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毎日放送VOICE 大阪 万博と賭場 二兎を追うものは・・・ by limitlesslife

 永岡です、今日国会でカジノ法案の強行採決、そして、地元の大阪が、カジノ、と言うより、実質は賭場(番組ではIRと表現されましたが、これは敗戦を終戦と言い換えるのと同じで、賭場と表現します)の誘致を、何と万博とセットで、という動きがあり、これが毎日放送のニュース「VOICE」で取り上げられました。司会の西靖さんは、賭場法の採決は民主主義に反すると最後に言われました。

 これは、皆様ご存知のように、松井氏がこの夏に、大阪の埋め立て地、舞洲に万博の誘致を言い出して、しかし、松井氏は、以前から賭場の誘致を画策しており、これは、万博も賭場も、埋め立て地に作るので、これは地下鉄の延伸に640億円かかり、これを大阪府、大阪市がやってくれたら、財界も御の字というわけですが、しかし、大阪市民は、万博は歓迎しても、当然のことながら、賭場は敬遠されています、風紀が悪くなると言われる方もあり、実際、大阪・梅田の堂山町(各駅の梅田から東に数分)のところにボートピアが出来て、その周囲を見たら容易にわかります。

 ところが、今日の賭場法強行採決で、永田町でも、二階氏が大阪に万博も、鳥羽もと言い出して、ご存知のように、万博には山中先生も参加されることになるのですが、松井氏も、これは空き地(バブル期に、2008年のオリンピック誘致を捕らぬ狸の皮算用で見込んで大失敗、今や大阪の借金の元)に作ることで、一石二鳥を目指したものであり、カジノに詳しい木曽さんは、これは空き地利用を目指したもので、二兎を追うものは一兎も得ず、の可能性があると指摘されました。

 経営コンサルタントのデーヴィッド・アトキンソンさんは、万博には複数の都市が立候補して、競争であり、そして賭場の誘致も、大阪のように恵まれたところではなく、貧しいところに、要するに原発と基地と同じ理屈で押し付けられることへの危惧を述べられて、やはり、賭場と万博の共倒れを懸念されました。

 これ、大阪市民は、やはり万博は期待しても、賭場には否定的なのには安心しましたが、私には、まず、大阪はバブル期に、2008年の大阪オリンピックなどを当て込んで開発に失敗し、それで不良債権と化した埋め立て地が山のようにあり、その処理が目的で、そして、舞洲は、埋め立て地にあり、要するに、南海トラフ津波で全滅であり、これには、バブル期に負債の解消を大阪市、大阪府と、関西の財界の狙っているものもあり、この日は、京都が観光地でにぎわっており、バスは混雑して乗れず、外国人観光客の皆さんは自転車で観光ツアーをされて繫栄しているとの報告もあり、百歩譲っても、万博は認められても、賭場には、問題もあり、例を上げたら、神戸の元町の西に、阪神電鉄他が場外馬券売り場、通称馬券ビルを87年に、地元の商店街の反対を無視して強行されて、実際、元町高架下商店街の入り口の元町西口は、競馬のある週末は博徒で風紀が悪化し、そして、馬券ビルの近くにある、海文堂書店が閉店になったように、馬券ビルは経済の振興にもなっておらず、阪神電鉄などが儲けただけ、そして、馬券ビルの完成した87年は、阪神タイガースの暗黒時代の始まりで、私は馬券ビルを阪神電鉄が強引に作ったために、タイガースが低迷したと、勝手に思っています(笑)。だから、大阪に巨大カジノが作られたら、タイガースは永久にBクラスでしょう(笑)。冗談でなく、日本はただでさえギャンブル依存症が異様に大きく、海外のカジノ関係者も大阪のカジノに注目して、何とトランプ氏もであり、アメリカがギャンブル国家になりつつあります。

 

 そして、大阪は、クラシック音楽ファンから見たら超後進地帯であり、これは世界的なホールや、オーケストラを持つのに、維新の政権になり、それらの経営は苦しくなり、ザ・シンフォニーホールは、カラヤンが世界一の音響と評したのに、朝日放送の手にあまり4年前に売却、そして大阪の4つのオーケストラはどれもしんどく、例えば、大阪フィルは9月に、世界的な指揮者、インバルを招いてマーラーの交響曲を演奏しても、大阪フィルは経営が苦しく、優秀な奏者を雇えない、正規の奏者の数も減らされて、演奏には難も多くファンの批判を受けていましたが、大阪フィルは朝比奈隆の君臨した世界に名の通るオーケストラ、それがこの始末とは、阪神タイガースの暗黒時代どころの騒ぎではなく、ただ、それでも、インバルは来年も大阪フィルにマーラーを指揮するために来てくれますが、これだけ優れた資源を持ちながら、クラシック音楽を衰退させた責任は橋下氏や松井氏、吉村氏にあり(それ以上に三洋電機の消失、シャープの実質破綻、日清食品が本社を東京に移したのも、全て橋下氏の台頭以来であり、これは橋下氏、松井氏、維新に責任があります)、もちろん文楽もであり、79年に、共通一次試験導入時に、いしいひさいちさんが、採点の機会が壊れてデタラメな採点を続けた結果、21世紀の日本はギャンブル国家になったとのまんがを書かれたましたが、それが現実化しています。日本を、ギャンブル国家にしてはなりません、以上、VOICEの内容でした。