Global Ethics


11/11(土)選挙が変われば政治が変わる 第2回選挙マルシェ(公選法の改正をめざす市民団体の惰報交流見本市) by limitlesslife

紅林進です。
公選法の改正をめざす市民団体の情報交流見本市である「選挙マルシェ」が
今年3月11日に開催されましたが、その第2回が11月11日(日)に東京・中目黒
の恵泉バプテスト教会で開催されます。
今回は「若者と選挙」をメインテーマに、2部構成で、第1部では三井マリ子さんによる
「ノルウェーの選挙」についての報告や若者たちによるトークセッションが行われ、
第2部では、各党議員による「僕らも政治家になってみたい?!」と題するシンポジウム
が行われます。
協賛市民団体によるリレートークやブース展示も行われます。
第1回と比べて、今回は協賛市民団体も増え、更にパワーアップしたイベントになります。
選挙が変われば、政治が変わります!
予約や申し込みは不要ですので、多くの方々のご参加をお待ちしています。
(以下、転送・転載・拡散歓迎)
_____________________________
選挙が変われば政治が変わる 第2回選挙マルシェ
公選法の改正をめざす市民団体の惰報交流見本市。
大好評第2回。
今回のテーマは「若者と選挙」。
超党派で各党の意見も聞いてみよう!

選挙が変われば政治が変わる 第2回選挙マルシェ

(公選法の改正をめざす市民団体の惰報交流見本市)
日 時:11月11日(土)11:00~15:30(2部制・休憩あり)
会 場:恵泉バプテスト教会
東京都目黒区中目黒3-13-29
東急東横線「中目黒駅」「祐天寺駅」より徒歩10分
JR「渋谷駅」東口より東急バス 渋71 洗足駅行「けこぼ坂上」下車徒歩1分
JR「恵比寿駅」西口より東急バス 恵32 用賀駅行「けこぼ坂上」下車徒歩1分
地図→https://loco.yahoo.co.jp/place/g-w8iJa8KZDzI/map/
資料代:1000円(学生500円/小学生以下無料)
主 催:選挙マルシェ実行委員会
連絡先:03-3424-3287
izumi-jokura@outlook.jp

第1部【シンポジウムⅠ】
~海外報告~
見てきた!民主主義度世界一の国ノルウェーの選挙 三井マリ子さん
~ワタシたちも選挙運動をしてみたい!~

  学生団体 ivote、日本若者協議会、POTETO、東京青年会議所 各団体代表トークセッション

───途中休憩(団体ブース散策)───

【トーク・マルシェ】参加市民団体リレートーク
第2部【シンポジウムⅡ】議員と話そう!
~僕らも政治家になってみたい?!~
伊地智恭子(社会民主党:多摩市議)
萩野稔(日本維新の会:大田区議)
落合貴之(立憲民主党:衆院議員)
音喜多駿(かがやけTokyo:東京都議)
小松大祐(自由民主党:東京都議)
坂井えつ子(緑の党グリーンズジャパン:小金井市議)
高橋昭彦(公明党:世田谷区議)
鳴海ゆり(生活者ネットワーク:八王子市議)
※日本共産党、希望の党も交渉中
司会:日向美砂子(選挙マルシェ実行委員会:小平市議)
※敬称略。登壇者は当日変更の可能性もあります。

三井マリ子さんプロフィール
女性政策研究家。
フルブライト奨学金で米コロンビア大学MA(修士)修了。
都立駒場高校教員から都議会議員(2期)。
都議時代、都に新設させた「セクハラ対策」は全国に影響を与えた。
法政大学講師等を経て、大阪府豊中市男女共同参画推進センターすてっぷ初代館長、福井県武生市(現越前市)
初代男女平等オンブッドを歴任。
全国フェミニスト議員連盟を創設し初代代表、「増やそう女性議員、なくそう女性議員ゼロ議会」運動を続ける。
ノルウェーの暮らしをルポした「世界でもっとも住みやすい町」が週刊金曜日ルポルタージュ大賞佳作入賞(2011)。
クオータ制紹介など女性差別撤廃条約推進に対して赤松良子賞受賞(2012)。
『ノルウェーを変えた髭のノラ:男女平等社会はこうしてできた』(明石書店)、『バックラッシュの生贄』(旬報社)『女たちのパワーブック』(かもがわ出版)、『セクハラ110番』(集英社)など著書多数。
世界の女性ニュースを紹介するブログFEM-NEWSを主宰。

