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報道するラジオ(2015/12/11)認知症の介護問題 介護事故死の冤罪被害者の証言&医師の杉山孝博さんのお話 by limitlesslife
December 12, 2015, 1:29 pm
Filed under: 認知症(予防、改善、介護、・・・)
 永岡です、第163回報道するラジオ、今週も毎日放送アナウンサー水野晶子さんの司会、ジャーナリス
ト・元毎日新聞論説委員の平野幸夫さんの案内で放送されました。
今週のテーマは介護の問題です。
大阪のSさん夫妻(番組では実名が出ましたが、私人の実名を上げる必要が私はないと考えて、名前の
イニシャルで示します)は、2011年6月20日未明、同居・介護中の認知症の母親が暴れるのを押さえ、その
後母親は死亡、これについて、Sさん夫妻は9か月後母親を暴行死させたとして逮捕され、一審は懲役8年
の判決でしたが、控訴審では暴行による死ではないとして、罰金20万(実質無罪)になりました。
これは、認知症の専門家、杉山孝博さんが、認知症による偶発的な事故と意見書を書いたことが大きい
のです。これについて、夫のTさん、奥様のHさん夫妻と、杉山さんがスタジオでお話をされました。今
や認知症は500万!団塊の世代が75歳になると700万とも言われており、平野さん、今回の件で毎日新聞は
連載するほどであると言われて、私も母は高齢で、認知症ではないものの、今年肺炎で入院し、退院後医
者通いは全て同行しており、負担が大きいです。
と言っていたら和歌山で震度1でした。
「母は認知症だった」というテーマで、TさんとHさんが証言され(毎日放送VOICEでも取り上げ
られました)、認知症の母に暴行して死なせたとして罪に問われたものの、無罪になり、3年の拘置所から
解放されて、もちろん暴力を振るったわけではなく、認知症の母(80歳)が未明に暴れて、その日の未明
に亡くなり、外傷性ショックであり、2012年3月にお二人逮捕され、傷害致死の容疑であり、一審は裁判員
裁判で実刑判決、しかし今年3月の二審で無罪であり、平野さん、お二人は3年勾留されて、刑が確定しな
いのに入れられたのは、未決勾留と紹介され、判決文の中で算入され、逮捕→判決は刑の未確定で引くも
ので、拘置所、警察署に勾留されている時期であり、3年は長いと指摘されました。
その2011年6月、家族はTさんとHさんと娘(当時高校生)と両親の5人で住み、もともと別居で時々遊
びに行き、しかし母の様子がおかしく、暴言を吐くなどが頻繁にあり、もともとおとなしく、父には愚痴
は言うものの、同居前は遊びに行くと、父に対して孫の前でも暴言を男言葉で、人が変わったように吐
き、症状も今までない、無表情ではないが、今までのやさしいのではなく険しく、そして6月20日に、事故
当日、夜中の12時半に、Hさんと口げんかになり、Tさんと娘で止めて、奥の部屋にいて、両親の部屋は
別のところで、Hさんが家出するという時に、母が玄関先に立ち、自分の部屋に戻り暴れ出し、同居して3
年目で、最初の1年ほどは暴れたものの、この時は落ち着いていたのに、また暴れたかと思い、夜中で、T
さんが部屋に入り、近所迷惑と言うと暴れて、タンスを激しく叩くなどで、父はどうしようもなく、Tさ
んにつかみかかり、Hさんも来て、3人に母がつかみかかり、これを制止するしかなく、暴れるときは80歳
とは思えない力で、一審の裁判でも信じてもらえず、3人で止めたことを、無関係の人は信じず、しかし介
護施設だと、認知症の人は3人で押さえないといけないくらいであったのです。
部屋は布団を敷いたら一杯で、転ぶ、タンスを叩く、父の胸倉をつかむ、で痛くないのかと思っていた
