構築学)に自衛隊の南スーダン
派遣の問題点と自衛隊撤退の可能性について聞いた。

* * *

─伊勢崎さんは「現地住民の保護」という、非常に重い責任の一端を「国連PKO部隊
の一部」として担っている自衛隊を「治安状況が悪化している」という理由で撤退させ
ることは国際社会に対する責任の放棄とみなされ、日本が強い批判にさらされることは
避けられないので事実上不可能だと主張されています。

しかし、「そもそも交戦権のない自衛隊をPKO南スーダンに送るべきではない」けれ
ど「今さら、危険だからという理由で撤退はできない」というのでは、解決策がない。
こうなった以上、「何事も起きない」ことを、祈り続ける以外にないというコトでしょ
うか?

伊勢崎 結論としては、現地の状況が少し落ち着いたところで時期を見て撤退させるべ
きでしょうね。国連はPKO部隊を4千人規模で増員することを決めましたし、当初、
これに難色を示していた南スーダンのキール大統領も最終的には国連の決議を受け入れ
ましたから、今は少しずつ「小康状態」に近づきつつあります。

もちろん、自衛隊が現地からの撤退をするのであれば、日本としてなんらかの「埋め合
わせ」をする必要があります。そこで僕は以前から「交戦権の問題を抱える自衛隊の代
わりに文民警察官を派遣すべき」と訴え続けてきました。「PKFの一部」として送ら
れる自衛隊と違い、PKOの文民警察官は受け入れ国政府の「警察権」を代行する立場
ですから、仮に武器の使用が必要になっても、それは「交戦権」の行使ではない。これ
なら「交戦権」を否定する憲法9条との齟齬(そご)はないからです。

ただ、国連PKOへの文民警察官派遣については、1992年に日本が最初に参加した
PKO活動である「国連カンボジア暫定統治機構」(UNTAC)への派遣で、75名
の日本人警察官が選挙監視要員として派遣され、このミッションで岡山県警の高田晴行
警部補が殉職。(日本人としては他に国連ボランティアの中田厚仁氏も殉職)警視庁は
そのことがトラウマになっているので、これも現実的ではない…。とすれば、あとは日
本政府が資金面での負担を増やす、つまり「お金」で解決するしかないでしょうね。

─ただ、政府としては昨年、あれだけの反対を押し切って「安保関連法案」を強引に成
立させ、今回も野党の反対を無視して自衛隊派遣と安保関連法案に基づく「駆けつけ警
護」任務の付与を行なった以上、簡単に「自衛隊を撤収させる」とは言いづらいのでは

伊勢崎 そこで重要なのが、与野党共にこの問題を「政局にしない」という点に合意し
、双方が「手打ち」をすることです。そのためにはまず、最大野党である民進党が自ら
の責任をきちんと認めて、自民党に歩み寄る必要がある。今から5年前、南スーダンの
国連PKOに自衛隊を派遣することを決めたのは、当時の民主党(民進党の前身)政権
だったからです。

民主党が2011年に自衛隊の南スーダンへの派遣を行なった時点で、かつての「PK
O派遣5原則」(※)は時代遅れの全く意味のないものになっていたにも関わらず、当
時の民主党政権は自衛隊の派遣を決めてしまった。つまり、彼らは今の自民党と同じ過
ちを犯していたわけです。現在の民進党が自分たちの責任を棚に上げて「安保法制」を
根拠に政府・自民党を批判しても説得力がありません。
※(1)紛争当事者間で停戦合意が成立している (2)現地政府や紛争当事者が参加
に同意している (3)中立厳守 (4)以上のいずれかが満たされない場合、撤収す
ることができる (5)武器使用は必要最小限にする

もちろん、僕自身も昨年の「安保関連法案」には反対の立場でした。さらにいえば、国
連も「停戦合意は事実上崩壊している」と認めている今の南スーダンを「首都の治安は
比較的安定している」として自衛隊を派遣し、日本以外の国にはそうした「概念」すら
存在しない、つまり、それを英語に訳す言葉すらない「駆けつけ警護」なる任務を付与
してしまう現政権はメチャクチャだと思います。

しかし、民進党が自分たちの過ちや責任を棚に上げたままで、この問題を「安保法制が
らみ」の政局にし続ける限り、政府与党にもメンツがあり引っ込みがつかない。「今さ
ら引くに引けない」というのが正直なところでしょう。