第2回選挙マルシェ協賛団体
学生団体 ivote
Women’s Innovaton
変えよう!選挙制度の会
希望の種
希望のまち東京をつくる会
供託金違憲訴訟弁護団護
クオータ制の実現をめざす会
クオータ制を推進する会
草の実アカデミー
公正・平等な選挙改革にとりくむプロジェクト
在日韓国人問題研究所(RAIK)
市民政策調査会
障害をもつ人の参政権保障連絡会
女性参政権を活かす会
選挙検定協会TFE
選挙市民審議会
全国フェミニスト議員連盟
東京・生活者ネットワーク
日本国民救援会
一人一票実現国民会議
100% Go Vote! めざせ100%
「平和への結集」をめざす市民の風
緑の党グリーンズジャパン
リベラル日本研究会
私が東京を変える
※五十音順、その他団体交渉中。

Advertisements


小選挙区制の廃止を含む2017年衆議院千葉6区政策協定 by limitlesslife
October 25, 2017, 2:43 am
Filed under: 選挙(制度問題・改正、不正、・・・)

[転送・転載歓迎します。]

つながろう!ちば6区市民連合が政策協定を結んで野党統一候補に推薦していた民進党元衆議院議員・現立憲民主党の生方幸夫氏が比例区で当選しました。

私は10年以上前から小選挙区制の廃止を結集軸にした野党選挙共同を主張して実践してきましたが、もういいかげん、今回の選挙をきっかけに実現させなければなりません。

政策協定には小選挙区制の廃止も盛り込んであります。惨憺たる選挙結果の中にあって、この政策協定は今後の政治的市民運動のテコになります。

今回の選挙では新聞もそれなりに小選挙区制の問題点を指摘しています。これも追い風にしていきましょう。

衆院選:比例代表 自公87、半数届かず 小選挙区の恩恵 – 毎日新聞
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171025/k00/00m/010/118000c

自民の大勝、小選挙区制が後押し 得票率は48% – 2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASKBR5DWZKBRUTFK01N.html

東京新聞:<有権者発>小選挙区 問題点は 得票率48%で3/4占有:政治(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017102402000127.html

(選挙前の記事)
衆院選過去4回、大差で決着…小選挙区制の特徴 : 選挙 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news2/20171010-OYT1T50045.html

太田光征

2017年衆議院千葉6区政策協定

つながろう!ちば6区市民連合と衆議院議員選挙予定候補・生方幸夫は、以下合意する。

1.野党4党合意(2017年4月5日付「『市民連合が実現を目指す政策』に関する4党の考え方」)を堅持し、つながろう!ちば6区市民連合開催の「市民の願いを語る会」で出た意見に留意する。
2.安倍政権を退陣させ、集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回し、憲法違反の安保法制を廃止して、立憲主義を回復する。
3.憲法改正の発議に反対する。
4.共謀罪法、特定秘密保護法は廃止する。
5.低所得者の社会保障・労働条件を改善し、中小企業を助け、格差貧困を解消する。残業代ゼロなど安倍政権の働き方改革に反対する。
6.消費税の10%への引き上げは見送る。富裕層や大企業への課税を強化する。
7.原発の再稼働を止める。
8.辺野古新基地建設を止める。
9.核兵器禁止条約に加盟する。
10.小選挙区制を廃止し、一票の格差をなくし、民意をフェアに反映する選挙制度を実現する。
11.生方幸夫は衆議院千葉県第6区野党統一候補として当選後にちば6区市民連合との政策協議に応じる。

2017年10月5日

つながろう!ちば6区市民連合
共同代表 浅川博之
共同代表 太田光征
共同代表 高平福代

衆議院議員予定候補 生方幸夫

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



毎日放送ちちんぷいぷい(2017/9/22) 武田一顯 解散総選挙を語る、今知っておきたいこと by limitlesslife

 

