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(ひもとく)認知症、共に生きる 語り合い、希望を持ち、備える by limitlesslife
April 18, 2016, 11:52 pm
Filed under: 連帯・連携
(ひもとく)認知症、共に生きる 語り合い、希望を持ち、備える
永田久美子 朝日新聞 2016年4月17日■認知症介護研究・研修東京センター研究部長、永田久美子

線路に入ってしまった認知症の男性が列車にひかれ死亡した事故をめぐり、最高裁が
先月、注目の判決を下した。遺族に損害賠償を求めたJR東海の訴えを認めず「遺族に
賠償責任はない」としたのだ。

「もし自分の家族が事故で命を落とし、損害賠償まで請求されたらどうしよう」と、
裁判の成り行きを見守っていた人も多い。民法の条文の金縛りを解き放ち、認知症の本
人と家族の現実に光をあて、超高齢社会への活路を開いた勇気ある判決だ。

一方、事故の責任や損害を誰が負うのか、大きな宿題が残された。また、本人は事故
を起こした加害者ではなく、本人こそ被害者ではないか、という根本的な疑問も残る。

今回の判決を機に、対立にエネルギーを費やすのではなく、認知症の人も周りも、安
心・調和して過ごせる社会をどう一緒に創っていけるかを考え、その点にこそ注力して
いく出発点にすべきではないだろうか。

■公的対策が必要

認知症の人の行方不明や事故は日常茶飯の出来事だ。その実態に迫ったのが『認知症
・行方不明者1万人の衝撃』だ。NHK取材チームによる地道な取材と調査を集大成し
た渾身(こんしん)の一冊だ。認知症の人は意味もなくさまよっているのではなく、散
歩などに出かけた先で家に戻れなくなったり、事故に遭遇してしまったりする現実があ
ぶりだされている。

深刻な事態が何十年も続いているのに「行方不明の実態を正確に把握し、再発防止に
取り組む公的機関がどこにもない」と本書が鋭く指摘した状況は、今も変わっていない

公的対策の必要性を提起しつつ、問題の本質は「一人一人が、街の片隅で命を落とし
、あるいは絶望とともに涙に暮れる人々に目を向けてこなかったからだ」と自戒をこめ
て記している。その通りだと思う。

本書には、対策に真剣に取り組む各地の実例や家庭でできることもわかりやすく紹介
されている。絶望を希望にかえる手がかりは、身近な地域や一人ひとりの日々の暮らし
の中にある。

■偏見はらす一歩

認知症になると何もわからなくなり、時には危険な存在とすらみなされてきたが、大
きな偏見だ。この偏見が解消されない限り、私たち自身が歩む老い先は冷たく厳しい日
々になる。

こうした偏見を一気に晴らしてくれる一冊が『私は私になっていく』だ。著者は、オ
ーストラリアの元政府高官。認知症との診断後の絶望の淵(ふち)から抜け出した彼女
は言う。「認知症は多くの点で、本人とその家族がスティグマ(負の印)のために孤立
してしまうという社会の病気だ」と。彼女はそういう偏見を自らなくしていくために、
勇気をもって外にでていく挑戦を始める。新たな出会いを通じ、自らの内に豊かに宿る
感性や力が次々と開かれていく。この一冊と出会えたことで、世界中でどれほど多くの
人が自分を信じなおし、前を向いて進む勇気と希望をえられたことか。日本でも著者は
大きな影響を及ぼし、認知症と共によりよく生きる新たな動きが生まれている。

認知症はもはや絶望の病ではない。発症から最期まで平均10年以上に及ぶ長い期間
は、自分の人生終盤のかけがえのない日々だ。戸外に出て四季折々を楽しみ、人とつな
がり、働き、希望を持って生きる人たちが各地で増えている。『旅のことば』は、そん
な新しい生き方のガイドとなるユニークな一冊だ。すべての世代の人たちの道標になる
。この本をもとに、暮らしの中での(ささやかな)希望を見つめなおし、語り合い、老
いに楽しく備えていく動きが広がると、遠回りのようで、行方不明や事故がなくなる社
会にたどりつく一番の近道になると思う。

◇ながた・くみこ 60年生まれ。『認知症の人たちの小さくて大きなひと言』(監
修)など。

________________

みなさん 色平さん
みなさんご存じですか、自殺者は毎日70人です
 2013年 年間 27858人  毎日 76人
 2014年 年間 27283人  毎日 75人
 2015年 年間 25374人  毎日 70人
これが積極的平和主義を唱えるアベ政治の実態です。
  (さいたま市 石垣敏夫)