もちろん、自民党議員の中には、東大の法学部を出た人たちだっていっぱいいるわけで
すから、決して「バカ」じゃありません。今の状況がどのくらいマズイのか、合理的に
は説明できない矛盾に満ちているのかを本当はよくわかっているはずです。

だとすれば、まずは民進党が自らの過ちと責任を認め、その上でこの問題を「安保法制
絡み」の政局にするべきではない。僕がかねてから訴えているように「国連PKOミッ
ションの変質」によって、従来の「PKO派遣5原則」が意味を失っているという論点
で扱うことで、与野党がひとまず「手打ち」を行ない、その上で、具体的な自衛隊の「
撤収」に向け議論を行なうことが、現実的な解決策になるのではないでしょうか。

─伊勢崎さんはかねてから自衛隊のPKO派遣について「憲法で『交戦権』が認められ
ていない自衛隊を紛争地に送ってはいけない」と8月にも主張されていますが…。

★【参照記事】専門家が指摘!「南スーダンにいる自衛隊が戦争に巻き込まれかねない

http://wpb.shueisha.co.jp/2016/08/22/70504/
「知られざる“戦地”南スーダンの自衛隊員約350人は撤退できるのか?」
http://wpb.shueisha.co.jp/2016/08/23/70507/

伊勢崎 当然です。以前の取材でもお話したと思いますが、国連PKOの役割は199
4年のルワンダ虐殺を契機に大きく変わりました。あの時、「停戦監視」のみを任務と
していた国連PKOはルワンダで80万人を超える民間人の虐殺を止めることができな
かった…。

その反省から99年にコフィ・アナン国連事務総長(当時)が「住民保護などの任務遂
行のためにPKOは国際人道法に従って行動しなければならない」と官報で告示しまし
た。これは人道上の問題が起きることが予想される場合、先制攻撃を含めた積極的な武
力の行使も辞さないという意味で、つまり、国連PKOにおけるPKF(平和維持軍)
は紛争地における国際法上の「交戦主体」となることを受け入れたのです。

そのように「交戦主体」としての性質を持つ現在の国連PKFの現場、つまり、国際法
上の「交戦権」が支配する空間に、憲法9条で「交戦権」を明確に否定されている日本
の自衛隊を派遣していいはずがないし、その条件となっている「PKO派遣5原則」も
、国連PKOの現状を反映していないと言わざるを得ない。

ところが、20年以上前に「国連PKO」の任務や性質が大きく変化したにも関わらず
、日本はそれ以前の国連PKOを前提とした「PKO派遣5原則」に基づいて、その後
も何の議論もないまま自衛隊の海外PKO派遣を続けてきました。その意味で言えば、
これは「安保法制」や「駆けつけ警護」以前の問題で、そもそも2011年の時点で南
スーダンに自衛隊を送ることを決めたこと自体が根本的な間違いだったのです。

─今後、こうした事態が繰り返し起きないためには何が必要なのでしょう?

伊勢崎 取り急ぎ、すでに時代遅れとなった「PKO派遣5原則」は抜本的な見直しが
必要ですし、自衛隊の「交戦権」についても、これを機会により具体的で現実的な議論
が起きなければならないと思っています。そもそも、政治家も含めて、日本人の多くは
「交戦権」とは何かということがよくわかっていない。国際法上「交戦権を認めない」
ということは、戦車や機関銃じゃなく「竹やり」で戦うことも認めない…という意味で
す。このままでは従来の「専守防衛」に徹した活動ですら、憲法違反になってしまいま
す。

憲法改正については、どうしても「護憲」対「改憲」の単純な二元論になりがちで「憲
法9条改正」イコール「自衛隊が普通の軍隊になり、海外の戦争にも巻き込まれてゆく
」と考えてしまう人が多いのですが、僕の主張している「新9条論」のように自衛隊に
「交戦権」を認め、様々な国際法上の矛盾から解放した上で、憲法9条の精神を活かし
、自衛隊の海外派兵については厳しく制限するという選択肢もある。そうした幅広い可
能性を前提にした改憲議論が行なわれてほしいですね。

(取材・構成/川喜田研)