永岡です、毎日放送のちちんぷいぷい、MBSの河田直也アナウンサーの司会、解散総選挙について、国会王子ことTBSラジオ記者の武田一顯さんが解説されました。

民進党の長島幹事長は森友学園、加計学園問題隠しと批判、しかし菅氏や野田聖子氏らは解散は総理の専権事項というものの、石破氏は異論を述べて、与党内からの批判もあり、民進党はあの豊田真由子氏から暴行された秘書の男性の擁立を模索しており、出馬予定の選挙区は稲田氏の福井1区、刺客候補か?京都では谷垣氏が出馬せず、後継候補は身内から出ないといい、武田一顯さん、MBSスタジオで、風邪きみ、解散風であり、これは10日くらい前から怪しいとみられて、ASS-麻生会談から、弱いものいじめ解散、相手が弱い時にやり、政治の世界ではいじめられる側に問題もあるものの、横綱相撲ではなく、ASSはニューヨークから25日に帰国してどうして解散するか説明し、しかし共和国との関係は売り言葉に買い言葉、トランプ大統領の言葉も乱暴で、日米は緊密ではあっても、乱暴な言葉のやり取りに終始している。

野党は怒っており、国会を開く手続きに応じておらず、このままだと中曾根氏の際にやった、本会議場でバンザイしないもの、議長室で中曾根氏の際にはバンザイした。

そして、このハゲと暴言・暴行の豊田真由子氏の秘書の擁立、武田さん、豊田氏の次に秘書の方が有名になり、稲田氏も異常な形で防衛大臣を辞めて、しかし稲田氏は地元では強く、この秘書の方、出馬だと姿勢を問われることになるとスタジオで声があり、ボスを売ったのかというものであり、スキャンダルで離党は、山尾氏の選挙区には自民党は立てて、民進党は立てない、民進党に反して離党したのではないためで、その後民進党復帰はあり得て、中川俊直氏の場合は、無所属で出て、自民党が実質立てる、山尾氏は選挙では強いものの、中川氏はそれほど強くなく、支持者は離れるか、豊田氏だと離れて、中川氏には一定の地盤はあるものの、しんどい。

谷垣氏、来年が選挙なら出られて、加藤紘一氏が亡くなり、谷垣氏も引退、リベラル系が引退、死去、上西小百合氏は不出馬とニュースの中で報じられました。

どこにいれたらいいか、各党の立ち位置、武田さん、究極の選び方、マトリックスで消費税増税の賛否と、憲法改悪の賛否、自民党は両方賛成、石田英司さん、消費税増税を否定したらヤベェノミクスが失敗したことになり、自民党の大半は賛成する、公明党は消費税増税は賛成、憲法改悪は本当はやりたくなく、自民党と一緒にいたいために憲法改悪に賛成、軽減税率は公明党の案を飲む。

民進党は消費税増税では候補により違い、憲法改悪も両方の意見があり、マトリックスの真ん中、前原体制になってすぐであり、弱いものいじめ解散、憲法改悪は前原氏は賛成、枝野氏は反対、消費税増税も同様。

維新は消費税増税は反対、憲法改悪は賛成。

そして、共産党はもちろん消費税増税反対、憲法改悪反対、自由党は維新に立場は異なるものの、小沢一郎氏は憲法改悪は賛成するものがあり、小池新党は消費税増税、憲法改悪は賛成であり、このように消費税増税、憲法改悪賛成の党が圧倒的であり、武田さんのいっく「選ぶのは 色艶中身かどんぐりか?」、中身を見たら候補の力はどんぐりの背比べであり、ともかく投票に行って意思表示してほしいと締めくくられました。以上、武田さんのお話でした。



中選挙区比例代表併用制変法ほかのシミュレーション   by limitlesslife
August 25, 2017, 8:30 am
Filed under: 選挙(制度問題・改正、不正、・・・)
皆さん

