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富国強兵政策で日本の国力は衰退する by limitlesslife

日本経済一歩先の真相/高橋乗宣

 自民・公明両党が与党協議で、安全保障法制を構成する関連法案について正式に合意した。

新法の「国際平和支援法」と、自衛隊法など10本もの安保関連の改正法を束ねる「平和安全法制整備法」の2本立て。いずれも「平和」「安全」とは名ばかりで、米軍の戦争支援のためなら、自衛隊を地球の果てまで送り出す「戦争協力法」と言わざるを得ない。

安倍首相はなぜ、ここまでして憲法が定める平和主義を踏みにじろうとするのか。その答えがうかがえたのが、先月末の米議会演説だ。過去の村山・小泉両談話にあった「侵略」や「お詫び」という言葉を、彼は決して使おうとしない。この日も先の大戦への「痛切な反省」を述べるにとどめた。

この「痛切な反省」という言葉が私にはどうも引っかかる。首相が何を反省しているのか、サッパリ分からないからだ。別な角度からみれば「先の大戦に敗れた日本の弱さ」への「痛切な反省」にも聞こえる。「負けたことで私の祖父までA級戦犯容疑で拘留されてしまった」「米国に勝っていれば屈辱を味わうことはなかった」――その悔しさがにじんでいるようにも受け止められるのだ。

 訪米中に安倍首相はまた、ワシントンの研究機関の会合で「私の外交安保政策はアベノミクスと表裏一体だ」と言い切った。経済を成長させ、GDPを増やせば「当然、防衛費をしっかりと増やしていくこともできる」と。あたかも「富国強兵」の再来を願うかのような高揚感に包まれ、日本の「軍国主義」に道を開こうとする。恐らく首相の心情はそんなところだろうが、彼が思い描く日本の将来像はきわめて危うい。

今の自衛隊には海外での実戦を前提とした訓練や装備はない、といわれている。防衛省の元幹部も、新たな安保法制が求める海外展開を実行するには自衛隊は力量不足だ、と認めている。自衛隊を地球の果てまで送り込むには、さらなる戦力アップと兵力増員が必要だ。安倍首相は財政逼迫の折、「平和」「安全」の美名の下で、いくらでも軍事予算を組む気なのだろうか。

自衛隊員の数を増やすため、若者たちも軍国化の枠に取り込まれていく。今の若者の多くはフリーター・非正規・派遣など雇用に恵まれていないから、なおさらだ。「平和と安全を守るため」と称して、少子化で減り続ける若年層が国内の製造現場から奪われたら、日本は外国人労働者依存型の産業構造になる。行き着く先は日本の技術の海外流出、つまり国力の衰退である。

国民はもっと一体となって安倍首相の「この道」を閉ざす戦略・戦術を練り上げる時期を迎えている。野党が四分五裂していて、首相の軍事路線を切り崩す勢力が皆目見当がつかないだけに、危機感はますます募るばかりだ。

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報道するラジオ2013/2/8 予算委員会始まる!予算案を徹底検証、報ラジ国会予算委員会編

 永岡です、今週の報道するラジオ、水野晶子さんの司会、毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。水野さんは東京のスタジオで、平野さんは大阪におられます。

 国会の予算委員会も始まり、自民党参院議員、佐藤ゆかり氏と、民主党参院議員、尾立源幸(おだち・もとゆき、大阪選出)氏を招き、報道するラジオ版国会をやります。国会期間中にやります。復興予算の流用をスクープした、ジャーナリストの福場ひとみさんもゲストです。水野さんが議長です。東京のスタジオでの放送です。

 佐藤氏、自民の予算案の売りについて、15ヶ月予算で、補正予算+当初予算で、補正は緊急であり、前倒しでやり、大事なのは震災後、笹子トンネルもあり、人の命を守るインフラが大事。命を守るインフラの予算と言うのです。

 尾立氏、自民の予算案について、コンクリートから人へ、子供手当て、高校無償化をやり、自民で、先祖がえり、人→コンクリート。地方で自由に使える交付金を作ったが、ひも付き補助金、省庁縦割りのものになったと言うのです。