ら、痛いそぶりはなく、落ち着くのに2時間かかり、頭にたんこぶと、血がにじんでいた。しかし体のこと
は分からず、本人も痛いと言わなかったが、落ち着いて大丈夫かと、Tさん救急車を呼ぼうとしたら、病
院嫌いで、父が寝ていたら直る、何かあったら明日医者に行くといい、以前も暴れてたんこぶはあり、ど
うもないと思い、朝の3時前まで続いた。
朝、Tさん出かけた時は落ち着いたと思い、翌日の夜8時Tさん帰宅後、母は布団の中で、父に聞くと、
はっきり返事せず、母は動かず、呼吸しておらず、119番を呼び、Hさん、母が暴れているのを見ていて一
睡もできず、翌日寝ており、自ら部屋に入らず、午後4時には弁当を買いに行き、その際には両親の会話が
聞こえていて、音もして、特別なことはなかったのです。
そして、警察が来て、母を解剖して他殺で、警察は家族に犯人がいると決めつけ、ポリグラフ検査を強
要されて、ふたりとも一睡も出来ていなかったことを証言したのに、任意捜査で鑑定されたら、反応な
し、父に反応ありで、父も取り調べで、それで終わらず、TさんとHさんは自白を強要されたに等しく、
警察は他殺の前提で話してきたのです。
そして、認知症の患者と家族の会の副代表の杉山さん、東京のスタジオからのお話で、母の暴れた時の
力が強いということについて、杉山さん、認知症の人は信じられない体力を示し、何時間暴れても疲れ
ず、ドアを壊すほどで、これは介護の現場では理解されていて、暴言を吐く、暴れるのはいつもありま
す。
リスナーより、認知症の人の力は大変だとあり、Tさん、当時は母が認知症とは思わず、他の疾患かと
思っていたとあり、平野さん、杉山さんに、家族に気づかれない件について聞かれて、杉山さん、認知症
と思わないor思いたくないであり、当初は否定し、しかし夜眠れず、おかしいと思い、認知症と疑うこと
になるものの、認知症と気づくのは、人により大きく異なると言われるのです。
母が認知症とと知っていたら対処は違い、しかしTさんとHさんは逮捕され、朝に警察が来て、警官が
家に勝手に入り、逮捕状が出ていて、それも確認させてもらえず、当初誰が逮捕されるのか分からず、勤
務先への連絡もさせてもらえず、どうせなら夜来たら連絡できると言ったら、警官も夜は休みと言いだ
し、ふたりとも暴言を吐かれて身柄を拘束されたのです。大阪府警の東住吉区署で、警察は任意の取り調
べでしゃべったのに、一方的に、殺したと決めつけて自白しろとされて、検察庁に送られて、キムタクの
HEROとは全く異なる暴力の世界で、手錠&腰縄で拘束されて、検事が罵声を浴びせて、Hさん証言と
しているのに、検事は真相を究明する気がないと思い、そして否認し、Tさん、母の顔を叩いたこともな
く、押し付けもなく、警察に手中したのに、殴ったと決めつけられて、解剖の結果、他殺となったとして
いるのに、鑑定書の真偽も確かめず、Tさんの不在の間のことも調べなおされず、TさんとHさんは実兄
の一審時には言葉では言えないショック、暴行が悪質、罪を認めないので悪質と決めつけられたのです。
裁判所でこれとは、震えたのです。
平野さん、一審判決は警察の捜査を追認して、お二人に予断を持っていて、事実を確認していないと言
われて、Hさん、他殺の鑑定書は無視され、憶測だけで人の人生を狂わせていいのかと言われて、Tさん
も、死亡時刻から導き出される時間が出て、その間にTさんは不在なのに、この証拠を抹消され、お二
人、納得できなかったのです。
これを知り、杉山さん大阪高裁に意見書を出されて、一審判決を見て、認知症のことを理解せず一方的
な判断であり、認知症のことを知らない人が判決を出して、体の打撲が全て暴行だと決めつけて、一人で
暴れてできないとか、手の傷は防御とかこじつけて、TさんHさんのためと推定ばかりで、認知症の理解