8月22日のとりプロ選挙市民審議会第16回第2部門会議で配った資料のファイルです(改行のずれを修正しました)。早くにファイルでお示ししたたっかのですが、時間がなくて。シミュレーションそのものを行ったエクセルファイルも添付します。

衆議院の選挙制度を比例代表制に一本化する場合のブロック定数、比例配分方式、政党と無所属候補の獲得議席数の関係についてもシミュレーションしたかったのですが、時間切れでした。次回会議までに行いたいと思います。

シミュレーションは、投票区を全国一区、選挙運動区を区割り選挙区にするという考え方で、都道府県区割りに定数121を人口比で割り当て(「目安定数」)、16年参院選の結果(政党は比例区得票数、無所属候補は選挙区得票数など)に基づいて、最大剰余法(各党・各無所属候補の全国得票率に定数をかけ、まず商の整数部分の議席数を各勢力に配分し、残る配分漏れ議席を小数点の大きい順から配分)などで各党と各無所属候補に議席を比例配分するなどしたものです。無所属候補も10人前後が当選します。

党内当選順位を対平均得票数比(各候補者の16年選挙区選挙の得票数を各選挙区の平均得票数で割った商)順とする場合、「選挙運動区」としての都道府県選挙区を地盤とする当選者の数が当該選挙区の「目安定数」に満たないケースは全国で約10選挙区の約10人と推計されます(「目安定数」を超えるケースも同数ある)。ただし、各選挙区の得票数第1位候補が党内当選圏内から外れるケースはゼロです。

太田光征

中選挙区比例代表併用制変法ほかのシミュレーション(2017年8月22日)
中選挙区比例代表併用制変法ほかのシミュレーション(2017年8月22日) (1)


よく分かるドイツ型小選挙区比例代表併用制の仕組み――「選挙されない議席」を発生させるドイツ型併用制は成功例か by limitlesslife
July 11, 2017, 11:57 pm
Filed under: 選挙(制度問題・改正、不正、・・・)

皆さん

中選挙区比例代表統合制は正しくは比例代表中選挙区統合制です。訂正してお詫びいたします。

比例代表中選挙区統合制は選挙市民審議会(toripuro.jimdo.com)で同席している桂協助さんが提案している制度です。本体の解説書とQ&Aをご紹介します。

衆院選挙案「比例代表中選挙区統合制」.pdf

https://is.gd/LPC8Fp

170621比例代表中選挙区統合制・Q&A(桂協助).pdf
https://is.gd/nd9bxH

なお、私が衆参の別なく提案しているのが中選挙区比例代表併用制です。名称は桂さんの案と似ていますが、思想はかなり異なります。分離しない定数枠の下で全候補者に2種の投票方法を作用させて民意の測定を精密化・平等化して、ドイツ型併用制を含む既存の選挙制度の差別性や単純比例代表制の粗雑性などを克服する制度として、2007年にオリジナル版(http://otasa.net/documents/mpr.doc)を提案しました。その後、中選挙区投票で無所属候補を当選させた有権者の全国比例名簿投票を無効化する修正を施しています。

考え方は最近まとめた「中選挙区比例代表併用制・比例代表中選挙区統合制・小選挙区比例代表併用制・参議院型並立制の比較」(https://is.gd/HWSnJn)の方が明瞭に分かるでしょう。当選の決定方法以外の骨格は、中選挙区制に全国比例名簿投票の1票を追加するだけというシンプルさです。

太田光征

On 2017/07/09 13:28, OHTA, Mitsumasa wrote:

[転送・転載歓迎します。重複受信の際はご容赦ください。]

よくドイツの成功例として引き合いに出される小選挙区比例代表併用制ですが、本当にそうでしょうか。どうもドイツ型併用制はほどほどに理想的な選挙制度という評価が定着して、民主主義の発展に影響を及ぼす選挙制度についての論議に停滞をもたらしているように思われます。

ドイツ連邦議会の選挙制度は2011年以降に改定されました。私の立場からすると改悪です。ドイツの選挙制度改革を解説している国会図書館の資料と、選挙市民審議会第14回第2部門会議(2017年6月21日)で私が使った選挙制度比較表をご紹介しておきます。