 さらに、福場さん、復興予算がとんでもないものに流用された件をスクープされ、平野さん、去年秋の、民主党政権末期、官僚支配の象徴と言われました。福場さん、象徴的なのは、知られていないもの、復興予算として、官庁の施設の費用があり、146億円あるのに、被災地に3200万円(0.2%)しか使わず、大阪庁舎の自家発電に3億円、和歌山の太陽光、徳島の太陽光…という始末です。この福場さんも加わっての予算委です。

 佐藤氏、リスナーのメールが殺到し、今回の予算はバラマキ、シロアリ復活、族議員跋扈と批判があり、佐藤氏、予算の箇所付けはまだで、シロアリと言うのは何か、復興予算の流用問題があり、その後の政権交代し、我々は違う。大型補正を組まないと、中小企業の資金繰りが立たない、ある程度のお金が入り、10.3兆の予算で、税収と借り入れが逆転した予算にはなっていない、税収の範囲に借金を抑えた。

尾立氏、これは粉飾、税収は43兆、借金は42兆であるが、仕掛けがあり、官僚は凄い、予備費を9000億円積み、これを入れていない+国の借金の利息に11兆あり、利率を2%にしていたのに、今回1.8%にして、これで利払いが1兆円減るのです。本当は1.5%が実勢、余裕を見て2%と民主はしていたのに、今回は0.2%のものがあり、1.9兆カットしてのもの+本予算でやるのを補正予算に組んだ=本予算を減らした、この3つの粉飾があると言うのです。

佐藤氏、事実を歪めていると言い、金利のことは、従来2%でしたが高めの見積もり、今回1.8%にしたのは、民主政権で国の隠れ資産を取り出していたのに、なぜこの2%に切り込まなかったのか、官邸支配予算だというのです。金利を切り、隠れ財布を捜したのです。尾立氏、これは帳簿上の話と言いました。また佐藤氏、予備費は9100億、当初予算で計上され、今回はしていないが、他の予算でつけており、大丈夫。今年度当初予算を見て、民主時代の予算だと、実力ベースでは、当初予算の必要経費が、予算書上と実力上で3兆円違い、これで比べて、自民予算の収支は70兆、実力ベースでスリム化したというのです。尾立氏、具体例を言うと、農水省の公共工事、2500億→5500億になり、3月末までに使い切らないといけないのに、使えない。これは基金に積み増して、来年も使えるようになり、結局農業の整備は、道路を作る、土地改良をする。民主は1兆円なのを2000億に減らし、これを今回6000億にして、役所は自民でこれだけ予算をもらえたと、自民の集票マシーンにしているのです。シロアリの例なのです。

 福場さん、福島に聞いてみると、福島では使えない、放射能があり、海辺は予算があっても使えない。除染が追いつかず、耕作できない休耕地に予算は使えない。被災地は使い道を精査しないとダメで、実際に執行できていない。佐藤氏、被災地に配慮はいるが、尾立氏の言うのは一般的なことで、自民は農道は作らない、民主政権で農家にバラマキをして、農産物の差額を配慮して不評、これで農業予算を民主は使い切ってしまい、今の農業は高齢化、これの解決には金をばら撒いてもダメ、耕作がいるのです。尾立氏、農業団体を敵に回せないといい、佐藤氏、もともとあったものを、民主はばら撒きにしたといい、農業が継続できるようにと言うのです。福場さん、担い手がいり、現場のニーズのわかったお金が要り、復興予算で、復興交付金、被災地の自由に使えるお金で、ひも付き補助金と違うが、自由な交付金をやったが、制限のあるもので、嵩上げには入っていない。復興で一番重要なのに、そのメニューが出ていない。復興交付金に嵩上げがなく、自民政権になり、ひも付きに戻り、民主でも不十分、自民でも不十分と言うのです。佐藤氏、民主政権の予算で、一括交付金、仕分けをやった、それをひも付きと呼ぶかは別の問題、嵩上げは民主党で進まず、それを自民で認識して、議論して、どこの省庁に配分されるかは結果論で、大事なのは経済成長なのです。

