【動画】西川和尚のらくらく精進料理 レンコンまんじゅうのあんかけ=田中京子撮影

■レンコンまんじゅうのあんかけ

穴があいたレンコンは、先を見通せることから、縁起が良い食材といわれる。「時間がかかりますが蒸してまんじゅうにし、あんをかけるとおいしいです」と妙心寺の塔頭(たっちゅう)、東林院右京区)の西川玄房住職(75)。

西川住職の口癖は「あくも味のうち」。レンコンは、皮をむきすぎないよう注意する。「黒くなった皮だけとれば十分。あとは皮ごとすりおろしましょう」

蒸し上がったレンコンまんじゅうは、きれいな薄紫色をしていた。あくが少ないレンコンを使うと白っぽくなるという。

黄色い栗や緑のギンナン、だいだい色のニンジンがところどころから顔を出す。自然の恵みがたっぷり感じられる味だ。見た目も美しい。

蒸し器の水は入れすぎないようにしたい。完成まで時間がかかり、もったいないからだ。「無駄を省いて手間を省かず」。西川住職のもう一つの口癖だ。(田中京子)

【材料・4人前】レンコン400グラム、片栗粉大さじ3、塩少々、ギンナン12個、甘栗2個、ニンジン少々、だし汁(昆布・シイタケの湯炊き汁各150cc、淡口しょうゆ・みりん各大さじ2)、練りワサビ適量

【作り方】皮をむいてすりおろしたレンコンの水気を切り、片栗粉大さじ2と塩を加えて混ぜる。殻をとったギンナンをゆで、薄皮をむいて半分に割る。甘栗を7~8個に切り、ニンジンは薄切りにする。レンコン、ギンナン、甘栗、ニンジンを混ぜて4等分し、茶巾しぼりにする。茶巾に包んだまま蒸し器で約20分蒸し、まんじゅうを作る。だし汁を火にかけ、水で溶いた片栗粉を加え、まんじゅうにかけて練りワサビを添える。