ドイツの選挙制度改革(2)―小選挙区比例代表併用制のゆくえ― – digidepo_10188913_po_078701.pdf
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_10188913_po_078701.pdf?contentNo=1&alternativeNo=

中選挙区比例代表併用制・中選挙区比例代表統合制・小選挙区比例代表併用制・参議院型並立制の比較
https://is.gd/HWSnJn

A4で2ページほどの(1)と(2)だけでもお読みください。

(1)分離的な定数枠/立候補者/持ち票構造による制限選挙

一般的に選挙制度がややこしく感じるのは、複数の要素の構造を一体的に把握しなければならないところにあります。立候補者がどの定数枠に立候補できて、有権者がどの定数枠や立候補者に投票できて、複数ある投票機能(投票先選択権、政党間議席数占有権、政党内当選者指名権など)のうちのどの機能を1票が持つのかなどを、同時に理解する必要があるからです。

ドイツ連邦議会の選挙制度は、州単位のブロック制による小選挙区比例代表併用制です。候補者の種別(政党か無所属か)とその種別の候補者に投票する有権者の種別の違いによって立候補権と選挙権の作用する定数枠が異なるのが特徴で、その結果として「選挙されない議席」が発生します。

比例名簿投票(拘束式州政党名簿への政党名投票)と小選挙区投票の1人2票制で、「仮総定数」の598議席が人口比に基づいて各州に割り当てられ、仮総定数の半分の299議席が小選挙区に割り当てられます。政党の仮総獲得議席<数>(誰が当選するかは確定的には決まらない)を決めるための比例名簿投票では仮総定数の全体の598議席をめぐって争い、政党の仮総獲得議席<数>の<約半分の議席>と無所属候補の<全議席>を<どの候補者に与えるか>を決めるための小選挙区投票では仮総定数の半分の299議席をめぐって争います。

無所属候補は小選挙区からしか立候補できない一方で、政党の小選挙区候補者は比例名簿にも登載されます。無所属候補か政党候補かで立候補できる定数枠が異なり、無所属候補の立候補権が制限されます。また、小選挙区投票で無所属候補を当選させた(が名簿投票で政党を支持することなどもあり得る)有権者の比例名簿投票での1票は無効化され、選挙権が制限されます。ところが、小選挙区投票で政党Aの候補者、比例名簿投票で政党Bに投票する異党派投票は有効とされます。

以上の「分離的な定数枠/立候補者/持ち票構造」は、制限選挙の規定にほかなりません。ドイツ型併用制の最大の欺瞞です。次に「選挙されない議席」の中身を説明します。

(2)政党・無所属間の「投票価値の格差」は2倍超

奇妙なことに、小選挙区投票では無所属候補と政党候補が仮総定数598議席の半分の計299議席をめぐって争い、比例名簿投票では政党が仮総定数の598議席をめぐって争います。つまり、比例名簿投票では、仮総定数の598議席(小選挙区定数が含まれる)から無所属候補の当選者数を差し引いた議席を政党が争うのでなく、598議席丸々を政党が争います。さらに言い換えると、政党が598議席を確保する以外に、無所属候補の当選者数だけ議席が増えます(「598議席+無所属候補獲得議席」)。仮総定数の598議席は政党の独占枠にほかなりません。上掲の国会図書館資料を読む限り、このような解釈となります。

しかし、政党の獲得議席はこの598議席だけではありません。政党だけにさらに「超過議席」と「調整議席」が水増しされます。

政党の獲得議席は「原則」として、比例名簿投票での得票率に応じて仮総定数の598議席の範囲内で比例名簿から比例配分される議席ですが、小選挙区での獲得議席数が比例名簿投票による議席数を上回る大政党の場合、小選挙区での獲得議席数および当選者をその政党の獲得議席数および当選者とします。この規定によって「598議席+無所属候補獲得議席」からさらに水増しされる議席を「超過議席」と呼びます。

その結果、連邦レベルで政党間での得票率と議席占有率が一致しなくなるので、連邦レベルで一致するように各党に「調整議席」をさらに水増しして、一致するようにします。なお、調整議席は超過議席を得た政党にも配分されます。