____________________________

IROHIRA Tetsuro  さん
お世話様
伊勢崎賢治氏の見解は分かりません。
金で解決とか、民主党の時、決めたとか、
そんなことより、自衛隊員の命が大切でしょう。
南スーダン、内戦当事者双方への武器供与に反対している
日本政府は、内戦を停止させる意思はありません。
一番苦しんでいるのは自衛隊員であり
その家族です。
自衛隊員は、昔の特攻隊員と同様
出動命令に対し、形は拒否できますが、
実態は拒否できません。
自衛隊員も政治家も
違憲の行動を許してはなりません。
元民主党の責任、などとは自衛隊員を
帰国させてから、論じる問題でしょう。
憲法論議は言論の自由で構いませんが、
現憲法下の問題ですから、
すべての憲法学者、法関係者は一般市民と
一緒になって、
自衛隊員の帰国を実現させることでしょう。
   安保法制違憲訴訟 原告 石垣敏夫

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



PKO自衛隊の指揮権は東京にありません by limitlesslife
PKO自衛隊の指揮権は東京にありません
差出人: 伊勢崎賢治

国連PKOに勤務する日本人はホントに多くなってきていても、守秘義務があり、なかな
か発言できない(僕もそうでした)のですが、たぶん、日本国内で争議していることを
、あーあ、と見守っていることだろうと思います。
「駆け付け警護」なるもの、現場にはありません。ていうか、駆け付けない警護って、
あるんでしょうか?
ある国のPKO部隊が、同国人を優先して警護するという考えは、現場では、まったく、
ありません。日本のNGOが、日本の自衛隊だけに助けられたい!と要請してもです。
ていうか、本来、歩兵部隊の業務である警護を、自衛隊のような施設部隊にさせること
は、まずありません。国連PKO司令部がまともなら。
決めるのは、司令部です(自衛隊は国連PKO司令部の指揮下にあります。東京に指揮権
があるという従来の日本政府の見解はウソです)。
司令部の命令なく、自衛隊が勝手に日本人を助けに行ったら、これは、命令無し、もし
くは命令に反しての軍事行動となり、受け入れ政府(南スーダン)と一括して「地位協
定」を結び裁判権上の特権を各国部隊に与えている国連としての責任問題となり、深刻
な外交問題を引き起こします。
日本人は、この日本で、なにを議論しているのでしょう。
ライブにおいでください。

12月16日(金)午後7時半開演
坂本千恵(p), 山口裕之(b), 坂本貴啓(ds)
於:吉祥寺 メグ:http://www.meg-jazz.com/map.html <http://www.meg-jazz.co
m/map.html>

12月23日(金)午後7時半開演
かみむら泰一(ts), 坂本千恵(p), 山口裕之(b), 真喜志透(ds)
於:吉祥寺 メグ:http://www.meg-jazz.com/map.html <http://www.meg-jazz.co
m/map.html>

12月24日(土)午後7時開演
「自衛隊を活かす会」主催トークライブ
於:四谷三丁目 喫茶茶会記:http://sakaiki.modalbeats.com/ <http://sakaiki
.modalbeats.com/>
坂本千恵(p), 田中洋平(b)

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



自衛官の母、国提訴へ by limitlesslife
November 26, 2016, 3:09 pm
Filed under: 自衛隊(戦争参加、文民統制、・・・)
                     情報提供(石垣です)
自衛官の母、国提訴へ
 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に陸上自衛隊
を派遣するのは違憲だとして、陸上自衛官の息子がいる
北海道千歳市の50代女性が任務差し止めを国に求める
訴訟を30日に札幌地裁に起こす。平和的生存権を侵害され
精神的苦痛を受けたとして20万円の国家賠償も求める。
原告の代理人弁護士が25日、明らかにした。
みなさん支援の為に、
各地の安保法制違憲訴訟の原告に
なってください。(地域・国籍を問いません)
連絡先:東京 03-3780-1260 埼玉 090-1702-8944
以下転載です
朝日新聞
北海道新聞
____________
コメント:アベノミスにだまされるな!


(耕論)PKOと駆けつけ警護 by limitlesslife
November 24, 2016, 11:59 am
Filed under: 自衛隊(戦争参加、文民統制、・・・)
(耕論)PKOと駆けつけ警護
山本洋さん、岡本行夫さん、伊勢崎賢治さん
朝日新聞 2016年11月15日

国連平和維持活動(PKO)に赴く自衛隊に駆けつけ警護という新任務をつけること
が、きょう閣議決定される。国際的な役割と戦闘に巻き込まれる懸念。岐路のPKOを
どう考える。

■権限、現実に追いついた 山本洋さん(元陸上自衛隊中央即応集団司令官)

