毎日放送VOICE 大阪徒構想 住民説明会の背景

 永岡です、毎日放送のニュース「VOICE」で、大阪徒構想((c)やくみつるさん)に関する、住民説明会のことが取り上げられました。
現在、徒構想のために住民説明会が開かれ、制度より、なぜ必要なのかといい、野党は公平でないと批判しています。
橋下氏は、なぜ徒構想が必要かといい、本来は市の作ったパンフで説明すべきなのに、橋下氏、自身でプロジェクターを使い、これは維新のタウンミーティングと同じです。
維新のタウンミーティングで、二重行政で二つの高層ビルのことをいい、説明会でも同じことを言うのは問題で、大阪府の負の遺産の説明も同じで、野党は、橋下氏のやっていることは賛成誘導と批判しています。
ジャーナリストの今井一さん、過去の住民投票では、公平性に気をつけていたといわれます。自分たちで考えて決定すべきで、どちらかへの誘導はいけないと言われました。
過去に、住民投票で、どんなことになったかが報告されました。リコールや解散を除くと、条例によるもので、法的な拘束力はなく、しかしこれはもちろん法的な拘束力があり、公平にすべきです。
滋賀県米原市、2002年に町の合併を巡り住民投票になり、参加された村西さんは、パワーを感じたといわれます。米原との合併、みんなでまちづくりをすることに意義があり、町内で説明会をして、町民の1/4もが参加しました。
そして、合併案は3つの合併案と、合併しないを選択肢にして、討論会も開き、しかし村西さんは、どの案に賛成か、言っていません。もちろん聞かれたものの、住民投票のため、言わずであり、そして合併、これは村西さんの望んだ結果です。
大阪では、賛成派、反対派が別々に説明しており、今井さんは、双方の討論がいると言われます。
賛成、反対の中で、これは禍根を残す危険性もあります。
毎日新聞の由良さん、説明会における市長の中立性は必要で、しかし提案者であり中立は不可能で、市長は選挙民の理解を得るために分かりやすい説明がいり、しかし前例はなく、中立は必要で、両者の討論がいると言われました。
過去に、住民投票で、高石市の合併では、市長が推進なのに、反対、徳島の吉野川の河口堰の場合は、投票率50%以上が必要とされ、賛成派が拒否したのに、結局反対になりました。
大阪弁護士会が4月30日に討論会を設定し、そして毎日放送でも、討論を計画しています(報道するラジオで予定です)。
ただし、この場合、討論と言っても、橋下氏の場合は、去年の在特会桜井会長とのムチャクチャを見たら、橋下氏相手に討論など成り立たないのは明らかで、それで藤井聡さんも討論を拒否されています。
これは、橋下氏と、それを利用したい安倍政権の意向によるごり押しであり、過去の住民投票のような討論は成り立ちません。

なお、維新というと、ビジネスジャーナルに、須田慎一郎さんが、とんでもない記事を書かれています、維新の共同代表の、江田氏に女性スキャンダルがあり、近く雑誌に載るというのです。
http://biz-journal.jp/2015/04/post_9678.html
 これ、維新の党と、大阪維新の会の関係が未だに私には分かりませんが、もしこれが本当なら、エライことになるでしょう。実際、維新共同代表の江田氏は、評判が悪いと、鈴木哲夫さんもアンカーで指摘され、その結果「お家騒動」になる可能性を須田さん指摘されます。
お家騒動なら、大阪徒の叩き売りなのでしょうか?…冗談でなく、大阪を橋下氏の好き勝手にさせてはなりません!
藤井さんは、日刊ゲンダイで、橋下・維新は日本の危機と言われます。
http://nikkan-gendai.com/articles/view/news/159113
 大阪には4つのオーケストラがあり、どれも苦境にあり、その4つのオーケストラが明日、フェスティバルホールで一堂に会するという企画があります。日本センチュリー交響楽団の指揮者の飯森範親は、先日、朝日新聞で、一流の街は経済、福祉、音楽とスポーツといい、しかし4つとも大阪にはありません(経済、福祉は橋下・維新により切り捨てられ、文化は言うまでもなし、阪神タイガースは兵庫のもの)。
関西フィルの指揮者の藤岡幸夫は、亡くなった阪急電鉄の小林元会長は、大阪のほうが文化は東京より高いと言っていたと紹介し、しかしそれは朝比奈隆のいた頃の話、言わばバックスクリーン3連発、今の大阪は、経済も、福祉も、文化も、暗黒時代の在阪某球団よりひどいです。
このまま、大阪が二流の都市どころか、破滅です。藤井さんの言われるように、大阪の没落は、関西の破滅、日本の破滅にもなります。

そして、関西テレビのワンダー、阪神・淡路20年で、当時オリックス・ブルーウェーブの田口壮さんが出られました。神戸のグリーンスタジアムを本拠としたブルーウェーブ、震災後、練習どころか食べ物もなく、そんな中、市民の応援をバックに快進撃で、95年は優勝、96年には在京某球団を完膚なきまでに叩き潰しました。
田口さん、ブルーウェーブで、優勝に大手をかけながら、ロッテ相手に3連敗で、地元で胴上げできず、田口さんが3試合目で球を取れずに、優勝できなかった、50cm届かず、それで胴上げを逃し、上手くなろうと練習したといわれるのです。
人間の力を伝えたいと、田口さん言われました。以上、VOICEと、ワンダーの内容でした。

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