結局、小選挙区投票で無所属候補を当選させた有権者の選挙権が及ぶのは小選挙区の299議席のみで(小選挙区投票で政党候補に投じる有権者もこの議席枠に選挙権を行使できる)、これらの有権者にとって「仮総定数598議席+超過議席+調整議席」は選挙されない議席であり、2倍超の投票価値の格差が生じます。

曲がりなりにも小選挙区投票で政党対無所属の得票率比が判明しても、それを無視して政党に議席が優遇配分されるため、議会における政党対無所属の勢力比は小選挙区投票における得票率比から著しくかい離したものとなります。2011年以来の改定によって調整議席制度が追加されたため、こうしたかい離が拡大しました。

(3)「1票の格差」と「投票価値の格差」

小選挙区という選挙地盤から見た場合、1選挙区から平均で2.X人が当選します。仮総定数の半分が小選挙区定数なので、1選挙区から平均で2人が当選する上に、政党への水増しで確定議席が増えるからです。1人から3人、場合によっては4人くらいの当選者が出るかもしれません。従って、「選挙区間での有権者数当たり議員数」は同じになりません。いわゆる「1票の格差」は選挙前にないとしても、選挙後に実質的に生じることになります。

しかし、「政党間での投票者数当たり議員数」は同じになり、「投票価値の格差」は発生しません。ドイツでは正当にも政党間での「投票の結果価値の平等」を追求している結果です。ただし、投票価値の平等は、政党に投じる有権者の間でのみ保障されるだけであり、無所属候補に投じる有権者は蚊帳の外です。

(4)ドイツ型併用制の歴史的背景

西平重喜の『比例代表制―国際比較にもとづく提案』(中公新書)からそのまま引用しておきます。

「このような混合式を採用した理由は二つある。ひとつは社民党と自民党が比例代表を提案し、ドイツ党は小選挙区二回投票制を考え、キリスト教民主同盟・社会同盟はイギリス式の小選挙区制を主張したことである。またイギリス占領地区の地方選挙はイギリス式小選挙区制で実施され、アメリカ、フランス占領地区では、比例代表制であった。したがってこの併用制は妥協の産物であって、この方法がすぐれているから採用されたものではないのである。
なおこの方法は一九二六年にフランスの社会党首ブルムによって提案されたが、採用されなかったということである。」

(5)候補者を選べる要素(地域代表性の保証)の演出

ドイツ大使館のサイトでは、小選挙区選挙の意義を次のように説明しています。

ドイツ大使館 ドイツ総領事館 – 連邦議会選挙
http://www.japan.diplo.de/Vertretung/japan/ja/05-politik/055-politik-in-deutschland/Bundestagswahl2013.html#topic8
「小選挙区では、第1票の最多得票候補が当選者となります。小選挙区で得た議席は、第2票によって割り当てられた議席数に関わらず有効で、小選挙区から直接選出された候補者には必ず議席が与えられます。これは、全国全ての地域が議会に代表を送り込むことを保証するためです。」

ドイツ型併用制の小選挙区投票で何が行われているかといえば、候補者の選択ではなく、その選挙区で強い大政党はどこかという当たり前の事実を再確認しているだけです。同一政党から1人しか立候補せず、同一政党内から複数の候補者を選べるわけではありません。小選挙区で当選できない大政党候補者は比例名簿投票で当選するだけであり、どうせ当選する大政党候補者を単にどこかの小選挙区に割り当てているだけです。第1区にA党a候補、第2区にB党b候補を割り当てようが、第1区にB党b候補、第2区にA党a候補を割り当てようが、有権者にとってはどうでもよいことです。

しかも、小選挙区の定数は仮総定数の半分です。全議席を非拘束式単純比例代表制などで選んでも、大政党から少数政党、無所属候補までのいずれかの候補者がほぼすべての小選挙区レベルの選挙地盤ないしそれより地理的に少し広い地域から選出されるので、地域代表性は保証されます。わざわざ候補者の半分を小選挙区選挙で選んでいるように見せかける必要はありません。