自衛隊が最初に南スーダンに派遣されたとき、私は「中央即応集団司令官」として部
隊の統括責任者を務めていました。気温40度を超えるアフリカの地で、水は飲めず、
マラリアの危険もある中でのテント生活。どうすれば隊員が生きていけるか、というと
ころからのスタートでした。
駆けつけ警護について誤解を恐れず言えば、過去のPKOの活動でも、それに近い状
況はあったのです。現場の指揮官が法的に許されるぎりぎりの範囲で悩みながら判断し
てきました。東ティモールでは、隊員を助けに行く名目で、隊員と一緒にいる民間人も
助け出してきました。
「現場にそんな権限はない」と割り切れれば苦労はないでしょう。しかしNGOなど
民間人も現地で活動している以上、様々な事態を想定しておくことは欠かせません。自
衛隊がPKOに派遣されて以来、この20年あまりの課題でした。安保法制により、指
揮官はあらかじめ準備できるようになりました。
「自衛隊は一切、海外に出ていくな」というなら別ですが、国際貢献として自衛隊を
海外に派遣する以上、法律の不備を残したまま送り出すのはやめてほしい。
次の部隊と交代するまで、常に指揮官の胸にあるのは、部下を全員無事に連れ帰るこ
とです。国民が納得できる制度のもと信頼を受けて派遣されてこそ、隊員は励みに感じ
、活動できるのです。
駆けつけ警護は、新たな「任務」の付与と言われますが、過去の経緯に照らせば「権
限」の付与ととらえる方が実態に近いと思います。要請があっても、隊員の安全が守れ
ないと判断すれば行かないこともありうるからです。
日本の民間人が襲われたからといって国連の指示なく勝手に助けにいくわけにはいき
ません。こうした任務は治安維持を担当する他国軍が引き受ける役割分担があります。
一方、自衛隊が国際社会から高い評価を受けているのは、道路や水道などのインフラ
整備の任務です。日の丸を背負って行く以上、南スーダンの国づくりに施設部隊の能力
を発揮し、日本の貢献を最大限アピールできる任務が割り振られるよう、UNMISS
(国連南スーダン派遣団)に積極的に働きかけました。
南スーダンの情勢は派遣当初より悪化しており、油断はできません。独立当初は南北
の対立でしたが、現在は部族間の対立が顕在化しています。PKO5原則は満たされて
いると政府が判断するのであれば、現場はその判断の下で活動するのは当然です。
だからこそ、情報収集を強化し、UNMISS司令部と連携して最大限の配慮をする
ことを政府に求めたい。ときにはためらわず活動を中止することも必要だと思います。
(聞き手・三輪さち子)

やまもとひろし 1955年生まれ、元陸将。77年陸上自衛隊に入隊、陸自富士学
校長などを経て、2012年7月退官。

===

■慎重判断、理解得る必要 岡本行夫さん(外交評論家)

冷戦時代と異なり、武力が用いられる状況や場所は拡散しています。国家に準ずる組
織やテロリスト、非正規軍、犯罪者集団など、脅威が多様化しています。みんながみん
なを守り合わなければならない時代です。
日本は集団的自衛権を一部しか認めておらず、当然ながら現在の憲法が禁じない範囲
でしか、相互の守り合いには参加できません。それでも、今回PKOに派遣される自衛
隊の任務に加わる駆けつけ警護を含め、やれることはやっていくべきです。
日本の国際協力は、よちよち歩きでした。イラク復興に派遣された自衛隊はオランダ
軍に守ってもらっていました。国際社会はそれを理解し、日本が国際協力に無理なく踏
み出せるよう、配慮してくれました。しかし外国の軍隊に守ってくれと頼むといったこ
とは、もう受け入れてはもらえないと思います。
ただし、実際の運用にあたっては、慎重さが必要です。政府は「大丈夫」と強調しま
すが、新しい任務を担う以上、リスクは増えます。警護要請があっても、応じるかどう
かは、情勢をみて慎重に判断するべきです。「派遣イコール発動」ではないことを、現
地のPKO司令部にも理解させる必要があります。
例えば、日本人が孤立していたら、少々のリスクがあっても助けに行かなければなら
ないでしょう。しかし、他の国のPKO兵士が離れたところで警護を必要としていると
いった場合は、酷な言い方かもしれませんが、優先度が低いと判断するのもやむをえな
いと思います。
先日も南スーダンで日本人専門家48人が孤立しましたが、付近にいた自衛隊は動け
ませんでした。まず日本人の警護から始め、少しずつ練度を高めていくべきでしょう。
観念的にならず、ケースを積み上げて、駆けつけ警護の体系をつくっていくべきだと思
います。
憲法にぎりぎりのところで適合しているPKO5原則から踏み出すことなく自衛隊が
何をできるかは、おのずと固まってくる。それが各国のやり方とは違っていても、理解
させないといけません。
「戦後、自衛隊は海外で1人も殺さず1人も殺されていない」とよく言われますが、
その代わりに丸腰の公務員やNGOの人、日本の船を守った外国人兵士などが殺されて
きました。そうした犠牲も忘れるべきではありません。
公務員はリスクを背負うのも任務です。自衛隊の人たちにはその覚悟があると思いま
す。一方、海外に赴く自衛隊員を、いまは家族や関係者がひっそりと見送るような状況
です。国民全体が心から敬意と感謝を持って送り出せるような合意をつくる努力を、政
府は行うべきです。
(聞き手・池田伸壹)