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



護憲円卓会議ひょうご事務局通信⑮を送ります by limitlesslife
August 13, 2015, 1:09 pm
Filed under: アベノクー, アベノミス, 連帯・連携

護憲円卓会議 会員の皆様、 8/28参加四党の皆さん、 ご支援下さっている皆さん、 

 

✸護憲円卓ひょうご:事務局通信15号を送ります。「8/29政党・市民の討論集会」の案内ビラ、 同集会への共産党への参加要請に対する回答(2度目)、 「アベ政治を許さない市民デモKOBE」第2回集会・デモ、 につき報告します。

✸添付文書は削除される例が多くありますので、添付と本文挿入と二重にお送りしております。 加えてメール自体を重複して受けとられれる方もあり,申し訳ありませんがご容赦下さい。

 

護憲円卓会議ひょうご 事務局通信⑮ 

2015・8・12  報告者 佐藤 三郎 (円卓会議世話人代表)  T/F 078-733-3560

 

<「円卓ひょうご」の取組課題>

 

■【Ⅰ】 政党・市民対話集会

 

民主主義を守る連携の輪

どう創るか

~「オール沖縄」の闘いに学ぶ~

と き 829日(土)1330分~1630 

ところ 兵庫勤労市民センターJR兵庫駅北側3分)   

 

提 言                      参加費:500

水岡俊一(民主党兵庫県総支部連合会代表)

小柳久嗣(社会民主党兵庫県連合顧問)

松枝佳宏(新社会党中央執行委員長)

松本なみほ(緑の党兵庫県本部共同代表)

 

「もう黙ってはおれません! 自分の思いを行動で」と、街頭に飛び出した世代をこえる新しい動きが広まる中、政府は7月16日、衆院本会議で戦争法案を強行可決。通常国会異例の95日間延長は、参議院の審議がいかに紛糾しても 「送付後60日経過➔衆議院での2/3以上再議決➔法案成立」(憲法59条) ➔アベの腹は決まっています。原発政策、秘密保護法、労働法制、戦争法制と個別の政策について、いずれも世論は反対多数にも関わらず、選挙になると自民党を勝たせてしまう、これではアベの暴走は止められません。

 

護憲・平和・生活擁護を求める市民は、その「思いを託せる政党・市民の連携・協力」の実現を心から願っています。運動をリードするべき政党や市民団体が、「“連携の輪”をどう創るか」というという必要不可欠な課題に対し、残念ながら、明確な方針を持つことが極めて難しいのが現状です。

この集りの位置づけを、『安倍自民暴走の嵐のなかで、政党・市民が共に集い、「今、私たちは何をすべきなのか」を共に考える集会』としました。講師を招いての講演会・学習会とは異なり、参加者を話す側・聞く側に分けるのではなく、対話を通じて共に考える場であることから、「政党・市民の対話集会」と表示しました。

本集会の趣旨にご理解いただき、一人でも多くの参加と積極的な討議を心よりお願いします。

 

主催:護憲円卓会議ひょうご 佐藤 三郎(世話人代表)

          連絡先 minami2satou@kxa.biglobe.ne.jp T/F: 078-733-3560

 

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招聘政党 :民主党・社民党・新社会党・緑の党4党からは、5月末までに参加の回答を、共産党は5/20に、生活の党は5/28に参加出来ないとの回答を受けとりました。

 

7/13拡大世話人会での討議にもとづき、8/29集会不参加を表明されている共産党兵庫県委員会を7/23訪問し、「再度の参加要請」を行いました。

7/22の電話による共産党への面談申し入れに対し,対応された村上さんは「翌日夕刻ならば…」との回答で,7/23の16時30分から県本部での面談が実現しました。村上さんとは、当会主催の2015/1「共産党の憲法観を聴く」(堀内衆議院議員から)集会の準備過程で,何度かメール交換を行い,以後「円卓会議ひょうご事務局通」をお送りしていたのですが、その役職が県本部書記長であることは知りませんでした。

 