(6)不公正な選挙制度と極右勢力の台頭

既成政党が無所属候補に対する差別(仮総定数の政党独占枠、超過議席、調整議席)と新興勢力に対する差別としての阻止条項(比例名簿投票で得票率5%以上か小選挙区当選者3名以上でないと比例名簿配分を受けない)にあぐらをかいて、何重にも甘やかされている優遇ぶりは、極右勢力の台頭と無関係でしょうか。

太田光征

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



第2回選挙マルシェ協賛団体を募集 by limitlesslife
June 13, 2017, 10:15 pm
Filed under: 選挙(制度問題・改正、不正、・・・)

皆さん

下記のように協賛団体を募集しています。「平和への結集」をめざす市民の風もまた協賛しませんか。

太田光征

2017年6月13日

「第2回選挙マルシェ」趣意書

日本の選挙の仕組みにはさまざまな課題があります。「一票の格差」だけではありません。女性議員の少なさや、死票の多さ、立候補のための供託金の高さ、選挙運動についての規制の多さもあります。
うすうす問題に気づきながらも、民主制度にとって重要なテーマにとりくむ団体は数多いとは言えません。そこで選挙課題にとりくむ団体同士の交流をするイベントとして、わたしたちは、「第1回選挙マルシェ」を本年3月11日に開催しました。坂井豊貴慶應義塾大学教授による基調講演。自由民主党・公明党・共産党・日本維新の会・社会民主党・生活者ネットワーク・緑の党・自由党・無所属の9名の議員らによるシンポジウム。19の協賛団体によるリレートーク。非常に盛り沢山なイベントを100名の参加者を得て、盛会のうちに終えることができました。
この度、「選挙マルシェ」の実行委員会を再結成しました。そして「第2回選挙マルシェ」を2017年11月ごろに開催する予定です。マルシェは市場の意味です。さまざまな団体の選挙改革「見本市」を開いて、広く選挙に関する諸課題を一般にお知らせし、互いの交流を図ろう、さらにこの輪を広げようと考えています。

わたしたちは協賛団体を募集しています。「協賛」の意味は資金協力ではありません。協賛団体として宣伝チラシ等にお名前を共に連ねるという意味です。そして、できればイベント当日に協賛団体の代表の方には一言いただければと願っています。
また実行委員も募集しています。

お志のある団体・個人は、下記までご連絡ください。実行委員会は原則として毎月第3土曜日午後2時から、いづみ幼稚園にて行っています(〒154-0002世田谷区下馬1-20-4)。

選挙マルシェ実行委員会
事務局・城倉啓(じょうくら けい)
☎03-3424-3782
izumi-jokura@outlook.jp

【重要】freeml長時間メンテナンス(6月26日)のお知らせ
http://ck.freeml.com/11221

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace



[千葉県市民連合情報:0045] 7区市民連合発足集会動画   by limitlesslife
May 22, 2017, 11:36 pm
Filed under: 選挙(制度問題・改正、不正、・・・)

皆さん

7区は6区とともに(選挙)運動の変革を意識している演者の話となりました。

「つながろう!ちば6区市民連合」発足集会1/5(2017年4月15日、松戸市民会館) – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=e1UjoxgPYyg
金野奉晴さんMOV118「勝てる市民活動とは!」 – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fGEwtiErDrE&feature=youtu.be

福嶋浩彦さんは例えば、戦争法反対というスローガンの弊害を主張しています。対話を閉ざすからです。私も同感です。

私も「平和への結集」をめざす市民の風として実施した街頭世論調査(http://kaze.fm/)で、共産党に投票したいところだが同党が安保関連法を戦争法と断定しているので投票しない、と明言した男性に東京で会ったことがあります。

福嶋さんは具体的な言葉を言え、とも主張します。これも同感ですね。6区発足宣言案にあった「自衛隊員の衛生装備は米軍の軍用犬以下」に言及したのは、まさにそうした姿勢からです。発足集会では修正意見が出たため、発足後の運営会議で当該部分を削除しましたが。

