毎日放送VOICE 林憲太郎 中国の教科書を語る

 永岡です、毎日放送テレビのニュース「VOICE」、今月から金曜解説のコーナーが出来て、今週はJNNの前上海支局長の林憲太郎さんが、中国の教育、教科書について取材をされました。
ご存知のように、日本では教科書検定(先進国に他に例なし)で、尖閣は日本の領土だと、政府が書くように指示して、中国は反発しています。それでは、中国の教育はどうか、なのです。
林さん、中国の教科書、地図を手に入れられて紹介され、歴史の教科書では、対日戦争が大きく、10ページ取られて、南京大虐殺も大きく書かれ、そこにコラム的なもので、日本には南京大虐殺はなかったとかいう勢力があるが、写真や証言を前にしても、そんなことを言えるのかとあります。
(永岡注:ちなみに、「先進国」だと、南京大虐殺はなかったとか言うと、刑事罰に問われます、これは一昨年、橋下市長の慰安婦暴言の際に、報道するラジオで木戸衛一さんが証言されました)
さらに、地図にも、南京大虐殺のことが詳しく載っているのです。
それで、林さん、実際の中国の学生はどう思っているのか、大阪の近畿大学に、中国からの留学生が200人!いて、彼らに取材されました。
すると、中国の歴史教育は近現代史中心で、つまり日本で言うと古代~江戸時代はさらっと流して、近現代史を大きく教えているというのです。これは驚きで、この文章をごらんの方はご存知と思いますが、日本では歴史は江戸時代まで詳しく教えて、近現代史は無視、また私が共通一次を受けたときから、近現代史は受験の対象外であり、これを聞いて私も驚きました。
それで、彼らは教育で日本のことを悪く教えられていますが、しかし、日本のアニメで日本を良く知って、そんなに日本は悪くないと思ったと、彼らは言うのです。
林さん、歴史のことについて、国の差を紹介されました。

これを見て、私は、近畿大のみで中国から200人も来ていると聞いて驚き、もちろん、日本が悪い国なら、そんなにたくさん来ません。私が学生であった80年代の2桁上の学生が来ています。
さらに、日本の歴史教育は、本当に近現代史は無視で、中国のことに驚きました。
そして、日本人が忘れてはならないのは、大東亜戦争で日本は加害者であり、その責任を取っていないことです。足を踏まれたものは忘れないが、踏んだものは忘れる典型です。
その上、日本は資源も食料もなく、中国から大量の食料を輸入し、中国にたくさんの工業製品を買ってもらい、中国の観光客がたくさん来てくれることで成り立っているのですが、ヘイトスピーチをする連中は、それに気づいていません。
どころか、今や安倍政権がヘイト政権であり、このままでは大変なことになると思いました、以上、VOICEの内容でした。

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