がなく、認知症は信じられない激しい行動をするもので、体全体にそれだけで骨折することすらあり、肋
骨も今回折れていたが、自分で暴れてなることもあり、壁にぶつかって肋骨が折れることはあり、判決文
で暴力によるものと決めつけているが、肋骨は脆くすぐに折れるのに、その事実を無視しており、第3者の
犯行とされ、また認知症だしと自分は痛みを感じないのが特徴で、認知症の人が骨折しても、痛みを訴え
ず、歩き方のおかしさから気づくなどもあるのです。
これも認知症の特徴で、そして近所の人に分からないかは、杉山さん、周りの人が触れるかで変わり、
家族にも気づかない場合もあり、同じことを繰り返す、辻褄の合わないことを言うなどのシグナルがあ
り、その際に認知症なのに、家族も気づきにくく、認知症の人はよその人にはしっかり対応して、家族に
強い症状を出して、認知症のことを熟知しないと、認知症だと気づきにくい。買い物時に、認知症の人は
他人にはちゃんと対処する。
そして、母のメモ、物忘れの証拠で、これを専門家が鑑定したら認知症と分かるのに、今後、全ての場
合に警察は認知症と思って対応すべきであり、今回警察と検察は専門家に聞かなかったのです。

後半のお話、Tさん、母の死因は結局、肋骨の破損などによる静脈切れであり、それによる出血であ
り、本人が痛みを訴えることなく亡くなったと言われて、しかし控訴審では破棄で、暴行罪で罰金20まん
なものの、この判決をTさん、傷害致死ではなく、その下が傷害罪で、今回はケガがなく暴行のみ認定
し、もちろんTさんはこれには不満なものの、しかし警察も、手をつかんだだけで暴行罪に認定されると
言われて、納得できず、暴行罪なら勾留されず、なぜ傷害致死で3年も勾留されたのか、鑑定医の他殺が理
由で、しかし鑑定書は控訴審で破棄されて、杉山さんの意見書が採用され、なら、他殺と鑑定した鑑定書
は誤診であり、平野さん、冤罪と指摘され、平野さん、警察に賠償請求するかについて聞かれて、Tさ
ん、3年勾留されてこれに1円も補償はなく、裁判所に訴えたのに、却下されてしまったのです。
Tさんは仕事を失われて、杉山さんに質問で、叔父が認知症で、無利心中を考え、また暴れるのを止め
られないかについて、杉山さん、止められたら大変とさわぐが、認知症の方には不思議ではなく、しかし
認知症の理解には困難もあると言われました。
そして、杉山さん、認知症を正しく理解し、自分に不利なことは認めず、切れて、そして相談先を普段
から知り、そこへ行くと専門家の知識を得られる、様々なサービスを使うべきで、心中と言う人にはサー
ビスのことを知らず、サービスを知ったら余裕が出来て、本人、介護の方にも余裕で、認知症の家族の会
と話すと、同じ境遇の人の話を聞けて、最初は泣きながら話すものの、その後笑顔になり、これが必要な
のです。
TさんとHさん、認知症の母について、認知症だとすべての謎が解けた、知ること、繋がることが大事
と締めくくられました。以上、杉山さん、Tさん、Hさんのお話でした。

今週のお話、リスナーより、舅が無くなり、その後姑がおかしくなったとあり、平野さん、予測がつか
ず、それで認知症か、専門知識が、捜査にもいり、それが冤罪を防ぐと締めくくられました。
今日も兵庫県警の不祥事があり、冤罪被害者の仙波さんが、西の兵庫県警、東の神奈川県警の不祥事と言
われて、殺人と言う警察の見込みが、不幸を生んだのであり、また専門家のない裁判員裁判にも問題があ
ると、私、永岡は思いました。この内容も、例により私に無断でいくらでも拡散してください、認知症の
方と家族を救いましょう!

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

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