99条違反でしか安倍壊憲発言を批判できない市民運動をも彼は批判します。安倍首相の国会答弁と同じことを市民運動はしていると。

市民運動の力量を向上させるための運動改革は、野党選挙共同という手段とともに今、不可欠だと思います。1人ひとりがこれまでの自分よりいかにバージョンアップするか。これにかかっています。

ところで、カバンなどをモバイルメディアにするアクション、私が始めたのはイラク戦争のころからでした。電車の中では確実にマジマジと「読んで」くれます。2012年からはひたすら「2012衆院選 自民 比例区 得票率 28%」とだけ書いたIDカードホルダーをカバンに付けています。「小選挙区制反対」よりよほど説得力があるでしょう。

見てくれた何百人に1人くらいの割合で投票行動に影響を与えているのではないか。反与党の市民1人が1人の投票行動を変えることができるなら、楽勝というものです。しかしそれができていない。

付けても違和感を持たれないモバイルメディア、ただきれいなだけのモバイルメディア、書かれてある文字を絶対に読めないモバイルメディア、なぜかわざわざ英語のモバイルメディアを付けて免罪符にしていませんか。

民族大移動ならぬ市民運動大集合に膨大な時間と労力を費やすだけでなく、あまりにもドラマチックでなくあまりにもカッコ悪いモバイルメディアのアクションをしてみませんか。市民運動家からは注目されませんが一般市民からは注目されますよ。

太田光征

——– Forwarded Message ——–
Subject: [千葉県市民連合情報:0045] 7区市民連合発足集会動画
Date: Mon, 22 May 2017 20:19:29 +0900 (JST)

みなさまへ

5月21日に行われた、7区発足集会の動画が届きました。
160人の参加でした。

運営委員 関根
—–

1)記念講演 福嶋浩彦さん
講演前編 170521 133827
https://youtu.be/MhBGcUmaoLs
講演後編 170521 140912
https://youtu.be/0dlXwUQj9kY
2)
挨拶・趣旨説明(松戸:吉野さん)
https://youtu.be/I8Wx3s0AGEk
3)
政党の挨拶(民進・共産・社民・新社会・緑の党・市民ネット)
https://youtu.be/mo-Q7fqGPao
政党挨拶(自由党からのメッセージ)170521 153636
https://youtu.be/tLNKtyJd4Ds
4)
7区市民連合・発足提案(流山:陣内さん)
https://youtu.be/NkuObwSf-wc

MLホームページ: http://www.freeml.com/uniting-peace

———————————————————————-
リラクゼーションサロンの検索&予約なら【EPARKリラク&エステ】
新規ご利用の方限定、ハッピーウェルカムキャンペーン実施中!
オンラインから新規予約し施術後口コミを投稿していただくと
ギフト券1,000円相当分をプレゼント!
http://ad.freeml.com/cgi-bin/sa.cgi?id=pXPA5
——————————————————[freeml byGMO]–

Attachments area
Preview YouTube video 「つながろう!ちば6区市民連合」発足集会1/5(2017年4月15日、松戸市民会館)

「つながろう!ちば6区市民連合」発足集会1/5(2017年4月15日、松戸市民会館)

Preview YouTube video MOV118「勝てる市民活動とは!」

MOV118「勝てる市民活動とは!」

Preview YouTube video 記念講演 福嶋浩彦さん・前編 170521 133827

記念講演 福嶋浩彦さん・前編 170521 133827

Preview YouTube video 記念講演 福嶋浩彦さん・後編 170521 140912

記念講演 福嶋浩彦さん・後編 170521 140912

Preview YouTube video 挨拶・趣旨説明(松戸:吉野さん)170521 133152

挨拶・趣旨説明(松戸:吉野さん)170521 133152

Preview YouTube video 政党の挨拶(民進・共産・社民・新社会・緑の党・市民ネット)170521 151546

政党の挨拶(民進・共産・社民・新社会・緑の党・市民ネット)170521 151546

Preview YouTube video 政党挨拶(自由党からのメッセージ)170521 153636

政党挨拶(自由党からのメッセージ)170521 153636

Preview YouTube video 7区市民連合・発足提案(流山:陣内さん)170521 153806