おかもとゆきお 1945年生まれ。68年外務省入省。北米1課長などを経て91
年退官。橋本、小泉両政権で首相補佐官。

===

■5原則、通用しない現場 伊勢崎賢治さん(東京外国語大学教授)

自衛隊のPKO参加をめぐり日本では憲法との兼ね合いで設けられた5原則、特に紛
争当事者間の停戦合意が維持されているか、が議論の中心になっています。1992年
にPKO協力法が成立し自衛隊がカンボジアに派遣されて約四半世紀がたち、国連PK
Oの役割が様変わりしたことが十分考慮されていません。
いまPKOの最も重要な任務は、紛争現場で武器を使ってでも住民を保護することで
す。きっかけは94年のルワンダの虐殺です。PKO部隊の目の前で停戦合意が決裂し
、住民同士の殺し合いになりました。しかしPKOは撤退し約100万人が死亡、国連
に対する批判が高まりました。
99年、当時のアナン国連事務総長は、任務遂行に必要ならば、PKOが「紛争の当
事者」になって「交戦」することを明確にしました。もはや停戦合意の有無は関係なく
、住民保護のためにはPKOが中立の立場を放棄することもあるし、武器使用も必要最
小限とは言えなくなりました。「交戦するPKO」の登場で、日本の5原則は意味をな
さなくなったのです。
南スーダンの自衛隊は、施設部隊です。「駆けつけ警護」が付与されても、国連司令
部が自衛隊に、歩兵部隊がやる能動的な警備任務をさせることはまずありません。まし
てや憲法9条という特殊な事情を抱えた国の部隊です。
しかし自衛隊が宿営地でじっとしていても、問題が起きます。南スーダン政府軍に追
われた住民が助けを求めたら、宿営地の門を閉めることはできない。南スーダン政府と
PKO部隊の関係は悪化しており、住民を追ってきた政府軍と交戦になるでしょう。
自衛隊員が、過って住民を撃ってしまったらどうなるのか。憲法9条は交戦権を認め
ていませんから、日本には軍人の活動を律する軍法も軍事法廷もありません。自衛隊員
の責任をどう問うのか、国際問題になるでしょう。
交戦するようになったPKOの現場に「交戦できない」自衛隊を送る。憲法とPKO
の矛盾を取り繕うことは、もはやできません。かといって自衛隊が撤退すれば、住民を
見殺しにすることになり、国際的非難は避けられません。
憲法と矛盾しない代替策が必要です。まず国連PKOへの財政支援、また非武装の軍
事監視団に自衛隊幹部を派遣したりすることも必要でしょう。警察当局は消極的ですが
文民警察も出すべきです。こうした貢献で、PKO支持を明確に打ち出すことです。
南スーダンPKO問題を、安倍政権の安保法制への賛否をめぐる政局にすべきではあ
りません。そもそも2011年に自衛隊を派遣したのは当時の民主党政権でした。与野
党党首が、自衛隊の撤退と今後の貢献策を話し合うときです。
(聞き手・桜井泉)

いせざきけんじ 1957年生まれ。国連PKO幹部などを経てアフガニスタンで武
装解除を担当。著書に「新国防論」など。

◆キーワード
<PKO参加5原則> (1)紛争当事者間で停戦合意が成立(2)日本の参加に現
地政府や紛争当事者が同意(3)中立の厳守(4)以上のいずれかが満たされなければ
撤収可能(5)武器使用は必要最小限

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

———————————————————————-