 平野さん、民主も自民の予算を攻める資格なし、省庁縦割りの復興予算を許し、箇所付けはまだとはあり得ない、予算は積み上げ、細かいのを積み上げてやるのに、確保してこれだけいる、使い道はこれからとは、予算は許されないのに、民主党はやってきた。省庁の予算をチェックできていなかった、自民も景気回復に収斂させるため、予算の使い道がアバウトと言われました。

 景気回復について、佐藤氏、補正予算は箇所付けは出来ていると言いました。福場さん、防災対策が、被災地以外にも付いており、一般の予算が日本の復興、法務省だと、施設の建て替え?であり、壊れないように?であり、災害時に国民がいるかも、というので、193億円当てられているものなのです。

 尾立氏、こういうものが国会で出て来ないとして、細かいレベルで議論すべき、国の将来性もあり、経産省の予算に、ものづくりの予算、麻生氏のリーマン・ショックで補正予算がありその倍、民間「等」に意味があり、天下り団体にお金を出していた、これを精査したか、補助金は効率が悪い、中小企業270万社のどこにお金を回すかと聞き、リスナーも天下りの質問があり、佐藤氏、大事なのは予算の方針、どういうお金を使いたいかであり、方針なくして細かいところの議論は出来ず、全体像は、成長基盤は研究開発、設備投資、民主党でなおざりにされたところであり、今経済界のムード先行のところを示す、それを無視して議論できない。iPS細胞もつくり、実用化はアメリカが進んでいる、日本の弱みは川上の研究開発は強いのに、実用化のノウハウが弱く、実用化の仕様、試作品を作るのです。これが民主では研究開発を削ったというのです。天下り、佐藤氏も気をつけないといけない、民主の看板倒れをしない、天下り根絶を民主は公約して守らなかったといい、研究開発に金を使っても商品化しないとダメといい、尾立氏、補助金は以前のものの復活、これで自民がデフレの時に中小企業は伸びていない。中小企業の減税を民主はやった、細部をなおざりにして、題目だけは責任を果たせないと言うのです。福場さん、原子力開発機構、核融合を復興予算に42億使い、今年は49億に増えている、天下り法人であるのです。尾立氏、指定席の天下りは全廃し、公募にした、透明性のあるものにした。一律の指定席はしていないと言うのです。リスナー、補正予算はデフレ脱却に役立つかであり、効果の出る予算ではないかという意見もありました。景気の良くなる予算を支持する声もあり、尾立氏、借金をして、その覚悟をして言っているのか、今だけ良いと負担をしていいのか、その場しのぎなら無責任と言い、佐藤氏、今年度当初予算を借金の範囲に収め、民主政権で借金を増やしており、なぜ民主政権でそれをしなかったかといい、今やらないといけない公共事業は津波対策、首都高の対策があり、尾立氏、それは高速事業であり、笹子トンネルも会社といい、佐藤氏、耐用年数のあるものがあると言うのです。

 リスナーより、社会保障の指摘があり、平野さん、厚労省より、90年以降働く人の給与が最低になった、小泉政策の大失政で、どうやって雇用を回復するかと、来年の予算に見えない。働く人の給与をどう増やすか、日々の生活が疲弊しており、最低賃金の嵩上げと言われて、佐藤氏、それは安倍内閣、雇用を、人件費を増やしたら法人税を減らす奨励をした。賃金、人数を上げたらといい、尾立氏、これは自分の世代でやったが、限定的、大企業の内部留保を労働者にどう分売されるのか、賃上げなしで物価が上がったらどうなるかといい、佐藤氏、日本の雇用の8割は中小企業、経産省で予算では労働力、女性とニート、フリーターを加えて、就業率を上げられる。女性が出産などで職場を離れても戻れるように、助成金、学生の就職難、インターンシップの給与を払うというのです。福場さん、65歳定年が今年から実施になり、60歳で退職金がもらえていたのに、企業に余裕がなく、退職金は増えない。アベノミクスで物価が上がり、5年経つと2000万円から200万円減る、退職金が増えないとダメで、NTTは若い人の人件費を減らしている。若い人に厳しく、若い人も、高齢者も大変なのです。