23日当日は,多忙であったと思うのですが、じっくり当方からの説明に耳を傾け,気がついたら1時間半近くが経過していました。 8/29集会案内ビラの作成が遅れており,8月当初には発行したい旨を告げ18時頃退出しました。初回の参加要請は、5/15発信に対し5/20に不参加の返信がありましたが、今回は8月に入っても返事がなく2週間近くが経過し気をもんでいたのですが、8/5に以下の回答を受け取りました。

 

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201 5年8月4 日

護憲円卓会議ひょうご
世話人代表 佐藤 三郎 様                               日本共産党兵庫県委員会
書記長 村上 亮三

先日は、私どもの事務所まで直接足を運んでいだだき、ありがとうございました。当日は、改めて、「8・29政党と市民の対話集会」へのご案内をいただきました。ご案内の主旨を検討させていただきましだので、ご返事させてもらいます。

ご説明では、5月20日付けで、松田県委員長からお断りの返事をしたことを前提に、その後の情勢の変化をふまえて、テーマについでも変更するという主旨でした。戦争法案阻止の運動が発展し、安倍政権が民主主義の根幹を壊そうとしていることへの怒りが広がっていること、同時に、国会の会期が9月下旬に大幅延長されことを指摘されました。
そして、「安倍政権を打倒し、民主主義を守る」ための共同行動をどのように高めていくかをテーマにし、来年の参院選や「改憲国民投票」を視野に入れた議論は、先送りするとのことでした。

さて、5月2O日の松田県委員長の返事では、「安倍政権の暴走加速に比例して『戦争法案』阻止の一点でのとりくみの条件・可能性が大きく広がっています」として、兵庫県弁護士会がよびかけた、6月21日の 「兵庫大集会・バレード」や、県内各地の 「9条の会」の存在、学習会や宣伝、署名など、草の根の運動に連帯・連携してただかいを担う考えを表明していました。そして、戦争法案反対の一点共闘が進み始めているもとで、この時期に 「護憲」を掲げる政党間の協力の枠にこだわって精力を割く状況ではないとして、参加をお断りしていました。

率直に言って、県委員長が返事をした状況に根本的な変化は起こっておらず、逆に情勢の発展によって、当時の判断にいたった条件は一層大きくなっていると考えています,「対話集会」当日の8月29日には、兵庫県弁護士会が再度よびかけ、県内4か所で集会・バレードが行われるなど、盆明けから8月下旬にかけて、戦争法案阻止の運動が、全国、全県で最大規模で、連日取り組まれる時期となります。もちろん、県内の日本共産党組織は、県民と連帯して、これらの運動に全力をあげます,

再度のご案内をいだだき大変恐縮ではありますが、「対話集会」への参加はお断りさせていただきます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

  『7/20東京・神田の学士会館で「安全保障関連法案に反対する学者の会」の記者会見が行われ,約150人の学者が並びアベ政治を「立憲主義と民主主義の破壊」批判するテレビ映像には驚いた。賛同する大学教授や研究者はどんどん増え今や1万3千人。学生団体「SEALDs」と連携し,共にマイクを握る。重層的な運動をつなぐ役割を、それぞれが自発的に担えるようになった…』(朝日2015/8/9「政治断簡」より) そして、8/2東京・渋谷では5000人をこえる高校生の街頭行動も出現しました。

 

これらは、60年安保での労組や政党などの組織主体とは決定的に違って個人や市民が主体の動きであり、急速に普及・進展したインターネットをフル活用して、各地・各団体の情報・活動が拡散・共有され、いま予想を超える広がりとなっています。この重層的な運動をつなぐ役割は、各地の団体や個人が自発的に担うようになってきていると伝えられ、60年代の安保改定阻止国民会議や県民会議に期待してきた私のような世代にとっては、驚きの一語に尽きます。

 

では労組や政党は、この様な国民的共闘の中で果たすべき役割とは何なんでしょうか。戦後70年で蓄積された経験や組織の力を生かして、燃え広がる草の根の運動を「継続・発展のための下支え」の取組を更に強めて欲しい。更に、民主主義・平和主義・立憲主義の破壊に突き進むアベ政治を変えるために,「護憲派政党の強化・連携」はますます必要となってきています。 同時に、それらは政党側だけに求められるものではなく、市民活動の担い手自身にも根強くのこる政治・選挙ぎらいを克服する必要があります。

 

  この「政党・市民の対話集会」は、「“連携の輪”をどう創るか」という避けては通れない課題について、共に語り、考え,行動するきっかけづくりの場にしたいと願っています。「言ってもダメだろう」「誰かが考えてくれるだろう」もうそんなことで打開できる事態ではありません。