 これで時間です。水野さん、明るい社会になって欲しいといい、佐藤氏、インフレ経済は常識で、諸外国はそう、それを前提に考えないとダメと言いました。

 時事通信の調査で、原発は要らないが43%、必要の39%を超え、事故、廃棄物の理由です。去年10月の、近畿での調査です。

 水野さん、リスナーの意見が殺到し、復興予算が被災地に使われない政治の仕組み、社会科でどう教えたらいいかとあり、平野さん、被災者救済が国民の総意なのに、そうならない、象徴的なのは、被災地の中小企業、申請を出しても却下率6割、様々な名目を立てて省庁が出さない。景気回復の名の下に、富裕層に有利な税制になり、弱い人にお金が渡らない、予算を厳しく監視すべきなのです。格差社会を何とかしないといけない、強靭化として誰も反対しないが、そこに官僚の意図が入ると言われました。今日も報道するラジオをお送りいたしました。



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夜はラジオと決めてますニュース内容(2013/1/3、和歌山トンネル事故、円安、ミャンマー情勢)

 永岡です、今日の夜ラジ、上田崇順さんのニュースがありました(ニュース深堀は今日はなしです)、ニュース解説は二木一夫さんです。

 国道371号線トンネルの側面が落下し、全長1.5kmのトンネルで落下です。落下直後に通行した車から110番があり、和歌山で緊急点検を行ったところ。笹子トンネルとの関連は、吊り構造で、雨水による劣化と見られています。二木さん、目だけのチェックといい、1969年に出来て、点検されたのは高速のみ、国道のトンネルもあり、雨水で腐食がありいきなりで、今回は事なきであったものの、10兆円の予算、新しいものより、今までのものの点検も要るのです。建物と一緒で、悪くなったものを点検しないといけないのです。大阪から向かうのにこれ1本であり、つり天井だけの問題ではないのです。

 今日は北陸大荒れで、交通に影響が出ています。明日も北陸、山陰の雪は止むものの、北海道は雪です。北アルプスで遭難したグループ、一人が心肺停止です。

 政治、滋賀県の嘉田知事、未来の党の代表を辞任です。県議会の批判を交わすためで、嘉田氏、脱原発で国政に関ることを県政もよくすると言うものの、議会との関係で代表を辞任、後任は阿部知子氏です。

 国会は1月28日招集、10兆円の補正予算+本予算、日銀人事が問題になります。来年度予算は2月提出、成立は5月になります。日銀人事の採決も必要で、参院は野党が過半数で、安倍政権の行方が注目されます。

 日本は為替の円安により、灯油、ガソリンが値上がりで、これは続く模様です。二木さん、アメリカは財政の崖を議会で何とか通ったものの、債務目一杯使えるのが2ヶ月先送り、その時にアメリカがどうするか、なのです。こじれたら、アメリカがどうなるか、日本も財政が大変なのでエライことなのです。円安も続き、円高も問題で、電気料金にも影響が出るのです。家計で支出が増え、円安だと輸出はいいが、輸入(100円ショップ)は大変になるのです。賃上げ、失業率の改善は遅れてくるので、この期間は耐えられるのか、しかも2%インフレがあるのです。

 麻生副総理、ミャンマーを訪れ、民主化で各国の企業が来ており、日本企業の進出を後押しするものの、国連は少数民族の戦闘に懸念を抱いています。戦闘停止を促しており、二木さん、アジアの中ではベトナム、インドは経済成長が進み、ミャンマーは最後のフロンティア、労働力も安く、各国が一緒にやろうとして、日本も官民で協力し、交渉するが、少数民族との内乱は、民主化の一方で懸念材料で、麻生氏が副総理としてどうやるか注目であるのです。企業も内乱は問題で、スー・チーさんも問題も未解決、民主化がきっちり成されていないのに、進出すべきでないとモラルの問題もあり、火種は沈静化してほしいのです。世界が監視して手を結ぶべきなのです。

 国連、シリアの死者を検証し5万9千人、戦闘は終わっておらず、6万円を越えており、反体制側は4万と算定したものの、それを超えているのです。

 今日はニュースのみお知らせいたしました。