本集会の趣旨にご理解いただき,一人でも多くの「参加と積極的発言」をお願いする次第です。

 

■【Ⅱ】 市民活動“垣根を越えた連携の輪”の実現に向けて~

 

「アベ政治を許さない市民デモKOBE」  第2回集会・デモ: 日時 8月23日(日)

 

【集会】 16:00~18:00兵庫県私学会館大ホール(JR元町駅東口北西2分) 内容 泥憲和さん(元自衛官)をはじめ、学生・ママ・戦争体験者など様々な立場からのスピーチを予定、 

 

【デモ】 18:30~19:30 (私学会館→花隈→元町4丁目→元町商店街→大丸前→三宮センター街→フラワーロード→阪急三宮駅東口北側デコボコ広場)

 

~今問われているのは、「主権在民」「法治国家としての内実」そして「戦争放棄の約束」です。安倍晋三は、これらを危うくしている最大の脅威です。この時代に生きる私たちの責任で、戦争法案とアベ政治をいっしょに葬りましょう。~ 法案廃案に向けて、鳴り物やプラカードなどを持ち寄り、元気なコールでアピールしましょう。

 

よびかけ29団体 (8月11日現在) (アイウエオ順) ~7月第1回行動以降5団体が新参加

芦屋「九条の会」、安保法案反対!市民の集い、NHK問題を考える会(兵庫)、関西合同労働組合兵庫支部、 基地のない平和で豊かな沖縄をめざす会大阪、 原発の危険性を考える宝塚の会、 憲法の改悪に反対する元教職員ひょうごネット、憲法を生かす会・ひょうごネット、 (公財)神戸学生青年センター、神戸こども未来舎、 KOBEピースiネット、 神戸YWCA、 護憲円卓会議ひょうご、 さよならウラン連絡会、 さよなら原発神戸アクション、 熟年者ユニオン、対話で平和を!日朝関係を考える神戸ネットワーク、 宝塚宗教者・市民 平和会議、脱原発明石・たこの会、 脱原発はりまアクション、 地域に生きる川西市民の会、 とめよう戦争!兵庫・阪神連絡会、 阪神社会運動情報資料センター、 PEACE ✿ WEST WOMEN(愛と平和の女子パレ)、 兵庫県有機農業研究会、 平和と民主主義をめざす全国交歓会・兵庫、 辺野古の海に基地を作らせない神戸行動、 日本基督教団兵庫教区社会部、ポーポキ・ピース・プロジェクト、(更に募集中)

<主催 アベ政治を許さない市民デモKOBE 問合せ 高橋秀典 090‐3652‐8652 saltshop@kobe.zaq.jp

 

【編集後記】

⦿ 6/29奥田愛基(シールズSEALS:自由と民主主義のための学生緊急行動) 『さらに力を入れたいのは野党の結束だ。全野党に言いたい。 主張をぶつけ合っている場合じゃない。小選挙区制度の中でどうすれば与党に太刀打ちできるか、真剣に考えるべきだ。 14年12月の衆院選も打倒自民で候補者を一本化できれば勝てた。(自公の得票よりも野党の得票合計の方が多い)、各選挙区で野党候補者を絞る予備選挙の実施を求めたい。この国が立たされている危機的状況を理解できていれば必ずできるはずだ。』 

 

⦿幾つもの政党の人たちと話してみて,政党間の話し合いの見えない壁はとてつもなく厚いようです。地方の世話人たちは「それは中央での問題だ」と考え,中央では過去の経緯や因縁が壁となっているようです。シールズの若者が言ってるように,私たちも声を出すべきだと、そう思って7/23,83歳の誕生日に3つの政党事務所を4時間かけて回りしたが、8/5の共産党不参加回答は辛かったです。

 

⦿アベ政権の政治は、彼らを縛る国の基本である憲法を自分勝手に解釈し、私が体験した戦前の13年(父親の徴兵、家計の苦しさ、空腹をすかせた毎日、軍人の横暴、多くの戦災死…)に引き戻そうと、暴走を続けています。そんな陰鬱な毎日ですが、「黙って見過ごしてはダメだよ」とめげる心を励ましてくれているのは、毎日の公園作業で知り合った野良の子猫と過ごす早朝10分余の “憩い時”のように思えます。(佐藤)

 

 

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